来学者アルビン・トフラーが予測する 今後の40年を左右する「40の変化」 part2
2010/12/30(木)
シャーマン
http://blogs.yahoo.co.jp/sharmanqueen/18490936.html「高度にエンパワーされた個人集団」とはどんな存在なのか。
たとえば、1人の人間が何100万人ものフェイスブックのメンバーを喚起して、何らかの運動を起こすようなことだ。これはいい意味でも悪い意味でも起きる。テクノロジーの仲介によって個人がエンパワーされ、仲間を見つけていくのだ。あるいは、NGOの数が増えていることも同じだ。数年前、インドには一握りのNGOしかなかったが、今では50万ものNGOがそれぞれの影響力を行使している。これは、インド一国での話だ。ここで見られるのは、国家という存在からこうした組織にパワーがシフトしているということだ。
−−なぜそうしたことが起こっているのか。NGOは政府よりも柔軟に行動できるからか。
テクノロジーによって知識を得て、他人ともコネクトできるという可能性を手にした人々が力を得た結果だ。今や、地球上の誰とでもコネクトできる状態になったと言っても過言ではない。これを起点に、これから真のエンパワーメントが生まれる。
フェイスブックひとつとっても、今はただおしゃべりをネットに上げているに過ぎないが、世界や地域の深刻な問題を解決するために、あるいはセキュリティのためにこうしたネットワークが集結することも考えられる。
シャーマン
http://blogs.yahoo.co.jp/sharmanqueen/18490936.html−−非政府的な存在が大きくなった時、政府はどのような存在になるのか。
政府は、その時々に社会から求められる要望に応えられるように変化するしかない。なぜ政府があるのか、政府の目的は何かについて今多くの疑問が出ているのは周知のとおりだ。いずれ、基礎工事をやり直すような時期がくるだろう。根本的な変化が起こるだろう。政府はこれまで信頼を置いてきたルールが未来においては通用しないことを思い知らされるだろう。既得権にしがみついて同じことをし続けるのではなく、鍬を持って未来の大地を耕さなければならないことを理解する必要がある。
シャーマン
http://blogs.yahoo.co.jp/sharmanqueen/18490936.html
posted by datasea at 20:04|
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