2024年04月25日

佐藤健太: マイナンバー「口座管理法」〜タンス預金の行方


佐藤健太: マイナンバー「口座管理法」〜タンス預金の行方
[法令] マイナンバー「口座管理法」〜タンス預金の行方
タンス預金50兆円がピンチ…4月1日から銀行口座とマイナンバーが紐付けられる「口座管理法」期限内に回答しなければ「同意」と見なされる
2024/4/24(水) 9:10
4月1日から預貯金口座のマイナンバー(個人番号)付番がスタートした。国が災害発生の際や相続時の利便性をメリットにあげる制度なのだが、自分の財産が「丸裸」にされると不安視する向きは少なくない。マイナンバーとの紐付けは義務ではないものの、金融機関は口座開設などの際に届け出を伺っている。経済アナリストの佐藤健太氏は「国から十分に周知されないまま開始され、金融機関からのお知らせにドキッとする人も多い。しっかりと制度を理解した上で口座との紐付け管理を考えるべきだ」と指摘する。
■一定の期限までに登録の有無を回答しなければ自動的に「同意」
4月1日にスタートしたマイナンバー(個人番号)と預貯金口座の紐付け管理は、災害発生時や相続時の手続き簡略化を可能とする制度だ。政府は「行政の効率化」「国民の利便性向上」「公平・公正な社会をつくる」の3点をデジタル化推進の目的に掲げ、様々な機能を持たせるマイナンバーカードの普及に注力する。5月27日には年金受給者の口座情報とマイナンバーも国に登録されることになるが、シニアからは「自分の資産が監視されるのではないか」といった不安の声が尽きない。
改正マイナンバー法に基づく年金受給者の紐付け管理は、公金受取口座の情報をマイナンバーと紐付けて国に登録されるものだ。緊急時の給付金や年金の受給がよりスムーズになると期待されている。登録は義務ではないものの、対象者は日本年金機構からの書留郵便による通知後、一定の期限までに登録の有無を回答しなければ自動的に「同意」したと扱われる。どうしても登録したくない人は要注意だ。
4月に開始された預貯金口座とマイナンバーの紐付け管理に加え、7月には50兆円ともいわれる「タンス預金」のあぶり出しを狙ったといわれる新紙幣発行も控える。口座管理法に基づく預貯金口座との紐付けも義務ではないものの、それらの政府の動きを不気味と感じる向きはあるだろう。SNS上には、国民が汗水垂らして貯めてきた「財産の見える化」を狙っているのではないかと疑心暗鬼の声も渦巻く。
■マイナンバー制度のトラブルは後を絶たず、先行きを不安視する向き
政府は口座残高や取引履歴を把握することはないと説明する。預貯金口座とマイナンバーの紐付け管理には、
@相続時に被相続人の預貯金口座の情報をマイナンバーで特定できる
A災害発生時には避難先の金融機関でマイナンバーに基づいて別の金融機関であっても現金を引き出すことができる―というメリットがあり、税金の強制引き落としや預金残高の監視といった行為はない
というわけだ。シニア向けの公金受取口座の登録においても政府は「デジタルに不慣れな方も容易に登録が可能」「給付の迅速化」などと説明する。ただ、強引に突き進んでいるように映るマイナンバー制度のトラブルは後を絶たず、先行きを不安視する向きもあるのは事実だ。政府は12月2日から現行の健康保険証を新規発行しないと決め、マイナンバーカードの保険証利用を強力にプッシュする。メリットとしては、特定健診や薬の情報をマイナポータルで閲覧できたり、正確なデータに基づく診療・薬の処方が受けられたり、限度額以上の医療費の一時払いが不要になったりするというものが示されている。
■また始まった…自民党が大好きなバラマキで強引な解決はかる
武見敬三厚生労働相は4月9日の記者会見で「5月から7月までを『マイナ保険証利用促進集中取組月間』として医療DXのパスポートとなるマイナ保険証の利用促進に全力を挙げて取り組む」と説明。この期間中には、マイナ保険証利用促進のため利用者が増えた病院に対して最大20万円の一時金を支給するのだという。つまり、利用率をアップさせるために診療所と薬局に最大10万円、病院に最大20万円を出すということだ。だが、直近3月のマイナ保険証利用率は5.47%にすぎない。国民の9割超は従来の保険証を利用しているということだ。12月から現行の保険証は新規発行が終了されるが、マイナ保険証を持たない人には「資格確認書」が発行されるという。そのコストも考えれば、血税の使い方として他に方法やタイミングがなかったのか疑問に感じざるを得ない。
福岡県歯科保険医協会(福岡市)が実施したアンケート調査によれば、マイナ保険証の受付システムを導入した歯科医院の7割が「トラブルがあった」と回答している。保険者の情報が正しく反映されなかったり、カードが読み取れなかったりするトラブルが相次ぎ、中には他人の情報に「紐付け」されていたといった問題も発覚した。他の医療機関でも別人の情報が紐付けられていたケースもある。医療現場の負担増も目立ち、現行の保険証継続を望む声は消えない。
■マイナンバーカードの全機能をスマホに搭載できるようにしていく方針
先に触れたように、マイナンバーカードが利便性を向上させるのは間違いない。マイナンバーを証明する書類として利用でき、本人確認が1枚で済む唯一のカードだ。証券口座などの開設やコンビニでの住民票、印鑑登録証明書の取得も可能である。2023年6月9日に閣議決定された「デジタル社会の実現に向けた重点計画」によれば、政府は「運転免許証との一体化」「障害者手帳との連携の強化」「資格情報のデジタル化」「引越し手続きのデジタル化推進」「在外選挙人名簿登録申請のオンライン化」などを推進していくという。将来的には、マイナンバーカードの全機能をスマホに搭載できるようにしていく方針で、国はさらなる生活の利便性向上を目指す。ただ、あらゆる個人の情報が1枚のカードにおさめられることへの懸念は消えていない。総務省は4月、マイナンバーカードを使った証明書交付サービスで別人の住民票の写しを交付したトラブルが高松市であったと説明。システムを提供した富士通に行政指導した。原因はプログラムの設定ミスというが、同社の誤交付発覚は昨年だけで15件もある。現時点でさらなる被害は確認されていないものの、「知られたくない人に自分の住民票が勝手に取得されていたらと思うとゾッとする」という声が上がるのは当然だ。
■「現行の健康保険証は終了」という政府の姿勢
わが国のマイナンバーカード保有枚数は3月末時点で人口の約74%にあたる9216万枚に上る。マイナンバーと預貯金口座や年金受給者の口座情報との紐付けは今のところ義務ではないが、「回答なければ同意とみなす」「現行の健康保険証は終了」という政府の姿勢を見れば、やがて強制的になるのではないかと思う人も少なくないはずだ。人々の財産データや健康に関する情報などが本当に別人に漏れる心配はないのか。国が預金残高などを監視したり、税金の強制引き落としをしたりすることはないのか。マイナンバー制度によるデジタル化を国が強力に進める一方で、国民の不安は尽きない。国会では自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件ばかりがクローズアップされているが、政府はあらためて国民の懸念に答える努力をしていく義務があるだろう。マイナ保険証の利用率低迷の背景にあるのは、制度に対する信頼がないということを重く受け止めるべきだ。
佐藤健太
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最終更新: 4/24(水) 9:10
(C) livedoor
■コメント
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まぁ確かに入れ替えて使えば良いだけだが50兆となるとそう簡単にはいかんだろ。それに紐づけする口座は一つで良いという事ではなかったか?そうであれば何もピンチな事などないな。
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預金口座は1件紐付けすれば横の連携ですべて見られるようになる。しかし管理をするのは悪代官ズッキーニなので上級国民分は隠蔽する。そろそろ下野させましょう。
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登録口座は一つだし,現役世代は年金を納付書で支払う人もいる。年金受取口座は年金受取のみで,その他の受取は登録していない別口座にすれば
何の心配もないのでは?何十年も前に使っていた口座で引越し後に住所変更すらしていない,すっかり忘れている口座も自動的に紐付けされるのなら便利だが,そのようなことはないだろう
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「本人の同意を前提に金融機関の預貯金口座とマイナンバーを紐付けて管理する。1度の申請で複数の金融機関に対する紐付け管理が可能」なのが4月から始まった口座管理法です。
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タンス預金はインフレ時に価値が目減りしていくので、実際には損をしている。30年間デフレだったので、いまだにそこに気が付かない人も多い。
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火事で焼けるとか強盗に取られるとかリスクはあります。
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タンス預金はリスク。インフレで目減りしまくるとかはよくいわれるが、1番は盗まれるリスク。これが相当高い。とくに身内は狙ってるよ。借りたら返さないも含めてね
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離婚した時のため、とか、数十万とか、なんかあったとき(入院とか、震災とか)のへそくり金額じゃないってことだよ…。よくわかんないけど発行してる枚数より市中に出回ってる枚数がかなり違うってことかな。オレオレ詐欺に数千万手渡しちゃった、って言うのがね、ほとんどタンス預金なんだよ…。
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日本のマイナンバーの導入は、先進国の中でビリ。
ドイツ 廃案でなく新制度に移行
フランス IDカード及びCVカード、税金も個人ナンバーに紐付け
イギリス デジタルIDで拡大中
オーストラリア 全国統一の個人情報照合システムの導入中
アメリカ 今の社会保障証番号だけでは不正が横行(紐付けが不十分の為)
日本 国民全員にマイナンバー付与済み
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旧弊になったタンス預金が500万円あっても、毎月引き出す新札を旧弊と入れ替えて使えば良いだけです。 なお、脱税金でなければタンス預金が数兆円でも法的に問題ありません。個人的に問題になるのは、大量にタンスが必要になる事です。
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>個人的に問題になるのは、大量にタンスが必要になる事です
いいなぁ…タンスはいっぱい持ってるけど、本来の使い方しか出来てない…
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タンス預金の問題って、親のタンス預金を親が亡くなった後に子が使うって事だしね(相続税払わず脱税になる)。自分がタンス預金した金を自分で使うのに何の問題もない。それに100万200万とかなら、ちょっとずつ使えばばれないよ。聖徳太子の1万円だってまだ使えるんだから、諭吉だって数十年は使えるんだろうし。
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古い紙幣も問題なく使える。現在の法律では明治時代の紙幣であっても額面通り通貨として使えるのだ。10年20年程度は問題なく使用できると100%断言できる。
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この手の記事で脅し続けてるの何なんだろうね?
幾ら新札が出回っても、旧札が使えなくなるわけでないしみんな最初のうちは新札を取っておいて旧札使うから普及するのにかなり年数が必要だよ。
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今のうちに50グラム単位で金の延べ棒に変えるという手もある
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むしろ全部預けていると、大規模災害時に電子系は回線の寸断でブラックアウトし、途方に暮れることになる。
→大災害時には逆に火事やら津波、その後の盗難で全て無くなる恐れの方が高い。
財布に入るぐらいでいいかと。
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>ほぼ毎日「タンス預金=脱法行為」のような悪質なミスリード記事を見るけど、あの記事のスポンサーって誰なんだろうな。
そもそも後ろ暗い金でなければタンス預金のメリットが無いからじゃない?銀行に預けておけば利息は付かなくても減ることはない。タンス預金は盗難や災害による喪失は一切保障されないからね。もしもの為にある程度現金を置いておくというのは分かるけど、数十万、数百万単位でタンス預金してるのは普通ではない。
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ウチに大量の伊藤博文とか聖徳太子があるので、時々コンビニとかスーパーで使うんだけど、店員が外国人の方だと現行の紙幣とデザインも大きさも違うので、偽札扱いされて店長呼ばれたことあります。
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みんながみんな生活であり金銭に余裕があってのタンス預金ではないと思う。外食や旅行を控えて、いざというときや先々への不安や心配から日々コツコツ貯めて結果タンス預金としていることもあるのではないでしょうか。
なんとかなるだろうと手にできた金銭を後先の事も考えず使いたい放題使って、後々困ることになる者より、無駄遣いをせず押さえるところは押さえ蓄えても将来的に財産を監視されるような紐付けは、ホトホトうんざりする。世間や人様に迷惑かけようが、どうしようが無一文になった方が得なのか?とおかしな考えをしてしまいそうになるほど追いつめられる感じがしてなりません。政府の言いなりにだけはなりたくないと切実に思う。
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タンス預金が違法かのような記事が最近多いが、どういう誘導?
問題になるのは、相続時に誰の財産か特定できない場合のみ。自分の財産を、現金で自宅保管していても(旧札でも)何の問題もない。火事で焼失とか強盗に盗まれる可能性より、必要な時に手元に無くATM時間外手数料を取られる可能性の方がずっと高い。最近のネットバンキングは、銀行アプリでの本人認証が複雑すぎて、高齢者は対応しにくい。システム障害も多いし、1〜2ヶ月分の生活費は自宅に現金保管している方が便利。
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本当にその通りです。
自分もシステム障害の影響でお金が下せなくて(でも平日休みの日はその日しかなくて)困った事がありました。ほとんど現金を持たない生活だったのですが、その事があってから一定額は家に置いておく様になりました。
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私もクレカ決済と電子マネー決済ばかりだからほとんど銀行に行ってないです。残高もアプリでわかるし、給与も電子給料明細だし、自販機だってタッチで済んでしまうし。でもどうしても現金が必要な場面があったりします・・・その時におろせば良いだけなんですけど、一度、システム障害の時に「その時」がぶつかってしまった事があって、本当に焦りました。
タンス貯金は高齢者に多いのですが、自分が知る状況としては、クレカをほとんど使用しない。カードと言えばポイントカードくらいしか使わない。銀行に行くのには家族が休みの日に一緒にいってもらうか、タクシーを使わないと行けないから、一定額を家に置いておかないと不安(引き出すだけならコンビニで出来るけど、都度通帳記入したい)って人がいました。
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離婚したときの財産分与対策というのもあるでしょう。結婚してから得た資産は離婚時に分けないといけないから、記録が残らないように現金で隠す必要がある。30年コツコツ貯めてたら相当な額ですよ。独身だと関係ないけどね。
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そう遠くない時期に必ずある金利上昇での国債利払い負担に耐えきれず起こる財政破綻から個人預金口座封鎖の流れに必要不可欠なのが国による個人口座情報管理でありマイナンバー紐付けなんだよね。だから今現在紐付けをしなくてもいずれは必ず義務化からは逃れられない。政治家が政治資金だけは自己申告のみで済ませるのに拘るのが資産資金の封鎖差し押さえから逃れる為の抜け道になるからで其の辺は財務省と預金封鎖の法整備進める上で裏取引みたいな話が済んでるんだろう。健康保険証と運転免許証がマイナンバーカードと一体化にされたら一般国民は逃れられないもんなぁ
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ちなみに預金封鎖するにも戦後と違って給料が口座振替化した現在では単純に封鎖したら国民が餓死してしまう。だから一人1口座月30万迄は引き出し可能みたいな制限が必須になる訳でその為には複数口座持ちの把握しないとザルになるからマイナンバー紐付けが必要になる訳だ。ケチな財務省が何故か2兆円もの税金遣ってまでマイナポイント配った理由を考えれば解る話だ
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ちなみに預金封鎖するにも戦後と違って給料が口座振替化した現在では単純に封鎖したら国民が餓死してしまう
だから一人1口座月30万迄は引き出し可能みたいな制限が必須になる訳でその為には複数口座持ちの把握しないとザルになるからマイナンバー紐付けが必要になる訳だ
ケチな財務省が何故か2兆円もの税金遣ってまでマイナポイント配った理由を考えれば解る話だ
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日本はすでに戦争直後に預金封鎖と新円切替をやって年率50%のハイパーインフレを乗り切っている。つまりその辺りのことはマイナンバーとは無関係にやろうと思えば出来る。よってその説は的外れ。
脱税する気がないなら口座紐付けに反対する理由はない。紐付けが進めば架空口座とかを作りにくくなる、つまり困るのは犯罪者。ヤクザや半グレ対策でもある。保険証の紐付けの次は電子カルテの統一化、または互換性です。そうすると薬の不正売買を抑制出来るし、無意味な多重処方も抑制出来る様になる。加えて病院間の紹介なども円滑になり、治療内容の共有も一瞬になる。オンライン診療も進むだろう。
ちなみにインドですら口座への紐付けが施行されてるし、お隣韓国では国民番号がなけりゃ何も出来ないレベル。アメリカも同じ。反対論者は陰謀論に嵌らずに冷静に考える事だ。
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1100兆の国債金利が3%になれば必要な利払いは毎年33兆円になる。国の税収が71兆で利払いが4割超えたらパンクは目に見えてる。どうせ日銀引き受けだから大丈夫みたいな話する阿呆もいるけどこれやり続けたら日銀の発行する円の信用が毀損して円安がどんどん加速するだけ。預金封鎖は現実に戦後一回やってるから財務省がやれない手じゃないんだよな
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>>国債利払い負担に耐えきれず起こる財政破綻から個人預金口座封鎖の流れに必要不可欠なのが国による個人口座情報管理でありマイナンバー紐付けなんだよね
陰謀説が好きですね。仮に本当に財政破綻したら、銀行口座や証券口座は凍結されるだろうから、マイナンバーとの紐付けに抵抗しても無駄でしょう。
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自分の預金が国に取られるって事ですか!?お先真っ暗ですね…
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「口座情報」という言葉の意味を履き違えている人があまりにも多く、国民の無知が嘆かわしく思いますね。
「口座情報」というと、一般には「銀行(銀行コード・銀行名)、支店(店番・支店名)、口座番号、口座名義」の総称です。残高は「残高情報」、明細は「明細情報」で、これらは口座情報には含まれません。
だから国も最初から「口座情報」と言っているのに、その意図を汲み取れない人があまりにも多いのは、リテラシーに問題があるように思います。上記を踏まえて、国が言う「口座情報の照会って何?」というのを考えれば、その意図が「本人確認」であることくらい、すぐに分かることです。にも関わらず、残高を見られるだの、入出金明細を見られるだのと喚くのは、無知なのか、わざと騒いでいるのか…
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コロナの給付金10万円を貰ってる時点で口座知られてると思うけど、嫌がっている人は当然給付金10万円も同じ理由で拒否してるんだろうね。
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最近見出しに「タンス預金」ってワードが目立つんだけど、これを入れるとページビューが伸びるんだろうか。この記事だってタンス預金は関係ない内容じゃないか。タンス預金なんていくらあってもマイナンバーは何の影響もないだろ。まして脱税などしていないのなら何の心配も要らない。
システムが信頼されていないというのは事実だと思うけど、ネガティブな報道もその一因だと思うけどな。紐づけトラブルなどはあるだろうけど、旧来の保険証に関するトラブルや不正なんて比べ物にならないほど多いでしょう、報道されないだけで。未だ「マイナンバーカードは持たない主義」だなんて胸張って言ってるやつ(うちの弟だが(笑))のために無駄なコストや手間を掛けないで、さっさと一本化するものはして欲しい。
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タンス預金する金もないし口座紐付けされても数字が3桁までしか記入された口座しかないし。7桁8桁書かれた数字が残ってるの見たいなぁ。
というか、みんなそれだけ金あるんだね。高騰してる今自分は生活するのにカツカツなのに(ToT)羨ましい。一万円の束1つでいいから欲しい。
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そもそも紐付け関係なく預金なんて税務署は元から洗い出してるから脱税なんて出来ないよ。あくまで上級国民か否かで匙加減があるだけ。逆に高齢者は“収入がないから医療費の窓口負担は1割でOK”という理屈も、預金は現役世代より余裕があることを考えればおかしな話である
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振り込め詐欺グループが家に押し掛けた事件は市役所の納税情報の流出が原因でした。利便性とセキュリティは常にトレードオフです。
内部の人間がお金に目がくらみ情報を売ったりスパイとして内部に入り込み悪意ある人間が住所、預金、納税、健康状態、家族構成を手間をかけずに入手できる仕組みを政府は作ろうとしています。ひとつの政党が長期間政権を握るとどうしてもやりたい放題になってきます。
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> ひとつの政党が長期間政権を握るとどうしてもやりたい放題になってきます
そこで政権交代も何も無い財務省に行き着かないあたりで器が知れる
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まぁ日本だけGDP増えてなくて、海外と比べると円の価値がバブル期の半分になってるからな。同じく金利がつかない日本の銀行に置くならタンス預金で良いやってのはわかるけど、せめて何割かは外貨積立やっといた方がいい。手数料が少ないところで。
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個人事業主なので確定申告が楽になるのならいいと思うよ。でも日本政府って絶対そんなことしないんだよね。今まで一度だってそういう「連携」で楽になったことがなく、むしろ税務申告は年々面倒ごとが増えている。まあ岸田政権は例によってブラックロックの子分なので、彼らのために日本人の財産でも生命でも差し出すだろう。実際先の渡米では米国会でそれを誓ってきている。
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コメ主や他の方も仰っている事ですが、私も記事を読んで「なにがそんなに問題なのだろう?」と素直に思いました。今まで問題なかった事(別に悪い事はしていない)なら、お札が切り替わろうと、ただ粛々と新しい札に入れ替えていくだけでしょう。問題なのは「面倒くさい」というだけではないかと。
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政府が〜、とか岸田が〜、とかごちゃごちゃ言っているが、現金をタンス預金で保有しているということは、政府をとてつもなく信用しているということなんだよね。
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1兆円を現金で見た人いるだろうか 札で100トン(笑) 頑丈なタンス一個に5億(50Kグラムになる)ぐらい入れて2千個必要 体育館いる、床ぬけるかも (笑)
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資産は自分はほぼないので国が何やろうが構わない。ある人は大変だろうね…。
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デジタル化で始まったマイナンバーカード、順番は、世界標準に合わせる意味で、住民票等の廃止・印鑑の廃止・和暦の廃止からでは無いでしょうか、問題なく機能している保険証はどちらも使える様にする。銀行口座との紐づけは、公金振込口座登録にすればと思います。マイナンバーカードに複数の機能を持たせるのは反対です。
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現職・引退したなどすべての国会議員とその5親等くらいまでの関係者の国民に先んじて銀行や証券の口座のマイナンバー紐づけを義務にして、身をもって有用性を示してからの導入でもいいと思う。国民に義務にしてるのに、国会議員は抜け穴つくってってパターンが多すぎる。所得税や相続税がその最たるものだと思うけど、太陽光や土地やインサイダーに近い取引もあると思われるし・・・・。
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コメ主が言う、収入だけでなく口座などまで一元管理をされ、徹底的に課税されるのは、日本国籍を持ち、マイナンバーを振られている議員にも適用されますからね。確かに、我々の民意を投票で示した結果、議員の不正も明るみになりやすい世界にまた一歩進んだので、良かったと思います。
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当然ながら 2年前にこの法案を政府自民党の方々は、全ての預貯金の口座を登録することでしょう。管理団体も、全て銀行口座等は 全て紐付けしてもらい、紙幣等の現金授受、支出に至るまで全て廃止し、パーティー券なども含めて全て電子決済、電子送金とするようにしてもらいたい。
旧【文書通信交通滞在費(文通費)】⇒現【調査研究広報滞在費】も同じく議員のJRフリー券も今やSuicaなどの活用で利用状況も把握は容易なはず。まずは立法府の方々が不正の無いクリーンな運用を丸裸にしてから庶民の監視強化を行って欲しいです。
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マイナンバーと法人番号をうまく使えば議員の収支も丸裸にできるはず。順番としては先ずはそこからでしょ。私もマイナンバー制度には反対はない。カード作るとかそういうのはまた別。
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国会議員も含めて国民全ての不正がなくなるのがベストでしょ。そうするためにマイナンバーでの管理は国家議員も含めてきっちりやるでいいじゃない?あと、一元管理って単語の意味わかってる?そもそも野党議員に前科者や実刑食らった人不正献金経験者がいて、消費税10%を決めた旧民主党議員がほとんどなのに、自民党以外に投票することで不正や増税が止まるという考えになるのか理解不能。
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>我々の民意を示す方法は投票です。
選挙時の投票だけでは、どのような結果が出ようと一時的変化で終わり中長期的には何も変わらないで三流政治のまま。変わらなければいけないのは、国民一人一人の主権者としての自覚。
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増税前にやるべきこと
・マイナンバーで納税者番号制度導入(5兆円)
・未納80万法人の社会保険料(10兆円)
・インボイス制度(3兆円)
いろんな試算があるが、18兆円歳入可能。天下り確保前にやるべきこと
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財務省の官僚を自民党が自党の候補として送り出す。議員達も、検察も財務省も同じ永田町のムジナなのです。
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ならば革命だ
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マジ監視
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議員はマイナンバーカードは作らない、銀行紐付けはしないでしょう。
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マイナンバーと口座情報が紐づいていない段階で、マイナポータルなどから「これは私の口座です」といって利用者から申請を受けたとして、それを何ら確認せずに鵜呑みにして処理する方が謎ではないでしょうか。当然そこで「本当にあなたの口座なの?」という確認は、行って然るべきです。そのために、既存の民間システム(金融機関同士でも使ってる昔からある民間のシステム)を使って、入力された口座情報が間違いなくマイナポータルにログインしてる人のものだというのを確認・検証するために必要最低限の情報を使って照会を行いますよ、という話です。それをしないで紐付けたら、後々給付金を振り込む際に、また今までと同じように誤振込やら、その組戻しで無駄に税金がかかるのではと。
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国が言う「口座情報」も一般的な口座情報と何ら変わりありません。その旨はキッチリと、マイナポータル規約にも明記されています。
規約の第11条にて「利用者がマイナポータルを利用し、金融機関名、本支店名、口座種別、口座番号及び口座名義(以下「口座情報」といいます。)を入力する電子申請を行う場合、申請情報入力画面で入力された口座情報の実在性を確認するため、マイナポータルから外部の口座確認サービスを通じ、金融機関に対して当該口座情報を照会する処理を行います」と明記しており、懇切丁寧に「口座情報=金融機関名、本支店名、口座種別、口座番号及び口座名義」と書いています。また、なぜこれらを確認するのか?についても「申請情報入力画面で入力された口座情報の実在性を確認するため」と明記しており、目的も明らかにしています。そこを無視して空想の世界に入るのは、馬鹿らしいと言わざるを得ません。
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マイナンバーと口座情報を紐づけする意図は相続税調査の際に簡単に被相続人や相続人の相続財産の残高や取引履歴の照会ができるからでしょうね。相続税調査の際に税務署も日本全国津々浦々の金融機関すべてに調査依頼がかけれていないのが実態です。いくら調査権があっても持っていたであろう金融機関口座しか調査できていないから今後は簡単に名寄せできちゃうよね。本来は税金を払った残りを一生懸命蓄えたにもかかわらず相続税でがっぽり取られるのも納得できない。その点政治家は政治団体経由すれば無税で財産を世襲で残せるからね。二階の三男も笑いが止まらないだろう。
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>「口座情報」というと、一般には「銀行(銀行コード・銀行名)、支店名(店番・支店名)、口座番号、口座名義」の総称です。
一般人同士で「口座情報を教えてください」と言われて記入する場合はそうだね。残高や取引履歴を聞く人は非常識だし、それを書く人も居ないでしょう。国が言う「口座情報の照会」はそれだけではないですよ。むしろ「残高や取引履歴」を確認するのが主目的ですから。実際、銀行はそれらを開示するから、完全に把握されてます。マイナ以前は、犯罪などに口座を利用している疑いが強いとか、虚偽の申告で補助金をだまし取っている疑いがあるなど、刑事事件に発展しそうな強い疑いのみ照会を行っていました。人海戦術でば確率の低い犯罪をあぶり出すのが難しかったのでそれが必然でした。現在はビッグデータ時代だから国民全員を犯罪者予備軍扱いができるというのが本質です。口座番号だけ聞いて何の意味があるのさ?
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いやいやキッカケはそうであっても、なし崩しに明細情報、残高情報も見られるように改正してくでしょ。無菌状態で育ったか? もしくは親中派の大臣の手先か?
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コインパーキングや自動販売機で、新札や新500円硬貨が使えなくて困ることがあります
インボイス制度もマイナンバー制度も、導入の手間と費用の割には費用対効果が感じられなく、むしろ不便になっていくように感じます政府には不信感しか感じなくなってきました
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口座名義人がマイナンバーの登録をしなくても、預金保険機構が、金融機関供出の本人確認情報を元にして、銀行口座の名寄せと、マイナンバーとの紐付けを行うように、制度設計されています。
口座名義人が金融機関が求める紐付けに同意しなくても、預金保険の制度として、名寄せが行われるため、個人の所有する銀行口座は、口座名義人の意思に依らずマイナンバーに紐付けが行われます。各金融機関は、預金保険機構に銀行口座とマイナンバーに紐付け関係を照会することで、マイナンバーの情報を得ることが出来ます。
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タンス預金云々よりも、税務署はその権限で、対象者の銀行口座を調べるのは序の口・当たり前だし、退職金絡みでさえも、呼び出されたから世帯があるらしいからね。
何とか説明して、追徴なしで認められたらしいが、今後は、マイナンバーは必須だし、納税逃れや家の査察は、言い逃れも出来なくなっていると思う。そして、我々も「日々勉強」だと感じる。

Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3816f75fc556bdef6c1d79f9d92ab269bca1ed1
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2024年03月06日

Marc Levinson『コンテナ革命』〜岡田斗司夫ゼミ

















Marc Levinson『コンテナ革命』〜岡田斗司夫ゼミ
YouTube『岡田斗司夫チャンネル』/モノが安くなって僕等が貧しくなった理由
24.3.1
毎月1日は限定解除として,有料会員しか見られない動画の中から1本を選び,1週間だけ 無料公開しています。2024年3月の限定解除は,ひろゆきさんの推薦図書でもある『コンテナ物語』という本を紹介した動画です。この動画は2021年1月31日に配信した「岡田斗司夫ゼミ第380回」を限定部分まで含めて無料配信します。限定部分まで合わせると本当に2時間あるんです。2時間もの長丁場ですけども,めちゃめちゃ興味深い話なんでぜひ最後までお付き合いください。それでは1週間だけの限定解除動画,3月8日までになります。公開時期は1週間だけなので,ご視聴は早めにお願いします。限定解除動画スタートです。
■ 2020年読んだ中で一番面白い本
こんばんは岡田斗司夫ゼミです。今から30年ぐらい前,20世紀の終わりに情報革命,いわゆるIT革命というのが 起きて,僕らにの生活は一変した。これはもうみんな知ってることですね。毎日ニュースでもやってます。で,実はこれとだいたい同じ時期に物流革命という大きな変化が起きてるんですよ。まあ同時期っていっても,実際始まったのは1960年代 なので時期が早いんですけども。あの 実際の物理的な革命なので,ゆっくりゆっくりゆっくりゆっくりゆっくり進行して,20世紀の終わり ぐらいにほぼ完成したと言っていいんじゃいいんじゃないのかな?その鍵を握っているのが,貨物船とか 貨物列車,あるいは大型トラックに乗っているコンテナという巨大な鉄の箱なんですね。この巨大な鉄の箱にいろんなものを入れて,そのコンテナごと運んじゃうというのがコンテナ革命なんですけど,そのコンテナの誕生から普及までの歴史がまとめられているのが,今日紹介する『コンテナ物語』という本です。この船は港でよく見るこの「コンテナ船」ってヤツですね。これ,コンテナ船で,ここであのいろんな色になっているのが,一つ一つのコンテナなんですね。で,そんなコンテナが何百個〜何千個と載ってるのがコンテナ船で,人間が乗る部分は,すごいちっちゃい部分だけなんです。ひたすらコンテナが乗っていて,船の中もガラガラになっていて,本当にこのコンテナを運ぶ 機能しかないです。こういう船が世界中の港に行き来するようになった。
かつて日本も,物流大国として例えば 横須賀とかいろんなところに拠点があったんですけど,このコンテナ船が世界の中心になるとはなかなか思ってなかったので,このコンテナ船の対応が遅れてしまったので,今日本は世界の物流 も,多分昔は三大拠点か四大拠点の1つだったんですけど,今十大拠点の一つぐらいのところまで規模が落ちてるんじゃないのかな。このコンテナの誕生から普及までが『コンテナ物語』の本なんですけども,この本を読めば,なぜ100円ショップはあんなに安く物が売れるのか?とか,なぜ僕らの生活はこんなに物が安くなってるのに,どんどん暮らしが厳しくなっていくのか?まで全てわかるという。ひろゆきさんも薦めるはずですね。今日の動画で,そんなコンテナの物語っていう本の見どころをわかりやすく解説してます。超簡単にこの『コンテナ物語』は分厚い本なんですよ。この分厚い本,日経BPから出てる本なんですけども,ひろゆきが紹介してたから読んでみたんですよ。ひろゆきが,だいぶ前に書評 書いてて「この本はすごくいいぞ,なんでかって言うと,5つの条件がある,
1,これから先10年以上 役に立つ
2,結論までの流れと理由に筋が通っている
3,ちゃんと
4,事実と数字が並んでて,個人の感想ではなくエビデンスがある
5,その割にはちゃんと意外な結論に達しているとで読んでて 面白い
この5つの条件をすべて満たしてる」っていう風に言われてそうなんだと思って 読んだ。まあ面白くて,僕が2020年に読んだ本の中で明らかに一番面白い本だったんですね。なので,ちょっと今日は これを皆さんにプレゼンしてみようと思いました。
■ コンテナ革命,グローバリゼーションの骨格の形成
まあ,ひろゆきがこれを紹介する文章の中で書いてたのが「上海から東京までだいたい30の荷物を運ぶと,今だとコンテナで大体30万円ぐらいかかる(ひろゆきが書いた当時) 」。で今は,実は国際的にコンテナの運送価格っていうのはすごい上昇していて,50万円ぐらいになってるのかもわかんないですね。で,その頃は,上海から東京まで30万円ぐらいで運べたと。しかし群馬の工場から東京まで,同じ30トンの荷物を運んだら30万円では絶対送れないと。海上輸送が異常に安くなっちゃったので,人件費の安い国で生産するようになった。海外製品を輸入することが当たり前になった。そしてそれが低コストに繋がるようになったんです。今聞くと当たり前の聞こえるんですけど,その当たり前がどのように実現したのか っていう本 なんですね。今日のゼミはこの『コンテナ物語』を取り上げて,一般にはあんまり書かれてないいろんな世界の事情なども説明していこうと思います。
そもそもじゃあコンテナとは何なのか? これ,1/35のコンテナのプラモデルをわざわざ組んだんですよね。まぁ特徴は,横が40ftで高さも幅も8ftぐらいだから,2.4m 2.4mで全体がだいたい12mぐらいのものだと思ってください。日本ではこの半分のサイズが多いですけど。で片側にドアが付いてて,こっちのドアを開けて物を入れるけど反対側にはドアが付いてない。なんでかって言うと,コンテナって,だいたいトラックで後ろ向きに運ぶんですよね。で,大昔の2つドアがあった時代は,急ブレーキかけた時にコンテナの中に物がいっぱい積んだ場合に,急ブレーキかけると,中のものがポーンと運転席に当たって,運転席の人の後頭部を直撃して死亡事故というのが起こったんですね。そういうことがもうないように,ドアが1つになった。急発進でものが溢れるということはほぼないんですよ。だいたい事故での急停止の時に事故がおきる。だから片側にしかドアがないわけですね。このドアの所にいくつもいくつも 記号みたいのが書いてあるんですけど,この記号が国際規格になっていて,だいたいこの記号とか数字とかを見れば,そのコンテナがどういう内容でどこのコンテナかというのがわかるようになっていて,コンテナ 一つ一つにいわゆるマイナンバーのようなものが付いているわけですね。これが積み上げることができるんですよね。四隅にちゃんと力かかっても大丈夫になってるので,どんどんどんどん 積み上げることができて,船とかで運ぶ時は7段ぐらいに積み上げて運ぶのが当たり前になってます。映画『レディー プレーヤー』観た人は憶えてると思うんですけども,あの 主人公が住んでたのが 超貧乏なスタックハウスっていうところなんですけど,そのスタックハウスとかスタックタワーというのが このコンテナを積み上げて住んでる家 なんですね。このコンテナっていうのは,実は環境としても すごく良くて,わりと安くてかっこいい。中古でだいたい30万円ぐらいで,綺麗な新品でも50万ぐらいで買えるんですね。なのでこれを買ってつなげて家にする人も多いです。そしてこれがあると倉庫がいらない。なんでかというと,これが登場する以前は,みんな木箱とか布袋に入れていたわけですね。荷物とかを1箇所に集めていた。船に載せる時って,1週間とか2週間ぐらい前から,日本中とかアメリカ中から荷物が集まってくるわけです。そうすると雨に濡れちゃうじゃないですか?だから倉庫がいるんですよ。荷物を1回倉庫に入れて,倉庫からまた出して…ってことやらなきゃいけなかったんですけど,このコンテナに入れると,これ自体が いわゆる その防水機能があって,雨が 通さないようになってるんですね。なのでコンテナ自体が倉庫の代わりになるというめちゃくちゃ 便利ものだったんですよ。あとコンテナには,厳重なロック付いてる。ここにさらに鍵とかつける。そうなると何になるかというと泥棒対策になると。マーティンスコセッシ監督『グッドフェローズ』観た人は知ってると思うんですけども,かつて 空港とか波止港とかもそうなんですけども,当時は泥棒が当たり前にいた…というより波止場や港にいる人の半分ぐらいがバイトで泥棒をやってたというのがあってですね(笑),荷物が木箱 だった時代は,すぐに開けれるから,中のものを盗んじゃうんですね。腕時計とかすごい 狙われるんですよ。腕時計とかいわゆる すぐにポケットに入れてちょろまかすことができるから,だいたい船で輸送するというのは,もう盗難されるのが当たり前だった時代があったんですけど,このコンテナ自体が金庫になることがすごい便利な発明なんですよね。一方で,コンテナには特殊な用途のものもあります。液体を運ぶ用の液体コンテナですね。タンク なんですけど,タンクの四隅に金属の柱をつけて コンテナトップしてるんですよ。これがあるとこの端っこそれぞれにボルトが入るロックがあって,ここに固定ボルトが入って,90度回転すると 吊り上げたりロックすることが簡単になるんです。だから今はもう液体もこういうコンテナ型の囲いに入れて運んでます。下の方が冷凍冷蔵コンテナです。ちょっとわかりにくいんですが,内部にダイキンの巨大なエアコンが付いてるんですね。冷蔵にしたり冷凍にしたり温度を自由に設定できるんですね。こういうものが全て同じ規格,同じサイズで作られているので,この液体 コンテナと普通のコンテナとこの冷凍冷蔵コンテナを全部自由自在に組めるんですよね。これがコンテナです。で工場でですね。製品を今のコンテナに載せます。詰めていきます。で,それをそのまま封印してロックかけたまま運びます。税関以外ではロックが開けないでこのまま 運んじゃうんですね。昔だったら,荷物の中身が何なのか分かったから,それが盗まれる原因にもなったんですけども,今はロックされて,どうなってるのかわからないですよね。
20世紀末からどうなってるのかっていうと,このコンテナごとでっかいトレーラーに乗せるようになったんです。コンテナ運ぶ専用のトレーラーです。トラッカーヘッドですね。運転席があるトラック部分にエンジンとかついてます。正確にエンジンは車体下についてるんですけど。その上にコンテナが乗っかってるんですね。で,これをこのまま港まで運ぶ。このまま港まで運んじゃうんです。 すごい楽なんですよ! で今みたいにトラックで運ぶ場合もあるんですけども,列車で運ぶ場合もあります。これはいわゆるコンテナ専用の貨車ですね。鉄道で貨車の上にそのまま40フィートコンテナをこのまま乗っけちゃうわけです。このまま乗っけて走らせるわけですね。で港に着くとコンテナを外して船に乗せるわけですね。コンテナを運ぶ専用線というやつですね。だいたいこのクラス,今コンテナ運ぶのの主流ってこのクラスの船になってるんですけど, 1万個ぐらいコンテナが乗る船ですね。全長で350mぐらいですか?戦艦大和より大きいです。40フィートクラスのコンテナが1万個ぐらいになります。この中のブロック一つが40フィートでこの中に物をいっぱいに詰めて船にどんどんどんどん載せていくと。 これでコストがめちゃくちゃ安くなったという話なんですね。
で,日本ではこういう大型のコンテナが港に付けられる。港っていうのは東京と横浜と名古屋と大阪と神戸ですか?それが,コンテナ専用の埠頭がある所で,九州の方にもここまで大きいやつは無理だけどあったと思います。で,ここでまたトラックに積み替えてAmazonの巨大倉庫まで持っていくわけですね。そっからAmazonから自宅へ物が配送されるわけなんですけども,さっき言ったようにコンテナっていうのは,税関でチェックのために開けるのを除くと,工場から物を詰めて閉めてから1回も開けられずに,トラックに乗って 列車に乗って船に乗って港まで来て,港からまた日本でトラックに乗って 列車に乗って…ということでAmazon 倉庫まで行っちゃうわけですね。ポイントは何かって言うと,このトラックも 列車も船も全部同じコンテナが載せられるということなんですよ。つまり 載せ替えのコストとか時間のロスがゼロだということなんです。載せ替えのコストや時間っていうのがどんなに大きいかというのを,ちょっとこれから説明しようと思います。とりあえずこれによって輸送コストは,特に海外輸送コストは信じられないほど安くなったんですよね。ひろゆきが言うとおりです。群馬の工場から30トンの荷物を運ぶよりも上海から運ぶ方が安くなっちゃった。これによって,コンビニとかスーパーで売ってるたこ焼きとか冷凍 お好み焼き…だいたいベトナムの工場で作られてるんですけど,それもなんでベトナム工場,タイの工場でわざわざ たこ焼き作るのかって言うと,別に 群馬に工場を作ってもいいんですよ。青森に工場を作ってもいいんですけども,青森から冷凍たこ焼きを運ぶよりもベトナムから冷凍たこ焼きを運ぶのが安いんですよ。意外です。僕らは ついつい人件費が安いからタイとかベトナムでやるんだという風に思ってるんですけど,人件費自体そう変わんないんです。それより輸送費です。日本国内でトラックとかを何台も何台も乗り継いで運ぶよりも海外から船で運ぶ方が安い。 結果輸入品がいっぱい 溢れて豊富なことになったわけですよね。その結果,先進国の製造業はどこも例外なく致命的な打撃を受けることになったんですけど,これが コンテナ革命というやつです。
■ 都市に町工場があった時代
で,ここでもう1回 また別のおもちゃ出します。これ1950年代のおもちゃですね。Radio Stationって言うんですけども,まだ無線機が珍しかった時代に,子供たちがこの無線機のおもちゃっていうのを使って無線ごっこするわけですね。このマイクですね。「あー」ってしゃべったら ここから長いコード出てて,別の無線機に(無線機じゃない電話なんですけども)つながって遊ぶって いう,そういう遊びをするおもちゃ なんですけども,まあいいですよね。プラグさせていろいろ送信先入れ替えて,方位磁石が付いていて,ランプがついていて,それっぽいアンテナが付いているというおもちゃです。まぁだいたい僕の世代の子ども,僕よりはちょっと上の世代の子どもは,こういう全てプラスチックでできたおもちゃにめちゃくち憧れたんですよ。
で,日本でもこういう海外製のプラモデルのおもちゃって売ってたんですけども,銀座ぐらいでしか売ってないんですよね。それでめちゃくちゃ高いです。アメリカ製のおもちゃって,初任給が1万3000円だった時代に平気で3000円ぐらいしたんですよ。つまり今から考えたら物価が1/20の時代だから6万円ぐらいしたわけですね。なんでそんなに高かったかといえば,アメリカ製 だから,輸入品 だからです。輸送コストが高かったんですね。当時のアメリカ製のおもちゃっていうのは,現地で買うものの3倍も4倍もするのが当たり前で,だいたい現地で買えば500円ぐらいのおもちゃ。そのアメリカのおもちゃを日本に持ってきたら2000円ぐらいっていうのは当たり前だった時代です。こういう海外製だから高くて当たり前だよな…というものを「舶来品」という風に言いました。舶来品ですね。おもちゃでもウイスキーでも家電製品でも「舶来品」つまり海外の品っていうのは高くて憧れの商品だったわけですね。ところがです。これ,僕が今週の水曜日に買ってきたマクドナルド ハッピーセットのおまけ なんですけど,470円でバーガーとポテトとドリンクが付いてて,この機関車トーマスのおもちゃがついてくるんですけども,実はこのトーマスシリーズの機関車のおもちゃだって舶来品なんですね。中国製ですけどこれもです。海を渡って海外から来たから本来高いはずなんですけど,でも 激安です。昔,海洋堂の専務が言ってましたけど,マクドナルドのハッピーセットのおもちゃっていうのはだいたい原価15〜20円ぐらいできるように作ってるそうですけど,だから15円くらいだと思います。で「中国は隣の国だから安いんだろう」って,輸送費が安いと考える人がいるかもわからないですけども,違うんですよ。ハッピーセットって世界中で同じ値段で売ってるんですよ。だから中国の反対側,地球の裏のブラジルでも,ハッピーセットはおもちゃ付きで470円ぐらいで売ってるんですよね。だから,これやっぱり物の海上輸送が安くなったからなんですよ。今日の話は全部これなんですけど,もちろんコンテナ革命による輸送費が激安になったおかげで,中国で作ってるハッピーセットのおもちゃが 海の向こうのブラジルでも日本でも全部470円ぐらいでおもちゃ付きでハンバーガーとポテトとドリンクが買えるようになったわけですね。しかしです。輸送費が激安になると世界中から安くていいものが手に入るんですよね。100均ショップではいろんなものが買えます。僕らだいたい100均ショップでかなり高性能もの買ってますよね。でも困ったことが起きると。
さっき言ったこのおもちゃですね。このおもちゃにはパッケージ箱というのがあるんですけども,「REMCO Electric Radio Station」って書いてあってなかなかかっこいい箱でしょ。このおもちゃの箱なんですけども,箱の蓋を開けると裏側に説明書が付いてる。 電池の取り替え方とか,だいたい箱の裏側に書いてあるんですよ。そこにメーカーの住所も書いてあります。住所を見ると, これ,REMCO Industries社の住所ですね。REMCOというおもちゃメーカーは,ニュージャージー州ニューアーク(Newark N.J.)にあります。ニューアークというのは ニューヨークの隣の街ですね。だいたいニューヨーク行きの飛行機に乗る時の空港っていうのはJFKかダラスかニューアーク,その中の最大の一つ なんですけども,だからほとんどこれニューヨークと同じ意味だと思ってください。で,この下の方は「IDEAL」っていうまた別の60年代のアメリカのおもちゃメーカーなんですが,住所が「Hollis N.Y.」ってあります。当時のおもちゃメーカーってニューヨークにあるのがやたら多かったんです。これはニューヨークに本社があるという意味じゃないんですよ。本社とか貿易の中心地があるという意味ではなくて,工場がニューヨークにあるのが多かったんですよね。同じように1950年代の日本でも,おもちゃ工場というのはだいたいが東京都内だと台東区,浅草の辺りが多かったんですね。で,この上の さっきの ニューヨークのメーカーの作ったおもちゃの隣の「Moon Rocket」っていうおもちゃ,ブリキのおもちゃなんですけど,これも浅草で作ってます。東京 なんですね。その横の「HAWK」っていうプラモデル会社,これもニューヨークのにありました。
何でこんな大都会に工場を作ったのか?ですよね。なんでその大都会に工場を作ったのか。今それはほとんどないんですけども,昔の都会って,町工場の塊だったんですよね。ブリキのおもちゃも,セルロイド人形も,木の積み木とかでさえ東京都の練馬区とか台東区あたりで作ってました。僕の生まれた大阪も大阪市住吉区なんです。住吉区も町工場の集合体 だったんです。大阪って今では信じられないですけど町工場だらけだった。小学校の社会科見学では,学校から歩いて2分のブリキ缶工場に行きましたし,その次の社会科見学は歩いて5分のファンタグレープ詰め工場に行ったんですよね。その工場ではファンタグレープだけ瓶に詰めたんですけども,同じように,近くの天王寺の街は履物工場の街だったし,大阪市住吉区の僕の家の近所は縫製とか刺繍の工場がいっぱいあったんですね。僕の実家の岡崎市っていうのは,そこで1960年代後半から70年代の半ばにかけて ちっちゃい啼哭みたいなものを作ってたんですけども,それが当たり前だったんですよ。日本中の都市,都道府県の県庁を置いてるところって,どこも工場があって当たり前だったんですよ。ちっちゃい工場がいっぱいあって当たり前だったんですよ。
■ ヤクザ・マフィアの誕生
でも今ほとんどそういうの見ないじゃないですか。ニューヨークにもおもちゃ工場も全くなくなってます。東京都でもおもちゃ工場はまずないと思います。残ってるかわかんないけどほぼゼロと言っていいでしょう。大阪の僕の子供の頃にあった工場もほとんど滅びました。なんでニューヨークや 東京からおもちゃ工場が消えてしまったのか?ですね。土地の値段が高いからじゃないんですね。やっぱり原因はコンテナ革命なんですよ。そもそも物はどう流通したのか? 簡単にその物流の歴史,20世紀に限っての歴史をたどってみましょう。
一番最初の物流っていうのはこういう感じだったんですね。日本の荷役(沖仲仕,おきなかし)と言います。1958年ですね。これ,日本最大の運送会社の日本通運のYouTubeチャンネルから撮ってきたカット なんですけども,1958年に撮影された動画です。「荷役は変わる」という動画です。僕が生まれた頃は,物を運ぶ,特に海運/海で運ぶというのはこういうことだったんですよ。このおっさん達は荷役とか沖仲士と呼ばれているガタイのいいおじさんたちで,両手に荷物を持って渡し板の上で運んでると。こういう筋肉モリモリの沖仲士達が真っ黒になって,両手に荷物を持って運ぶのが当たり前だったんです。荷物はだいたいこういう布袋に入ってるんですね。布袋がいっぱい積んであるんですけど。で沖仲士が渡ってる板ですね,渡し板って言います。「渡し板」って,英語で「ギャング(Gang)」って言うんですけども 。「艀(はしけ)」って言われるいわゆる筏(いかだ)と岸は,このギャング/渡し板で繋がってます。
これは世界中で同じで, ですね。ニューヨークの沖仲士の写真も残ってます。これは1912年のニューヨークの沖仲士。ドラム缶以前の木の樽の時代です。液体とかは,こういう樽とかドラム缶に入れて運ばれてました。船で荷物を運ぶ時っていうのは,一旦港の集積所とか屋根がある所にトラックなり馬車なりで運んできて,そっから袋とか樽とかを沖仲士のおっさんが担いで集積所に ガーッと集めて,次に集積所から艀(はしけ)/桟橋まで運んで,さらに艀から船まで運ぶ。船に積むのもまた肉体労働で,樽を一つ一つ持ち上げるという肉体労働の塊だったんです。本当にすごく大変だったみたいです。体が丈夫な人でないとなれない仕事と言われたんですけども。だからちょっと例え話でやってみようと思うんですけども,まず工場で製品作りますよね。工場で製品作ると ,まぁ20世紀ですから自動車あります。トラックに乗せて工場から運んでくるわけですね。このトラックが港に来ます。港に来たら,集積所に積み上げるわけですね。この集積場所から,「この荷物は15番桟橋まで運んでくれ」というふうなことになって15番桟橋まで運ぶんですけど,これ運ぶのも人力なわけですね。おっさんが担いで運んだり,人力車みたいものもあります。じゃあこれこのまま船に乗せられるのかって,そういうわけにいかないんですね。桟橋まで持ってきたから,桟橋に船がついて桟橋からホイッと船に乗るのかというと,実際そうではないんですよ。桟橋と船との間に艀(はしけ)っていう筏みたいなものがあるんですね。で,この筏みたいなものに,ドラム缶とか木箱とか,いちいちいちいち荷物を運ぶんですね。なんでかって言うと,すべての船が桟橋に泊まれるわけじゃないからですね。大きい船は泊まれないし,あと艀の数が限られてるからです。船だったら桟橋まで来るんですけど,ほとんどの船ってだいたい。港の桟橋から500m〜1kmの所に停泊してる。だから艀でそこまで行かないといけないわけです。 で,この艀に載せる時にですね。陸→桟橋→艀に運ぶ時,これらはくっつけることはできないんですよ。なんでかっていうと,海上ですからブカブカ動いてるわけですね。だからくっつけられないし,ガンガンガンガン波で当たるわけです。じゃあどうして運ぶのかというと,ここの間にギャング(渡し板)を繋げて,渡したギャングを渡って,おっさんが袋を両手に持って,手で運ぶわけですよ。あるいはドラム缶や樽をゴロゴロ転がして運ぶ。ギャングの幅は,だいたい20〜30cm,カイジに出てくる天空の橋よりちょっと幅広ぐらいのめちゃくちゃ狭い板の上を渡っていちいち運ばなきゃいけないわけですね。これ,バランス取りながら渡るんですけども,もう担ぐしかない。すべての荷物は担ぐしかない。これを何百往復もしてようやっと桟橋から艀に運んで,橋桁に船につくと,次は船から艀にギャングを渡して,この上をやっぱり何百往復もして荷物を運んでいくわけです。
まあまあえげつない労働です。あまりに重労働なので,これをやるおっさんたち沖仲士っていうのは気が荒いんですよ。 体力があって気が荒いですから,だいたい船長とかオーナーの言うこと聞かないし,仕事の依頼主の言う事,社長たちの言う事もまず聞かないんですね。現場の泥棒行為も当たり前で,さっき話したように 高級腕時計などの軽くて小さいものというのは,もう当たり前のように沖仲士の荒くれ者達の間で盗まれていたと。盗まれないためにはどういう風にするのかというと,会社の社長,一族の番頭ぐらいの人が,日本だったら 日本酒,まぁ多分 アメリカだったら ウイスキーとかラム酒なんでしょう,そういうのを持って挨拶に行くしかないんです。全員に酒を奢って徹夜でわーっと飲んで,「あいつはいい奴だ」と言われるとちょっと泥棒率が減るっていうというような時代,本当にとんでもない時代だったんですよ。で,毎回毎回それをやってると大変じゃないですか?だからその沖仲士のおっさんたちは荒くれ者ですね。だから沖仲士と交渉する専門の業者が現れるようになるんですね。
こういう沖仲士達を相手にするために近代ヤクザというのが発生しました。ヤクザというのは僕らは昔からヤクザだと思ってるんですけど違うんです。江戸時代以前のヤクザというのは博徒(ばくと)と言われていた。街の中で賭博場を開く,いわゆるギャンブルです。賭博場を開いてやるのが当たり前だったんですよ。ところが20世紀に入って交易が盛んになってから,ヤクザっていうのは港から生まれるようになったんです。港から生まれて,で気の荒い沖仲士達と相手して,時には暴力というのも厭わずに交渉事をする。そういうふうなためにヤクザ組織というのは自然に発生したんですね。だから山口組も,神戸の沖仲士達をコントロールするために誕生したという説が有力ですし,あと悪名高いニューヨークやシカゴのマフィアもそうですね。なのでマフィアっていうのも,実は基本的にはその沖仲士達,気の荒い言うことを聞かない沖仲士達に対しての交渉団体として発生したというのが実際のところなんですよね。
で,さっき話したギャングって,このギャングっていう言葉が沖仲士達のチームを表す言葉なんですね。このギャング(渡し板)一枚には15人〜25人のワンチームしか乗れないんですよ。で,船に渡る時にはこのギャングを何枚も渡すんですね。5〜6枚,それによって5〜6チームがあるんです。そのチームごとに,彼らは生涯同じチームで働くんですよ。なのでそういうチームに属してる沖仲士の事を,気の荒い沖仲士団のことをギャングって呼ぶようになったんですね。その結果,その沖仲士団と交渉する荒くれ者,つまりマフィア達の事をギャングと呼ぶようになった。だから僕らが言ってる「ギャング」という言い方は何かというというと,もともとはこの船の渡し達のことで,この船の渡板に所属しているチームは,お互いに家族のように思っていて,生涯の仲間で ,おまけに何か気に食わないことがあったら暴力を使って解決するっていうような男たちの事をギャングと呼ぶようになったわけです。
■ コンテナ革命で消えた産業
一個賢くなったというそれだけの話 なんですけどもですね(笑) で,このマフィアとギャングの関係はまあまあこれでいいでしょう。沖仲士達のがギャング達を使って,そのおっさん達とマフィアのギャングの両方使って,やっと船に荷物は届きます。で,荷を積んだ船は,ニューヨークから南に行って,パナマ運河を渡ってさらに太平洋に入って,さらに太平洋を渡って,やっと東京湾に着くわけですね。着いたらさっきの経路を逆に行くわけです。つまり船から艀を使って東京湾の桟橋にまで行って,桟橋から集積場所まで持ってきて,集積所でトラックに乗せて,トラックで例えば銀座のデパートまで運ぶんですけど,もっと遠い仙台とかに運ぶ場合だったら,東京湾からさらに上野駅まで行って,上野駅から夜行列車の貨車に乗せて,仙台まで貨物列車で持って行って,そこからまた軽トラックで仙台のデパートに行くと。こういう流れ,例えばニューヨークで作ったおもちゃが仙台のちびっ子の所まで届くには,ほぼものすごい荒くれ者のおっさんとかいろんな乗り物を乗り継げなければいけなかった。
これが戦後しばらく経った1950年代半ば位までずっと当たり前の時代だった。だからこそおもちゃは高かったわけですね。だから舶来のおもちゃが高くて,おもちゃ工場が何故ニューヨークにあったのか,何故大阪にはそういう町工場がいっぱいあったのか,何故日本中の町に町工場がいっぱいあったのかというと,それぞれの街でその港に近い町に町工場がいっぱいあったのは特有だったんですよ。港に町工場がいっぱいあるという理由は,ちょっとでも コストを下げようという事ですね。とりあえず陸の奥の方にあると,そこからトラック なり鉄道なりで港まで運ばなきゃいけないわけじゃないですか。そのコストできるだけ下げて,できるだけ早くて近い距離で港にまで持っていけたら,そっから先は船運賃だからある程度安くつくわけですね。その結果,大阪では履物工場,縫製工場があるから,繊維業が盛んだった。うちの実家の街でも繊維工場が盛んでした。東京はおもちゃ工場がすごく多かった。和歌山には木工団地っていうのがあって,とにかく家具を山のように作ったんですけど,これも何かというと,和歌山の山奥で木を伐採した木を,紀の川っていう太いでっかい川を使ってくだらせるわけですね。で途中の集積所でそれを引き上げて,木工団地でタンスとか机とかをガーっと作る。で和歌山の港まで持って行って,そこから輸出するわけですね。日本国中へ海運で流していく。何でも海の上に何とか持っていけば,安く移動できるわけですね。
しかしこの沖仲士の仕事っていうのは どんどん減っていきます。どんどんどんどん彼らの仕事は不況になっていくんですね。不況になる最大の理由。沖仲士の仕事を減らしたものは,フォークリフトではなくて,パレットってヤツなんですね。「パレット革命」という風に言われてます。1958年のその日本通運の動画見てたら,メインテーマがパレットなんですよ。フォークリフトじゃないんです。フォークリフトよりはこのパレットというのがいかに革命的なものかというの書いてるんですね。パレット革命という流通の時代がやってきました。まずあらゆる荷物は何でもパレットに載せるわけですよ。パレットの上に ガーッと乗せていくわけですね。それをフォークリフトで運ぶわけですね。 これの何がすごいのかっていうと,一つ一つ荷物を持たなくていい。 全てこのパレットという板の上に載せちゃえば,フォークリフトでまとめて運べてしまう。おまけにこのパレットごとクレーンでつかんでクレーンで運んでしまえば,これごと船に乗せられるんです。パレット自体は木で組んだ簡単な板ですからいくらでも作れるわけですね。だからこのままの形で電車に乗せたり,貨物列車に載せたり,このままの形で船に乗せたり出来る。これで実は物流コストがすごく下がったんですよね。沖仲士達がいちいちいちいちこのギャング(渡し板)を渡って運んでた時代から,このパレットが来ると,次は船自体にクレーンつけてパレットごと持ち上げて運ぼうぜとかいう発想ですね。港の方にいわゆるパレットいっぱい置いて,クレームいっぱい置いて,沖仲士が相変わらずトラックから物を降ろすんですけど,物を降ろした瞬間にもうパレットに載せちゃう。もっというと工場で出荷の時に全てもうパレットの上に乗せてしまって,パレットごと運んでしまう。これでどんどんどんどん輸送コストは下がる。そうするとだんだんだんだんその沖仲士達の仕事が減ってくわけですね。だから沖仲士達はそれに抵抗する。どういう風に抵抗するのかというと「一つのギャングあたりの人数を減らすな」と言ったんですね。つまりもうこのギャングを使って荷物を運ぶことは少なくなったんですけども,これに15〜25人の生活がかかってるわけですよ。そうすると「この15人とか20人で荷物を運ぶということだけはやめてはいけない」と組合運動で言い出しました。どうなったのかっていうと,実際には荷物はこのパレットでクレーンで運ぶんだけども,それとは別に正規の料金で沖仲士達をフルに使った料金分を沖仲士の組合に支払って,沖仲士達は,このギャング あたり実はもう5人しか必要なくなってたんだけども,25人分のギャラをもらって ,その5人が他の20人にギャラを分配する。こういう事態がすっごい長い間続いたんですね。
特に1950〜60年代のニューヨークっていうのは,もう組合運動真っ只中の頃で,これがニューヨークでマフィアが増えた理由にもなるんですけども。組合運動があまりに凄すぎて,アメリカ中がいろんな規制があまりに多くあり,そしてあまりに多くの労働組合があった。第2次大戦が終わって,アメリカ人とファシストドイツ人とか日本人との戦いが終わった。だからこれからは俺たちアメリカ人全員が豊かになる時代だという風に思ったんですね。その結果,みんなが豊かになるために何をするのかというと「資本家 達が悪い」「あいつらだけが儲けてるんだ,俺たち 労働者にも分け前を落とせ」…これが労働運動の根本なんですよ。この労働運動 というのはいっぱいあった。結果,便利な機械が世の中に出てくると,それで沖仲士達の肉体労働は減るんですよ。経営者にとってはすごい助かるありがたいことだったんですけども,一方で雇用者は仕事が減ってクビになるとかギャラが減らされるのは困る。じゃあ「機械で俺たちの仕事を奪うな,その分の保証金を俺たちによこせ」っていうのが10年ぐらい続いたんですね。
それがあったので,彼らとの間にギャングが入って両方の交渉事っていうのを持ってったり,暴力事件が起こったらそれを治めたりするようになって,ニューヨークはギャングやマフィアなしでは市の経済が回らないようになってきた。これがそのニューヨークのギャング戦争,後にマフィアが広がっていく時代です。同時に機械によって沖仲士の仕事が減っていく。そうするともうマフィアの仕事もなくなっちゃうんです。そうなると マフィア達っていうのは自分たちが労働組合と交渉していった。ついこないだまで割と弁護士みたいな仕事してたわけですね。いわゆる半分弁護士みたいな仕事してたのが,それがなくなっていくと。そうなるとどうなるのかっていうと,じゃあ街の中で麻薬売りましょうかというようなことになって,別の収入源探しをすることになってしまう。こういう中で変なスパイラルが起こってしまった。
ちょっと先走りすぎましたけどそういうようなことなんですよ。荷物をパレットに乗せて船に乗せるようになってから,沖仲士の仕事というのはどんどんなくなって,彼らは転職したり田舎に帰る人もいたんですけども,沖仲士っていうのは港ごとに住んでて,その家族も住んでたんですよ。彼らはそれで町とか共同体を作ってたんですけど,それも消えてったんです。でさっき言ったようにマフィアも必要がなくなって,港からニューヨークの街に住まいを移したり,仕事場を移すようになると。
■ コンテナ革命の父・マックリーン
マフィア達が,日本でいうと湾港労働者、沖仲士相手に使ってた暴力の交渉術というのは,やがて都市犯罪とかドラッグを産むようになる。パレット革命の話を延々話したんですけど,今日の本題はコンテナです。コンテナの話題に戻ります。
パレットって未だに現役ですよ。街の中でこういうの見ませんか?コンビニなんかで納品に使われるの,ロールボックスパレットって言うんですよ。この中にコンビニの商品っていうのをパレットの中に入れて,これも パレットって言うんですけどガラガラガラガラ引っ張っていきます。未だに僕らの生活の中でパレットが使われているというよりは,実はこのパレット革命って,まだ進行中なんですね。ちょっとそこだけすいません。話すの忘れてました。
さて次の話です。コンテナシステムを思いついたおじさんですね。まぁ思いついて作り上げたと言ってもいいんでしょうね。このじいさん,マルコム・マックリーンと言います。流通とか運輸とかを勉強してる人だったら多分全員知ってる話なんですけども,「コンテナの父 」と呼ばれるおじさんです。荷物を運ぶためのコンテナと呼ばれる鉄の箱は,実はこのマックリーンさんの時代の前からあったんですよ。それをシステムとして使うことを思いついて,それを信じてひたすら推進させた男ですね。世界の物流を変えた男だけども,いわゆる未来を見通してそれを信じ抜いたって話じゃないんですよ。そういうありがちな美談でなくて,コンテナ革命のすごさっていうのは一人の人間が予想できるものではなかったし,いくつかの企業が予想できるものでなかったんです。
現にこのマルコム・マックリーン自体はコンテナ 会社を,コンテナを始めて「コンテナ二ゼーション」って言葉を作って世界を変えたんですけども,会社自体は倒産してるんですね。それどころかコンテナ革命の初期に大儲けした会社はだいたい潰れてるんです。コンテナ革命の中期にあった会社も今はどちらかと弱小になってるんですね。どんどんどんどん世界中の物流が変わって,この間までは中国が強かったんだけど,その後地理が強くなって,今強いのは南米のチリっていう風にどんどん変わってるんですね。だからイノベーションっていうのはどうやって起きるのかっていうと,たった一人の天才が全てを見通して,彼のシナリオ通りに進んでいくっていう,そういうスティーブジョブズ型のおとぎ話じゃないんです。本当にものすごいイノベーションというのは当事者達が予想もしてない方向にガンガンガンガン 変わっちゃうから,結局その次のステージに行っちゃうと当たり前の気がするんですけど,途中までは誰の予想のつかないっていうのが,本当のイノベーションなんですね。
マックリーンは,生涯にわたって一貫輸送というシステムを始めた人です。生まれた家は田舎でした。でも近くに親戚が多かったから割と仕事には苦労しなかったそうです。高校でだけど大学に行くお金がなかったので,親戚からお金を借りて,でもそれで大学に行ったんじゃなくて,小さいガソリンスタンドを始めたんですね。このマックリーンの時代はちょうど世界恐慌の真っ只中です。世界恐慌の真っ只中っていうと『紅の豚』でポルコロッソがイタリアのミラノあたりに着水しますね。でガソリンを買うんですよ。「ガソリンこんだけでこんなに金取るのか」って言ったら男の子 は「知らねえよ,こんだけするんだから」ってあの時代です。町へ行くと街中が不景気になって,ちょっと見ないうちにミラノの街がすごい 寂れてみんなが世界恐慌の話をしてる。あの時代なんです。世界恐慌の時代でガソリンの値段とかがものすごく上がったんですよ。だから人々は1セントでも安いガソリンを求めて 結構ちょっと離れたガソリンスタンドまでガソリン買いに行った時代 なんですね。マックリーンも自分でちっちゃいガソリンスタンドを親戚から借りた金で経営してたんですね。マックリーンは安いガソリン求めて45km離れた大手のガソリンスタンドまで買いに行ったんですね。そうしたら「そんなに大量に買ってくれるんだったら,裏庭のあの車貸してやるよ」って言ってくれたんですね。裏庭にあるボロボロのトレーラーを貸してくれたんです。 でマックリーンは「今度ついでがあったら返して」っていう風に言われたんです。マックリーンはこれを使ってその安いガソリンスタンドとの45kmを往復することにしたんですね。そうすると,帰りはガソリン積んで帰ってくるんですけど,行きを空で行くのがもったいないということで,マックリーンはこの借りたトレーラーで運送業 することを思いつきます。この運送業が割とヒットしたんですね。次に地元で中古のダンプカーが売りに出ました。「この中古ダンプを売ってくれ」って言ったら「金あるのか」 って訊かれる。「金ない」「いくらだったら払えるんだ」「毎月3ドル払うから月賦でローンで買わせてくれ」。1ヶ月3ドルですよね。今のお金で言うと300円ぐらいです。1ヶ月 300円しか払えない。それをローンで貸してくれ。実はマックリーンはその3ドルも持ってなかったんです。親戚中から金を集めて,毎月毎月3ドル出してもらって,この中古トラックをローンで買うことに成功しました。
でこの2台の車と,弟と妹3人でマクリーントラッキングカンパニー という輸送会社を作ったんですね。この小さなトラック運送会社は運良く第二次世界大戦で大儲けしました。というのも,大戦はヨーロッパでやってるので,支援物資をフランスとかイギリスに送るためにアメリカ中の輸送業者が大儲けした時代だったんです。なんせアメリカは戦争に参加してないからリスクゼロなんです。ただ単に物を運ぶだけで大儲けできた時代っていうのがあったんですね。ビジネスチャンスでですね。この時期,だいたいマクリーンの会社は1年目で運転手を9人雇い,マクリーントラッキングカンパニーはどんどん自動車を増やし,次の5年間で運転手 9人,トラック30台の規模になるというぐらい,もう中規模の企業になったんですよね。
で戦争は途中から日本が相手の戦争になったんですけども,それで大もうけしたのがマクリーンの輸送会社であったんですけど,1945年に日本が降伏して第2次大戦が終わってしまう。そうすると大きく風向きが変わった。まず輸送自体,陸の輸送自体の分量が割と減ったということもあるんですけど,それより大きかったのは,今度は自動車じゃない,船が売りに出されたんですよ。売ったのは誰かというとアメリカ政府というか アメリカ軍だったんですよ。なんでかというと,さっきも言ったように第二次大戦はもともとヨーロッパの戦争だったので,アメリカからヨーロッパへ物を運ぶための船が必要だったんですよ。ところが輸送艦が足りないということで,アメリカ政府とかアメリカ軍はアメリカにある船…それは客船であろうと輸送船であろうと商船であろうと ほとんどすべてを買い上げたんです。ほとんどすべてを買い上げて,それでヨーロッパでバーっと物を売ったんですよ。同時にアメリカ中にある造船所に「とりあえず輸送船作ってくれ」って,ガーっと注文したんですね。
そしたら もうあらゆる 造船所は土日の休みをなくして週7日間24時間稼働で船を作り出した。これが第二次大戦の始まりだったんですよ。
1941年に日本がアメリカに宣戦布告しちゃったわけで太平洋戦争っていうのが始まった。すると,ヨーロッパへ物を送るのは大西洋 なんですけども,太平洋って大西洋の何倍もある。そうなるとこれまでの船ではもう運べないと。もっとでかい船がいる。しかしもうアメリカにあるような船は全部買っちゃったし,造船所の予約はもういっぱいになっちゃった。だからどうしようかってことで,次は造船所を作り出すんです。造船所もいっぱい作って,そこで 超大型の輸送船を山のように作って,日本と戦争するためです。アメリカはどんどんどんどん船を作り始め,それが1945年に太平洋戦争が終わった。どうなるのかっていうと,いっぱいあった船を民間に払い下げ 始めたんです。払い下げって言ってもすごい値段安いんですよ。それでも買ってもらえないから,さらに買ってもらうために「皆さんが使いやすいように改造しましょう」と。「改造するための金はアメリカ政府が出しますよ」とかね。「皆さんこの船が買えませんか?買えないんだったらものすごく有利なローンを組んであげましょう」と,こういうサービスを 山のようにやったのですね。マックリーンが見た時には,かなりデカい船がただ同然で売ってるわけですよね。だからマクリーンでその場で考えたんですよ。「もうトラックも船も同じでしょ」と。「元々俺の商売っていうのは,ただ同然のトラックを借りて,次に3ドルでローン組んでトラックを買うところから始まった,じゃあ激安の船があるんだったら買わないと損でしょ」ということですね。ついにマクリーンは船を手に入れました。激安で手に入れたんですよ。
…で今日の無料講義はここまでです。まだマックリーンの挑戦の話とコンテナ革命は始まったばっかりですね。今のコメントで「維持費がすごい」という風に言われたんですけど,船は維持費がすごいんですよ。ところがそういうのにも,もう全部保証がつく。 この時代は本当に,多分皆さんでも当時のアメリカ西海岸に住んでたら,船買うチャンスあったというぐらいです。船が大量に安く出回った時代 なんですね。海運してた人はすごく多いんですけども,だいたいの人はそっから例えば ガソリン代が上がって,船の運輸費が上がっちゃったから倒産とか,あと船を山ほど買いすぎたのでそんなに荷物がなくて倒産とか,そういうのことが多かったんですけど。
でも僕らですら多分あの時代のアメリカに行ったら艦隊が持てた…いわゆる何隻ものの簡単にオーナーになれたという時代。そういう船が安かった時代が1945年の夏から冬ぐらいまでに嵐のように訪れた。そこにうまく捲りが乗ったという話ですね。トラック野郎マクリーンは,それから先,船1隻ではなくて船団を持つことになります。ベトナム戦争に参加して,今度は船だけではなくて 自分の港を持つ(爆)…すごいですよ…このマックリーンは港も買って,最後は世界に運輸大革命を起こします。ついに言うと,その運輸大革命は日本を世界一のお金持ちの国にしてくれるんですけども。おまけに日本を世界一の金持ちの国から,たった10余年かで日本を貧乏な国に突き落としたのも ,このマクリーンの遺産です。この話は限定パートでしましょう。
じゃあここまでの話をまとめますね。まだ1ドル=360円だった時代の話なんですけども,パレット 革命ですね。パレットによる輸送ということですね。物がどんどんどんどん安くなり,海外のものが豊富に買えるようになって,1ドル=240円になって,ついには円高で1ドル=80円まで下がります。で,とりあえず今日の話では,マフィアがなんでギャングと呼ばれるようになったのか? 何で神戸,横浜,広島などの港の都市に日本のヤクザは発生したのか? というのが分かったと思います。何で彼らが大都会に場を移すようになったのか?それは港から彼らの仕事が失われたから なんですけども,その辺の仕組みも少し見えてきたと思います。割と世界というのはつながってるし,歴史はつながってるし,これまで話した『ゴッドファーザー』とか『あるカップルの話』も今日の話ともうバッチリ繋がってきたんですよね。僕らの頭の中もそういう知識でつながっているので,ゼミで聞いた話 もだんだんだんだん繋がってくると,面白いなっていうふうなことになるのですね。楽しんでくれればと思います。お疲れ様でした。
それでは今日の無料パートはここで終わりです。じゃあアンケート出してください。おもちゃもしまいましょうか。ちょっとお茶を飲もう…こういう本を語るってすごい好きなんですけど,あんまり毎回はできない。月に1回ぐらいですね。ありがとうございます。結果出してください。とても良かった=78〜80%ぐらいになってますよね。限定パートでは,マルコム・マックリーンのさらなる大活躍が世界を変えてしまうという,誰も予測できなかった話をします。
じゃあ後半行きましょうか。トイレ休憩 大丈夫ですか?タンカー/コンテナ船って,ブリッジっていう部分に人が乗ってるんですよ。下半分が全て燃料とエンジン。コンテナの上に乗ってるのが人間がいる部分で,だいたい20〜25人ぐらいしか人間は乗ってないんですよ。コンテナ1万個対20〜25人ですから,そりゃ海運の コスト安いですよ。だって陸上運送したらコンテナ1個あたりトレーラー 1台運転するわけですね。コンテナ1つ運ぶのに運転手が1人乗って17時間かかって東京-大阪間を行ったりするわけですから。そりゃ陸上運送は高くつきますよ。それに比べてこのコンテナ船の場合は1万個くらいのコンテナ載せて,乗員25人ぐらいでずーっと 太平洋渡っちゃうわけですね。太平洋だけじゃなくて東南アジアから日本の方までだいたい45日で来ちゃうわけですよ。昔はその停泊ごとに 船ってだいたい1週間ぐらい 停泊したんですよ。だから海の男にはロマンがあって,船に乗って行ってそこの港でご飯食べて,そこの港に女あり…みたいな伝説もあったんですけど,今は全然違いますから。今はコンテナで荷物おろしたら,タンカーでも半日で荷物降りちゃうんですよ。だから1泊が限度なんですよ。下手したら1泊もしない。朝着いて夕方にはもう出発するんです。それぐらいコスト管理が厳しいので,海の男達…今は女性も多いんですけど,その人達というのは,ルクセンブルクとか海外の港に行っても半日ぐらいしか滞在時間がなくて,もう 燃料積んでポンって取り替えたらすぐに引き返さなきゃいけない。それのお陰で,コストはめちゃくちゃ安くなったんですけど,まあまあいいや…これあの関係ない話ね。
さてじゃあ コンテナ 革命の話しましょうか。ガントリー・クレーンの話 もします。女の人にはあんまりこういう僕が好きなトラックとか船とかガントリー・クレーンというのはちょっと伝わりにくいかと思うんですけども,でも物事の仕組み自体の面白さっていうのを見ていただければありがたいと思います。さてマックリーンおじさんです。トラックと船の両方を持ってる個人経営の会社っていうのは,その当時のアメリカでも珍しくはなかったんですけども,個人経営の中小企業でトラック 軍団と船団を持ってるっていうのは多分マックィーンが初めてだったんですね。
マックリーンはまたひらめいちゃった。「ん? ちょっと待てよ? トラックで荷物運んで,その荷物を一個一個 船に移し替える…こんなしょうもないことしてたら埒あかん…船っていうのは安くてバカでかいんだから,これ にトラックごと 載せてしまえ」というふうなことですね。船からタラップ出して,直にトラックを中に載せちゃうという…いわゆるフェリーみたいなもんですね。それごとお得意様のところへ運ぶというのを思いついたんですね。で,やってみたんですけども,これは画期的なアイデアに思えたけども,実は無駄が多かったんですよ。っていうのはトラックを船に乗せちゃうと,効率がいいように見えるんだけども,この船で移動している間中,ずっとトラックっていうのは使えなくなっちゃうわけですね。単にコンテナの台だから。もちろん現場に行ったらそのまま次の工場 とか 納品先まで物を持って行くことはできるんですけども,船に乗せてる間にトラックが使えないデメリットっていうのかコストの方が高くついちゃったんですね。船に乗せていただいたトラック使えませんよ。ということで,なんとかこの荷物だけ 乗せることはできないのか?ですね。
で,そうだ!と。このトラックに乗せている荷物の部分だけ,荷物を全て小口荷物の全部を鉄の箱に入れて,この鉄の箱だけ船の中に乗せて,この鉄の箱をいっぱい乗せて 船で運べばいいじゃないかという風にマクリーンを思いつきます。船は安いですし相変わらず安い。で,こういうコンテナ専用に改造するお金もアメリカ政府が出してくれるんですね。でこうして生まれたのが,アメリカ初というか世界初のコンテナ専用線船「IDEAL X」です。1956年に生まれました。仕組みは単純で,戦争中に作られたタンカー船を補助金目当てで安く買って,国からなんぼでも出してもらえる改造基金で補助金で改造しました。とにかく当時のアメリカは戦争で買った材料とか船とか車とかを使うといえば,いろんな名目で補助金出してくれたんですね。でマックリーンはこの補助金でIDEAL-X号を作った。甲板の上に木のレールをいっぱい乗っけた運輸船ってのを思いつきました。このレールの上にコンテナを乗っけると,コンテナっていうのが自動的に固定されるような仕組みというのを考えたんですね。1956年…これはIDEAL-X号が,わずか58個なんですけども,アルミ製のコンテナを,ニューヨークの隣の街のニュージャージー州のニューワークからテキサス州ヒューストンまで運んだ記念すべき年ですね。で,テキサスで待っていた58台のトレーラーが,このコンテナを街へ運んだ。これがコンテナ輸送の最初です。「コンテナニゼーション」というシステムの誕生です。マルコム・マクリーンが思いついたのが最初で,試したのも最初だったんですね。 マックリーンの発想はトレーラーだけじゃなくて,コンテナを列車に乗せることによって,工場からトラックで港まで鉄道で運んで,トラックで桟橋まで運んで船の目的地へ…という一連の流れ「コンテナニゼーション」の完成ですね。
しかし当時のアメリカは,今の日本以上に規制が厳しかった。日本っていろんな規制があるから物事 自由にならないって言うんですけども,無料パートの方でも話しましたけども,多分1950年代のアメリカって,まず労働組合があったし,あとお役所がいろんな全ての権限を自分のところで握ろうとした時代だったんですね。だけど60〜70年代のいわゆる黒人解放運動と込みで「あらゆる規制を政府にさせるな」っていう民衆のパワーが,政府からいろんな規制を奪っていったという歴史があるので,実は規制が多いのは日本だけでなくて,1950年代のアメリカも日本よりひょっとしたら悪かったかもしれないくらい規制だらけだった。ちょっとここだけは憶えておきましょう。トラック運送でも,実は 道路ごとに輸送許可証が必要だったんですけど,船による輸送 も例えばシアトル-ロサンゼルスで許可証が1種類必要で,ロサンゼルス-サンフランシスコで許可証が1種必要で,サンフランシスコからまた南の方 回ってでまた1種類必要という,1航路ごとに許可証が必要で,さらにその許可証を持ってる会社同士がトラストというか組合を作っていて新規参入をさせないようにしてたんですね。新規参入をさせないようにしてたというのもあって,ものすごい 規制だらけっていうのがアメリカの運輸業界だったんですよ。
船による輸送っていうか,このコンテナ・システムを素晴らしかったんですけど,マックリーンが思ってたほど進まなかったんですね。これで全てのコストが下がるって思ってたんですけども,ところが「船の運賃が下がりすぎるとトラックの運ちゃんが困る」「トラック輸送組合が困ってしまうので,船の輸送料金はそんなに下げてはいけない」と国から言われるんですね。「なんでだ」っていう風に言って反発すると「じゃあ,お前のところには運行許可書を出さないよ」とか「路線 許可書を出さない」と言われる。マックリーンが「コンテナで全て安く運べるのでトラックの料金も安くできる」と言うと,今度はトラックの運送業界が「いやトラックの値段安くしすぎると,今度は 鉄道を誰も使わなくなってしまうから,鉄道の料金に合わせてトラックの最低料金も決めてくれ」と言う。結果「鉄道を使おうと船を使おうとトラック使おうと全部同じぐらいの値段にならないと,みんな困るよね」っていうようなことをマクリンは散々言われる。
そん中でマクリンは「いや,このコンテナ・システムちょっと試しにやってみたけど,ぶっちゃけコストめちゃくちゃ下がる」と解ってた。どれぐらい下がるのか? どれくらい下がると思いますか? 1/20だそうです。具体的には,それまで輸送に20ドルかかってるのが1ドルになる。1/20にまでなっちゃうと,もういろんな規制やってる場合じゃないんですよね。マクリーンの会社がやってたこういう革命的運輸って,ただ単に最初はみんな嫌がったんですよ。いちいち鉄の箱を買って,物入れて運んで,またその鉄の箱の動かして…って全部 専用のトラック作んなきゃいけないし,船も専用の船が必要だし,列車でも専用の列車作る…そんなのコストがかかって仕方ないよと思ったけども,いざマックリーンの会社が運用しだすと,いきなりコストが1/20になっちゃったわけです。なのでよその会社も「えーっ」て思ったんですけど,それでもさっきも言ったように,当時のアメリカは組合運動の時代ですから,いろんな会社,いろんな規制団体がコストを下げさせずにしてました。船が停まる港も,この マックリーンのアイデアには味方してくれないんですよね。当時の世界最大の貿易港って ニューヨーク港だったんですけども,マックリーンのアイデアに大反発しました。中でも問題になったのがクレーンの建設です。お待たせしました。ガントリー・クレーンですね。当たり前ですけど沖仲士達は,このガントリー・クレーンの建設に反対したわけですね。これどういうことかって言うと,アメリカの工場から荷物が来る。荷物がパーッとくると,これまでだったら港まで運んでいって,港で荷物を下ろして沖仲士達がギャング作ってギャングで運んでいかなきゃいけないのが,ガントリー・クレーンが一機あると,トラック来ました→荷物をトラックからガントリークレーンに乗せます→ガントリークレーン動かして船に直に載せます…って出来ちゃえるわけですよね。
■ コンテナ革命で消えた業界
船にこうやってガントリーでガンガンガンガン荷物載せることが可能になってしまう。ので沖仲士達がいらなくなっちゃうわけですね。このガントリー・クレーン1機作ってしまえば,沖仲士たちの仕事がどれくらいなるってのは 数字書いてあったけど,ちょっとど忘れしちゃったんですけども,一つ分かってるのが,当時ニューヨークの港には沖仲士が5万5000人住んでたんですよ。この荷物を小分けして運ぶ おっさん達が 55000人住んでたんですよ。家族を含めると20万人以上がニューヨークの港の端っこに住んでたんですね。彼らはそこで一生暮らしてたんですよ。その沖仲士達の仕事っていうのは,実は代々やるような仕事だったんですね。アメリカがもう開拓された時代から映画『ヤング ニューヨーク』とかに出てくるような帆船で物が運ばれてくる時代から,沖仲士の仕事っていうのがあって,みんなこのギャングって渡し板に乗って 家族代々やってて,一つの板ごとに一族あるわけですね。例えば岡田家の板っていうのがあって,その向こうには 斎藤家の板,その向こうには田中家の板…っていうのがあって,この岡田一族がこの渡り板の権利を持ってるから,この板はよそのヤツには絶対 渡さないと。男の子が生まれて16歳になったら,港に連れて行って登録するんですね。そうやって自分の一族のギャングパーティーにするわけですね。なのでその港に住んでいたその沖仲士一族っていうのは,もうお父さん,おじいちゃんと代々沖仲士で自分も沖仲士になる。その自分の息子も沖仲士にすると。だから中学校も行ってないような学力で,でもそれで全然ハッピーだったんですよ。子供が生まれたら沖仲士同士で結婚させて親戚付き合いがどんどんどんどん濃厚になって行って,それで20万人の大きい 大きい一族ができてたわけですね。だから同じ酒場で毎晩酒飲むし,子供同士が結婚するので,本当に一族の結束が固かったんですけども。新入りに仕事はやらないわけですね。都市部の失業者がいきなり港に来ても沖仲士なんかにはなれないって排他的な部分もありました。逆に排他的な部分があるんですけども,年寄りの面倒も自分らで看るわけですよね。沖仲士が年取って体がだんだんだんだんしんどくなってきたら「爺さん もっと軽いものを持てよ」とか。一ギャング25人なんだけども「25人もいらないよ,俺たちでやっとくから,今日は1日タバコ吸ってろ」って言ってみんなで小遣いあげたんです。爺さんたちはみんなから小遣いもらってタバコ吸って,その1日の終わりに均等にギャラ配分する。
しかしそのガントリー・クレーンが何本か立ったおかげで,この沖仲士全員が失業していったんですよ。すごいですよね。クレーン建設には,もちろん反対したんですけど,どうやって反対したのか?っていうと沖仲士には ニューヨークの市長とか政治家も手を出せないんです。というのは沖仲士は全員同じ政治家に投票するんですね。ほぼ全員共和党。ほぼ全員が共和党の政治家に投票するから,もう市長だろうがニューヨークの支局員だろうが政治家だろうが誰の言うことも聞かないわけですね。それぐらい勢力を持ってる。だからマフィアを使うぐらいしか沖仲士達を動かすことができなかったんですね。そしてニューヨークの港湾局は,マクリーンのコンテナに合わせて,この超大型クレーンのガントリー クレーンを導入しようとしたんですけども,沖仲士達の組合が猛反発しました。
沖仲士側でも,本音ではクレーン入れないともうどうしようもないって分かってるんですよ。沖仲士の総会レポートが残ってて,「あの組合運動でどんなことがあったのか」とか「何月何日の党大会でこれが決議された」というのが残ってる。そこから分かるのは,合理化は分かってる。機械入れないともう無理だと。もう運ぶ荷物はどんどん重いし,船はどんどん大きくなっていくし,もうこんな渡り板持って運んでる時代じゃないという本音です。それは分かってるんだけども,俺たちの代で仕事をなくしていいのか…ずっと爺ちゃんの代からやってきた仕事を,俺たちの子供とか孫に伝えるのが俺たちの義務じゃないか?っていう風なことです。
ガントリー・クレーンは困るけど,でも作るしかない。じゃあ,せめて荷物を運ぶのに必要な料金だけでも以前通りにさせてくれと。例えば10年間とか5年間保証してくれと。例えばある荷物を運ぶのに1000ドルかかるとすると1/20ですから。簡単にクレーン使えば1000ドルが50ドルになっちゃうわけですね。だから悪いけど,向こう10年間,沖仲士組合に950ドル保証金出してくれる?荷物1つごとにそれをやってくれるんだったらガントリー・クレーン作っていいよ。そんな無茶苦茶な要求するんですよ。でも特にニューヨーク湾港局は,そんな無茶苦茶な要求でさえもう飲むしかないという事態になっていた。
沖仲士達の権力は強かったから,こういう要求をニューヨーク湾港局はどんどんどんどん飲んじゃったわけですね。でガントリークレーンも,本来20本建てる予定が5本しか建てられなかった。そういう事態に呆れたマックリーンも他の海運業者も,ニューヨーク港に無理やり頼らなくてもいいじゃないか。ニューヨークの反対側のニュージャージー港見てみろ。ニュージャージーは空き地だらけだ。実際沼地が多いんですが空き地 だらけなんです。ここに俺たちで港 作っちまうぜっていうことになって,ありがたいことに港を作るだけだったら反対されたと思うんですけども,戦時中に使っていた船を売却したじゃないですか?その時の保証金で,その売却した船を使う専用の港を使うという名目だったらまた補助金が出たんですね。でその補助金でそのニュージャージーにどでかい港を作ったんですよ。ただ設備自体は何にもないです。どでかいだけなんですよ。ところがそれはマックリーンたちにとっては良い。どでかいってことは何かっていうと,トラックが集まれるって事なんですよ。ニューヨークって大都市近くの港だから実は面積がないんですよね。だからトラックが次々に来てもトラック留める場所がないんですよ。トラック止めたらすぐに荷物降ろさなきゃいけないんですけども,当時コンテナ システムじゃなかったので,トラック1つの荷下ろしのために30分ぐらいかかるんですよ。そうするとトラックの輸送待ちで渋滞ができてしまうんですね。だからニューヨークの港ってすごい 使いにくかった。おまけにニューヨークは交通渋滞が当たり前ですよね。例えばフィラデルフィアとかシカゴとかからだから高速道路を使って,2日位で荷物来るんですよ。ところが2日位で来たトラックが,いざニューヨークに入った,ハドソン川渡ってニューヨークのマンハッタン島の中に入りました。さああとはあと3km走って港に着くだけだというところで5時間の渋滞が当たり前だったんですね。そうやってトラックが港に着くまでにすごい時間がかかって,しかも荷卸しに時間かかるというところで,一方のニュージャージーは何にもない所だ。だだっ広い所にだだっ広い港作ったので,トラック留め放題なんです。すごい巨大な駐車場=全部コンテナですから,駐車場に倉庫作らなくて良かったんです。
一方でニューヨークの沖仲士達はニュージャージーの港を最初見て馬鹿にしてたんです。「あんな所に港作ってまだ倉庫作ってないぞ」って言ってたんです。道路があるだけです。道路があるだけだけど,その道路は何かって言うとニューヨーク行きの幹線道路,フリーウェイのバイパス作っちゃったんですよ。フリーウェイから直に港に降りて来れる。これニューヨークは違うんですよ。ニューヨークはフリーウェイから降りて,ニューヨークのマンハッタン島の中を縦に突っ切って港まで行かなきゃいけなかったのが,フリーウェイからバイパスで港で3分で降りれる。これは5時間と3分の差ですよね。でコンテナだから,コンテナおろして積み上げればいいだけなんです。積み上げるだけで,雨降ろうが雪降るか平気なんですから。ニューヨークはトラック開けて中の荷物を倉庫の中に入れなきゃいけない。圧倒的な差ができちゃったんですよね。それにニューヨークの沖仲士の人たちは気が付かなかった。どんどんどんどんニュージャージーの港は大きくなって,ついに専門の鉄道が作られて,鉄道路線の終着点があって,鉄道路線がそっから グワーッと 線路が広がって,そこはニュージャージーの港の端っこになっちゃったんですね。
ここまでの大革命 をやられてしまって,それでもニューヨークの沖仲士達は「あれ?」って思ったんです。どんどんどんどんニューヨーク港に来る荷物の扱い量が減っていって,そしてあの何にもないはずのニュージャージーの港見たら,変な色の鉄の箱が積み上がったと思ったら消えていくと。そして港のどんどん近くに行くと,このバカでかいクレーンが毎年毎年10本単位で増えてくる。何がおきているのかわかんないうちに彼らの仕事がどんどん減っていくんですね。仕事減っても,さっき言った約束した保証金が出てたからどうやっていいのかわかんない。これが10年ぐらい続いちゃったんですね。結果として,たった5年間でニューヨーク港とニュージャージー港は立場が逆転してしまったんですね。
ニューヨーク港はあっという間に 寂れて,20万人以上いた沖仲士とその家族たちは,もう夫や父親や自分の兄弟 すべて,親戚みんなが仕事を失ってしまったんですね。沖仲士達の多くは お互いを助け合って仕事してたからです。バラバラになったら本当に何をしていいかわからない。 学校に行ってない人も多く,重い荷物 運ぶ以外の肉体労働が何もできなかったんですね。
そしてものすごい数の失業者が街に溢れました。そのものすごい数の腕っぷしが強くて,毎日仕事をしてなくて酒飲むしかない失業者。でも保証金入るから金はあるんですよ。酒飲むしかない。喧嘩っ早い 荒くれ者で理屈が通じない。学校教育 受けてないかそんなんです。荒くれ者の失業者がニューヨークの街中に溢れたんですよ。結果としてニューヨークは世界で一番治安の悪い町になってしまったんですよね。これがマルコムマックリーンのコンテナリレーション/コンテナ革命の末路なんです。ニューヨークのマンハッタン島の南の端に港あったんですけども,そこに密集していた沖仲士達の家とか,あと街自体,20万人が住んでいた町自体がすっぽり なくなって更地になっちゃったんですよ。その更地がどんな風になったのか。
彼らは追い出されました。更地になった土地には新しいビルがにょきにょき建ち出します。ニューヨークの1910年頃の写真見ると,ニューヨークの南の方って船がいっぱい 停まってて,低い建物が びっちりあるんですね。ところがそれが1960年代〜70年代になると,今僕らが見慣れているいわゆる ウエストサイド物語 のオープニングでバーンと出てくるようなビルが 端まで びっちりあるような街があるんですよね。結局,コンテナ 革命によって,南の区画一帯が,町一つが消えて,その跡地は,超エリートたちが金を稼ぐだけの場所になったんですよ。それが ウォール街です。ウォール街 っていうのは もともと あの場所にあったんですけども,あんなにビルが びっちり建ち上るようになったのは,このニューヨークの沖仲士達の街が全て消えてしまって,そこが更地になったのでビルをガーっと立てることにできた。そこに 世界最大の金融街ができたんですよね。
これはニューヨークだけの物語じゃないです。世界中の港町で同じようなことが同時期に起こりました。例えばイギリスのマンチェスターは1950年代には5万人位の沖仲士達がいて,ニューヨークよりデカい港湾労働者の街だったんですよ。港の関係のいわゆる船員たちのホテルとかを含めてすごい巨大な港町だったんですけども,そのマンチェスターもこのコンテナ 革命によって街が 寂れていきます。失業した人たちは同様に毎日酒飲んで酒場に行ってだらだらだらだら過ごすようになってしまったんですね。音楽をよく聴くイギリスでは,酒場にちっちゃいバンド ボックスがあって,そこに生バンドがいて 音楽かけてくるんですよ。そこでやっぱり音楽聴くのが当たり前だったイギリスのリバプールで,いわゆる港町のバンドボックスで音楽やったのがビートルズですね。実はこのコンテナ 革命によってリバプールという町がどんどんどんどん 滅びていって,みんな 酒飲んで,失業手当だけはあるから 酒場でチップ 払う文化があって,それで音楽活動ができたところからビートルズっていうのは浮かび上がってきた。なんか,なかなかこれ世界ってつながってるんですよね。フランスでもマルセイユの港町が一つずつ 潰れてく話がものすごくリアルなんです。切なくなってくるぐらい リアルでですね。街があったのが消えてくるんですね。大阪もそうでしたよ。僕の子供の頃,税金はあまり払わないので有名なおじさんやおばさんたちが住んでいる,港の方にあった沖仲士達の町があったんですけど,それが だいたい僕が高校行く前ぐらいの1970年代半ばぐらいに全部更地になって,次は工場になってパルプ工場になって,1990年に入った頃にそれも全部なくなって全部マンションになってた。
コンテナ 革命のおかげで運送費,輸送費は劇的に下がって,結局は世界中でトラック輸送も鉄道輸送も,この1/20になった海運の運送費に合わせるようになっちゃったんです。輸送費のダンピングはまずはアメリカでおき,次は世界中で輸送費のダンピング,劇的な値下げが起こってしまったんです。値段下げないと競争に負けちゃうからね。客はゼロになっちゃう。そうすると人口密集地に工場作る意味がなくなっちゃう。これまで人口密集地に工場を作ってたのは港に近いからで人が集めやすいからだったんですよ。できた製品をすぐ港に運べるから人口密集地に工場作ったんですけども,まず船から始まって鉄道,トラック…全ての輸送費が劇的に下がってしまったら,もう街に工場を作る必要は全くなくなっちゃったんですね。結果,アメリカでも田舎町に巨大な工場が作られるようになる。日本でも田舎の方に巨大な工場とか集積所が作られるようになった。
東京江東区でも,1990年当時,70歳過ぎの工員だけで同じようなソフトビニールおもちゃを作ってる工場が2つだけ残ってると言われた。でもこれが1960年代の江東区では,バス停の1区画まるまるが ソフトビニールの工場だったと言われた。つまりバス停があって,次のバス停があるところまで全て ソフトビニールを作ってる町工場の街だった。そこで僕はクレクレタコラっていうソフビ人形を作ったんですよ。200個 作りました。金型25万かかって製品は800円ぐらいしたと思います。合計で41万円ぐらいかかりました。で完成したフィギュア,そのクレクレタコラのソフビ人形を東京から大阪の自分たちの店に運ぶのに 多分輸送費で4万ぐらいかかったんですよね。今多分 同じような商品をネットで検索して中国の工場に発注したら20万かかんないと思うんですよね。まぁそれでも中国で発注したら,国内の東京から大阪に移動するよりは,中国から日本へ輸送した方が安いんです。だから僕が国内の工場を探して新幹線に乗って東京に行って東京の工場に交渉して作るというような コストの高い方法は全然やらなくてよくなったんですよ。だから,もう今は中国の工場に発注躊躇うメーカー ないですよね。でこうやって大阪とか東京の小さい工場,さらには工場街で代々やっていた人達っていうのがどんどんどんどん潰れていきました。今僕話してんのは1970年代の日本の話なんですけど,アメリカはその10年前,1960年代にニューヨークからおもちゃ工場が消えていって,トラック輸送のコストがどんどん下がって,おもちゃ工場はそのアメリカ中の人件費が安いところに移動して,もう本当に聞いたこともないような田舎の「…ville」とかいう風なところに工場を作られたんですけども。最後はアメリカのおもちゃは,全部日本や台湾で作られるようになって,最終的に現在は中国の工場でマックのハッピーセットが作られる時代, 1個15円位で作られるようになるわけですね。だからこのニューヨークの工場で作られたおもちゃも,今やふるさとを失ったわけですよ。
■ アメリカの製造業にとどめを刺した者
これも,アメリカの製造業にとどめを刺したのは,多分中国人じゃないです。僕ら日本人だったって話をですね。この話題を最後にしようと思います。『コンテナ物語』の方ではあんまり強調されてない部分で,この辺は半分ぐらいオリジナルなんだけども,何があったのかコンテナ 革命。さっきも話したようにコンテナ革命ってすごかったんだけども,なかなか進まなかったんですよね。マクリーンは「これすごいぞ」 って言ってんだけども,それでもなかなか規制の壁とかが多くて作れなかったと。値段が1/20になったとしても,そんな 1/20の値段は組合の規則破りだと言って反発する人も多かったんですけど,そんなこと言ってる場合じゃないような事態が発生した。
そこに事態を一気に解決するというか一気に逆転するようなことが起こったんです。何かというとこれがベトナム戦争です。1965年にジョンソン大統領はベトナムの正式な派兵を決めました。それまでも軍事顧問団で送ってたんですよ。軍事顧問団と聞いて僕らが考えるのはまあ50人とか100人ぐらいの調査チームが現地に行くことじゃないですか?そうじゃなくて フル装備で武器持って戦車とか持って戦闘機もあるような アメリカの兵隊が23000人ベトナムにもいたんですね。それがその軍事顧問なんだったんですよ。ところが1965年12月にジョンソン大統領は「これから毎月1万7000人ずつ ベトナムに派兵する」という風に言ったんです。毎月17000人なんですよ。もちろんその分の支援物資 も送らなきゃいけなくなったんですよね。これが戦争以上に大混乱だった。当時ベトナムはアメリカの船が付けられる港が1か所しかない。その1カ所の場所の取り合いで船がもう順番待ちになってくるような状態だったんです。道路も穴だらけで戦車でも超えられないような道路がどこにでもある状態。物流が本当にない状態 なんですね。そこにすでに23000人いるところに毎月1万7000人ずつ人間を兵隊を送り込むんです。その食料とか武器,弾薬,服,医薬品…何から何でも全部アメリカから持ってかなきゃいけないんですよ。無理ですよ。物資の送り方も当時のアメリカ軍は,とにかく量を送ればいいんだろうという風に雑だった。 例えば1万の兵隊が例えばいるとしましょう。そしたら何が必要か?というと,彼らは まぁだいたい2ヶ月に1回 新しくブーツを履き替える。じゃあ 1万人兵隊 いるんだったら2月2回 だから毎月5000足ブーツ 送ればいいってブーツ送るんですけど,5000足のブーツが1つの箱に入ってくるわけですね。ひとつの荷物になってるんです。だからベトナムにいる部隊はいきなりある日補給物資が来たって喜んでた所に,ブーツが5000足届く。「参謀は何考えてんだ」と言ってもブーツしかないんですよ。他の部隊に行くと,今度はトランプが山のように入ってて,他の部隊に行くとラグビーボールが山のように入っていてとか,そういうことが ベトナム中で起きたんです。
これが23000人の時代なんですよ。23000人の時代って,アメリカではプッシュ方式って言ってんです。プッシュ方式とプル方式っていうのがあるんですよ。プル方式っていうのは,前線から「こういう荷物が必要です」って伝えて,それを統括する中心のところが「じゃあここにこういうのが必要ですね」って言って本部の方に行ってアメリカの本土から送ってもらう。これがプル方式,引っ張る方式です。プッシュ方式っていうのは「兵隊17000人に毎月いるんだったらこれぐらいのものが毎月必要に違いない」ってガーって送る手の方式をプッシュ方式って言うんですけど,アメリカはこのプッシュ方式だったわけですね。なのである部隊にとってはもう一生かかっても着れないほどTシャツが毎月のように送られて,隣に行ったらなぜかパイナップルの缶詰だけが毎月送られてっていう混乱がずっと続いてたんですよね。そのため,肉とかの生鮮食料品は,とりあえず港に陸揚げしてそのまま腐ってということが多いんですよ。荷物が船が港に着いた。大急ぎで降ろさなきゃいけない。じゃあこれをどこに送ればいいのか っていうのがわかんないままなので,2ヶ月3ヶ月ほっとくのが当たり前だから肉なんか全部腐ってたということがよくあったんですね。
でさっきも話したようにアメリカの大型船が泊まれるような港が1港しかないから,60隻以上の輸送船がベトナムの1港に集中してるわけです。で倉庫がないから,その60隻の船が倉庫代わりになってたそうですね。新しい船が1隻きたら港から船が1隻出てきて,で59番目の真後ろにつくわけです。
そうやって船が港で艀往復できない状態ですね。船を倉庫にするしかないもったいない状態がずっと続いてた。これを一気に解決したのがマックリーンでした。 マックリーンはアメリカ軍の上層部に近づいて,コンテナ・システムの大プレゼンやったんですけども,かなり強引にコンテナの素晴らしさをプレゼンしたんですね。「まずベトナム港以外の別の場所,ちょっとぐらい 川上の不便な場所でもいい,そこにコンテナ専用の港を作りましょう。そこにあのガントリー・クレーンってでっかいクレーン設置しましょうと。この工事の資材とか工事費用,全部うちが負担します」。マックリーンの会社シーランドっていう会社 なんですけど,「うちの会社がベトナムまで荷物を送って ,材料費も何も全部払います。現地の建設も全部うちが払います,工事する作業員も全部持ってきます。アメリカ軍は現地で軽微 だけしてください。警備員だけしてくれたら全部うち。 新品の港 一つ作って差し上げます,これで半年でこのベトナムの混乱を解決します」と言ったんですよね。アメリカ軍はこの提案をすごい 怪しいんだわけですよ。「そんなことができるはずがないだろう,俺たちがこの混乱してる状況下で,毎日毎日なんとか維持してるのかわかってるのか? それをコンテナ 鉄の箱に入れる? 軍にもそういうコンテナみたいなものあるけど,それでは何も解決にもならないんだ」って言ったんですけど「とにかく専用の港と専用のクレーンを作らせてくれ」という風にプレゼンして,金は自分の会社が出すって言うんだからじゃあもう問題ないよねっていうことで,試験用のコンテナの 港作らせたんですよ。そしたらマックリーンの予言通り,本当に半年でベトナムの補給の問題はもう ほぼ解決しちゃったんですね。
でこのマクリーンが自腹で港を作ってベトナム戦争での米軍の補給問題が全て解決し,おまけに マクリーンの会社はこれで黒字を出し,ベトナムに港まで作っておいてそれでも黒字出したということが世界中に知れ渡って,もう運送業界でコンテナ革命を疑うものは誰もいなくなりました。それまでいわゆるニューヨークの港に関しても,鉄道会社に関しても,トラック会社にしても,陸上の運送にしても,何にしても,駅にしても「すべて コンテナで?そこまでは…」と思ってたのが,このベトナム戦争で一気に形勢逆転したことによって全てのところが「うちも今度は…」ってバーっと倒れだしたんですね。 マックリーンの会社は,ベトナムに建設した港の建設費用はあっという間に取り返して,その年のうち1年以内に黒字にさせてしまいます。ベトナム戦争で世界の運送はコンテナ革命へ大きく傾いた。
この契約ってベトナムに物を送る契約だったんです。コンテナで物を送る契約というと,どういうことかというと,船はベトナムに送った帰りに空のコンテナを載せて帰ってくることになるわけですね。まぁもちろん現地にコンテナを置いていく場合もあるんですけど,とりあえず帰りの船は空で行くんですよ。で,この時にマックリーンは「物資を運んだ帰りに,ベトナムから何か輸入させてください」と言ったんですよ。でもアメリカ軍は「いやそれは違う,アメリカは軍の必要物資を送るためにお前と契約したんであって,ベトナムから何かを送り返すことはできない」と言ったんですよ。マックリーンは契約書をバーっと調べたら,「ベトナムからの帰りの船を他のことに使ってはいけない」とは一つも書いてないんです。これを見たマックリーンは歓喜する。「やった!! じゃあ帰りにベトナム以外の東南アジアの国で何か物を輸入して,それをアメリカに運べば,運送代は全てアメリカ軍が全て支払い済みだから,輸送費ゼロでアメリカに物が輸入できるじゃん,大儲けできる!!」。ベトナム戦争に物資運ぶだけで黒字で,港作ってもまだ余るぐらいの黒字なんですよ。オマケに帰り の便が物を乗せ放題で原価ゼロって…もうこれ儲かるしかないよね? と思ったんですよね。
で,どの国の何をアメリカへ持ってったらいいのか,早速チェックしたんですよ。その時にちょうど,かつて不良品ばっかり作っている二流の国だと言われてる日本という国のエレクトロニクス製品(カメラ,家電製品…),時計…そういう風なものが超優秀だっていう噂がマックリーンのところに入っていたと。「日本だ!!」もう日本しかないと思いついて「とにかく日本で最大の貿易会社はどこだ?」っていう風に訊くと「三井物産だ」と。「じゃあ三井物産の社長に合わせろ」っていう風に,いきなり行ってアポも取らず,飛行機で日本に来て,次の週には三井物産の社長に会ってるんですよ。どういう風になったのか?って,このデータは公開されてないんですけども,一つ分かってるのは 鬼没さんの次は ,三井物産の顧問団っていうか調査班っていうか,そういうグループが2週間後にマックリーンの会社に大量に来て,アメリカ中の工場とコンテナを見学した。 その結果,あっという間に東京と神戸にコンテナ専用の港ができちゃったんですよ。結局,1967年〜1969年の間にベトナムに送られた膨大な量の物資とほぼ同じ分量の日本の家電やカメラがアメリカへ運ばれた。うちの親が儲かった理由はこれだったんです(笑) 日本の繊維製品もカメラも,輸出する時って運賃かかってたのが,ただ同然だったんですね。それで儲かった。 大量発注したのは輸送費がタダだったから なんですよね。ほぼ無料でアメリカに送れる日本製品が,大量にアメリカに上陸したんですよ。マックリーンも驚いた ぐらいの,高性能な日本製品が運賃無料で安く捌ける。だから爆発的に売れて当たり前なんですよね。この日本製品ラッシュ っていうのは,ベトナム戦争の間ずっと続いて,日本ではコンテナ専用の港が建設ラッシュになったんです。名古屋なんか もすごいデカいコンテナ港があります。その結果,当時,船による輸送料というのはひたすら値下げされて,ついにアメリカでは,国内でトラックや列車で運ぶよりも船で日本から運んだ方が安くなっちゃった。どういうことかって言うと,アメリカにもテレビ作ってる会社,カメラ作ってる会社あるんですよ。でもそれは大陸の遥かロッキー山脈の向こうの工場で作ってる。それを ニューヨークに 取り寄せるよりは,日本からニューヨークまで船で運んだ方が安くなっちゃったんです。こうなってくると,アメリカの商品っていうのは日本の商品に勝てないわけですね。 だってテキサスで作られたRCAのテレビよりも,大阪の門真市にあるパナソニック(当時はナショナル)のテレビの方が売れる。元々製造費も安いんですけども運送費が高いからそこに 貿易の壁が発生してたわけです。だからアメリカの電気会社は生き残れた。アメリカで最大 のテレビメーカーってRCAという会社。 1960年代後半まで何故アメリカ最大のメーカーでいられたのかって言うと,もうすでに日本のテレビの方が性能も良くなってるし値段も安かったんですけど,唯一輸送費の壁っていうのがあったんですよ。それがベトナム戦争下のマックリーンのアイデアで突破されてしまったんで ですね。あっという間にRCAは 経営破綻してしまいました。ニューヨークのタイムスクエアの中心の広告塔にあったコカ コーラの広告は撤去されて,そこにソニーの広告が入る。60年代からだいたい90年代半ばまでの25年間ぐらいになるのかな?アメリカの製造業は,激安で高性能な日本製品に駆逐され続けた。アメリカ中の製品もそうですし,工場もそうですし,流通網から何から,日本製品に絨毯爆撃されて駆逐されちゃったんです。物を買う時にブランド意識もほとんどないアメリカ人が選んだのは安くて高性能な日本製品で,アメリカ製は駆逐されてしまったんですね。
翻ってこれが今の日本の状況です。安い中国製品や東南アジア製品のおかげで日本の工場は閉鎖され失業者が出てるじゃないですか?安い外国製に国内製造業が駆逐されていくっていう全く同じことが1960〜70年代アメリカであった。その場合,僕ら日本が加害者でアメリカが被害者。一方で今の僕ら日本は,中国製品に駆逐されてる被害者な様な思いでいる人もいるかもですけど,規模は違うけれども,日本はそれと全く同じことを昔にやってるんですよ。ただその当時は1億人の日本人が2億人のアメリカ市場を攻撃したんですけど,今は,14億人の中国人がたった1億人の日本市場を攻撃してるから,さらに部が悪いんですけれども。えらいことですよね。まぁこの物語はここら辺で終わりましょうか。もう9時近いですし。
■ まとめ
今日の話をまとめましょう。僕が育った大阪住吉区では,昔,駅前にケーキ屋さんというか,お菓子屋さんがあったんですよ。普通のお菓子屋さんなんですけども,ケーキも売ってるんですよね。当時はケーキってパン屋さんで売ってたんですよね。パン屋の厨房で,パンを焼くついでにケーキも焼いてて,それ売ってたんですよ。生クリームではなくてバタークリームケーキです。しかし,そういう町にあったちっちゃいパン屋さんが作るケーキ,大体町のパン屋さん自体がどんどん消えてるじゃないですか。町のパン屋が消えて,大手の山崎パンをどこの店も売るようになってきた。同じように,町のちっちゃいパン屋さんがケーキ作ってたのが,どんどんケーキ作らなくなって不二家のケーキとかを替わりに売るようになっている。そして店自体が消えてく。海外からコンテナ輸送で原材料を仕入れるような大手メーカーのスイーツに,町の小さなパン屋さんとかお菓子屋さんって勝てないんですよ。もちろん特別なスイーツなら勝てますよ。作れますよ。凝り性の職人とか天才的なパティシエとかがいれば違います,大手メーカーよりいいものは作れます。でもそれは一部の天才とかすごく努力した人ができること なんですね。そうじゃなくて平凡なパン職人が作った,どこの町にでもあるようなパン屋さん,中学校を卒業して高校はなんとか行ったんだけど大学へ行くことはできなくて,じゃあ親父のパン屋継ぐかというような平凡な平凡な普通の人が作った ,単なる当たり前のどこにでもあるようなパン屋さんは,もう味でも値段でも大手のチェーンとかコンビニ には勝てないんですよ。それでも昔は輸送費が高かったから,大手のパン屋とか町のパン屋は侵略してこなかったんですね。だから町のパン屋とかケーキ屋っていうのは 生き残れたんです。それは輸送費の壁の中で生き残っていたかつてのアメリカの国内の中小零細工場と全く同じです。町のパン屋とか町のケーキ屋には,平凡なパンしかない,平凡なケーキしかない。昔僕はバターケーキとかすごい美味しいと思ったんですけど,今食べるとそんなに美味しくない。そういう住吉区の地元の普通のケーキとか,そんなにも美味しくないパンでそれでも満足してたんですよね。でたまに難波とか天王寺とかの都心に出かけて,特別な店の特別なケーキを買ったら「うわ!違うなぁ 」と言って驚く。それが当たり前だった。そういう距離の壁,貿易の壁があったのが当たり前 だった。国内とか町単位でも当たり前だったんですよね。
コンテナ革命以前の世界では,平凡な人間は平凡な仕事をしても一生暮らしていけたんですよ。輸送費っていう高い壁があるから,その町で消費されるものっていうのは,基本的にその町か近くの町で作られるのが当たり前だったんですね。その町のどこにでもあるような当たり前のパン屋とか,印刷工場 とか,おもちゃ工場とか,小さい町工場がいっぱいいて,仕事はいくらでもあるから,その街で生まれ育ったどこにでもいるような平凡な男の子や 女の子が働く場所もいっぱいあるわけですね。そういうどこにでもあるような平凡な,なんか今見たら冴えないようなパンとかケーキを喜んで買ってくれる人がいっぱいいた。そういう時代がコンテナ革命前の世界なんですよ。で1960年代のこのニューヨークのおもちゃ屋さんですね。ラジオステーションっていう無線機のおもちゃ作ってた,そういう風な工場はなくなりました。さっきも話したように,1970年代に東京とか大阪から町工場がすごい勢いでなくなり出しました。僕の高校時代ですね。それでも新今宮から天下茶屋まで歩いてったら履物工場 あったんですけども,閉業でどんどん シャッターが閉まっていって,僕が高校通ってる3年間でほとんど閉業してシャッター全部閉じられてて,在庫を売ってるだけの店になってたんですね。
で80年代後半には大体そういう小さい工場街っていうのは更地になって,90年代になるとだいたい マンションとかコンビニとか,そういう風なものになっていきました。今,世界中の都市で町工場が消えているんです。これで 先進国すべてなんですよ。世界中の街で 町工場が消えて,つまり平凡な人が平凡な仕事をする場所が世界中から消えてるんですね。生き残ってるのは何か っていうと,人件費が安くて巨大なコンテナ埠頭がある港がに近い,そういう工場だけなんです。例えば 中国の深センもそうですし,フィリピンでもそうですし。フィリピンなんか,本当に国全体が港・機械ですから。あと上海もそうですよね。ベトナムは,ベトナム戦争で巨大なコンテナ港が作られた。ベトナムというのは今どうなっているか? 世界中の工場の中心地なんです。何故ベトナムで世界中のたこ焼き作ってるのか?って言ったら,ベトナム戦争でマックリーンが巨大なコンテナ用の港を作ったからなんですよ。だからベトナムって,経済発展してるんですけども ,その一方で先進国の国内産業はどんどん駆逐されている。でも先進国と後進国って言っても,人間のレベルは同じなんですよ。そこで生まれて育ってる人間っていうのは,5%が優秀で,80%が普通で,5%がダメで,10%は犯罪に手を染めると。これも当たり前なんですよね。でもその80%の普通の人たちができる仕事は,どんどんどんどんなくなっている。その80%ができる仕事っていうのは,もっと人件費の安い,もっと輸送費の安い国ってどんどんどんどん移動しちゃってるんですね。だから特別な才能とか学歴とかコネとかがある人だけが仕事を選び放題で,人類の8割を占める普通か普通よりちょっと下っていう人は,かつてどこにでもあった近所の町工場で働けなくなってしまった。でも物価だけは 下がり続けてるんですね。コンテナイゼーションは消費者にとっては素晴らしい世界を作ったんですよ。でも労働者にとっては,普通の人にとっては,実は地獄のような世界を作ったという風に言えるのではないでしょうか。コンテナ物語の話,2時間近く話しましたけども,今日はここで 限定版のお話し終わらせていただきます。お疲れ様でした…疲れた。

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2024年02月25日

王青: 廃墟化する中国上海〜「中国崩壊論」のリアル度は




王青: 廃墟化する中国上海〜「中国崩壊論」のリアル度は
中国と日本の経済は「逆転」した?3年ぶりに上海を訪れた私が見た“驚きの光景”
2024/1/27(土) 5:56
先日、3年ぶりに中国を訪れて驚いた。以前とはまったく異なる光景が広がっていたのだ。街に人がいない。景気が悪い。社会に活気がない……そんな中国から見ると、現在の日本は「中国よりもはるかに活気がある」と感じるようで、多くの中国人が「中国と日本は何もかも逆転した」と口を揃える。そう言われても、日本に住んでいる筆者はこのような実感がなかったが、実際に上海を訪れ、現地で話を聞いているうちに、その意味が分かった気がした。中国経済はバブルが弾けてしまったのではないだろうか。そう、かつての日本のように……。(日中福祉プランニング代表 王 青)
日本では、「好景気な中国」や「(経済)成長著しい中国」というイメージがすっかり定着している。「爆買い」と言われたように、大勢の中国人観光客が日本をはじめ、世界各地を訪問し、お金を湯水のごとく使う光景はその象徴ともいえる。ところが先日、3年ぶりに中国・上海に行ってみると、まるでバブル崩壊当時の日本のような、寂しい光景が広がっていた。状況が一変していたのだ。
■空港はガラガラ、デパートに人はおらず、レストランは閑古鳥
まず、上海に着いた時からして、数年前とは様子が全く違っていた。上海浦東国際空港には静寂が広がっていた。以前は出国するにも入国するにも長蛇の列で、入国審査を通過するのに長い時間を要していた。しかし、今は空いていてスイスイ進む。数年前までのあの空港の喧騒はどこへ行ったのか、こんなに空いている空港を今まで一度も見たことがなかった。一方、日本に戻ってくると、成田国際空港は出発ロビーも到着ロビーも、大勢の人々でにぎわっていた。免税店では買い物客が長い列を作り、入国時の税関荷物検査も混雑していた。上海の空港とはまったく違う。そして、上海の街の様子もすっかり変わっていた。閉まったままの店舗が多く、いわゆる日本の地方都市の「シャッター通り」商店街のような光景が広がっていた。旧フランス租界界隈では、以前は深夜まで西洋人や中国人でにぎわっていたバーの光が消え、廃業した店が目立つ。百貨店やショッピングモールの化粧品フロアやファッションフロアは、混んでいるはずの週末や平日夕方の時間帯でも、店員の人数のほうがお客より多い状況。以前は1時間以上並ばないと入れなかった人気レストランも、ガラガラで閑古鳥が鳴いている。上海の友人に聞くと、「安い火鍋や麺類、ファストフード店に人が流れているんだ」と説明してくれた。
上海に着いて、公私問わず、久しぶりにいろいろな友人知人に会ったが、皆一様に「景気が悪い」と嘆く。「たくさんのお店が閉まった」「外国人が少なくなった」「活気がなくなった」「不動産が売れなくなった」「若者が仕事を見つけられなくなった」「失業者が増えた」「皆、お金を使わなくなった」……等々。誰の口からも、こんな言葉ばかりが出てくるのだ。
■日本も「好景気だ」というほどではないけれど……
一方、日本の経済状況はといえば、シンクタンクのレポートなどを見ると「緩やかな回復基調」などのコメントが目立つ。決して不況ではないし、緩やかに経済は回復しているとはいうものの、インフレが進むほどには賃金が上がっているという実感がないので、「好景気だ」「日本経済はとても好調」と思う日本人は少ないだろう。ところが、現在の中国人の目から見ると、全く異なる印象になるのだ。前述の通り、筆者が久しぶりに会った大勢の友人知人たちは、口を揃えて中国の不景気を嘆いた後、口々に「日本は活気があるね」と指摘するのだ。特に、最近、日本を訪問した人たちは、一様に驚いているようだった。筆者の友人で、金融機関に勤務する女性の李玲さん(仮名、30代)は、昨年秋に日本へ個人旅行をした。これまで数回日本に来たことがあるが、コロナ禍以降は初めてだという。
「とにかく、どこに行っても混んでいた。グルメを堪能したが、どのお店も早めに予約しないと絶対入れない。買い物にも満足した。今の中国は、買い物はほとんどネットショップで済ませているから、実店舗には行かなくなったでしょう? だから、日本で実際のお店に入って、洋服や靴を試着したり、商品を手に取ったりして、たくさんの実物を自分の目で見て、買いたいものを選んでいくのは、すごく楽しかった。とってもわくわくした!こんなに興奮した旅は久しぶり」と李さんは目を輝かせて話し、「今は、日本のほうが刺激的だね」と付け加えた。
「日本には刺激がある」――言われてみれば、最近、筆者もそう思うようになった。長年日本に住んで仕事をしているが、コロナ前は、日本に長くいると、「日本は安定しているけど、変化がなくてちょっと退屈」と思う時があった。たまに出張で中国に行くと、いつも活気があふれており、エネルギーをチャージできる感覚があった。新しいビジネスの話がどんどん持ち込まれて、良い刺激を受けることも多かった。ところが、今回上海に滞在している間、「これから新しいことをやろう!」と提案してくる人は誰もいなかった。逆に「今は冬眠中。新しいことはしないのが一番」と言うのだ。
■中国よりも日本に住みたい
先日、東京で打ち合わせをした時に、日本の人材派遣会社に勤務する中国人の余さん(40代男性)が、興味深い話をしてくれた。彼は約20年前に留学生として来日し、そのまま日本に残って就職した。仕事で中国へ出張することが多かった。2010年代、中国で会うビジネスパートナーたちは皆、いつも上から目線で「なんで日本にいるの?今は中国に勢いがあるし、成功のチャンスに満ちあふれている。あなたのような有能な人なら、こっちに帰ったほうがいいに決まっているよ」とよく言われたそうだ。当時、こうした指摘をされるたびに「“頭が上がらない”思いであった」と余さんは言う。しかし、昨年以降、状況は一変した。これまで余さんを「説教」した人たちは一様に口を閉ざした。逆に、訪問先では「どうやったら日本のワーキングビザを取れる?」「日本の不動産を購入するのには、どんな条件が必要?」などと聞かれることが多くなってきたという。「『なんだ、結局日本に来たいのか』と思った」と余さんは話す。こうした変化は中国人だけではない。中国在住の日本人も“日中の経済状況の逆転“を実感しているようだ。
10年以上上海に住み、建築デザイン関係の仕事をしている日本人女性の田中さん(仮名)は、「自分の周りだけで、少なくとも10人以上の日本人が日本に帰った」と話す。「昨年秋、コロナ禍以来初めて日本に一時帰国したが、思ったより活気があって、びっくりした。以前とは経済状況が逆になったよね。今、上海は元気がない。これまで関わった大型開発プロジェクトもみんな中止になり、仕事が一気に減った」と話した。
■「僕は洗脳されていたのかもしれない」
上海在住で、40代男性の伊藤さん(仮名)は、中国在住歴15年。中国語が堪能で、専門用語の多い法律文献も見事に翻訳をこなす中国通である。これまで伊藤さんは「中国が大好き。母国の日本は嫌い」と言い続けており、大の「中国びいき」だった。「中国には活気があり、ビジネスチャンスが多い」というのが持論だ。ところが、今回、久しぶりに上海で伊藤さんに会って驚いた。考え方が正反対になっていたのだ。彼は中国人女性と結婚していて、現在3人の子どもと5人家族で上海に暮らしている。その伊藤さんが「実は、もう日本に帰ろうと思っている」と話を切り出した。
「昨年、3年ぶりに日本に帰った時の衝撃は忘れられない。日本には活気があってやっぱりいいなぁと思った。滞在中、改めて日本社会をもう一度客観的な目で見て、いろいろなことを考えた。これまでの自分の考えが果たして正しいのかと疑問を持つようになった」
伊藤さんは真剣な表情で話を続けた。「僕は長年中国にいて、洗脳されていたかもしれないと思うようになった。多分、コロナ禍がなければ、ずっと目が覚めなかっただろう。ゼロコロナの3年間はあまりに理不尽なことが多すぎて、嫌になった。僕のように中国が大好きで、10年、20年もこちらに住んでいる人間が中国を嫌いになるというのは、よほどのことだと思う。僕だけじゃない。周りを見ても、僕と同じく中国を大好きな日本人で、(最近)中国が嫌いになったという人が、かなり増えている」
返事に困っていると、伊藤さんはさらに続けた。「これまでの持論は、自分にそう言い聞かせて、中国に住む理由を正当化したかったのかもしれない。日本はそんなに面白い国ではないが、安定している国ではある。何よりも、日本は民主国家だ。それに、子どもの教育費や医療費なども安いし、生活しやすいのは間違いないよ」
■中国も、日本のようなバブル崩壊を味わうのか
中国の経済成長に自信を持っていた中国人が自国の不景気を嘆き、日本の経済状況を見て、「やはり、日本はすごい。活気がある」などと言う。筆者は彼らの話に納得しつつも、複雑な気分になった。かつて、バブル景気に沸いた日本経済は米国を追い越したものの、バブル崩壊後は再び、米国に追い越され、そこから長い長い不況に沈んだ……今の中国の状況は、あの頃の日本を彷彿とさせるからだ。中国の昔のことわざに「三十年河東、三十年河西」というものがある。長い歴史の中で、あらゆる物事は変化するし、世の中の盛衰は移ろいやすいという意味だ。今の中国と日本の逆転現象は、果たして本物なのか。そして、いつまで続くのか……両国の未来は、誰にも予測できないのではないかと思う。
王青
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最終更新: 1/27(土) 5:56
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■コメント
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現地在住の者ですが、一年を通し、ショッピングモールを訪れています。
以前はどのクラスのショッピングモールでも、空きテナントは皆無でした。しかし、近年は最高の立地にあるショッピングモールの1階でさえ、空きテナントが見られます。不況はコロナ禍の前から始まっていましたが、最近撤退した店子の中には、ぽっと出の店のみならず、コロナ禍のずっと前からあった店、つまりコロナ禍を耐え忍ぶことができた店もあります。もうコロナ禍の影響云々でなく、完全に経済が冷え込んでいることを意味しているのだと感じています。
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そんな中国、しかも上海でレストラン、百貨店、ショッピングモール等がガラガラでシャッター街のようで活気がない。一方、日本は実質賃金が物価上昇に追いつけない状態で、2023年日本のGDPはドイツに負けて世界4位になるも、それでも街には結構活気があると。中国と日本、この肌感覚の相異は重要だ。
ところで、本記事にあるような状況においても、先般中国国家統計局は、2023年の中国GDPは前年比5.2%増え、政府目標の「5%前後」は達成したと発表している…という。くりかえすが、日本は、ゼロ成長なのに街には活気があるのだ。
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好景気の後は不況が必ず来るもの。問題はそれをどう処理するかです。採算の取れない事業を切捨て、そこで抱えていた人・物・金等のリソースが採算の取れる事業へ流れる必要がある。自由経済であれば、バタバタと倒産しながらリソースが移動して再び成長する体制が整います。
ここでよく失敗するのが、倒産を防ぐために無利子で資金を貸付たり、補助金で支える政策を取り、日本のように不採算事業を生き残らせる方法を取ること。ですが中国は、政府が恒大集団を切り捨てたり賄賂等の不正の温床を摘発したり、自ら改善を促す行動が見られます。それが上手くいくかは疑問ですが、改善出来る組織は侮ってはいけません。失敗しても修正して問題に適応し、更に改善を重ねる事が出来るからです。「中国も落ちぶれたな」と感想を持つのは自由ですが、何時までもそのままだとは思わない方が良い。軍事面でも改善が見られますし、相変わらず厄介な国です。
('-')
中国にはゴーストタウン化している地域がたくさんあるからね。
票集めのためにバンバンマンションを建てた地方政治家たちは偉くなると中央に行ってしまうため、買い手のいないマンション群の問題については10年近く前から言われていた。そんな無茶を続けてきてようやく不動産バブル崩壊の深刻さが隠し切れないほど明らかになってしまってますからね。
日本にもバブル期に計画されて、今や廃墟のようになってしまったニュータウンが今でも残っている地域はあるが、これからまさに中国はそれを体験する時期が来るわけですね。この問題に警鐘を鳴らした優秀な幹部は習により皆クビにされました。プーチンもそうですが、始めは良くとも独裁者が力を持ちすぎると問題提起してくれる人が周りからいなくなって、やがてダメになりますね。
('-')
日本が通ってきた道をいま中国も通っているだけでしょう。
戦後の経済成長→バブル景気→バブル崩壊→失われた30年開始(※今ここ)
って感じでしょうか。民主主義と共産主義では若干違いはあるのかもしれませんが、「経済」という観点では歩む道はそれほど大差ないのではないかと。
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中国当局がいくら経済統計の数字を改ざんしてGDPを8%とか発表しても実態経済を隠しきれない。社会主義国の官僚主義が出ていて安心しました。
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旅行者や短期滞在者じゃなく住んでる方が言うと本当にそうなんだと思う
北京香港なども一緒なんですかね?
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日本が良いとは思わないが、中国が好調だって言ってる時には懐疑的な見方をしていた。
『いつまで続くかわからない』『そもそも紙幣の価値(外為)がおかしいのでは?』と思っていました。それが加速したのがコロナ、しかも自国で作成、飛散させたなんとも皮肉な結果。多くの人を殺してきたウイルスを世界にばらまいたつけが来ている。
('-')
中国は広大なので沿岸都市部と内陸、そして地方山間僻地などでの差がとても大きい。都市部一部を見て全体判断はできないが、少なくとも以前に比べてかなり経済的な後退があるのは間違いない。私の会社に香港経由できていた中国国内需要の発注が著しく減少してその代わりにベトナムやインドからが凄く増えてきた。

Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/c780cfc2b1e5a17831fde27f982ece26ba10cb31
https://news.yahoo.co.jp/articles/561b1d650aaf8b2afd649aaa3869ccad5d94544c












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Paul Krugman: 中国経済崩壊は日本よりもっと悪くなる←「中国崩壊論」はもう崩壊してるわ
ノーベル賞経済学者が中国経済の問題点を指摘…「日本のようにはならない。もっと悪くなるだろう」(海外)
2023/8/2(水) 8:10
中国経済は減速に向かっていると、ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマンは考えている。クルーグマンは、中国と90年代に経済が衰退した日本との類似点を指摘する。人口動態に強い逆風が吹いていることから、中国の将来はさらに悪化する可能性が高い。
中国経済は大きな減速に向かっていると、ノーベル賞受賞経済学者のポール・クルーグマン(Paul Krugman)は考えている。彼は、2023年に入ってからの期待外れな中国の経済パフォーマンスを、日本の経済力が衰退し始めた90年代の経済的苦境と比較した。クルーグマンは2023年7月25日に公開されたニューヨーク・タイムズへの寄稿文にこう記している。
「中国は最近失速しているように見えることから、将来的に日本のような道を歩むのではないかと言う人もいる。それに対する私の答えは『おそらくそうはならない。中国はもっと悪くなるだろう』だ」
Jennifer Sor
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最終更新: 8/2(水) 8:10
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■コメント
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この手の記事は話半分に受け取るに限る。昔から北京五輪が終われば中国は崩壊するだとか、何年後に韓国が崩壊するだとか、そんな感じの記事が定期的に出てきては、なんだかんだしぶとく生き残るのが常だからね。期待するのにも疲れたよ。
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この手の記事は、理想論だね。中国の力が弱くなったらいいなーっていう(笑)別のアメリカの経済学者は、日本は崩壊する、国債が返せなくなってっていう事を書いたことがあったっけ。中国にだって年金はあるし、そこまでしんぱいしてやるほどのことではない。日本だってウハウハの50万60万貰ってるわけでもあるまいし。
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以下は別のヤフニュースによる。
上海市統計局によると、日系企業による2023年上半期(1〜6月)の実行ベースの投資額は6億6,500万米ドル(約949億3,000万円)だった。ロックダウンで経済が停滞した前年同期から13倍に急伸した。
こう言った日系企業はヤフコメも見なく、失敗に決まっていたね。コメントもおもしろい、貧乏人程は騒ぎ出す
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「中国崩壊論」崩壊論(笑)
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私もそう思う。
失業率、少子高齢化、国内消費低迷、軍事費拡大、一帯一路の頓挫、民主主義国家からの警戒感、中共の保身のための政策、海外資本投資の減少、などなど経済が上向きになる要素はない。
そして不良債権の処理問題が待っている、人民元決済を諸外国が止めれば13億以上の国民が食べていける食料確保に充てる外貨が不足する。
一度贅沢を知った国民が長期間にわたり我慢できるはずが無い。中共が国民の目をそらすために戦争に突き進んだり、食料争奪で修羅場になる可能性も否定できないかもしれない。果たして、どうなるのか興味は尽きないが、他国への侵略戦争だけは起こさないで欲しい。
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単純に考えても1億人の日本より13億人の中国の方が悪くなる時はガッと悪くなるのは想像出来る。問題は我々がどうやって出来る限り巻き込まれないようにするか。
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もっと悪くなるというか、本質は最後は統制で旧社会主義体制に戻れば良いのだと考えていると思う。国民の事やや対外的な約束事は反古にして、軍事力で圧倒して黙らせば良い。だから、党による統制と軍部との関係だけは重視しているのだろう。欧米の資本が入り経済の繋がりがあるとか言っても、困ったら難癖付けて踏み倒せば良い。第2次世界大戦前にヒトラーのドイツの急成長に多額の投資をしたのが米国資本だった。最後に何がものをいうかははっきりしている。
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一度自由経済の甘い蜜の味を知った国民が昔に戻るなんて無理だと思います。毛沢東時代のような社会主義に戻るとかもうありえず、必ず自由を求める分離独立の動きは来る。人の命の軽い国に確実に上位にはいる国ですが、そこで抑え込むためにまた大量の逮捕者や死者を出してももう止められるとは思えません。PCもネットもない時代とは違うのです。日本のようにって、日本のポテンシャルは中国よりずっと高いと思います。日本は武器を買うより、食糧の自給率をあげ、リスクの高い国との貿易依存を可能な限り低くし、
化石燃料に頼らないエネルギーの獲得に国策として臨むべきです。
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昔の社会主義体制からは進歩し、経済的には自国の経済圏から搾取してでも内乱にならないようにするでしょう。テクノロジーの進歩で物資の分配と情報を統制し、国民を手懐けるのは容易になると思います。資本主義のグローバル企業に相当するのが国営企業で、両者ともに国家権力と結びつき資源の集中と分配を効率的に管理し行政機能も代替して行く方向になると思います。資本主義、社会主義ともに統制や資源分配の効率化を競うのは同じで、両陣営の境界は曖昧になり権力交代や情報統制の考え方の違いだけになるのではないかと思います。
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日本のような年金制度もないのに、「一人っ子政策」で急速に進む少子高齢化。さらに半数の若年層が失業したまま家庭も子供も持てない状況で、唯一望みの綱だった不動産バブルも崩壊。さらに急激なデフレ→スタグフレーションの拡大で国内経済はにっちもさっちも行かない状態なので、まさに日本の「失われた20年」を数倍深刻化した悪夢のような状態に陥るのは誰の目にも明らかだ。そうなると中国共産党は対外戦争に出てくる可能性が高まるので、日本の防衛力増強は必須であり、さらに我が国の産業経済の対中依存を早めに解消しておかなければならない。
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コメ主の指摘を論理的に否定するのは難しい。ソ連崩壊予測で知られる仏国人口動態学者のトッドは、数年前から経済崩壊を断定的に指摘しています。日本を遥かに上回る超少子高齢化が10倍の人口規模で、税制や福祉制度が不十分なまま訪れる。これは当たり外れの予想ではなく、人口統計に基づく確定した未来です。
さらに私有財産を認めない中国では、土地使用権を取り上げて地上げする不動産開発が地方自治体の主要収入源です。日本の不動産バブル崩壊は企業を潰し銀行を公的資金で救済しましたが、中国では地方自治体が破綻する。これはもう既に起こっている事実です。
私たちは今、大国崩壊の前夜にいます。台湾侵攻がこれだけ叫ばれるのは、米国保守層感情でも習政権政策でもなく、それしか出口が無いからです。必ず訪れる未曾有の難民、戦費負担や人道支援負担に今からどう備え、如何にソフトランディングさせるか。問題はこの一点です。
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都市職工年金、公務員年金は(とりあえず先行きを考えなければ)まあまあですが農村住民年金がヤバイみたいですね。平均受給額は都市の19分の1だとか。加入者数ではこちらが主ですし、いくら農村の方が物価が安いと言ってもさすがに安過ぎるのでは。
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中国が日本に戦争を仕掛けると心配されてるようですが、世界2位の人口を誇る中国は、少子化でどんどん人口が減っている日本に移民を増やし、参政権を得るだけで『合法的に』日本を乗っ取る事ができます。日本の人口は加速度的に人口が減り、30年後には6000万人台になるという計算もあるようです。中国は日本への移民を少しづつ増やしながら日本人の人口が減るのを虎視眈々と狙っています。戦争なんて面倒な事をせず、ただ待てばいいだけの話です。国際的に非難されるリスクを犯してまで戦争をする必要はありません。いずれ日本に住む人口の1/3は中国人になり、参政権を得た彼らが作った法律によって更に中国人がなだれ込むでしょう。そうなると数の論理で日本は中国に吸収されてしまうでしょうね。。それを許しているのが日本の現政権と、投票に行かない日本人です。
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国内の政権批判感情を戦争に向ける,というのは,いくら中国とはいえ,いささか時代錯誤の感が否めない。アメリカとの戦争ならまだ分かるが,台湾との戦争というのが理解できない。そもそもアメリカは,公式に,「一つの中国」を支持しており,これを否定したことは一度もないと思う。あと,日本の中国依存度を下げることの実質的な意味をあなたは理解してないんじゃない?
半導体製造装置,中国への輸出,毎年何億円ありますか?
中国への自動車の輸出,年間どれくらい?
日本の自動車メーカーは,中国で年間どれくらい作ってどれくらい稼いでる?iPhoneは中国製だけど,他の電子部品や基板など,中国なしで日本の会社はやっていけるのか?これはアメリカにも言えることなんだけど。もっと冷静になったら?
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社会主義の独裁国家だから、崩壊しているのに情報を遮断してもたせているんだろうけど、情報操作すればするほど、後で大変なことになる見本になるんだろうなーと考えている。
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中国は一旦大繁栄したものの、人口多いから途轍もない貧乏人もまだ相当いるだろう。経済が順調なうちは、俺もいつか金持ちになれるかも・・・と思って我慢してたろうが、バブル崩壊でもう爆発するよ。役所もせっかく腐敗追放運動やってたのに役人の給料大幅カットでは収賄大復活まったなし。中国人は元々政府を信頼もあてにもしてないから、中共政府はポイ捨てされるよ。
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「中国崩壊論」が出始めたのは2008年、北京五輪が終わると中国の経済が崩壊するって、あれからもう15年経つが、崩壊するところか、寧ろばく進してるんだ。欧米日の願いはいつになったら実現するんだろ、気が遠くなるなぁ。
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中国は全体主義であり、個人は軽視されている。領土が広大、人口が多い、GDPが大きいなど、総数の絶対値は高いが、それは個人個人の積み重ねであることを忘れがちである。日本の経済に底力があるのは、地方の農家の人に安定した経済基盤があるからである。ひょっとすると、地方の農家の人は首都圏のサラリーマンより小金を持っていて裕福かもしれない。日本全国どこへ行っても、普通の生活が出来るのは、もしかして共産圏より平等の精神が浸透しているかもしれない。個人を軽視した社会が、経済的混乱に落ちった時は、立ち直りが困難なような気がする。
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90年代の日本は、小さいことが高価値だとみなされていました。
ポータブルプレイヤーや携帯ゲーム機をはじめとする様々なものが作られ、材料費は少ないのに高付加価値で利益率が上がった時代です。
現在ではスマホやスマートウォッチが当たり前になりましたが、これらのものが経済を牽引するのでしょうか?
現在の中国には、経済を下支えしたり、牽引するような革新的なものを生み出すことが難しいのではないかと思います。
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軽薄短小は80年代からでした。
代表的なのはウォークマンでしょう!
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日本の90年代になってからこれまで「失われた30年」と言われているが、その間の日本は、リチウム電池や半導体のコア技術やフィーチャーフォン、リニアモーターカーなど、自前の技術開発で国際社会に一目置かれる存在を維持しつづけてきた。
中国は打って変わって、日本をGDPで追い越す勢いであったものの、その中で日本の60年代〜80年代ように核心技術を自前で開発してきたかというとそうでもなく、相変わらず通貨安と人海戦術、10億人の安い人材からピンハネして1億の富裕層を生み出していただけで、核心技術はいつまでも諸外国から拝借してきただけ。
ハリウッド映画に巨額の金をぶっこんでいろんなところに中国ネタを強引にぶち込むようにしたけど、結局ハリウッドの業界を腐し、衰退させただけでしたね。
国際社会は、そういうものだと分かったので、最近は見切りを付けるようになってきた。
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おっしゃるとおりだな。
だからいまでも科学部門のノーベル賞はたったの壱個。おまけにそれは医学賞で、物理・化学は零。14億人もいながら情けない。
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20年前、某テレビ番組にて「中国の政治体制はまもなく民主化されるだろう」と言った人がいた。
大嘘だった。中国はGDPを伸ばしそれは共産党支配を堅固とした。だから、このクルーグマンの予想も信用できない。我々は耳障りの良い予想は全て排除すべきだ。 このスレッドにもそれが散見される。
「一人っ子政策の軍人が強いわけない」
「年金制度がないからいずれ自滅する」
「数年後には経済は下降する」
それらは全て無視すべきだ。なぜ日本の保守派は耳障りのいい文句ばかり聞き入れてしまうのか?
「日本には神風が吹くから大丈夫」
「魂がない軍隊は弱い」
そんな甘言ばかり聞いて、80年前に我々の先祖は300万人を犠牲とした末に、結局負けたのだ。我々は最悪の結果を予想した上で冷静に、合理的に対処せねばならない。経済的にも、軍事的にも。でなければまた「失われた20年」となるだろう。

Yahoo!ニュース
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山口義正: 日本の「失われた10年」に照らして予測する中国バブル後の展開
天下の国営企業ですら経営難に…「恒大集団の破綻」でついに始まった中国の倒産ドミノ低リスクの企業も危険水域扱いに
PRESIDENT Online
2022/02/04 12:00
山口義正ジャーナリスト
■かつての日本でも資本市場が機能不全に
中国の不動産会社が震源となった信用不安が、いよいよ収拾がつかなくなってきた。昨秋から社債の元利払いが懸念されてきた恒大集団の他にも、社債の元利払いが滞らせる債務不履行(デフォルト)が続出。その頻度は日本の「失われた10年」にもなかったほどで、中国の資本市場が機能不全を起こすなど、97〜98年ごろの日本にそっくりの状況になってきた。
そこで日本の「失われた10年」に照らして、いま中国で起きている現象をどう位置づければいいのか、改めて考えてみたい。
日本で上場企業の経営破綻が相次ぐようになったのは97年からだった。この年の夏に「影響が大き過ぎて潰せない」と言われ続けてきた上場ゼネコン(総合建設会社)が立て続けに3社も破綻し、9月にはスーパーマーケットを国内外で展開していたヤオハンジャパンの転換社債が債務不履行を起こした。さらに11月には、三洋証券、山一証券、北海道拓殖銀行が破綻し、三洋証券は短期金融市場でデフォルトを起こした。
■信用不安で投資家が社債購入を見合わせ
この97年後半を境に、信用不安が一気に広がった。信用不安を媒介したのは株式市場や資本市場、短期金融市場などのマーケットである。ここでは98年の資本市場を例にとってみよう。資本市場に欠かせないインフラの一つに、債券格付けがある。最上級のAAA格からAA格、A格、BBB格と続き、ここまでが投資適格とされる。ところが98年当時、BBB格のれっきとした投資適格企業でも債券を発行できなくなった。さらに大手機関投資家にとって債券投資には基準があり、A−以上の債券しか買えないところが大半。そのため「A−の銘柄は基準を満たしてはいるが、格下げされるとBBB+になってしまう」として、購入を見合わせる投資家が大半になってしまった。投資家に募集をかけても調達予定額を満たすことができないケースが続出。信用不安により資本市場が機能不全に陥ったせいである。大手自動車メーカーのグループ企業は必要額を大幅に下回る資金しか集められず、大手ゼネコンはそれにも増してひどい状況だった。社債の年限を短くし、金利を上積みしても投資家が見つからず、社債の発行を諦めた企業も少なくなかったと聞く。
■痛手を受けた投資家たちは再び戻ってくるか
その年の資本市場全体をみると、社債の発行額が当時過去最高の13兆円近くに達し、前年比で約2倍に拡大したが、BBB格企業の社債はわずか200億円足らずにすぎなかった。そのうえ生損保などの大手機関投資家はA−格の企業に対しても「格下げされてしまえば、即BBBゾーンになってしまう危険水域」として、A−企業の社債まで購入を見合わせた。大手機関投資家は多くが内規で「A−以上の債券でなければ購入できない」と定めているにもかかわらず、である。
現在、よく似た状況になっているのが中国の資本市場で、信用力の高い企業までも資金調達に窮するケースが目立つようになった。昨年秋にかけて当局の指導で社債発行が上向いたとの報道もあるが、民間企業だけではなく、国営企業でさえ経営難に瀕する事例が増え、企業金融への資金の出し手であった投資家が痛手を受けているのだから、彼らがどれだけ戻ってくるのかは疑問だ。
■倒産の波は半導体関連や鉱山経営にも
日本の98年当時に重ね合わせられる事例はこれだけではない。
不良債権問題の処理にてこずった日本では景気低迷が体質化し、不良債権を抱えていなかった製造業まで倒産の波にさらわれた。日本の主力産業である電機や機械、輸送用機器にまで倒産したり、倒産寸前にまで追い込まれる企業が相次いだのである。一方の中国も、不動産会社だけでなく、半導体関連や鉱山経営の会社にまで倒産の裾野が広がっている。
金融にも影響が及びつつあるのか、日本経済新聞は1月20日付の朝刊で「中国の商業銀行などが2021年9月末、海外からの債務を減らしていた」と報じ、「恒大の債務不履行リスクが高まったことで、中国の金融機関が短期マネーの調達に苦慮していた」との見方を紹介している。
不良債権問題の影響で中国の商業銀行がドル資金の調達難に瀕するようだと、やはり98年ごろに邦銀がドル資金を調達する際に上乗せ金利を求められた「ジャパン・プレミアム」に似た「チャイナ・プレミアム」が生じる可能性も出てくるだろう。
個別の金融機関の信用力にも影を落としている。社債のデフォルトが問題になっている恒大集団への融資が大きく、株価が低迷している中国民生銀行はさしずめ、不動産関連融資が大きかった日本長期信用銀行(現新生銀行)や日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)といったところか。それとも97年に倒産したゼネコン東海興業への融資が大きく、経営破綻の要因のひとつになった北海道拓殖銀行になぞらえられるだろうか。
■海外投資家への弁済は後回しになる恐れ
もちろん日本の失われた10年とは異なる点もある。中国企業が海外市場で発行したオフショア債も償還が懸念されていることは各種メディアで報じられているとおりだ。問題をややこしくしているのは、中国国内で発行された社債よりも、オフショア債の弁済順位が低いことだろう。
社債の分野には「クロス・デフォルト条項」と呼ばれる契約条項があり、どれかひとつの社債が債務不履行に陥れば、他の社債も担保を提供したり、償還を迫られるというものだが、中国市場の専門家によれば「中国企業のオフショア債は多くがその対象外」だという。
つまり中国本土で発行された社債の投資家は優先的に弁済を受けるが、オフショア債の海外投資家は後回しになる恐れがあるのだ。その点で中国政府の対応は場当たり的で、企業の経営破綻や債務不履行を制御できていないように見える。
■中国政府は社債問題を素早く収拾できるのか
中国の社債問題は、日本でも国民生活の身近なところに影を落とし始めた。中国企業の社債を組み入れている投資信託は、昨秋あたりからその基準価格が下がり始めているのだ。それらには中国の不動産会社が発行した社債を積極的に組み入れた投信もあり、昨秋の時点で恒大の社債を組み入れた投信も数十銘柄に上る。企業再生は時間との闘いだという。経営破綻やその瀬戸際に追い詰められた企業は顧客が離散したり、ライバル企業の草刈り場になったりして商圏が縮小し、競争力や資産内容の劣化が進みやすく、時間をかければかけるほど再生が難しくなる。中国政府は恒大をはじめとする社債問題に対し、スピード感を持ちつつソフトランディングさせられるかどうか。しばしば強権的で強引な政策が目立つ中国政府に、それができるだろうか。

PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/54338








米中貿易摩擦で懸念増す 中国系企業が抱える親会社の破綻リスク
東京商工リサーチ(TSR)
2019年07月01日 21:44
中国系企業やファンドによる日本企業の買収が増え、株主が中国系になった企業は多い。ところが、中国経済の冷え込みや米中貿易摩擦の余波で親会社が失速し、日本企業が影響を受ける事例が目立ってきた。
産業機械製造の(株)シノハラジャパン(TSR企業コード:432102698、静岡県島田市)は、中国のスポンサー企業の破綻で連鎖的に行き詰まり、6月11日破産開始決定を受けた。
同社は2011年1月に東京地裁に民事再生法の適用を申請した印刷機械製造の(株)シノハラ(TSR企業コード:430008910、静岡市葵区、負債総額96億円)の第二会社。民事再生手続きで中国資本の企業が事業を継承し、新会社として設立された。従業員も引き継いで事業を継続し、レーザダイカット機の開発・製造販売など事業を拡大していたが、親会社の中国企業が破産し連鎖倒産した。
「中国側から連絡なし」 困惑する傘下の日本企業
自動車部品などを生産する国内の老舗メーカーA社も、数年前に傘下入りした中国の企業グループの事実上の倒産で対応に追われている。日本の民事再生法と同等とされる「破産重整申請」を提出したのは中国浙江省を拠点とする銀億集団有限公司(DUNS:530322163、寧波市)と寧波銀億控股有限公司(DUNS:421272561、同市)の2社。6月14日に寧波市中級裁判所に申請した。
銀億グループは中国国内で不動産業を手がけるほか、海外の自動車部品メーカーを傘下に収めていた。だが、中国不動産市場の低迷と、米中間の貿易摩擦を発端とした車載製品ビジネスの業況が悪化し、債務返済が困難になった。
A社は、自動車向けスイッチ部品の国内専業メーカー。アジアなど海外にも現地法人を展開し、2018年12月期の売上高は約67億円をあげていた。2016年に会社分割を実施し、新設された当社や海外現地法人を銀億グループが買収し、傘下に収めた。現在、社長と監査役以外の役員には、銀億グループ幹部が非常勤取締役として名を連ねている。
だが、今回の事態にA社の担当者は、「銀億グループ側から何の連絡もなく、困惑している」と戸惑いを隠さない。金融機関や取引先などから問い合わせが相次ぎ、独自に事実関係を情報収集し、取引先などに説明したという。
A社の買収には銀億グループのほか、中国の銀行系ファンドなど他の資本も関わり、再生手続きを申請した2社の直接的な支配を受けているわけではない。「商取引もわずかで運転資金も国内の金融機関から調達し、直接的な影響はない」と話す。
中国による「爆買い」対象は日本製品や不動産にとどまらず、その矛先は日本の「企業」まで及んでいる。マスコミを賑わせるのは国内大手メーカーや事業部門の売却など、大型M&Aが中心だ。だが、中堅以下の規模にも静かに中国資本の触手は伸びている。日本国内に資金の出し手がないため、不振企業の「駆け込み寺」になっている。という事情も見え隠れするが、日本企業の技術力や営業基盤、何より「日本ブランド」に魅力を感じ、抱負な資金力を背景に中国企業の「日本買い」が席巻している。父娘の対立が表面化し、業績悪化が続く(株)大塚家具(TSR企業コード:291542085、江東区)も、中国企業が事実上のスポンサーとなった。今後は巨大な中国市場への進出を足がかりに業績回復を目指す。
もはや取引関係だけにとどまらず、密接な繋がりを持つ日本企業と中国経済。何といっても注目を集めるのは米中貿易摩擦の行方だ。燻(くすぶ)り続ける多様なリスクが、思わぬかたちで日本企業を巻き込む可能性が今後も高まっている。

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2024年02月22日

datasea: 昨日町徘徊記/秋葉原,2024.2














datasea: 昨日町徘徊記/秋葉原,2024.2
[スポット][東京秋葉原] 昨日町徘徊記/秋葉原,2024.2.19
🕐24.2.19
ほぼ固定の巡回コースを行く。2月のこの時期は本来一番寒い時期だと思うんだが,ジャンパーはもう暑くて着れない。どこかのメーカーが夏用避暑グッズの発売はじめたニュース。サブリミナルに次の夏の暑さが怖い。
ジャンク通りの秋葉特区,昌平橋通りのネジ西川の閉店跡にいずれもトレカショップがオープン。電気街の雰囲気はさらに薄れる。気づけば秋葉はトレカショップだらけだ。先週の『大竹まことゴールデンラジオ』のみうらじゅんのトークコラム。「切手ブームの今」が面白かった。80年代ブームだった切手,その値段が今は半値近くにまで落ちているらしい。それに対する大竹のコメントが,「じゃあ今ブームのポケモンカードの行く末も近いものになるのでは?」。価値とは市場の厚み,熱さが支える水モノで,先行き考えないと。だな。昔2枚だけ買った妖怪コインの値段は今どうなっているんだろうか? 閉店した秋葉特区はコロナ禍以降,ほとんど仕入れを辞めてしまって,延々と同じモノを売ってた印象があった。iPhone4カバーを30円で買えたところでどうしようもない。業界にイノベーションがないとはいえ,やっぱり仕入れは店の生命線で,それを辞めてしまえば細っていくという事だろうか。
◇GEO Mobile
激安ジャンクスマホはもう売り切った感じで,Androidだと,残ってるのは画面割ればかり。替わりに中古PS5が入荷。
◇RGarden
ジャンク通りの中古PC店。
昨年末大掃除でPC踏んで液晶割れ,いずれ治すが,スペア用にここで中古を買った。買ったのは同じVersaProの古いヤツ(14800円)。その当の壊したVersaProも買ったのはこのRGardenだった。秋葉原の中古店を一通り物色するが,買うのは結局このRGarden。色々理由を考えるが,まず値段。SSD換装機がほとんどで,かつ安い。あと表記の細かさ。RAMメモリの最大搭載量まで記載しているのはここだけだ。Windows10のサポート終了が近く,Win11はスペック要件のハードルが高く,ここで大量のジャンクPCが生まれる可能性がある。個人的には,ここでWinOSからGoogleOSへ替える算段でいる。WindowsペイントにAI機能がつくらしい。AIアプリが続々入ってくるのは魅力だけど,それよりもコロワク鬼ゲイツから離れたい。
◇日米商事スーパージャンク
昌平橋ちかく。電気抵抗などのラジオ部品販売。昔の秋葉原の空気。
◇ヨドバシAkiba
買い物は文具コーナーで,あとは観るだけパターン。普段は行かない5F玩具フロアの奥にキャンプグッズコーナーを発見。もと3Fにあったのが5Fに移転したのか。消えたと思っていただけに嬉しい。売り場面積は半分になったが,それでもいい。ヨドバシに行く用事が増えた。昨今のソロキャンプブームはいよいよ終わったようで,某SnowPeak社の売上が99.9%減というニュースを昨日見た。マァ俺のブームが終る事はない。ハンディバーナーやアルスト等,ポイント抑えた配置は玄人好みだな。5Fのプラモコーナーも巡礼コース。お遍路88所詣で旧車プラモを眺める。20代が爆買いしていた。外人インバウンドのPS好きは常軌を逸したものを感じる。眼が血走ってるからな。銃社会におけるバトルゲームって意味が違うんだろう。任天堂Switchは歴代同社売上首位になったらしい。
◇飯屋
マクドナルドのチキチーセット(チキンチーズバーガー,500円→520円→540円),ステルス値上げ。今日は全粉粒パン持ち込みで5Pナゲット&コーヒー(410円)。マスタードソースが旨い。利用頻度多いので,添加物の蓄積が気になる。これからはこれで行こうか,といいつつチキチーに戻ってしまう気が… 店内BGMは『オードリーのオールナイトニッポンMCD版』とクリーピーナッツのMCD推しトーク。オードリーの東京ドーム公演が近い。クリーピーナッツのトーク内容は台湾マクドの海老天バーガーとさつま芋フライ。ちょい話題がズレてる感じがする。フィッシュバーガー推しのミュージシャンが多いのは何故だろう? 南上野に老舗天ぷら店を発見。

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2023年12月08日

datasea: 昨日町徘徊記/秋葉原,2023.12














datasea: 昨日町徘徊記/秋葉原,2023.12
🕐23.12.4
◇BICカメラ
Sofmapプレミアムカードの規約で,年10000円以上買わないと年会費(1500円程度)がかかる。JACCSの1500円の請求が物凄くて嫌になる。ので買物。何のためのカードか知らん(哀)が,ズルズル使ってる。BrotherレーザープリンタJustioHLのカートリッジ(10450円)の受け取り。プリンタ本体8000円でカートリッジ10000円(笑) 純正品は高い。10000円で3000枚刷れるので,3円/枚の計算らしいが,コストで言えばコンビニコピー機のほうがやや勝る。コンビニは設定を工夫すれば5円/枚で,miniStopだと2.5円/枚に出来る。全体的に手間を考えればコンビニコピー機に軍配が上がる。一方でモノクロレーザープリンターは,純正じゃない代用トナー(4000円程度)を使えば,1.3円/枚になるが,こっちは故障覚悟じゃないと使えない。けれどもズルズルと代用トナーに移行していく気がする。コンビニコピー機は手差し禁止で持込用紙にプリント出来ないから。これは大きい。これで部屋の裏白の紙ゴミストック(ウラジオストック)を再利用する。
BICとヨドバシに行く機会が増えたのは,ジャンク通りの展開に乏しいせいか。もう10年以上も同じもの売ってる印象がある。夏のBICに猛烈にいたインバウンドは,秋冬になって大分減った。力を入れてる人気コーナーはAV関連で,中でも主力はBruetoothイヤホン。店頭売上ランキングでは
1位 Sony
2位 Bose
だった。老舗の強みを活かせるジャンル。JVCも強い。個人的には,無線イヤフォンは,直感を司る松果体を壊すというオルタナ系ニュースを読んでからは敬遠している。というか多分使わない。有線イヤフォンオンリー。
人気が下火になった感のあるドローンのコーナー。GForce,HolyStoneあたりの9000円台の安いドローンに魅力を感じる。GoPro系カメラのInsta360はまだ高過ぎで手が出ず,陳腐化を待つ。
ゲーミングPCの主力はMSi,ROG(Republic of Gamer)でRAM16GBクラスが多い。『Grand Theft Auto』の続編が2025年に出るらしい。昨今プロゲーマーの若死のニュースが多いが,残ってくのは,体も鍛える体調管理出来るゲーマーだろうか。
◇秋葉館
中古Apple関連の秋葉館が移転して路面店になるらしい。BIC斜向かいのビル4Fにある秋葉館は,大分御無沙汰だけど,また行く機会増えそうだ。
◇GEO Mobile
激安ジャンクスマホはもう売り切った感じで,Androidだと,残ってるのは画面割ればかり。替わりに中古PS5が入荷。
◇ヨドバシAkiba
文具コーナーと家電コーナーによく行く。あとタッチペン。数年前からタッチペンに拘り出した。デバイスのスペックも重要だが,良いタッチペンとの出会いは,それに比肩する位重要だ。現況使ってるのは東芝ユニの鉛筆型タッチペンとElecomのアルミ軸のタッチペン。耐久性で秀でるのはユニで,古参の文具メーカーのタッチペンはやっぱりいい。PCメーカーのヤツは,雑で荒い使い方をするワイのようなユーザには耐え得ず壊れる。
◇ネジの西川
閉業。千石通商が業務引き継ぎ。
◇飯屋
人気店といえば
ラーメン豚山
じゃんがらラーメン
マクドナルド秋葉原Sofmap店
マクドナルド秋葉原昭和通り店
かつや秋葉原店

外食はマクドナルド,カレー屋が多い。ラーメン店にはあまり行かない。秋葉原界隈で行く飯屋といえば,
ラ・ホール
ジャン・カレー
ナポリタン・パンチョ
マクドナルド秋葉原Sofmap店
マクドナルド秋葉原昭和通り店
バーガーキング秋葉原昭和通り店
位。その他候補としては
ごはん処・あだち(メガ盛り)
カレー心
ぐらいか。「牛丼サンボ」は秋葉原ジャンク通りの牛丼専門店。営業時間: 〜18時(在庫尽きたら閉店)。17:40滑り込みで入店。大盛味噌汁付き(770円)。回転悪そうな吉野家を狙って入るのは,そのほうが煮込み時間が長く旨いから。ここの味はそれに近い味で大満足。

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アキバお買い得価格情報(速報版)
【 調査日:2023年12月7日 】
AKIBA PC Hotline!編集部
2023年12月8日 00:20
※以下における価格などは、編集部が各ショップ店頭での表示を独自調査したものです。 この価格で販売されることを保証するものではありません。 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。※特記無き価格情報は税込価格です。
◇あきばお〜弐號店
SanDisk Extreme microSDXCカードの期間限定セールを実施、128GBは1,649円
◇PCコンフル 秋葉原店
保証無しのARROWS Tab Wi-Fiが3,000円など、中古品PCのセールを実施
◇PCコンフル 秋葉原2号店
保証無しのNEC PC-VKF11T1B1が5,000円など、中古品PCのセールを実施
◇PCコンフル 秋葉原4号店
Core i5-8265U搭載のVAIO VJPK11C12Nが27,800円など、中古品PCのセールを実施
◇ショップインバース秋葉原2号店
ゲーミングノートPCの中古品を表示価格から10%引きで販売
◇PRODIG 秋葉原店
「訳アリ/ジャンクiPad」のセールを9日(土)に実施、価格は9,800円からで保証無し
◇テクノハウス東映
Transcend製品の購入者にノベルティグッズをプレゼント、8日(金)から
◇ツクモパソコン本店/本店II
週末セールを実施
このほか、FSPブランドの電源を一部値下げ。

AKIBA PC Hotline
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1537149.html
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/category/info/price/sale/
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ソニー「Xperia XZ2」が6,000円!秋葉原で中古品セール
AKIBA PC Hotline!編集部
2023年12月2日 09:05
ソニーの5.7インチスマートフォン「Xperia XZ2 SOV37」の中古品が、CCコネクトでセール中。店頭価格は6,000円。保証期間は1か月で永久赤ロム保証つき。主な仕様は、ディスプレイ解像度2,160×1,080ドット、メモリ4GB、ストレージ64GB、OSがAndroid 10以降など。

AKIBA PC Hotline
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2023年11月19日

レイ・ダリオ: 覇権国のビッグサイクル



レイ・ダリオ: 覇権国のビッグサイクル
レイ・ダリオの米国覇権終焉と金融危機予測の本質 500年の歴史にみた同じパターン
富を拡大するインテリジェンス2.0
公開:23/11/18 06:00 
更新:23/11/18 06:00
松島修
レイ・ダリオは世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーター・アソシエーツの創業者です。レイ・ダリオの高い視点の相場観や世界動向予測は、私、松島修と似ていると言われてきました。レイ・ダリオは、その時々の相場に合わせて表現を変えることや、金融危機という直接的な言葉を避けることから本質からずれた解釈をされる傾向が強いので、分かりやすく解説します。
レイ・ダリオが500年の歴史を調べたところ、国の覇権にはビッグサイクルがあり、いつも同じパターンで覇権が終焉していることに気付きました。そして、今まさに米国覇権は終焉に向かっていて、FRB(連邦準備制度理事会=米中央銀行)が破綻するレベルの巨大な金融危機がこれから来ると判断しています。レイ・ダリオは中央銀行が国債をどれだけ買っても財政破綻に陥ることはあり得ないという考えを否定しています。歴史を見ると明らかだからです。 今生きている私たちが経験したことがない衝撃的な出来事が起きるということです。
■ドルと米国債に不信感
レイ・ダリオが予測する米国の覇権終了までの要素は次の通りです。
▽バブル崩壊
▽金融危機
▽国内分裂・内戦
2024年11月の米大統領選挙に向け、すでに民主党と共和党は内戦状態です。
▽米国が多額の軍事費を払う余裕がない時に戦争になる
すでに代理戦争のウクライナへの大量資金投下により米国は資金難です。イスラエル戦争では空母打撃群が配備され、大量の資金投下が予定されている状態です。さらに今後、対立国の大国、中国と戦争の可能性が高いと判断しています。レイ・ダリオは中国が次の覇権国の可能性大と認識しています。
▽ドルと米国債に不信感
すでにロシア、中国を筆頭に反米国によるドル離脱ムーブメントが発生しています。
▽ドルと米国債を持つ者が売却
すでに中国は毎年、米国債を大量売却しています。
▽米国覇権の終了
金融危機の視点では次のようになります。
▽再び、金融緩和(利下げ)株大暴落・金融危機
▽ゼロ金利にしても間に合わないので量的緩和開始(中央銀行が国債購入)
▽スタグフレーション・悪性インフレが加速
▽ドル安
▽FRB(米中央銀行)破綻
▽米国の覇権の終焉
レイ・ダリオは個人にはゴールドを推奨し、株は買い推奨していません。レイ・ダリオはその時々で表現を次のように変えてきました。インフレ時は「現金はゴミ」と言い、現在の株下落トレンドに「株は現金よりゴミ」と言い、最近の金融危機・株暴落前は「現金は良いもの」と表現を変えています。

日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/332197







WEFのアジェンダは失敗するように設計されている
2023/09/04 00:14
WEFのアジェンダは失敗するように設計されている-アンソニー・ミッチェルズ
2023年1月24日
欧米は金融崩壊後にCBDCを受け入れるでしょう
「これから起こることは、はっきりしています:メガ債務は崩壊し、西側諸国は支払えなくなり、したがって商業銀行は破滅します。
本当の大変動は、私が見る限りでは、2025年頃に「のみ」始まるでしょう。」
By アンソニー・ミッチェルズ
(henrymakow.com)
CBDCに関するキャサリン・オースティン・フィッツの「楽観論」と、現在進行中のポピュリストの反応に気づきました。今のところ多くの人が抱いている楽観論です。それはまた、ダボスでのWEFの会議が明らかに失敗し、『彼らのアジェンダは問題を抱えている』と大々的に報道されたからです。しかし、私はこの楽観主義に強く警告を発したいと思います。WEFは決して『成功』するために企画されたのではなく、まさにこのような反応を煽るために企画されたものです。これから起こる反応、すでに進行中の右派/ポピュリストの反応は、完全に計算されたものです。(イーロン・マスクのツイッターなど)グレートリセット一味が登場したときから、私はそれを予想していました。どちらかと言えば、「人々は何にそんなに時間がかかったのか」というのが主な疑問です。
あなたは何も所有せず、虫を食べるのですか?マジで?
それで人々が『納得』するとでも?
違うと思います。しかし、人々が本当に問うべきことは、これです: 「どうやって私たちが何も持たずに終わると考えているのか?」 ということです。彼らは本当の危機、つまり債務バブルの崩壊が近づいていることに気づいていないのです。驚くべきことに、アメリカの負債総額は90兆ドル。GDPの4倍です。そして、それは崩壊の瀬戸際にあり、人々はそれ以外のことで忙しいです。来るべき大恐慌は、すでに始まっており、ほとんどすべての人が見捨てられるでしょう。そしてこれは、CBDCが成功することを彼らがすでに知っている方法でもあります。もちろん、人々はお金による中央銀行の支配を望んでいません。ECBは最近、マーケティングがうまくいかないと嘆いていました。しかし、それはすべて泣き寝入りです。メガ債務は崩壊し、西側諸国は支払えなくなり、商業銀行は破たんします: 銀行の大規模な債務不履行が起こるでしょう。銀行の大規模な債務不履行が起こるでしょう。最初の債務不履行が起こるのは、ほんの数カ月先のことですが、私が見る限り、本当の大変動は2025年頃から始まるでしょう。そして、銀行が破綻すれば、欧米の決済システムに対する支配力を失うことになります。CBDCが「明白な解決策」になるのはその時です。そうやって、彼らはこの作戦を成功させるつもりです。西側諸国を食い荒らす巨大な負債について、人々は何も知らないのです。そして、これらの盲目の愚か者は『CBDCを止める』つもりですか?無知です。
CBDCは5年以内に決済の主流になるでしょう。数カ月以内に、彼らの金に裏打ちされた人民元 CBDC がユーラシア大陸で目立つようになり、国際貿易でドルに取って代わるでしょう。10年以内に、CBDC世界通貨を含む世界政府が誕生するでしょう。このような悪いニュースの前触れで申し訳ありませんが、人々はまだすべて冗談だと思っているようです。そうではありません。これはマネー・チェンジャーの最大の偉業であり、世界政府への最終キャンペーンになるでしょう。NWOの最終作戦は、2019年9月にFRBがレポ・クライシスの災厄とともに貨幣印刷を再開したときに始まりました。これから数年間、毎日が敵によって綿密に計画されており、彼らはその頂点にいます。しかし、人々は何が襲ってくるのか、まだほとんど分かっていません。しかし、彼らはすぐに学ぶでしょう。そのことは、誰もが確信できることです。
アンソニー・ミッチェルズからの追記
数ヶ月以内に金融システムが大混乱に陥ります。それはデリバティブ取引で顕在化し、ウォール街自体に大打撃を与えるでしょう。FDICのビデオをご覧になったと思いますが、そこで彼らは来るべき救済について議論していました。ウォール街の大手銀行をいくつか合併させるでしょうから、あと数年は大丈夫でしょう。そしてそれは、おそらく中国との大きな政治的危機とともに売られるでしょう。米国と中国は、チップを中心とした大きな争いに巻き込まれています。驚くべき事実は、世界最大の石油輸入国である中国が、石油の2倍のチップを輸入しているということです。それくらい、中国はチップに依存しているのです。バイデンがその供給を圧迫していることは、地政学的に大きな問題です。中国は何らかの反応をせざるを得ません。バイデンがチップを絞るということは、1941年のルーズベルトの対日石油ボイコットを彷彿とさせます。私は、これが「金融システムにとっての最大の脅威」として中国が予告している「サイバー攻撃」の原動力になると思います。これは、西側諸国全体におけるWEFとその「左派」政権の崩壊、そしてウクライナにおけるアメリカの覇権主義的野心の終焉と結びつくでしょう。アメリカはヨーロッパから撤退し、すべてをアジアに集中させるでしょう。そして、米国とロシア、中国が互いの影響圏を「尊重」する、プーチンの「多極化世界」が数年間続くことになるでしょう。世界は東西に分かれています。2023年から2024年にかけて、西側諸国は深刻な不況に見舞われ、2025年頃には借金が返せなくなり、そこから本当の災いが始まるでしょう。大恐慌は大量殺戮をもたらし、西側諸国は廃墟と化すでしょう。東と西の対立は、1914年以前のヨーロッパを彷彿とさせますが、現在は世界規模です。その結末は同じです。アメリカが負ける戦争。そして、西側の灰の上に世界政府が誕生し、2028年後半から2029年初頭にかけて戦争が起こると私は予想しています。これが、私が見た限りでのシナリオです。
以下、コメントなどは省略。
https://henrymakow.com/2023/01/wef-agenda-is-designed-to-fail.html
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メモ・独り言のblog
http://takahata521.livedoor.blog/archives/21518236.html















マドモアゼル愛: 米国債格下げが生む今後の展開〜金融世界は消滅するのか
2023.8.8
■米国債格下げ
ご無沙汰しております。忙しくしていたもので,結構投稿の間隔が空いちゃって…出張も兼ねて忙しくしておりましたので,配信の方もお休みさせて頂いてました。その間に世界では色々おきていて。
驚いたのがアメリカの国債,基軸通貨,不動の価値の基準であった米国債がトリプルA(AAA)からダブルA(AA)に格下げになりました。1社のみの判断ですが,価値の基準であった米国債の格下げというのは,本来あってはならない事ですが,どの程度の影響が出るのか?と思ったら,株式には反応ありましたよね。そして今月下旬8月23日頃ですか,BRICsがゴールドとリンクした新通貨の発表がある。それに向けて,旧来「弱小通貨」と言われていたローカル・カレンシー(現地通貨)でも取引が可能になる。ドルに依らない取引が可能になる。アフリカ等では,「全ての貿易でドルをやめよう」というような提案も出ています。
■状況を想定できない
明らかに「ドル離れ」がおきている。そういう状況下でのアフリカ国債格下げっていうのは,もうそういう時代に変わっているんだと。獲物を捕れなくなったライオンは,どれだけ怖く見えても,シマウマなんかもう平気で傍を通ったりするようになりますから。動物は直感強いですから。獲物捕れなくなったライオンなんて,誰も怖がらないという状況が,今ドルでおきているという事は,ドルの行く末,しかも近々の行く末は悲観的に考えた方が良いのではないか。ドルは全ての通貨の基本になっていたものでしたし,世界の資産の多くがドル建て資産ですし,世界中でおきている借金というものも,貸付金もドル建てが基本です。その大本が悲観的で,場合によっては紙切れになるというような未来を考えた時,私達には,それをイメージする力がない。ないが故に黙しているというだけで,一度火がつくようなことが起きたらならば,雪崩をうって状況が進行してゆく。こういう状況って,逃げ遅れというか,逃げられない状況じゃないかなという気がするんですね。大きな船で火事がおきて,火事は消せない。大きい船だから,自分の場所まで火は来ていない。だから自分の日課を相変わらず続けている(だけど船は火事で沈みかけている)。そんなイメージを持っています。
■金融世界の消滅
これは前々から言ってきた事ですし,多くの方も危惧されてる事なんで,その通りなんでしょうけども,これが派生する問題っていうのは,人は「根本的にお金で動いていた」訳です。人は常にお金の事を考えていた訳だし,お金を増やそうと思って行動していた訳だし,儲けようと思って活動していた…企業も全部そうです。そうしたものの根本が切れるということは,どういうイメージで世の中を捉えたら良いのか? 一言で言えば「お金で動かない時代が来る」っていうことでもあるんですね。一二三神示では「金が仇の時代来るぞ」っていう表現…まさにこれから始まるのは,「金が仇の世」…マァお金の原理っていうのはこれからも続いてゆくでしょうけども,それは金(ゴールド)とリンクするという形での移行になりますので,暮らしてゆくための生活材,それから家を建てるとかそういう財産とリンクした形での金がリンクしてゆくという事で,プラスアルファの金融として増大する分というのは,これからなくなる時代が来る。これが大変なんです。なので,例えば石油が出た国でも資源が出た国でも,皆「ドル様」の力によって,全部二束三文で買い叩かれてきた。ローカルカレンシー/田舎通貨では生きていく力もなくて,もう暴力そのもの。もう本当にその国を,田舎通貨を破壊する武器のようなものとして,ドルが世界中を席巻してたわけですよね。だからアメリカ星条旗に複雑な思いを持つ民族も多くいて,それは同時にドルの御威光に対する複雑な思いを40年,50年,100年と持ってきたわけですよね。やはりドルを御威光にしたその背景には,弱い通貨の国民などはタダ同然で使えるんだ,という理不尽な時代が終えていくんだということを考えれば,これからしばらく大変でしょうが,そういう風になっていくと思いますね。
私達が生きている時代にこういう激変がおきる…人の一生の中には,社会の激変に伴う運命の変化が来るというような激変がやっぱり 一度ぐらいはあるもんなんですね。70年前には戦争で全て奪われるとかという社会事象の変更に伴う激変があったわけで,その毎に全ての社会的常識も変わっていった。今回の事は,これまで起きたことよりも場合によっては遥かに大きい事で,これまでの常識的なものや考えや価値観や生き方全てが大きく変わっていく…「ドル消滅」だけでも大変だけども,それとともに全てが変わるという風になって行くはずです。

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Simon Black: シリコンバレー銀行が破綻したのなら他も同じ
「崩壊は一瞬で起こり得る」:迫るメルトダウンのメカニズムがようやく理解できました。そこには驚くべき事実が存在します
2023/03/14 19:13
シナリオライターさん次第ってことで!
■米国債というスーパー爆弾
金融関係の記事が続きますが、知りたいと思っていることは、純粋に以下の点だけなんですが、今ひとつ納得できていない部分があります。
・同じような破綻が起きるメカニズムは明確に存在するのか
・何かが起きるとすると、どの程度の規模とスピードで起きるのか
このようなことなのですけれど、私自身、最近破綻したアメリカの銀行が、「なぜあれほど急速に破綻したのか」の理由が、今ひとつわかっていなかったのですね。金融に疎いですから。その中のひとつの理由としては、前回、米ブラウンストーン研究所の創設者が書いていたことはあるとは思います。
📝[記事]アメリカの銀行破綻の連鎖の最大の原因が、「パンデミックの景気刺激策とロックダウンの影響」であることを知る In Deep 2023年3月13日
しかし、これだけが理由であるなら、破綻の連鎖の具体的な説明にはなりにくいように思います。また、こちらの記事「地球規模のシステミック・メルトダウン」では、中小の銀行や地方銀行から、メガバンクにお金が流れているとということを金融の専門家が述べてらっしゃいました。
「それなら、大銀行はこれからも大丈夫ってこと?」
ということが、どうもしっくり来ない。それだけであるなら、小さな銀行はどんどん破綻していくかもしれないですが、大きな銀行はますます繁栄していことになり、それは「メルトダウン」とは呼べません。社会も経済も、様相は変化するにしても、崩壊とは程遠い。しかし、今朝あるグラフを見て「結局、これなのか…」ということに気づきました。
アメリカの投資家のバーラージーさんという人が、以下のような投稿をツイッターにしていたのです。こちらに訳しています。
バーラージーさんの投稿
銀行は米国債を購入したために破綻している。完全な停止だ。 「世界で最も安全な資産」は、世界で最も危険な資産になっている。そして、添付されていたグラフが以下です。
投資有価証券の含み益(含み損)
nofia.net
満期証券保有
売却可能有価証券
ソースは、FDIC (連邦預金保険公社)で、過去14年と比較して、2022年から「保有する国債に莫大な損失が出ている」ことがわかります。思い出せば、昨年以来、「債権のカタストロフ」を述べていた専門家がたくさんいました。以下の記事では、アメリカの地政学および金融サイクルの専門家であるチャールズ・ネナー氏という方の言葉をご紹介していますが、以下のように述べていました。「債券のカタストロフがあります。 それらは資本を失い、元に戻ることはありません。 株で起こっていることと同じことです」
📝[記事] 来年始まる戦争サイクルでは、「世界人口の3分の1が死亡する」というアメリカの著名な金融サイクル専門家の見通し。そして何となく気になる「サル痘」のこと In Deep 2022年5月19日
このタイトルには「サル痘」なんて言葉も入っていまして、今となればサル痘も、たまに思い出す、むかし旅先で知り打った素敵な女性のような淡い思い出となっていますが、上の記事の後半に、チャールズ・ネナー氏のインタビューがあります。あと、以下の記事も、債権についてふれていますが、ここでは「日本の問題」について書いていた米ゼロヘッジの記事をご紹介しています。
📝[記事] 市場と経済の「悪夢のシナリオ」の開始まであと半年もないのかもしれないとふと思う In Deep 2022年6月14日
それで、今日、アメリカの資産管理系の企業のようですが、ソブリン社という企業のウェブサイトに「米国債がすべてを押し潰すメカニズム」が書かれていました。その中に「崩壊は一瞬で起こり得る」とあり、今回のタイトルにさせていただいています。その記事をご紹介します。驚かれると思います。ちょっと意地悪な表現をしている部分もありますが(「お楽しみはこれからだ」など)、そのまま訳します。太字はこちらで施しています。
📝シリコンバレー銀行が破綻したのなら、他も同じだ
If SVB is insolvent, so is everyone else
Simon Black 2023/03/13
2008年9月14日の日曜日の午後、金融大手のリーマンブラザーズの数百人の従業員が、ニューヨーク市の 7番街 745番地にある銀行の本社に足を踏み入れ、オフィスとデスクを片付けた。リーマンが破綻を宣言するまであと数時間のときだった。そして、その翌日からの崩壊は、大恐慌以来最悪の経済的および財政的荒廃を引き起こした。
S&P 500は約 50%下落した。失業者が急増した。そして、その後の 1 か月で 100以上の銀行が倒産した。完全な災害だった。これらの銀行は、預金者のお金を使って特別なモーゲージ債を購入していたことが判明している。しかし、これらの債券は非常にリスクが高かったために、最終的に「有害な証券」または「有害な資産」として知られるようになった。これらの有害な資産は、サブプライムの「忍者」、つまり、収入も仕事も資産もなく、過去に請求に対して支払わなかったような歴史を持つ借り手に与えられていた、リスクの高いマネーダウンのない住宅ローンの束だった。
経済が好調だった 2006年と 2007年には、銀行はこの有害な資産から記録的な利益を上げた。しかし、2008年に経済状況が悪化し始めたとき、これらの有害な資産の価値は急落し、数十の銀行が一掃された。
さあ、また始めようか。リーマンショックから 15年後…数え切れないほどの調査、公聴会、「ストレステスト」ルール、および金融崩壊を防ぐための新しい銀行規制が実施されていたが、その中で、米国で 2つの大手銀行、シグネチャー銀行とシリコンバレー銀行 (SVB)が崩壊するのを目の当たりにした。現在でも、銀行は時々破綻する。しかし、これらの状況は不気味なほど 2008年と似ているが、現実はもっと悪いのだ。説明しよう。
1) 米国債は新たな「有害な証券」
シリコンバレー銀行はリーマン・ブラザーズとは違った。リーマンがバランスシートのほぼすべてをリスクの高い住宅ローン債に賭けたのに対し、シリコンバレー銀行は、実際には驚くほど保守的なバランスシートを持っていた。昨年 12月31日の銀行の年次財務諸表によると、シリコンバレー銀行の顧客預金は 1,730億ドル (約 23兆円)だったが、融資額は「わずか」740 億ドル (約 9兆9000億円)だった。これの何が保守的かというと、銀行は通常、預金者のお金のほとんどを貸し出す。たとえば、ウェルズ・ファーゴは最近、1兆3800億ドル (約 184兆円)の預金を報告したが、うち 9,550億ドル (約 127兆円)が貸し出されている。これは、ウェルズ・ファーゴが顧客の資金の 70%近くを融資したことを意味するが、シリコンバレー銀行の融資は、約 42%であり、より保守的な「預金に対する融資比率」を持っていた。ポイントは、シリコンバレー銀行が失敗したのは、リーマンのときのようなリスクの高いローンを大量に作っていたからではない。シリコンバレー銀行の経営はそれらからは、ほど遠いほど保守的だった。シリコンバレー銀行は、預金者の資金の大部分 (1,199億ドル / 約 16兆円) を米国政府債に保管していたため、失敗したのだ。ここがこのドラマの本当の根幹だ。米国の国債は、世界で最も安全で「リスクのない」資産であると考えられている。しかし、国債でさえ価値を失う可能性があるため、それはまったく真実ではない。そして、それがまさに起こった。シリコンバレー銀行のポートフォリオのほとんどは、10年物国債などの長期国債だった。そして、これらは非常に不安定だ。たとえば、2020年3月には金利が非常に低かったため、米国財務省は 10年物国債を 0.08%という低い利回りで売却した。しかし、それ以来、金利は大幅に上昇している。先週の 10年国債利回りは 4%を超えていた。そして、これは大きな違いなのだ。債券市場にあまり詳しくないのなら、理解しておくべき最も重要なことの 1つは、金利が上昇すると債券は価値を失うということだ。そして、これがシリコンバレー銀行に起こったことだ。シリコンバレー銀行は、金利がはるかに低い時期に長期国債を積み上げた。実際、彼らの債券ポートフォリオの加重平均利回りはわずか 1.78%だった。しかし、金利は急速に上昇している。シリコンバレー銀行が 2〜 3年前に 1.78%で購入した同じ債券の利回りは現在 3.5% 〜 5%だ。つまり、シリコンバレー銀行は大幅な損失を被っていることになる。
彼らはこの事実を隠さなかった。今年の 1月19日に発行された 2022年の年次報告書は、シリコンバレー銀行の国債の「未実現損失」が約 150 億ドル (約 2兆円)であることを示している。比較すると、シリコンバレー銀行の総資本は約 160億ドル (約 2兆1000億円)しかなかった。繰り返しになるが、これらの損失は、クレイジーなリスクのあるローンの山から生じたものではないのだ。シリコンバレー銀行が失敗したのは、米国の国債から数十億ドルを失ったからだ。米国債は新たな有害な証券となっている。
2) シリコンバレー銀行が破綻したのなら、FRB を含む他のすべての企業も同様だ
しかし、お楽しみはここからだ。国債のポートフォリオの損失が原因でシリコンバレー銀行が破綻したのなら、他のほぼすべての機関も危険にさらされるからだ。たとえば、私たちの昔からのお気に入りであるウェルズ・ファーゴは最近、債券ポートフォリオで 500億ドル (約 6兆6000億円)の未実現損失を報告した。これは銀行の資本の巨大な部分であり、潜在的なデリバティブの損失は含まれていない。銀行、証券会社、大企業、州および地方政府、外国機関など、米国の長期国債を購入した人たちは皆、現在、莫大な損失を被っている。FDIC (連邦預金保険公社、すなわち米国の主要な銀行規制機関)は、米国の銀行の未実現損失を約 6,500億ドル (約 87兆円)と見積もっている。6,500億ドルの未実現損失は、2008年の米国におけるサブプライム損失の総額と同規模だ。金利が上昇し続ければ、損失は増加し続ける。これについて本当に皮肉な(そしてややコミカルな)ことは、FDIC が銀行預金を保証することになっているということだ。実際、彼らは預金保険基金 (DIF) と呼ばれる特別な基金を管理しており、現在は機能していないシリコンバレー銀行の預金を含め、全米の銀行で顧客の預金を保証している。しかし、現在の DIF の残高は約 1,280億ドル (約 17兆円)に過ぎない… その一方で、銀行システムにおける未実現損失は、 6,500億ドル (約 87兆円)だ。しかも、損失は増加し続けている。DIF はその 1,280億ドルをどこに投資しているのだろうか。米国債だ!そのため、FDIC でさえ、未実現損失から破綻した銀行を救済することになっている保険基金での未実現損失を被っているのだ。ばかげている!
ここで、特に強調したい銀行が 1つある。その銀行は、債券ポートフォリオで大きな損失にさらされている。実際、この銀行は昨年、わずか 420億ドル (約 5兆6000億円)の資本に対して 3,300億ドル (約 44兆円)以上の「未実現損失」を報告しており、この銀行を完全かつ完全に破産させた。その銀行とは、連邦準備制度だ…世界で最も重要な中央銀行だ。それは実際には、どうしようもなく破​​綻しており、それはシリコンバレー銀行よりも破綻している。何が起きる可能性があると思われるだろうか?
3) 「専門家」たちは、このようになるのを見るべきだった
2008年の金融危機以来、立法者と銀行規制当局たちは、銀行危機の再発を防ぐために、際限なく新しい規則のパレードを展開してきた。最も面白いものの 1つは、銀行が「ストレステスト」に合格しなければならないという新しい規則だった。つまり、銀行がマクロ経済状況の特定の変動に耐えられるかどうかを確認する戦争ゲームのシナリオだ。シリコンバレー銀行はストレステストに見事に合格した。また、FDIC の審査、財務監査、州の規制監査にも合格している。シリコンバレー銀行の後を追ったのは数十人のウォール街のアナリストたちで、その多くは以前に財務諸表を分析した後、同社の株式に強い「買い」格付けを発行していた。この不条理の最大の証拠は、1月下旬のシリコンバレー銀行の株価だった。シリコンバレー銀行は、2023年1月19日の株式市場の閉会後に 2022年の年次財務報告書を発行した。これは先ほど書いた、シリコンバレー銀行の資本を事実上一掃する 150 億ドル (約 2兆円)の未実現損失を計上した同じ財務報告書だ。決算発表の前日、シリコンバレー銀行の株価は 250.04ドルで取引を終えた。そして、決算発表の翌日、株価は 291.44 ドルまで上昇した。言い換えれば、シリコンバレー銀行の経営陣が、実際には銀行資本全体が事実上一掃されたことを明らかにしたにもかかわらず、「専門家」のウォール街の投資家たちは興奮して株式を購入し、株価を 16% 引き上げたのだ。シリコンバレー銀行の株価は急騰を続け、数日後の 2月1日に 333.50ドルの高値に達した。要するに、すべての警告サインがそこにあった。しかし、専門家たちは再び失敗した。FDIC は、シリコンバレー銀行の悲惨な状態を見て、何もしなかった。連邦準備制度理事会は何もしなかった。投資家たちは歓声を上げて株価を上げた。そして、これが次のポイントにつながる。
4) 崩壊は一瞬で起こる
1週間前、すべてはまだ大丈夫だった。その後、数日のうちに、シリコンバレー銀行の株価は急落し、預金者たちは資金を引き揚げ、銀行は破綻した。2008年にリーマンブラザーズでも同じことが起こった。実際、過去数年間、私たちは、世界全体が一瞬のうちに変化する例を次々と目の当たりにしてきた。少なくとも北米では、2020年3月はまだかなり正常だったことを私たちは皆覚えている。ほんの数日のうちに、人々は家の中にに閉じ込められ、それは根本的な変化だったことを私たちは知っていた。
5) これは今後も続く
長年の読者は、ここまで書いたことに驚かないだろう。何年もの間、これらのトピックについて書いてきた – 銀行の破綻、迫り来る金融システムの不安定性など。昨年末、私は、FRB がいかに急速に金利を引き上げて金融崩壊を引き起こしたかを説明した。始まるのは金融の大惨事だが、まだ始まったばかりだ。2008年のリーマンブラザーズのように、シリコンバレー銀行は氷山の一角にすぎない。銀行だけでなく、マネーマーケットファンド、保険会社、さらには数々の企業からさえ、多くの犠牲者が出ることになる。外国の銀行や金融機関も、米国の国債で損失を被っている…そして、それは米ドルの準備状況にマイナスの影響を与えている。考えてみてほしい。米国の国家債務がとてつもなく高く、連邦政府が問題を解決する能力のない愚か者の集まりであり、インフレはひどい。何より、米国債を購入した外国人たちも大きな損失を被っている。なぜこの狂気を続けたいと思う人たちがいるのだろうか?外国人たちはすでに米国とドルに対する大きな信頼を失っている…そして彼らの債券保有による経済的損失はその傾向を加速させる可能性がある。この問題は、中国が国際的な力を発揮している現在、特に心に留めておく必要がある。最近では、中東でイランとサウジアラビアの間で和平が成立している。そして中国は、ドルの代替として自国の通貨を積極的に売り込み始めている。
しかし、担当者たちは誰もこれを理解していないようだ。空気と握手をする高齢の男は、今朝、アメリカの銀行システムは安全だと主張した。ここには見るべきようなものは何もない。この悲しいサーカスの首謀者である連邦準備制度も、何も理解していないようだ。実際、FRB の指導部は先週ずっと、利上げを続けると主張していた。つまり、このドラマはまだ終わっていない。いや……始まってもいない。
■日本は米国債の「保有ナンバー1国」
ここまでです。なんか「詰んだ感」がとても強いですね。どうなっちゃうんだろう… (苦笑) ← 苦笑とか入れないと正気を保てない。そして、日本は、この米国債の「保有ナンバー1国」なんです。
> 国別保有残高では、1位の日本が前月比420億ドル減の1兆782億ドルで、4カ月連続で減少した。2021年11月のピーク時1兆3,286億ドルから約2,500億ドル減少している。 (Jetro)
米国債を持っているのは銀行や政府筋だけではなく、かなり幅広く保持しているはずで、そして、少なくともアメリカでは、その全員が(未確定の)損失を増加させ続けている……。それが爆発し続けていったら……苦笑 (もういいから)。
「そういうのをメルトダウンというのかあ…」と、この記事を読んで、つくづく思いました。
これが全体的に炸裂すると、リーマンショックとかは全然相手にならないですね。そして、日本には「日本国債」の問題も大きくあります。昨年のこちらの記事では、米ゼロヘッジの、日銀と日本国債の関係のあまりのリスクを報じていましたけれど、以下のように書かれていました。
「完全な全体崩壊を引き起こすことはないのだろうか。…それはすぐにわかるだろう」 zerohedge.com
どのくらい時間が残されていますかねえ……。まあ、ともかく、アメリカでの米国債がこんなことになっているということを初めて知りました。私たちは狂気の時代に生きてますね。……苦笑。
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■コメント 
7.クレディ🇨🇭スイス?潰れたら面白い
2023年03月18日 22:09
ついに俺が生きてるうちにドルやユーロが紙クズみたいになる日が来るのか!!🤣胸熱やな笑笑(^。^)ついでにクレディSAISONも潰れてくれよ🤣俺はクレディセゾンカードに何十万もカードリボ払いの借金が残ってて滞納取れ立てられて面倒だから早く徳政令出してもらってチャラにしてほいのよ!!笑笑
6.あ
2023年03月15日 21:34
他人を煽って金儲けがこいつら
万死に値する
5.子供銀行券?玩具のお金と同じ笑
2023年03月15日 07:58
所詮は0をひたすら増やすだけの架空の存在しないお金と価値…詐欺の信用創造とか言う架空のありもしない実体のない仮想通貨と変わらない虚業金融…さも価値のあるように見せかけて無から有を作り出すインチキイカサマ詐欺師のマネーゲーム賭博😡いいですねーアメリカは基軸通貨という打出の小槌で幾らでも自分の好きな様に子供銀行券を印刷しまくって儲けることができるから笑笑でもねー…紙のお金玩具のお金はいくらでも増やせて0の数も増やせますげどこの世の実態のあるモノや資源は有限である限り子供銀行券の玩具のお金ドルはいくら0を増やして行っても実体が伴わない仮想通貨なんですよー?わかります?ただのバブルですよねこれは?信用不安が🫤連鎖したらそりゃ嘘がバレて🤥そんな無価値の子供銀行券のお金玩具のお金ドルは紙切れ紙クズになりますよね?そりゃそーなりますわ…
4.そもそもな価値が八百長
2023年03月15日 01:30
はっきりいって自分たちで好きなだけ通貨を刷っているんで、債権だの株式だのはプロレスなインサイダーで、天文学的なレバレッジをかけているストラクチャー債権なんて数千兆円規模に膨れ上がっていて、彼らが稼ぐ分にはいくらでも嘘の数字を掛け合わせればよく、独裁政治をするときに世界恐慌をわざと起こしているのが常套句ということ。
3.えのじ
2023年03月14日 21:59
基軸通貨のハイパーインフレが来るのか。着火の前に物を購入しないといけないか。
2.ハル9000
2023年03月14日 21:28
「米国債が悪い証券」とか、今更、何を言っているのやら。 そんなことはないでしょうに。 
「FRBによる急激な金利引き上げ、急激な金融の量的引き締めという金融政策が悪い」と言うなら、分かりますがね。
1.い
2023年03月14日 21:06
おそらくドルは詰み、そして人民元も詰む、
円は詰みそうで最後の最後まで詰まないだろうな。

In Deep
https://indeep.jp/meltdown-just-ahead/










ジム・ロジャーズ : 歴史は繰り返すのではなく「韻を踏む」,債権世界1位/対外資産世界2位の日本
■債務の大きい国はひどい終焉を迎える
2019/02/21 5:00
『お金の流れで読む 日本と世界の未来──世界的投資家は予見する』より
ジム・ロジャーズ : 投資家、ロジャーズホールディングス会長 
「ジム・ロジャーズ「30年後の日本大変なことに」 債務の大きい国はひどい終焉を迎える | 投資 - 東洋経済オンライン」をはてなブックマークに追加289
アジア全体は莫大な資産を持っているのに、返しきれないほど借金を抱え込んでしまった日本は今後、どうなっていくのだろうか(写真:まちゃー/PIXTA)  
「最も重要なのは、変化し続ける時代の流れに合わせ、自分も変化できるようにしておくことである。時代がどう変遷しているかを肌で感じ、それに順応することだ」と、世界三大投資家の1人ジム・ロジャーズ氏は言う。これまで「リーマンショック」「トランプ大統領当選」など数々の予言を的中させてきた同氏が、近著『お金の流れで読む 日本と世界の未来──世界的投資家は予見する』より、「歴史に立脚して先を読む」方法について解説する。
■歴史は繰り返すのではなく「韻を踏む」
私はつねに、歴史の流れを踏まえながら、数年先を見るようにしている。歴史の流れは、先を読む力、とりわけお金がどう動くかという未来を教えてくれる。成功したければ、将来を予測しなければならない。投資家だけではない。ミュージシャンであれ、サッカー選手であれ、会社員であれ、どんな世界でも成功したければ先を読むことが重要だ。私が2007年に家族でシンガポールへ移住したのも、来る「アジアの世紀」を見越してのことである。
重要なのは、「歴史は韻を踏む」ということである。これは作家マーク・トウェインの言葉だ。世界の出来事のほとんどは、以前にも起きている。まったく同じ出来事が起きるわけではないが、何かしら似た形の出来事が、何度も繰り返されている。戦争、飢餓、不況、外国人迫害、貿易戦争、移民問題──。これらの問題は、形を変えて何度も起きているのだ。
現在と類似した問題が以前どのようにして起きたのかを理解すれば、現状がある程度把握できる。それがどのような結末になるかもわかる。よく「歴史は繰り返す」と言うが、まったく同じことを繰り返すのではない。韻を踏むように、少しずつ形を変えながら反復をし続けるのだ。
例えば、1990年代後半から2000年にかけて、アメリカではバブルが起きた。住宅と金融を中心にした資産価値が高騰したのだ。不動産業界の人間は案の定、「今度は違う」と言った。日本人はその頃、資産をたくさん持っていたものだから、不動産を買うべくすぐさまニューヨークへ飛んでいった。住宅価格がさらに高騰すると安易な考えを持っていたのだろう。
そのようにアメリカ全体がバブル景気で盛り上がっていたさなかは、経済紙の「ウォール・ストリート・ジャーナル」でさえも、「経済が新時代に突入した」というような報道をしていた。「ザ・ニューエコノミー」という新しい用語を作ってしまったくらいだ。
しかし、歴史を学んだ人には、「明らかに前回のバブル崩壊と同じ兆候がある」ということはわかっていた。というのもその約90年前、アメリカは同じようなバブルを経験しているのだ。1920年代、第一次世界大戦で疲弊したヨーロッパは、かつての勢いを失っていた。
かわりに競争力をつけたのがアメリカだ。重工業への投資拡大、自動車産業の躍進、大量生産・大量消費。空前の繁栄を、当時の大統領ハーバート・フーヴァーは「永遠の繁栄」と呼んだ。「新時代」「黄金の20年代」という言葉も生まれた。
しかし実際のところは、「永遠」でも何でもなく、ただのバブル景気にすぎなかった。ほどなくニューヨークのウォール街で株価が暴落し、それが1929年からの世界大恐慌へと波及する。
■リーマンショックの影響は受けずにすんだ
このように歴史に学んでいたおかげで、私はこれまでにリーマンショックからトランプアメリカ大統領当選、北朝鮮開国に至るまで、数々の「予言」を的中させてきた。とりわけリーマンショックが起こることはその前年から目に見えていたので、その後少なくない利益を得ることができた。住宅ローン業務を担う連邦住宅抵当公庫(ファニーメイ)の株を空売りしたのだ。
ファニーメイだけでなく、シティバンクやその他投資銀行の株も空売りした。テレビに出演して「もうすぐ崩壊が訪れる」ともコメントした。だが、私の言葉に耳を傾けてくれる人は誰もいなかった。「君は変わっている」「ロジャーズはついに頭がおかしくなった」と言われただけだ。
2016年に、東京で講演をしたときもそうだった。「これからは北朝鮮が台頭する」と発言したのだ。あまりに「北朝鮮、北朝鮮」と言ったものだから、あやうく逮捕されそうになったくらいだ。2年後の2018年、状況はまるっきり変わった。「ロジャーズが北朝鮮について話していたとき、彼は頭がおかしいと思ったが、いまは彼が正しいことがわかった」と言われたのだ。
2016年のアメリカ大統領選のときのことも、よく覚えている。大統領選のニュースを見ながら妻と娘2人に、「勝つのはドナルド・トランプだ」と言ったのだ。そう断言すると、家族はみなひどく腹を立てた。私はトランプ支持を表明したのではなく、あくまで彼が勝つと言っただけなのだが。でも、結果としては私の予想どおり、彼が当選を果たした。
では具体的に、投資市場に目を向けてみよう。歴史が教えてくれるのは、これからは「アジアの時代」がくるということだ。
現在アメリカは、有史上最大の債務国(他国からお金を借りている国)である。世界でいちばん、それも世界の歴史上最も多くの借金を抱えているのだ。さらに悪いことに、その債務は増え続けている。対外純資産が約マイナス900兆円(2017年末時点)という数字は、他国に抜きん出て大きい負債額だ。
■世界最大の債権国は日本、3位は中国
アメリカが借金を膨らませている一方で、アジア諸国は資産を膨らませ、債権国(他国にお金を貸している国)になっている。この75年間で、アメリカ・ヨーロッパ・日本から、中国・シンガポールなどアジア諸国への大規模な資本流入が起きた。現在、世界の負債は西洋に、資産は東洋にある。
現在、世界で最大の債権国は日本であり、第3位は中国だ。借金を背負うことなく、中国は莫大な資産を築き上げた。2008年、リーマンショックに端を発する世界金融危機が起きると、そこから中国は、まさかのときのためにずっと貯め込んでおいた資金を使い始めた。膨大な貯蓄を、公共事業を通じて株価上昇のために使ったのだ。中国の資産によって、世界の国はずいぶんと助けられた。
現在、世界で最大の債権国は日本であり、第3位は中国だ。借金を背負うことなく、中国は莫大な資産を築き上げた。2008年、リーマンショックに端を発する世界金融危機が起きると、そこから中国は、まさかのときのためにずっと貯め込んでおいた資金を使い始めた。膨大な貯蓄を、公共事業を通じて株価上昇のために使ったのだ。中国の資産によって、世界の国はずいぶんと助けられた。
それ以降、中国は金を借りる側に回り、債務を抱える地方自治体、企業、個人が増え始めている。それでも、中国が依然として非常に大きな債権国であることに変わりはない。
日本はどうだろう。対外純資産は、世界第1位の約300兆円(図1参照)。外貨準備高も、2018年3月末の時点で1兆2000万ドルを超えており(図2参照)、この数字は世界第2位という非常に高い水準である。しかし国内の財政をのぞいてみると、腰を抜かすほどの赤字になっている。日本が抱える長期債務残高は、2017年末の時点で地方を除いて国だけでも約898兆円。しかも、その額は年々増える一方だ。これだけの借金を返すために公債を発行し、その借金を返済するためにまた公債を発行──と、どうしようもない悪循環に陥っている。借金の返済には、若者や子どもたちの世代が将来大人になったときの税収などが充てられる。将来世代へと負担を押しつけ続けていることになるのだ。
債務が大きい国は、つねにひどい姿になって終焉する──。こういうことは、すべて歴史が教えてくれる。
だから、日本の将来を危惧しなければならない。私自身、心から案じている。少子高齢化、人口減少。移民も受け入れない。にもかかわらず高齢者は増える一方なので、社会保障費などの歳出が増え続けていくことになる。それを賄うために、また国債が増えていく。
■30年後の日本の借金は目も当てられないほど
日本の長期債務残高はここ10年弱で増加の一途をたどっている。この10年で近隣のアジア諸国がどれだけ力をつけたかを鑑みると、両者間の落差にはめまいがするような思いだ。アジア全体は莫大な資産を持っているのに、いくつかのアジアの国、とくに日本は莫大な借金を抱え込んでしまった。
もし私が10歳の日本人だったとしたら、日本を離れて他国に移住することを考えるだろう。30年後、自分が40歳になった頃には、日本の借金はいま以上に膨れ上がって目も当てられない状況になっている。いったい誰が返すのか──国民以外、尻拭いをする者はいない。
人と異なる考え方をすれば、ほかの人には見えないものが見えてくる。それが成功への第一歩だ。もし、周りから自分の考えをバカにされたり、笑われたりしたら、大チャンスだと考えればいい。人と同じことをして成功した人は、いままでいないのだから。そして最も重要なのは、韻を踏みながら変化を続ける時代の流れに合わせ、自分も変化できるようにしておくことである。時代がどう変遷しているかを肌で感じ、それに順応することだ。
人は歳を重ねるごとに、変化に順応するのが難しくなる。しかし、あなたがたとえ40代ですでに仕事上の地位を確立していたとしても、変化を拒んでいればいずれ職を失うことになるだろう。

東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/266214?display=b
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2023年11月08日

datasea: 昨日町徘徊記/秋葉原,2023.8-















datasea: 昨日町徘徊記/秋葉原,2022.11
🕐2023.8.10
インバウンド・ラッシュで秋葉原は外国人の街に。酷暑で思考停止。高温の外気と冷房の店内を繰り返しくぐる。
トレカショップが数店舗開業(うち数店は無人店舗)。ポケモンカードの暴騰は理解できない。昔ブームになりかけた妖怪ウォッチのコインを数枚買った事あったな。妖怪ウォッチはすっかり廃れてしまった。
路上勧誘メイドはすっかり定着してしまった。千代田区との10年戦争。区の追出し策も結局効かず,上野湯島にも波及して,秋葉原以外にもチラホラ勧誘が出てきている。ボッタクリはけしからんが,一方で希望と思想のない区政国政に従う意味も,あまり感じない。
◇GIGO秋葉原/RetroG
夏の猛暑で,ゲーセンは案外と避暑スポットだ。達人なら,クーラーの部屋に100円玉一枚で延々いられる。久しぶりのRetroGは人でごった返していて,ほぼ全員外国人。テーブルゲームのコーナーは中国人の20代が一角を専有して,延々スマホやってる。大手ショップはどこも外国人観光客で占められているが,妙な疲れ方をする。一方でレゲーおじさんのプレイ技術は20年前から頭打ち。大体5〜6面で終り。人間の能力は無限とはいうけれど,凡人か低能は,続けたところで,本人のキャパ以上の能力には到達出来ない(笑)
GEGOは都内各地に新規店舗進出。SEGAとそんなにフォーマット違う気はしないが。同じハコ使って,そんなに経営に差が出るんだろうか? 一体どこがそんなに違うんだろう?
◇あきばおー
USBメモリの主力は128GB→256GBへ。いずれTBの時代がくるんだろうか。業界にイノベーションがないせいか,目新しい品はここ10年近くない感じだ。モデルガンにけっこう注力している。
◇IOSYS
中古スマホに,Android11がけっこう混ざってきた。
◇GEO Mobile
激安ジャンクスマホは売り切った感じで,空いたスペースにPS6が並ぶ。iPhoneSE/G2,iPhone8が中古市場の売れ筋らしい。タブレットはあまり売れてない。
◇BICカメラ
レジ前はインバウンドの行列。コロナ禍を耐え忍んだBICが,ここに来て相当潤ってる感じ。特に美容家電コーナーに群れる中国人は何なのか? 転売ヤか? 自分で使うのか? 腹の出た中年男が美肌に気を使う理由もなし,やっぱり転売ヤなのか。
◇SofMap
駅前店に移行した采配はどうなんだろう。昭和通りのほうは割と閑散としている。やっぱりIOSYSに比べると価格面で高いのが響いてるんだろうか。とはいえオハコの中古PCフロアは人気。客もやっぱり店のキャリアとか得手不得手を理解して店を選んでる。
◇ヨドバシAkiba
キャンプグッズコーナーが消えて行く機会は減った。キャンプのコーナーは美容品に入れ替わり。ソロキャンブームは去ったのかも。インバウンド勢は玩具階のPS6のコーナーに集中していた。
タブレットコーナーにAIWAデジタルの製品がチラホラで,旧人種ワイ歓喜。値段の付け方も,昔のラジカセ時代と同じ,イイ感じの安さっていう所が笑ってしまった。
◇飯屋
進出した各ラーメン店は安定した客入り。インバウンド客も,ラーメン人気に気づきはじめていて,かなりの割合でインバウンドが占めてる。「寿司よりラーメン」的なインバウンドが増えてるらしい。ジャンク通りのクレープ屋はケバブ屋に替わった。やっぱり「男街」でスイーツの経営は難しいのかも。
🕐2022.11.6
平日に行く事の多い秋葉原だが,珍しく休日に訪問。やはり歩行者天国は開放感あっていい。前回(10.26)から感じてる事は,外国人がドッと増えた。前回見た爆買い中国人の観光バスは,コロナ禍以来久し振りだった。4年振りに見た印象。アメリカなんかじゃ,物価高騰で,鯖味噌定食8000円,ミョウガ3000円とかいうネットニュースをよくみる。今の円安のご時世,物価高のアメリカ人には天国かも。
秋葉原の休日の全体の世代感は20〜30代が多い。渋谷が再開発で高級になっていくなぁと感じていたが,今は,池袋がヤバ目の街になってるらしい。池袋の年齢層が異常に下がっていて,歩いてるのは10/20代ばかりの印象。若いエネルギーが,漂白されてない猥雑な場所を求めるのは今昔同じなのかもしれない。池袋vs秋葉原っていう感じで,むしろトレンドは池袋らしいが,疲れるんで池袋には寄り付かん。秋葉原は,全体に飯屋が増えて「電機街」のイメージは薄れている。
◇市場メモ
スマホ関連,Apple系はiPhone13,14の時代に入って,いよいよiPhoneXが型落軍団に下る。X本体も急激に値下げな感じで,X用ケースも投げ売りが始まった。2月頃にはIOSYSでiPhone6/7の投げ売りがあった。8000円台が大量にあったけれど,大体1ヶ月で消えたんじゃないか。
Android系(型落ち)は,Sofmap,IOSYSではAndroidOS10が5000〜12000円台。GEOMobileではジャンクが2000〜4000円台。20代がAndroidスマホ50枚位をハコ買いしていた。もうAndroidOS8はそろそろ機能不全がおきていて,骨董品グループに入りかけている感じ。来年夏頃にはAndroidOS12辺りも型落ちになってくるんだろう。

yhhhh pc
































































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2023年09月03日

マドモアゼル愛: 西側支配の終焉


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(要約)
23.8.31
もうすぐジ・エンド
まだ鼻声で体調は良くないんですけれども,御勘弁頂ければと思っております。あちこちで風邪が流行っているようです。症状も皆似ているようで,急激に感染して,喉の痛みが続くうちに,38〜39℃の熱がでる。熱は1日で引くけれども、グズグズした状況が続く。コロナといえばコロナなんでしょうが,検査キットでは陰性とでる。その意味で,同じ感染なのかなと。
■ワクチン強制接種
例のWHOがまたとんでもない事を言い出している。アメリカも秋からワクチン強制接種にすると。WHOも秋から世界的にワクチン強制接種にする方向で,どの国もサインしていると。各国の政策よりも上に来るという所らしい。WHOのテドロスさんなんていう人は,誰の目にもおかしい人が,未だWHOのトップに居続けています。最後の力をふりしぼってかどうかわかりませんが,ワクチン強制接種の方向をしているという事で,それに各国は従うという事なんでしょうけども,これは,DS直結の最後の組織を起動させておいて,機能させておいて,どんどんやらせているっていう事だと私は思ってますし,これは実現するわけがないって思ってます。ただこれは,いい意味で炙り出しになるので,最後の局面で,誰がどのようにやって,最後まで何やったんだっていうその悪い方のお役目をさせるという意味では,意味はあるんでしょう。この時期に来て,また風邪が流行りだしているとかね,風邪なんて,昔からしょっちゅう流行っているんだし,インフルエンザよりも死者が少なかったはずのコロナのためにロックダウンとかワクチン接種とか,そういう猿芝居をこの3年観せられてきた憤り感っていうのは,ちょっと半端なくあるような気がしますね。その,この後に及んでのワクチン強制接種っていう,世界を動員していく力っていうのは,WHOにはもはやないと思う。強制接種は秋口からという事ですけれども,誰も打たないとか,そういう形での決着を迎えるか,情報開示によって頓挫するんじゃないでしょうか。
■西側支配の終焉
長かった米英,DS支配に代わってBRICsが登場してくる事で,その力関係が容易に観えて来たっていう感じがありますよね。BRICsの総生産が世界の60%を占めていて,G7は40%以下…BRICsはもうG7のそれを抜いてしまってるわけだよね。そしてG7は経済連合であると同時に軍事連合でもあった。これに対して,BRICsはあくまで自主的連帯であって,軍事的側面は持たせないと。それぞれ各国自立して考えてくださいっていうシステム。搾取されてきた時代が長いゆえに,西側支配の構造を知っている。やり方っていうのをよく知ってるわけですよね。だからもう騙されない。一方でメディアは当然旧勢力ですから,そういう事は伝えない。だけど世界の大きな流れっていうものはもう決まっていると。
じゃあ「張子の虎」である西側の支配力がいつどのように消えていくのかっていう所が焦点になってくる。BRICsは西側に戦いを挑む必要もなく,ただ(自壊してゆくのを)待っていればいい。僕ら市民も同じように,ただ傍観していればいい。Yes/Noははっきり言った方がいいけれども,接種しつぃ人は接種した方がいいけれども,拒否する人は誰に躊躇する必要もない。会社だろうが関係ない。もう壊れていくんだから。古いDS的立場に立つ人の考えや会社やお金は全部これから消えていくわけだから,もう誰に遠慮する必要もない。黙って見ていればいいだけの話。ここまで来たらね,もう世界貿易を支えてきたのはドルでしょ? このうち60%の国が「もうドル要らない」って言い出してるわけでしょ。終わりになるのは確実なんですよ。それがいつか,どういう形になるかというだけの話であって。私たち個人も,頭の考えの足場をどこに置くか…実際の生活の糧としての足場はすぐには替えられないけども,でもそのぐらいの意識は持っていた方がいいと思うんです。というのは壊れるからです。具体的に壊れる。ドルがいずれ無くなる。どの位かわかんないけど,そんなに先じゃない,長くて1年じゃないか。この間も言ったようにBRICs会議があるから,その日から潰れるとか,そういうことではない。どこかの会社も,潰れるのはわかっていたけれども,半年は株価を維持し続けましたから。ガクンガクンとだんだん下がっていくという形でした。
そういうふうに考えてみると,私も忙しい人間だったので,毎日の動画配信と仕事が重なって,大変でしたけれども,今は自分のペースでやらせて頂いてありがたいですが,一方で自分の心にあった気持ちは,「どうせこの時代は崩壊していく」という考えがありますので,「今日も頑張っていこう」という気持ちは,別の意味ではあるものの,そういうこの今の現状のシステムに乗っているものが,近々に駄目になっていく時代に入っていくって事が,自分なりにわかっていたので,語るのも難しいというか複雑な思いでいた。でも今はもう,ただ見ていればいいっていう事になって,そして何かあった時だけお話ししたいという形になってきた,そんな気持ちです。「明日から野球中継がなくなります」「プロ野球がなくなります」っていう状況が仮に来たら,プロ野球を解説してる人が解説をやっぱりちょっとやめたくなる状況ってあるのかもしれませんよね。そういうことだろうと思ってます。大リーグの大谷先週が腱断裂というニュースで,でも打撃だけは登場したという事で,凄いなと思いましたけれども。
■これからの生き方
さて,私たちはこれからどうやって生きていけばいいのか。 今は続いているからいいんだけども,もうすぐ全てが潰れると思うんです。私は岸田さん応援してて,皆さんにはイヤな思いをさせた方が多いので,あれですけども,ただ言える事は,岸田さんも,訳をやっているだけなんだろうという事だと思ってます。やってる事が酷いって,酷いことを完成させる事が役目だったという事になる。というのは,皆さんもご存知のように,岸田さんはプロ野球の始球式で投げましたよね。やっぱり昔取った杵柄って言いますけれど,岸田さんって,もともと大学野球の選手だった。早慶戦に出るようなセミプロ級の選手で,能力的に50年,60年のブランクが空いた所で,ヘロヘロの投球になっちゃう事は死んでもありえない。そんなことありえない。だから今の岸田さんは本物じゃないんですよ。始球式に出てきた岸田さんは本物ではない。そして就任当初にお顔がずいぶん変わったのも,最初からわかっていたので,なるほどという事で,かなり批判をされましたけども,違った見方もしてましたので。
全てが終わってゆくプロセスの,最後の段階にまで来ていて,じゃあ新しい面は何か? BRICsが60%の総生産にまでなって来て,私達もここで新しい仕事,生き方というものを模索した方がいいと思うんですよ。いまの世界が続いているうちは,これは勿体ないし続けて行くほうがいい。ただ未来を見つめていくっていう視点に立たないと何もないと。これからどれも駄目になっていくという事は,どれも新しいビジネスが始まるっていう事でもあるんでしょ,仕事っていう面だけを見ると。生き方っていう面ではもっともっと多様性になります。
そして次の特徴は 素晴らしいです。今ピークでWHOが人類全員にワクチン強制接種するなんて法案を通した…これは極致です。そして次の時代はどうなるかというと,個々が続けることに対して邪魔する人がいない時代が始まる。どの仕事もダメになるという事は,新しいビジネスが無数に出てくる。生きる事に直結する仕事はなくてはならない。生活が依然残る以上は,そういう仕事は残る。その視点で視るならば,小規模でいい,自分の好きな事,それを独自の視点で未来に繋がるもの…人が生きていく上で必要なもの,その必要なもののこの部分は私がプラス出来ます…

fyhvvhhh pc




13.5万人/22.8
15.5万人/23.8

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マドモアゼル愛: 西側経済崩壊の先にあるもの
23.5.25
アメリカ燃ゆる時
―今日は木曜日になります。大変良いお天気で,気温も暖かくなって初夏らしい爽やかな風も吹いておりました。6月に入るともうすぐ関東は梅雨入りになるかも知れないということですけども,まあ合間の晴れを楽しみたいなという風に思っております。
■追い詰められる西側支配
さて楽しむのはいいんですけども,皆さんもご存知のように,言っちゃ悪いけど,日本のマスコミはでたらめな,平気で嘘をつくメディアですから,都合の悪い事実を伝えない,何か伝えるにしても,そのニュースの大きさとか順番とかによって,教えたくないニュースは過小に印象付けるという手法が露骨なので,逆にそういう方法でバレてきている様な感じが多いし,多くの人がやはりメディアのインチキに気づき始めている状況になってると思ってんです。
■アメリカは明日終わってもおかしくない
今一番いけないのは世界で起きている事を伝えようとしていないという事。自分たちの関係する勢力が,世界的にも追い込まれていて,まぁおそらくもう無理じゃないだろうかというところに至っている一方で,日本人はメディアからそういう話を聞いてないんで,殆どの人が気づいていない。わかってる人はわかっているという情報格差,情報に関するセンスがわれてしまってるということなんですけども,誰がどう言おうが,実際におきている事を観ると,とんでもない事が世界でおきているんだということですので,これについても皆さんご存知だと思うけども,追加情報がいくつかありますので,それについて今日はお話しようかなと思ってます。
つまり世界的にドルが信任を失ってきていて,そこに加速度がついていると。そしてお金に対する信用が一旦クエスチョンマークがつくと,基本的には雪崩を撃ったような形で収束に向かうと,最後は早いという風になると思うんです。ここまで来ると,貿易赤字から双子の赤字,三つ子の赤字っていうところまで行く。10年も前から危惧されてきて,それが最後の収束の時に来ている。アメリカは明日終わってもおかしくない,大袈裟に表現すればそういう状況にもかかわらず,そういう印象をメディアは伝えていないですよね。だからどうも切羽詰まった印象というのが出てこないわけだけども,例えばBRICsのブラジルと中国との貿易には,米ドルを停止する。あとBRICs諸国は基本的にドルに寄らない決済方法へ移行している。そういう移行がBRICs諸国で毎日のようにおきている。イランとロシアの証券取引所は,ドルを一切使用しないということになったと同時に,イランの中央銀行は,SWIFTに代わる決済方法を一か月以内に導入すると発表。これは全部今週におきた事です。クライマックスって,花火みたく速いんです。一方でFinancial Times誌は「西側諸国はもはや世界を支配できないことを認めるべきだ」と発言…Financial Timesがですよ。 西側の旗頭のようなメディアであるFinancial Timesがそう言う。それからNATO。NATOがロシア優勢を認めだしている。爆発宣言じゃないですか。もう戦争終わりじゃないですか。NATOの頭がそう言ってんだから。一番言いたくないNATOがそれを言う所が。だってあの第二次世界大戦下の日本帝国だって,8月14日までは「神風」とか「神国日本が負けることはない」って言ってたんですからね。「太平洋上でも戦果は上ってる」なんていう嘘でも,大々的に新聞や大本営発表で伝えてた。今ではそれがNATOですよ。NATOがウクライナに基地を作ろうとしていた事が,ロシアのウクライナ侵攻の大きな理由にもなってるということになってるので,そのNATOがロシア優勢を認めたってことは,戦争の敗北を認めたっていうことだよね。西側メディアの情報を真実だと思ってる人にとってみたら大変な事ですよね。
アメリカの債務問題。イエレンさんが債務不履行について「5月いっぱいで,6月に入るともうアメリカはお金を支払えなくなって,デフォルトになる」ようなことはもう前から言ってるわけですよ。もっとすごいのは,「それでもまあなんとかお金を色々掻き集めると,6月15日ぐらいまでは何とか支払うことが出来るけれども…」って正直な話を言う。「でも15 日以降はダメです」って。イエレンさんは15日がタイムリミットって言ってるわけですよ。それまでに法案が通ればまた別なんでしょうけど。NATOが負けを認めたっていうことは,もうウクライナ戦争の遂行ができなくなる。それによって米民主党が「どうせウクライナ戦争に負けたんだから,法案通せばいいか」ということになるかもしれませんけど,そうなればもう戦争屋は終わりって事になるよね。それで6月14日にトランプがスピーチを予定してるんですけど,これはどういう意味かわからないけども,そのイエレンさんの言う所の債務不履行が6月15日に決定するということになると,その前日のトランプのスピーチっていうのも出来過ぎてるなと思って。
こういうふうに淡々と一個一個言ってる理由って,どれも単体で凄い事がおきていて,でも全てが収束に向かう,今の世界が終わってしまうような,これまでの時代を終わらせる力をもっている事だからです。BRICsはドルに依らない経済システムを作っている。そしてそのBRICs諸国の貿易総計が西側諸国のそれを上回って逆転したんでしょ?そこがドルを使わない。かつてアメリカはドルを使わないで貿易をやってる国があったら,その国の政権をぶっ壊していたわけです。それどころかBRICsが全部ドルを使わないって,もう何をかいわんやっていう状況。だから早いんです。今週来週に債務問題の期限があって,6月15日までにはウクライナ戦争が終わるか,アメリカが債務不履行に陥るか大体 どちらかがおきる。将棋でいえば詰み,投了が見えてきてるわけですね。
■国内情勢
なのにメディアは一切伝えない。しかし日本では何も変わらないと思って皆動いているのかと思えばそうじゃなくて,公明党が東京の自民党候補を推薦しないと表明,その結果28区擁立断念という形で。これって何かっていうと,まだ連立政権の崩壊とは言っていないけれども,連立政権の約束というのは,連立政権の中ではこれは起こり得ないことだから,今回の件だけというではなくて,もう実質,連立政権が崩壊しているということを認めることになると思うので,今回だけっていう絵を1回ぐらい作るのかもしれないけど,もう先は観えましたよね。自民党の方は公明党の協力なくしてどういう結果を出すのかって事は露骨に見えてしまう。今,自民党の選挙対策委員長は羽入田さんですか,どういう風になっていくのか…箍が外れ,これまで起きなかったことかがぐちゃぐちゃになってる。
■魚座の海王星
それから今,魚座っていうところに土星と海王星が入っている。魚座の支配星の海王星は薬品を表す。しかも液体の薬品。これに対する不信,責任という土星が入ったばっかりで,これから本格的に運行していく。私は去年の時点から,ワクチンの問題がもう隠し仰せない所での出来事,人類最大の薬害っていうのが,魚座の最後の出来事として起きかねないと言ってきた。韓国では24000人に既に賠償金支払い命令がおきている。コロナワクチン被害に対する賠償金です。医学の話ですんで,国ごとで,このワクチンに対する考えの違いがあること自体がおかしいですよね。医学的事実は何なのかっていう事がこれから探求されてきた時に,日本はどれだけ賠償金払ってるのか分かりませんけども,韓国よりもはるかに多いですよね。これがどちらが事実に即してるのかというと,既にもう韓国で24000人に賠償金が支払われるということは,日本よりは進んでますよ。
■今後の展望
しかもこの24000人だけかといえば,むしろこれからでしょう。そうことになると,このワクチン被害という問題がベースにある上で,こうしたドル覇権というものがなくなっていく,ウクライナ戦争もNATOが負けを認める,日本では公明党と自民党が分かれて連立は解消されていく。ドルの地位が今辛うじて保っているのは,日本の存在が大きいでしょう。日本がアメリカの財布になってんじゃないんですか?何とか西側を金銭面で支えてるのは日本だけだというところまで行っている。その分,日本国民の生活は窮していく。この30 年もそうでしたけれど。他の国は今大変だけども,一応好景気を迎えたりしていい思いは結構してるんですよ。一方で日本は縁の下の力持ちで西側諸国をずっと支えてきた。西側のどうにもならない連中を支えてきたんですよ。しかし,もうここまで色々な状況が揃うと,いよいよだと思うんです。
そうなるとどうなるのか。これは,おかしかった権力層,権力を持っていた上が潰れるということが起こるので,基本私たちの解放に繋がる筈です。一時の混乱はあるかもしれないけども,次なる層が,上の人達が出てきた時には,民意に向けた政策を今度は打たないわけにいかなくなるっていう事。お金がなく食べ物も買えない人っているわけなんだけども,早くもう上に壊れてもらって,そうすると徳政令ないしはベーシックインカム。ベーシックインカムというと結局は国に財産奪われて,ワクチン強制化されるとか,そんな事あるわけないじゃないですか。ワクチン強制化なんて言ったら大反対になりますよ。上が下を助ける以外なくなってくる。…

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ShortShort News: BRICS移行もグローバリストの計画路線上
世界経済の西側からBRICSへのシフトは、グローバル金融資本の所有者・支配者の計画
ニュース 
2023/09/0523:33 0 -
少し前からツイッター上に上がっていたBRICS情報、ようやく内容が見えてきました。Satoさんが言われるようにBRICSへの移行があまりにも順調なので不思議に思っている人もそれなりにいるでしょう。多極化へ向かっているのは田中宇さんもよく書かれていることだけど,真の多極化へは向かっていないようです。全ては彼らの計画通りだということらしい。ドル離れも計画の一部。BRICSの概念も、BRICSという言葉も、20年ほど前にゴールドマン・サックスが打ち出したもの。BRICSのBはプランBを意味するそうです。何で先頭にブラジルのBなんだろうと不思議だったけれど、プランBの意味だった。
◎>
ShortShort News@ShortShort_News
世界経済の西側からBRICSへのシフトは,グローバル金融資本の所有者・支配者の計画
https://twitter.com/ShortShort_News/status/1698651601848991793
◎>
J Sato@j_sato
BRICSの立ち上がりや脱ドル化の動きが妙にスムーズだったので、自分もこの方と同じ見方。国際金融資本は、西側市民社会を破壊し生活水準を下げ、BRICSシフトを加速する計画だろう。mRNA💉も西側ばかりだし。必見。
世界の富を寡占しているロスチャイルド家などは、当然BRICS諸国との関係も深い。まだ見えないのが、国際金融資本は中国、ロシア、イラン、サウジ等の政府・軍隊も支配しているのか、寄生しているだけなのか。西側諸国の政府・軍隊は米国を除き完全支配済みに見える。
https://twitter.com/WinterOakPress/status/1697333731864813785
書き起こししました。
◎>
世界経済の西側からBRICSへのシフトは、グローバル金融資本の所有者・支配者の計画
https://twitter.com/ShortShort_News/status/1698651601848991793
■「BRICs」の命名者は…
さて、私は否定的になりたくないし、世界の多極化について、人々が抱いている熱意を冷ましたいわけでもない。しかしちょっと現実を見る必要があると思う。複数の国がBRICSへの加盟を申請したり関心を持ったりしている。またBRICS加盟国間で貿易のための代替通貨を作ろうという話もある。これはアメリカや西側諸国を不意打ちする現象ではないことを認識する必要があると思う。このことは決して秘密情報ではないものの,多くの人々,普通の人々は知らないかもしれない。BRICSの概念も、BRICSという言葉も、20年ほど前にゴールドマン・サックスが打ち出したものだ。ゴールドマン・サックスだ。2001年にゴールドマン・サックスのチーフだった。ジム・オニールという人物がいて、彼はBRICSという言葉を作り、やや恣意的に、ブラジル、ロシア、インド、中国、そして後に南アフリカをグループ化した。なぜなら、彼は主に人口動態を理由にこれらの経済が成長し、今後40年以内にG7の重要性を追い越すだろうと予測したからだ。彼はグローバリゼーションはアメリカ支配のままでは持続不可能だと考えた。基本的に米国は政治的にあまりに厄介で、米国支配があまりに露骨な帝国主義だったからだ。そこでゴールドマン・サックスは、BRICSというアイディアを生み出し、それをブランドとして売り出した。BRICSという言葉を商標登録しようとしたほどだ。欧米中の投資会社がその売り込みを買い、誇大宣伝に乗り、BRICS投資ファンドがあちこちに出現し、ついにはBRICS諸国の政府までもが実際にブロックを形成した。しかしこれは、投資家、ゴールドマン・サックス、民間企業によって意図的に作られたグループであり、正しく理解すれば、グローバル・ビジネスは欧米中心主義から脱却しなければならないという信念によって推進されたものだ。グローバルに金融化された資本の所有者と支配者は、愛国心の枠を超えた。会社のロゴが国旗にとって変わったのだ。だから、このプロジェクトは何十年も前から進められてきた。このシフトは、私の生涯の半分近くにわたって計画されてきたものであり、グローバル金融エリートによって計画されてきたものだ。
そして今、あのジム・オニールがBRICSに独自の通貨を作ろうと呼びかけている。今は引退しているが、彼はまだゴールドマン・サックスの代弁者だ。つまり重要な人物は誰も脱ドル化を問題視していないのだ。これは私が数ヶ月前から言っている事だ。ドル離れはグローバル金融資本の所有者と支配者によって進められている世界経済のシフトの一部である。ヨーロッパの不安定化もその一環だ。ドイツでは、過去1年間で1300億ユーロ以上の直接投資が流出し,100億ユーロしか流入していない。ドイツの企業倒産件数は過去最高を記録している。欧州の製造業の中心地は脱工業化が進んでいる。それはグローバル金融資本の所有・支配がOCGFCが、欧州はもはや世界経済の将来において大きな可能性を持っていないと判断したからである。つまり欧州での持続的な収益性は見込めないと判断したということだ。そして冷厳な現実として、彼らは間違ってはいない。しかしもっと冷酷で厳しい現実は、欧州の政府ではなく、彼らが、欧州と西洋の人々は不要な存在であると決めることができるということだ。なぜなら、あなた方の価値は、グローバル金融資本の所有者と支配者にとってのあなた方の有用性によって完全に決定されるからだ。考えてみて欲しい。ヨーロッパの人口崩壊は、潜在的に、あなた方の唯一の真の救済策が移民を増やすことであることを意味する。どの国からの移民かにもよるが、EUへの非ヨーロッパ系移民の40%から60%は非熟練者である。だから、実際にはあまり役立たない。しかし、これはある意味象徴的だ。グローバルサウスからヨーロッパへの知識の移転ではなく、無理の移転が行われているのだ。グローバル金融資本の所有・支配者OCGFCが開発に力を入れている経済圏から技能も資格もない人々を排除し、余分な市民を排除しているのだ。その一方で、もちろん、移民の存在により、先住のヨーロッパ人は、自分たちの余剰に対する敵意を外国人に向けることができ、紛争が起こる。グローバル金融資本所有者支配者OCGFCはあなた方全員を取るに足りない存在とみなしており、ヨーロッパ全土が白人、黒人、褐色の余分な人々の巨大な檻の中の戦いになるなら、それで構わないと思っている。それで利益を上げることができる。今から10年ほど前、ブラックロックはBRICS以外の新興国、つまりサウジアラビア、カタール、UAEへの投資を推進していた。今、これらの国々を見てみよう。サウジアラビアのムハマンド・ビン・サルマン皇太子は、何もしないで中東が新しいヨーロッパになるとは言っていない。彼はゴールドマン・サックスに相談し、ブラックロックに相談し、グローバル金融資本の所有者や支配者に相談し、その計画を知り、それに従って自分の計画を立てる。ブラックロックは、アラムコの子会社を支配しており、非常に近い関係だ。
要するに、どれも不安なことではなく、どれも驚くようなことでもなく、どれも西側諸国やアメリカを油断させるようなことでもなく、どれも世界における真の多極化への出現を意味するものでもないということだ。これは論理的で資本主義的に自然な移行であり、人口動態の傾向と、西側諸国が国家権力を凌駕し、ナショナリズムを凌駕する民間部門の並列権力構造の発展を許したという事実に大きく影響されている。だから、私は脱ドル化に対してアメリカが意味ある戦いをするとは思っていないし、アメリカによるBRICS諸国への帝国主義的な戦争や占領が起こるとも思っていない。民間企業の力は、すでにアメリカを征服している。米国の軍隊は、他のどの国よりも自国を占領するために、ますます阻害・収奪されつつある自国民を抑圧するために使われる可能性が高い。対露制裁が実際には経済的にロシアを利したという事実を考えてみて欲しい。ロシアだけでなく、インド、中国、UAE、サウジアラビアなどもそうだ。ブラジルへの直接投資は2015年以来最高水準にある。南アフリカへの直接投資はウクライナ戦争が始まってからおよそ2倍になった。ウクライナは基本的に、世界経済を東と南に振り向かせる蝶番となっている。誤解しないでほしいが、ゴールドマン・サックスがいなければこのシフトは起こらなかったと言っているのではない。ゴールドマン・サックスとグローバル資本の所有者・支配者は、壁に書かれた文字を見て行動を起こしただけなのだ。彼らは、ヨーロッパの人口崩壊を引き起こしたわけではないが、それが起こるのを察知し、その影響を予測するのに十分な鋭さを持っていた。そしてプランBを考えだした。BはBRICSを意味する。

つながっているこころ 2
https://cocorofeel.blog.fc2.com/blog-entry-25390.html








datasea
グローバリスト親衛隊/グローバリスト・ファンクラブは,どこまでもグローバリストの肩持つんかな? 妄想の中でグローバリストが限りなく巨大化して,その妄想が次の世界を産むていうサイクル? 言葉の綾取り? 個人的にはグローバリストがそこまで世界を握ってはいないと思う。グローバリストがアフリカや中東のパペットを操ってBRICs通貨構想を進めている…とまでは思えないが。どうなんだろう?

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2023年07月13日

2023年05月28日

Warren E. Buffett: 第二次金融バブルの警告

Warren Buffett Predicts a Horrible Economic Crisis Where Everything Will Collapse
Wednesday, March 29, 2023 11:58

Beforeitsnews
https://beforeitsnews.com/alternative/2023/03/warren-buffett-predicts-a-horrible-economic-crisis-where-everything-will-collapse-3790767.html
https://beforeitsnews.com/alternative/

Daily Former
https://www.mydailyinformer.com/warren-buffett-predicts-a-horrible-economic-crisis-where-everything-will-collapse/


















(要約)
Warren E. Buffett: 第二次金融バブルの警告
ウォーレン・バフェット氏,第二次金融バブルの警告
2023年3月29日(水)11:58
80年以上の投資経験を持つウォーレン・バフェット氏(Warren E. Buffett)は,株取引は思うほど簡単ではないと若者に警告している。
伝説的投資家が,経済とビジネスのトレンドが長年にわたってどのように進化し急速に変化するかを説明し,誰もが歴史の教訓を学べるようにしている。バフェット氏の話に,私たちは注意深く耳を傾けたほうがいい。
ウォーレン・E・バフェットはアメリカの投資家,慈善家,実業家であり,バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)の会長兼CEO。世界で最も成功した投資家の一人とみなされており,純資産は1,000億ドルを超える。バフェット氏はネブラスカ州オマハで生まれた。若い頃からビジネスと投資に興味を持ち,キャリアを通じて株式市場で莫大な利益を上げた。
■第二次金融バブルの警告
そんなバフェット氏が警告する。
経済終末期(The Economic Doomsday)が到来した。第二次金融バブル(The second financial bubble)はまもなく崩壊するが,それに対して誰も対策できない。連邦準備制度理事会(the Federal Reserve)は,2008年と2009年に数兆ドルを印刷してアメリカ経済の財政破綻に王手をかけた。しかし次の暴落は近づいており,経済の問題を大規模な債務注入でカバーするという中央銀行の決定は,おそらく次のことを意味するだろう。次の経済崩壊と株式市場の暴落はすでに期限を過ぎている。
「2008年から2009年にかけて数兆ドルを刷るという連邦準備制度の政策は,将来のある時点で深刻な金融危機を固定化した」
とバフェット氏は金融崩壊と市場暴落が少なくともいつかは起こるだろうとほのめかしている。今後2年間は「それは避けられないし,ドナルド・トランプでもそれを止めることはできない」と述べた。一流のエコノミストは,今後 3〜6 か月以内に差し迫った経済崩壊が起こると予測している。連邦準備制度は,2008年と2009年に数兆ドルを印刷することでアメリカ経済を財政破綻と市場暴落に仕向けた。2008年から2009年にかけて数兆ドルを印刷した連邦準備制度の政策により,深刻な金融危機が固定化された… 。
■崩壊後は世界に企業は1社だけになる
「金融エリートは間もなく,あなたが自分の預金口座にアクセスすることを阻止するでしょう!」
私は長い間,連邦準備制度が米国経済を破壊することを計画していると警告してきた。チャートを吹き飛ばして暴落するまで指数関数的にリスクの高いドルを増刷し,個人と企業の平均債務がなくなるまで信用と金利を緩和する。負荷が非常に大きいため,その結果生じる経済の大規模な歪みが突然経済的心臓発作を引き起こし,短期的中期的な回復の可能性さえ残らない。そしてその日がやって来た!金融核爆弾が市場に投下されようとしている… 市場日ごとに(毎月20営業日,market day),中央銀行とカルテルを組んだアメリカ子会社である連邦準備制度(the Central-Bank-Cartel American subsidiary, The Federal Reserve)は,60億ドルの法定通貨を連邦債,社債,ETF,債券(Federal Bonds, Corporate Bonds, ETF’s and Mortgage Securities)に費やす。住宅ローン証券を独自の貸借対照表に載せる。彼らはブラックロック,ステート・ストリート,JPモルガン,GS(BlackRock, State Street, JP Morgan, GS)などを仲介者として利用している可能性が高い。
つまり,彼らは,何もないところから作られたお金を使って,市民に利息を請求し,私たちのお金を使って私たちの国の資産を購入し,それを彼ら自身の貸借対照表に載せている。もし金やその他のアンタッチャブルな固定通貨アンカーが存在していれば,関係するすべての国の国民に法外な課税が課されなければ,前述の出来事はいずれも起こらなかった。
もしそうだとしたら,革命はすぐに起こる。私たちの支配者たちは賢明で,狡猾で,魂がなく,道徳のかけらもない。彼らはパワーとコントロールの追求だけによって動かされている。ロケット科学者でなくても,1913年の連邦準備法の違法な承認によってすべてが悪化したことに気づくはず。
私は米国の債務については気にしていない。なぜなら,米国(企業)の負債はアメリカ大陸(非法人主権国家)の負債ではないから。アメリカ州民(非法人)にはその債務に関する義務はない。その債務に対して責任を負うのは米国企業とその企業市民だけだ。契約なしに他人の借金に対して責任を負う人がいるだろうか?私はアメリカ州民であり,憲法を除いて,米国企業または米国政府との契約を結んでいない。憲法は連邦政府にアメリカ州民に対する管轄権を与えていない。それは米国企業の詐欺だ。
銀行員とともに社債を膨らませ,破産を宣言し,企業財産(米国国民)と誤認された米国人に鞄を持たせたままにする。彼らが歩いていると,あなたはシャツを脱ぐ。あなたが自分の財産であると信じているものは彼らの担保だから。
借金の金利は長期的には持続可能ではない。米国が債務を返済すべき時期にきている。しかし重要なのは,GDPに対する負債が120%を超えており,利払いが2倍,3倍になるのに大きな動きは必要ないということだ。
「税金を払っているのに何の恩恵も受けていない」と思っているなら,ちょっと待ってほしい。FRBの金利は20%にすべきだ。それが決して起こらない理由の一つは,巨額の国家債務である。国家債務を管理可能な状態に保つということは,ハイパーインフレが避けられないことを意味する。これからやってくるシートの嵐は,通路の両側にいる真の悪に対するまさに罰。どこにでもいる悪者が善人のふりをしているだけ。
今,あなたの人生において,私がこれを書いている間に展開している非常に悲惨な経済危機とあなたの魂の状態ほど重要なものはない。言い換えれば,あなたの霊的な家が整っていないと,建物の経済的崩壊があまりにもひどいので,感情的にも精神的にもそれに耐えることができないだろう。
そして私がここで話しているのは,健康で強い人たち。この崩壊はあなたを暴力で冷たく打ち倒し,仰向けに倒れ,人類のほとんどは決して立ち直ることはできないだろう。エリートたちは友人たちに,スイッチが切られたこと,安全のための最終準備が整ったという合図を送っているが,それがどれほどひどいことになるかについては語っていない。
それが,私がこのサイトを始めた理由。なぜなら,ここで何が問題になっているのかを明確に説明している人を,たとえ予言者であっても見つけることができなかったから。テンプルトン卿(Sir Templeton)のようなエリートですら,この暴落の意味,つまりこれが私たちが知っているアメリカの終わりであることを完全には理解していないと私は思う。
その偉大な犯罪組織である連邦準備制度は,ステップ 1 を達成し,ドル制度を破壊して終わらせ,数年にわたるマネーサプライと信用の大規模かつ常軌を逸したインフレを頂点に達させた。
フレディマック,ファニーメイ,ファーマーマック,FHA,GM,フォード,GE(Freddie Mac, Fannie Mae, Farmer Mac, FHA, GM, Ford, and GE,GEは実際には銀行)などのイルミナティ企業は,銀行カルテルと協力してこのうんざりするようなねじれたゲームに取り組み,信用のポンプから切り替えた。カードや車(12か月前に融資ゼロ%になった)は住宅ローン融資への最後の手段として恐ろしい勢いで押し込まれている。フォードとGMはよく知っているはずだが,こういう非常識な融資は融資機関自体を破壊することになるが,エリートたちは気にしていない。
なぜなら,この崩壊後は世界に企業は1社だけになるからであり,彼らは全員を結集して全員を同じ目的に向かっているからだ。借金の山が全生命を窒息させたとき,アメリカの国家,企業,地域が生き残れないことを保証するために,できる限り借金を深くする必要がある。多くのCEOが,自身の会社を強姦した理由はここにあるし,通常なら生涯キャリアを台無しにするであろう疑わしい慣行から常軌を逸した利益で救済している理由もここにある。彼らは資本主義ゲームが終わったことを知っており,それは今か永遠である。彼らには何百万ものお金を稼いで島に移住する最後のチャンスだ。内部関係者は,経済が文字通り地獄に落ち,そこから這い上がることはできないと見ているから。
彼らの生涯は地獄だった(こういう種族の中には,来るべき崩壊から身を守るために地下シェルター計画があると信じている人もいる) この考えが正しいか誤りかはともかく,地下都市の多くは死の罠であるため,お金を払う前によく考えたほうがいい。地下シェルターの予約には数百万ドルかかるし。最近の米国政府の慣例に従って,第3四半期の米国の成長率(GDP)はおそらく人為的に2倍に上がるだろうが,それは非常に高い数字となるため,連邦準備理事会による大規模なインフレが影響していることは誰の目にも明らかであるはず。 (そして住宅ローンの友人)は,過去9か月間にわたる大規模な流動性と信用の押し上げによって最終的に打撃を引き起こした。しかし,住宅市場は価格が高すぎ,買われすぎているため,危険なほど乱暴な融資によって長年計画されていた暴落を延期しようとするカルテルの最善の努力にもかかわらず,住宅ローンは暴落している(なぜ延期するのかは私にはまだ明らかではないが,すべてが準備ができているように見える)
■私の推測
死に至るまで病んだ米国経済の2大支柱である住宅と自動車は永遠に失われ,急速に悪化するファンダメンタルズを隠すために利用することはもはやできない。実際,この2つだけ,特に住宅ローン金利が人為的に低い事によって,本来なら数年前に起こるはずだった暴落を延期したと,多くの人が認識しています。悲しいことに,この延長は役に立たなかったが,マネーエリートにとっては非常に有益な目的を果たした。つまり,民間および企業の債務負担が大幅に増大し,州および地方予算の赤字が危険なレベルにまで爆発し,年金が空になり,致命的な巨額の財政赤字が生じた。そして米国の財政赤字と貿易赤字が爆発し,数百万の雇用が数千マイル離れた場所に移転し,世界的なパニックを確実にするためにドルとデリバティブの山が拡大している。これは,スイスのバーゼルにある世界の中央銀行の本部から世界中で慎重に調整されている。このニュースがどれだけ深刻なのか全く分かっていないのだ!! 私の推測(そして経験)では,アメリカの経済的破壊がどれほど恐ろしく全面的なものになるかを理解している人は10万人に1人もいないのではないかと思う。個人的に,私はこれから何が起こるかを理解している人(ロサンゼルスのブローカー)に一人だけ会ったことがある。私が彼に会ったのは1999年で,テンプルトン卿が株を手放すと言った少し前のことだった。私はLAのこのブローカーは異端者だと思っていたが,月日が経つにつれて危険性を認識する人が増えるだろうと予想していた。間違っていたのは私のほうだった。
私の周りや世界中の人々は,文字通り誰も理解できていない。底に到達したところで,トンネルの向こうには光があると言っている。彼らは,すべてが平常であるかのように暮らし,オペラや映画に行ったり,人生が普通であるかのように休暇をとったり,あたかも過去と同じように,数年先にも自由とチャンスの未来が私たちを待っているかのように暮らしている。しかし,私たちが知っているようにこの地球上の生命は終わりを迎えることを理解している人は,根本的に異なるライフスタイルを送っている。
これから何が起こるのか,そしてもっと重要なのは,なぜ,誰から起こるのかがわかると,映画,結婚式,オペラ,未来のための建築などは突然すべての価値を失う。私は最近,夕食の席で妻に大声でこう言った。
「人生がこれほど空虚で孤独で,これほどの悲劇と恐怖が地球に迫っているのに,どうして世界はこんなに心から笑えるのか?」
彼女の返事は古典的だった。
「私もいつも同じことを考えていました。」
もし銀行家たちが米国の金融破壊を調整しているとしたら,よくも銀行家と結婚したものだ。そしてその時が来た。米国のプラグが最近抜かれたことを示す証拠....わずか過去2週間で突然,ダムが決壊したようにハイファイナンスから警告が溢れ出ている。
これらの警告はすべて同じ内輪からのものであるため,このメッセージは聞く耳のある人にとっては明らか。それは誰かが地獄の大群を解放して殺しに行く命令を出したことを意味するだけである可能性がある。
以下に挙げるこれらの項目の一部は,エリートが自分自身を救い,友人に警告するためのメモ。他の項目は,これまで突然の大規模な爆縮を妨げていたあらゆる障害や安全装置を除去するための法的および政治的措置。
欧州連合が対ロシア制裁第4弾を準備しており,欧州財務相らはロシアが金融制裁を回避するために暗号技術を利用するのを防ぐため不特定の措置を講じると述べているが,これを受けて外務省報道官マリア・ザハロワ氏(Foreign Ministry spokeswoman Maria Zakharova)はベルリン政府に対し次のように警告した。ノルドストリーム2プロジェクト(the Nord Stream 2 project)の認証を停止するという決定は,ロシアとドイツの関係に取り返しのつかないダメージを与えるだろうと述べ,次のように述べている。特にベルリンの政府関係者は,「彼らはモスクワを非難するのがとても好きだ」――この警告の直後,
フランスは全国民に直ちにロシアを離れるよう勧告した―その後,フランス大統領エマニュエル・マクロン(French President Emmanuel Macron)は国民に向けて次のように演説した。
「これは,大陸全体に永続的な影響を及ぼし,時代の変化を示すものとなるだろう」
―そしてこれは,米国連邦準備銀行のジェローム・パウエル議長(Chairman Jerome Powell)が知る「時代の変化」であり,パウエル議長は昨日,米国の議員に対し事実上,次のように述べた。
「複数の基軸通貨を持つ世界への準備を始めます」
プーチン大統領が命じた「ウクライナ非ナチス化作戦(Special De-Nazification Operation)」について,アメリカ国民には説明がなく,ラブロフ外相が昨日あらたに説明した理由をこの報告書は指摘している。
「ウクライナ側は米国の命令に従って時間を決めている」
―この発言の理由は「アフガニスタンの策略」のためであり,それを最もよく表現する発言は
「ダボス会議はゼレンスキー大統領の降伏を拒否している。なぜなら,ゼレンスキー大統領が降伏すれば,合法的に降伏することになるからである。ロシアを制裁するための戦争はもうない…その時点ではプーチン戦争ではなく,紛争は解決され,条件は交渉されたのだ。」
また,ロシアは西側による大規模な制裁を期待していたばかりでなく,それを望んでいたという事実もアメリカ国民には説明されていない,とこの報告書は続けている。ロシア中央銀行の外貨準備資産の凍結――しかし実のところ,他の世界の中央銀行と同様に,外貨準備保有額は実際には受け入れ国のものではなく,債権者のものであり,今回の場合,ロシアはそれらに支払うことができない。しかし,債権者は西側の銀行,株式持ち株会社,金融業者,企業などであるため,問題ではない。―世界中のトップ経済専門家が次のような警告メッセージを投稿している。
「これほどの規模での貨幣の武器化はこれまで見たことがない…カードを引くのは一度だけだ…中国は台湾に向かう前に米ドルを必要としないことを優先するだろう…それは危険だ」
■金融史の転換点:米ドル覇権の終焉と二極通貨秩序への加速
「そして欧州中央銀行とその各国中央銀行の株主の両方が既に存在しているため,ユーロ圏の銀行システムがどれほど脆弱であるかは双方ともおそらく分かっていないのではないか」
「資産よりも負債の方が大きい…言い換えれば,金利の上昇がユーロシステムを崩壊させ,その東側での経済的・金融的大惨事がおそらくユーロシステム崩壊の引き金となるだろう」
―1930年代にこのような経済危機に直面したとき,これは,米国が米ドルの暴落を防ぐために国民が所有する金をすべて没収したことを示したものであり,ロシア財務省は昨日,金の購入にかかる付加価値税をすべて廃止することで対応した国際マネー戦争であり,これは単に次のことを意味する。
ロシアは現在,事実上,国内目的での金の再収益化を開始しており,金購入に対する付加価値税を撤廃することで,ロシア国民は通貨リスクを金で相殺し,国内の金融情勢を安定させることができるようになった。そして,金の購入に対する付加価値税を撤廃することで,ロシア国民は通貨リスクを金で相殺し,国内の金融情勢を安定させることができるようになった。そして,金の購入に対する付加価値税を撤廃することで,ロシア国民は通貨リスクを金で相殺し,国内の金融情勢を安定させることができるようになった。
[1] このサイトの「Just The Facts」セクションで最近言及したように,日本は巨額のドル,株式,米国政府の債務を積み下ろしている
[2] エリート主義者ベルキン(Elitist Belkin): 大急落に備えよ。エリートアナリストのベルキン氏(ニュースレターの購読料は年間3万5000ドル)が過去2週間にわたって述べたように(引用は『ジャスト・ザ・ファクト』に掲載),アメリカの民間銀行さえもアメリカ政府債務を救済している
[3],一方,スカル・アンド・ボーンズ大富豪ブッシュ時代の米国債務はネバー・ネバー・ランドの辺境まで爆発させた。つまり,米国は,破綻しつつある社会主義経済に資金を提供するために,わずか2年前よりも300%多くの買い手を見つけなければならないことを意味する(国と地方の借金が急増している)これは単純に不可能。ベルキン氏は「12月以降の急落に備える時期が来た」と述べた。アメリカ人がフリーメーソンの小さな旗を振っている間,ブッシュは銀行のために意図的にアメリカを破産させた。
驚くほど愚かな国家の長い歴史の中に,我々には新たなチャンピオンが誕生した。ブッシュとクリントン政権のアメリカ人は,ヒトラー政権下のドイツ人に代わって明らかにナンバーワンだ(ドイツ人は自由市場経済がどのように機能するのかを一度も示されたことがなく,彼らの歴史は歴史の一つである)独裁的な国王と,極寒で腐敗した司教たち。アメリカ人の言い訳は何だ?) ブッシュとアジアは,2週間前のアジアブロック首脳会議でドルの急落を調整した。私がこれを書いている時点では対ユーロでは過去最低水準にあり,さらに下落している。昨夜,日本の日経株式市場は一時取引で5%以上暴落した
[4],銀行崩壊の懸念と同時のドル急落について。ECB,欧州を支配する銀行:「米国からの救済」。2週間前,欧州NWO銀行のトップであるECBは,「安全な避難先」とされる米国国債を含め,米ドルベースの経済から離脱するよう欧州諸国に公然と警告した
[5] これはヨーロッパの経済紙やテレビに公然と掲載された。ECB と米??国以外の連邦準備制度は同じカルテルの2つの支部であることを認識することが重要。FRBとECBはチームとして間違いなく米国の敵ではあるが,彼らは敵ではない。SECは衝突保護を削除する。デリバティブ,空売り,ヘッジファンドのリスクへの対応を口先だけで数カ月続けてきたが,方針を転換し,株価下落時の空売りを禁止する規則を緩和する計画。
[6] 言い換えれば,SECは,多くの下落が数日にわたるパニックになるのを防いできたストップをすべて突然解除したいと考えているのだ。これは重大な警告です。これらのストップやデリバティブ規制がなければ,理論上,米国市場は1日で95%下落する可能性がある。そこまで事態が進む前に閉店するだろうが(暴落よりも悪い状況だ),私はこのシナリオが現実になると予想している。計り知れないデリバティブバブルが不安定な日にどうなるかについては誰も語っていない。言っておきますが,それは現代の米国の終わりを意味します。この点だけで世界から嘲笑されるバナナ共和国となるだろう。それなのにみんな黙ってる!ロボットの世界の中で人間は私だけでしょうか?ここで何が起こっているのですか?
SEC はパニックを起こしていますが,当局は沈黙しています。国会議員全員がアメリカに対するこの陰謀に参加しているのだろうか?GSEはぐらつき,スタッフは救出する。5年間の安定した驚異的な成長を経て,怪しげな住宅ローンバブルマシン,フレディマック,ファニーメイ,連邦住宅ローン,いわゆる政府支援企業(GSE)が激しくぐらつき始め,今切実に注意を必要としている…にもかかわらず,突然見出しがついた。今週発表されるのは,「ブッシュ政権はGSE政府融資枠の終了に前向きだ」というものだ。
[7] GSEとは何か,これらの巨大企業がどれほど大きいか,どれほど肥大化して病気になっているかを知っている人なら誰でも,この見出しがブッシュと銀行がクラッシュボタンを押していることを意味していることを知っている。GSEは世界最大の債務者であり,ブッシュ大統領はこれから彼らを死なせるつもりだと公に発表した。おおフレディとファニーだけで米国経済が崩壊してしまうとどれだけの人が気づいているのだろうか?インサイダーはウォール街を辞めた。突然,ニューヨーク証券取引所の有名な議席の価値が,ここ 3〜4週間で27%下落した。
[8] しかし,この同じ時期に,市場は新たな高値に達し,投資銀行は大幅な収益増加を約束し,信用取引とデイトレードでの投資は再び爆発的に増加し,メディアは驚くべき回復について詳しく解説していた。ウォール街のブームに直面して,わずか数日で27%の急落…
ウォール街のエリートたちは何を知っていて,あなたは何を知らないのか?
サー・ジョン・テンプルトン(Sir John Templeton,グローバリストへの奉仕によりナイト爵位を与えられた)は先週の珍しいバハマでのインタビューで,サラソタの投資家ゲイリー・ムーア(Gary Moore)に会った。テンプルトン卿は米国市場と経済に対して「かつてこれほどに弱気になったことはありません」と言った。
[9] サー・ジョン・テンプルトンは92歳。つまり,彼は連邦準備理事会よりも年上であり,つまり大恐慌時代には「これほど弱気ではなかった」ということだ。彼はザ・プランの内通者であり,イングランド王位の闇の勢力への奉仕としてイルミナティのナイトに叙せられている。
この男の言うことを聞く必要がある。彼は伝説的なテンプルトン基金を設立し,ザ・バンクのスポークスマンを務める。同氏は投資家に米国株や不動産から手を引くよう警告しており,債券は購入するが米国債は購入しないとしている。同氏は「今後数カ月間でドルは外貨に対してその価値の40%を失うだろう」と考えており,「米国の対外債務の36%を保有する中国人と日本人が債券や住宅ローン債務を売却してその金を奪うことになるだろう」と述べた。
Usury, Inc.は9か月前,「不動産はピークに達している,価格上昇は鈍化している」と警告した。差し押さえが急増し,住宅ローン申請が急落している),そして壊滅的な不動産崩壊への舞台が整いつつある…
あまりにもひどいので,住宅や商業用不動産はいかなる価格でも売却できないほどだ。数カ月後の7月,テンプルトン卿は,不動産が90%暴落するだろうという一見とんでもない発言をした(この内容はこのウェブサイトの「Just The Facts」アーカイブに掲載されている)
金は非常に不安定
今週,金は突然1日あたり5ドル急騰した。月曜日には,1オンスあたり371ドルで始まりまり,今日の午後には392ドルを突破した。最近の歴史ではこのようなことは起こっていない。米国に関する「信号」が出たから内部関係者が乗り込んでいるのだろうか?米国経済が急成長しており,(イルミナタス財務大臣スノーが昨日述べたように)12か月以内に200万人の雇用が創出されるのであれば,なぜ上記の不穏な情報と連動して,金が最近の記憶にないほどの速さで突然高騰しているのか?
壊滅的な出来事が進行中で,あなたが意図的に暗闇に放置されている可能性は? 高く評価されているニュースレター「Zeal Intelligence」の発行者である公認会計士アダム・ハミルトン氏は次のように述べている。
「極めて低いボラティリティを生み出す極端な貪欲さは,過去には決して持続可能ではありませんでした…」
要するに,私たちが最近目撃している[非常に低い]S&P 500のボラティリティは,米国の株式市場に大きな動きが起こることを告げているということ。広範な高揚感と新たな長期強気相場の予測に反して,ボラティリティは,この次の大きな動きはおそらく厳しいものになるだろうということを必死に伝えようとしている。アメリカの経済崩壊は差し迫っている。ドナルド・トランプ大統領の議会での演説の後,アメリカ経済が崩壊の過程にあることを疑う人は誰もいないはずだ。ドナルド・トランプ氏の上下両院合同会議での演説は,史上最高の演説として称賛されている。CNNのヴァン・ジョーンズ(Van Jones)さえもトランプ氏を称賛し,多くの観察者に衝撃を与えた。
殺害された海軍特殊部隊ライアン・オーエンズ氏(Navy Seal Ryan Owens)をドナルド・トランプ氏が讃えたとき,ジョーンズ氏はそれは「アメリカ政治でこれまで見た中で最も並外れた瞬間の一つだった」と述べ,ジョーンズ氏はトランプ氏が「その瞬間に米国大統領になった」と信じていると語った。 しかし,大統領の演説が称賛されるのはその瞬間だけではない。彼は,我が国が直面している最も重要な問題の多くを詳しく説明し,それらの問題に対処するための処方箋を説明した。
彼の言葉が,彼が当選したからといって私たちの問題が解決するわけではないということを人々が理解するのに役立つことを願う。私たちの問題は非常に根深いものであるため,これらの問題を解決するには並外れた行動が必要になる。特に大統領は,米国経済が非常に長期間にわたってひどく悪化していることを非常に強く主張した。以下は,米国経済が崩壊状態にあることを示す,ドナルド・トランプの議会演説からの11の引用…
#1 「9,400万人のアメリカ人が労働力を失っている」
#2 「現在,4,300万人以上が貧困の中で暮らしている」
#3 「4,300万人以上のアメリカ人がフードスタンプを利用している」
#4 「働き盛りの年齢の5人に1人以上が働いていない」
#5 「財政回復は過去65年間で最悪」
#6 「過去 8 年間で,前政権は他のほぼすべての大統領を合わせたよりも多くの新たな借金を負った」
#7 「NAFTAが承認されて以来,製造業の雇用の1/4以上を失った」
#8 「2001年に中国が世界貿易機関に加盟して以来,我々は6万の工場を失った」
#9 「昨年の世界との商品貿易赤字は8000億ドル近くだった」
#10「全米のオバマケア保険料は2桁,3桁増加した。一例として,アリゾナ州は昨年だけで116%上昇した」
#11「国内のインフラはひどく崩壊しているのに,私たちは海外で何兆ドルも費やしてきた」
第二次金融バブルはまもなく崩壊するが,それに対しては誰にもできることはない。
連邦準備制度理事会は,2008 年と 2009 年に数兆ドルを印刷するためにアメリカ経済を財政破綻と市場暴落に仕向けた。2008年から2009年にかけて数兆ドルを印刷した連邦準備制度の政策は,2008年に深刻な金融危機を固定化した。
私たちの将来のある時点では,少なくとも2023年と2024年のどこかの時点で経済崩壊が起こるとまで示唆されている。記事を読むだけでは十分ではない。 これから何が起こっているのか,これから何が起こるのかを理解するには,この本が絶対に必要。
出典:https://www.mydailyinformer.com/warren-buffett-predicts-a-horrible-economic-crisis-where-everything-will-collapse/

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第二次金融バブルの警告
23/06/02 09:33
http://datasea.seesaa.net/article/499502816.html
Warren E. Buffett: 第二次金融バブルの警告
Warren Buffett Predicts a Horrible Economic Crisis Where Everything Will Collapse
Wednesday, March 29, 2023 11:58

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