多極型世界システムを考案するロシア/田中宇
多極世界でロシアから中国を見る(田中宇)米経済覇権あと3年未満か?
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https://tanakanews.com/231204russia.htm
投稿者 てんさい(い)
投稿者 仁王像
日時 2023 年 12 月 05 日 07:19:20: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
日時 2023 年 12 月 09 日 07:41:48: KqrEdYmDwf7cM gsSC8YKzgqKBaYKigWo
多極型世界システムを考案するロシア/田中宇
2023年12月4日 田中宇
【要旨】【2023年12月4日】
非米諸国間の関係は,どこかの国が支配的な力・覇権を持つべきものでない。非米側は今後の世界体制について理想主義で考えている。第2次大戦終結時に国連を作った時に米国が掲げたのと同じ理想主義だ。
【詳細】米国がマイダン革命以来ウクライナにロシア敵視・国内露系住民殺しをやらせ,それが昨年2月末のロシアの正当防衛的なウクライナ開戦につながった。
開戦後,世界は,ロシアを敵視する米国側(G7やNATOなど)と,米国側のロシア敵視に追随せず対米自立の傾向を強める非米側とに,決定的(おそらく不可逆的)に分裂した。
非米側は,米国が単独覇権主義・文明の衝突戦略(中露イスラム潰し策)を強めて911テロ事件を(自作自演的に)起こした2000年前後に,中国とロシアが結束する上海協力機構(上海ファイブ)を作った。非米側は,米国がリーマンショックでドル崩壊した直後の2008年にはBRICSを立ち上げた。
非米側はこれまでも四半世紀かけて,米国覇権から自立した自前の世界体制の構築を試みてきた(米国側はこれを軽視・無視して報じていない)。非米側が独自の世界体制を構築する動きは,ウクライナ開戦による画期的な世界二分化後,大幅に強まった。
中国はそれまで国家戦略として,トウ小平以来の米国側との協調と,習近平が開始した非米側の強化(一帯一路など)との両方をバランスして続けてきた。だがウクライナ開戦後,中共は米国側を見限り,ロシアと相談して非米側の世界体制を強化する策を重視するようになった。
中国は非米側の主導役の一つだ。だが,中国は国家戦略の詳細や決定過程を外部に見せず,機密にしている。中共が多極型世界や非米側のまとめ方についてどう考えているか,全く漏れてこない。
対照的にロシアは,ウクライナ開戦前から,多極化に対する分析や,非米側をどうまとめるべきかについての提案や考察を割と発表してきた。開戦後,分析や提案の度合いが急拡大し,ロシアは非米側の世界システム構築の提案者・指南役になった。ドルを代替するBRICS共通通貨を作れないかずっと試行錯誤しているのはロシアだ。
露政府(プーチン)は,国内の大学やシンクタンクに分析や提案を出させ,世界戦略の立案に使っている。
世界の分析や露政府の戦略の提案を行ってきた大学の一つに「HSE大学」(国立研究大学経済高等学院)がある。HSEはウクライナ開戦後,何度も分析書・提案書をまとめて政府に提出・公開してきた。
HSEは,さる11月30日と12月1日に,世界の多極化や非米側のあり方に関する5回目の国際会議を開いた。議題は「新たな現実下での世界多数派: 地域研究の視点から」。
私流に言い換えると「多極型世界における非米側の各地域の状況」。会議の内容(予定表や出席者一覧など)は,英文でネットに公開されている。
(V International Conference 'The World Majority in New Realities: the Regional Dimension''The World Majority in New Realities: the Regional Dimension')
私はこの会議に呼ばれて出席し,米国の隠れ多極主義の傾向について英語で7分間話した(グーグル翻訳を多用して文を作って朗読した)。朗読した文書を公開しておく。
(From US-centered World Order to Multipolarity)
分科会形式の2日間の会議で50人以上(プログラム上は100人近く)の研究者や外交官らが発表した。ロシア人を中心に,非米諸国の研究者や外交官が参加した。米国側諸国からの発表者は,日本からの私と及川幸久さんの2人だけだった。発表者一覧を見ると,私が聞かなかった分科会に討論参加者としてスペインから1人来たことになっている。
米国側から日本人が2人参加したのは,HSE大学のガリーナ・タキガワ教授の尽力によるものだ。タキガワ教授とご主人の瀧川敬司・東京貿易ロシア法人代表が日本からの会議参加者を探したが,日本の学術界やマスコミなど権威筋の人々は世界やロシアに対する見方が頓珍漢でダメで,私のような肩書なしの市井人に声がかかった。
私は2日間で20人ほどの発表を聞いたが,従来型の地域研究者による漫談発表も多かった。世界の転換に対応できていない研究者も多いようだ。
私から見て重要だったのは,研究者らの発表よりも,冒頭の全体会合で配布された,HSE大学が露政府に提出した世界分析と外交政策提案の英文冊子「世界多数派に向けたロシアの政策」だった(Russia's Policy Towards World Majority)。
この冊子に書かれていることは,プーチンら露政府高官の演説や,ネット公開されている露政府系の他の文書にも載っていそうだが,私にとっては目新しい考え方や示唆がこの文書に多かった。
この文書はまだネットにないが,私のような敵性外国人にも配ったものなので,グーグルレンズで電子文書化して公開することにした。
(Russia's Policy Towards World Majority)
この英文冊子の中で,私が重要だと思った点だけ日本語に意訳し,さらに★を記した私のコメントもつけた文書を作成した。原文だけ見たい人はこちら。
この冊子の論文は8章から成るが,全文についてコメントすると膨大になるので,とりあえず今回は導入(イントロ)と1章と2章だけコメントした。
私の興味は露政府の政策でなく,出現しつつある非米的な世界システムがどういうものであるかを知ることだ。新世界システムに対する見立ては,露政府の政策決定の基礎にある。
新システムについて国を挙げて分析・立案しているのは多分世界中でロシアだけだ。中国は,すでに書いたように分析を機密にしている。他の非米諸国は露中よりも受け身だ。米欧日は無視もしくは頓珍漢だ。
私はずっと多極化や非米化について分析し続けてきたが,情報量がとても少ない。そんな中で,HSE大学のこの冊子(や,この分野のロシアの演説や論文)は重要だ。
「多極化」「多極型」は一般的な言葉になったが「非米側」「非米化」は私の造語だ。「非米側」についてロシアではこれまで「グローバルサウス」という言葉が使われてきた。今回のHSEの会議も,当初の題名は「新たな地政学的状況下におけるグローバルサウス」だった。
私はこの議題に関する考え方(会議発表のたたき台)を11月初めに書いて瀧川夫妻に送り,それを有料配信の記事にもした。(非米側が作る新世界秩序)
だが,グローバルサウスは発展途上国と同義で,ロシアを含んでいない。発展途上国は中国が主導してきた。ロシアとしては,自国が中国と並ぶ主導役になれるように命名したい。それで新世界システムの呼び名を「世界多数派」「ワールドマジョリティ」に変え,HSE会合の議題も変わった。
この新名称も暫定だ。下に書いたが,この名称には「世界には統一的なあり方が必要で,それを多数決で決めるのが良い」という考え方が潜んでおり,その考え方をすると米単独覇権と同質なものができてしまう。それはダメだとロシアの学者たちが言っている。彼らはとても根本的に世界を考えている。面白い。
などなど,前書きのつもりでうんちくを書いていくと,それだけで終わってしまう。2005年ごろから多極化を論じてきた私は,ずっと妄想屋扱いされてきた(今も?)。
だが日本など米国側が無視しているうちに,すでに世界は多極化し,ロシアでは権威筋が国を挙げて多極型世界について考察・立案している。米国側がいつまで無視するのかわからないが,多極型世界はどんどん確定していく。私でなく米国側全体が妄想屋になっている。私は至福を感じている。
以下,HSE大学の冊子の論文についての紹介。各項目の前にある数字は,原文の項目番号と連携し,どの文からの意訳・コメントなのかを示している。英文と一緒に読みたい方はこちら。英語の原文は婉曲表現が多く,一文が長くて難解で,直訳だと意味がとれない。
■導入章
Intro
・この論文で使われている「世界多数派」とは,米国との間で拘束的な関係を持っていない国々と,その傘下の組織が集まる共同体を指す。
この定義はもっと明確にする必要があるが,本論文で暫定利用する。「世界多数派」は(世界を多数決によって一つの意志にまとめねばならないと考える)リベラル派による時代遅れなグローバル化の概念なので,できれば使わない方が良い。
・世界多数派は,米国の傀儡でない諸国のこと。日本を筆頭に,G7とNATO諸国,EU,豪NZ(アングロサクソン),韓国は,米国から拘束されている諸国・米傀儡諸国なので,それ以外の諸国が世界多数派。NATO内でもトルコやハンガリーは,法的に米国に縛られているが,指導者(エルドアンやオルバン)が米国の縛りを拒否しており,多数派に入る。NATO内では,米国の縛りを拒否する国が増えている。
イスラエルは本論文で多数派に属する(属しうる)と定義されている。米国がイスラエルを拘束する度合いより,イスラエルが米国を拘束する度合いの方が大きいので米国の傀儡でない。米国がイスラエルの傀儡。
イスラエルやトルコは,世界多数派(非米側)と米国側の両方から良いとこどりする世界戦略をとっている。日本やドイツは逆に,非米側がもう一つの世界システムを作りつつあることを無視し,世界に米国側しか存在しないかのようなふりをして,米傀儡であり続けている。
本書の「世界多数派は(世界を多数決によって一つの意志にまとめねばならないと考える)リベラル派による時代遅れなグローバル化の概念なので,できれば使わない方が良い」という表明からは,ロシアの外交政策立案者(学者など)が,既存の米英製の体制と根本的に違う世界システムを作ろうとしていることがうかがえる。
Intro
・世界多数派は欧米敵視でない。欧米が追求するものと別のものを求めているだけ。多数派はウクライナ開戦後,ロシアに対して寛容で建設的な姿勢をとっている。開戦後のロシアの外交政策は,米国側からの敵対への対応と,非米側との協調という,二面を持つことになった。
Intro
・いま形成されつつある多極型・他中心型の世界体制は,小さな諸国を含めたすべての国々に対して平等なものでなければならず,(極となる地域大国がその地域を率いる大国中心主義になりうる)多極性と,平等性が矛盾・衝突してしまう。
この問題を解決できるよう,今後の国際政治は,中心的な動きが地域的・域内諸国間の活動になる。
・多極型世界の国際政治が極ごと,地域ごとになるとの予測は,数年以上前から,多極化を指摘する米国側の言説の中でも出ていた。ウクライナ開戦後,多極化の主導役が露中BRICSになったことを感じる。
日本は,韓国や北朝鮮(やモンゴル?)と一緒に,中国が極・主導役になる東アジアの中に入る。ロシアも関与し「準極」になる。日本も大国なので東アジアの準極になるうるが,今の米傀儡を続けて非米側に関与するのが遅くなるほど,東アジアでの中露の主導性が確立し,日本は影響力がなくなる。
西太平洋の,日本から台湾,フィリピン,ベトナム,インドネシア(など東南アジア全体),豪NZなどに続く海洋アジアがどのような位置づけになるか不透明。
本書では,多極型世界において文明ごとに極を構成する考え方があり,中南米や中東が一つの文明としてくくられている。だが,文明のくくりだと,日本と韓国と中国が別々の文明になるのでないか。それとも「漢字圏」「儒教圏」など(強引な)くくりで一つにされるのか??。
ロシア極東は正教徒だけど。海洋アジアは文明圏なのか??。などなど,不明な点が満載だ。米英流の厳密から解放されるのが多極型世界の良さでもあるが。
・米主導の欧米は500年間の覇権を守ろうとして,世界の資産を自分らの好きなように采配し,欧米流の文化や政治理念を世界に押しつけてくる。繁栄しつつある非米側の諸国は,その押しつけを跳ね返し,米側の独断理念から解放された完全な国家主権の獲得を目指している。
・いま起きている多極化は,戦後の米覇権の終わりだけでなく,コロンブス以来の欧米の世界支配の終わりにもなる。
・「世界多数派」は,未来の世界についての試論・試作品・予想図であり,定義によって一般化すべきものでない。
・非米諸国間の関係は,どこかの国が支配的な力(覇権)を持つべきものでない。世界に関する概念は(露中などが勝手に決めるのでなく)参加諸国の自主的な合意に基づいて決めねばならない。
・非米側は今後の世界体制について理想主義で考えている。第2次大戦終結時に国連を作った時に米国が掲げたのと同じ理想主義だ。やはり今の非米化・多極化は,米国の隠れ多極主義者たちが米覇権を自滅させつつ非米側を誘導してやらせた感じだ。
・世界多数派(特に中国印度などアジア諸国)との関係強化のため,ロシアの経済的・文化的な発展の中心地を(モスクワから)ウラルやシベリアに移さねばならない。
・だからロシアはBRICSや上海機構の会合を自国でやる際,カザンやエカテリンブルクで開催するんだ。
■ロシア外交政策の2つの側面
1.3
・ロシアと米国側の対立は,文明的・価値観的・地政学的・地理経済的な深いものなので,この対立はずっと続く。15-20年は続く。対立はウクライナ戦争だけの話でない。ロシアは世界体制の転換に伴って世界の構造転換(非米化)を進める必要があるが,米国側と和解・関係正常化は,不可能だし,構造転換を阻害するので望ましくない。
・ウクライナ戦争など決定的な米露対立が長引くほど,米国側と非米側の分断が続き,ロシア(中国BRICS)などが非米側を率いて非米的な新世界システムを作り,非米側が米国側をしのいで米覇権が終わり,世界が多極型に転換していく。
非米化(新世界システムの構築)には時間がかかる。15-20年かかると露政府の立案者たちは考えている。その間,米国側と非米側の徹底対立が続いていることが望ましい。非米側は多様で,まだ結束が弱い。今後短期間で徹底対立が解消されてしまうと,非米側の結束が崩れて個別に米国側と再和解し,米覇権体制が蘇生し,新世界システムの構築が頓挫してしまう。
世界を非米化するために,ロシアがウクライナ戦争をとろ火で長引かせたがっていることは,戦争の早い段階から感じられ,私はそれを繰り返し指摘してきた。
1.4
・非米諸国のエリートの中には,欧米システムの中で生きてきた人が多く,非米化に対して明確な意思決定ができなかったりする(中国のトウ小平派とか??)。非米諸国の国民は非米化を望んでもエリートは違ったりする。
・これは,親米的なエリートが支配する非米諸国の政権転覆を,ロシアなど諸大国がこっそり支援する意志があると示唆しているのか??。
・非米諸国の多くは,ウクライナ戦争が生んだ米露対立が,非米諸国の対米自立と国家主権の強化をやりやすくしていると考えている。だから非米諸国はロシアの側に寄ってくる。
1.6
・世界多数派(非米側)は,NATOなど米側の国際支配機構と異なり,一枚岩の組織でなく政治ブロックでない。
非米側には,中国や印度のように一カ国で一つの文明を構成する国のほか,アラブ・イスラム教世界,アフリカ,ASEAN,中南米,カリブ海諸国など,複数諸国による文明圏もある。文明ごとの多中心型(多極型)の世界を作っていく。
・中国が一カ国で一つの文明を構成しているのなら,日本も一カ国で一つの文明だ。米国側の「文明の衝突」戦略でも,日本は1国1文明の「孤立文明」とされていた。韓国と北朝鮮は2カ国で一つの文明。
今後の多極型世界において中東は,サウジ(GCC,アラブ),イラン,トルコ,イスラエルの4極下部構造を持つように,東アジアも中国,日本,南北朝鮮,モンゴル(,ロシア)という多極な下部構造を持つようになる。
・ロシアは開放的な文化なので「文明の中の文明」であり,世界を統合する役目を果たす。★すごい自負だね。驚いた。日本も,もともとかなりの文明力があるので,文明力の点だけで見ると,ロシアがやれるなら日本も世界を統合をやれるはず。
・非米側は,正常な人間の価値を共有する国々・人々であり,いわゆる「保守」だ。非米側は,この保守の価値観を掲げて団結することで,欧米で(リベラル派の)エリートが自国社会や全世界に強要している非人間的・反人間的な価値観の強要(伝統的なジェンダー観を攻撃・否定し,改革と称して社会を混乱させる左派の覚醒運動など)に対抗できる。
・この分野では,米国側が(過激で自滅的な)リベラル派で,非米側が(極右とレッテル貼りされて攻撃誹謗される)保守派である。欧州で政権をとりつつある「極右」など,米国側の保守派は,非米側と同じ立場にいる。露中を敵視する日本の保守派は,単に米国側の歪曲話を軽信する米傀儡であり,間違った命名をされている。
1.10
・ソ連は1960年代まで(欧米・西側に十分対抗できる)独自の科学や工業の技術を持っていた。(それを使って東側全体が発展し,冷戦期の前半は東西が拮抗していた)。これからの多極型世界で,ロシアが再び非米側の科学技術の下支えになることが求められている。
1.12.
・アフリカは(これまで米欧によって貧困におとしめられ発展を阻害されていただけに)今後世界最大の経済発展の場になる。
1.13
・世界の9つの核兵器保有国のうち,露中印パ北朝鮮イスラエルの6カ国が非米側にいる。
・シンポジウムの冒頭に講演したドミトリー・トレニンは,非米側の核兵器保有国が集まって核兵器(使用や拡散の抑止,保有削減など)について話すのも良いんじゃないか,と述べていた。
■世界多数派の現象
2.1
・ウクライナ開戦は,非米側が世界の諸問題を米国に頼らず自分たちで解決していこうとする新たな機運を産んだ。
・崩壊しつつある米国は覇権を維持しようと無茶苦茶な攻撃を仕掛けてくる。中国など非米諸国の多くは,米国と争って破壊されたくない。いずれ米覇権が崩壊して非米側が世界の中心になるのだから,中国などはそこへの転換を円滑にやりたい。そういう非米側の心情を理解しているので,ロシアも非米側を誘って米国側と戦うのだと言わないようにしている。
2.6
・非米側(世界多数派)を構成する国々や人々は,同質でなく多様だ。中印,印パ,サウジとイランなど,いくつかの諸国は相互に対立している。そんな非米側で外交するためにロシアは,複数の原則に基づきつつも,個別のケースで良い結果を出すために,現実を考慮した対応をしている。シリア内戦終結のアスタナ会合や,アフガニスタンに関するモスクワ会合,ペルシャ湾岸諸国が地域安保システムを作る提案など。
・世界には多様な文化や文明がある。世界は本来一枚岩でなく多様なものだ。多様性を反映した方針をとる非米側(世界多数派)は,人類の自然なあり方に沿っている。対照的に米国側は,一枚岩の体制や,他者を拒否するブロック政策をとり続けている。
・イデオロギーという概念そのものが,欧米文明の産物だ。欧米は20世紀から,イデオロギーやその他の分野で世界を席巻支配してきたが,これは世界のあり方を歪曲してきた。
・欧米は世界を支配してねじ曲げてきたが,最近はそれを(過激に稚拙に)やりすぎて,東欧など米国側を含む多くの国から拒否されるに至っている。欧米は,文明としても自滅的に孤立している。
2.7
・非米側(世界多数派)は,冷戦期の非同盟運動のようなものでない。非同盟運動は,米ソ対立の枠外にいることを自分たちに課していた。
2.1
・世界多数派(非米側)は反欧米の考え方でない。あらゆる覇権やグローバル化の概念・モデルから人々を解放する考え方である。米国だけでなく,中国の覇権もダメだと。
2.11
・世界多数派(非米側)はイデオロギーを必要としている。だが,イデオロギーというもの自体が欧米文明の創造物だ。世界多数派は(教条的なイデオロギーでなく)各国の文化文明的な特性に合致した発展の必要性に誘導されていくべきだ。
自分らのイデオロギーを作る必要はないが,各国の文化や概念を包括した共通の言い方を作ることはできる。
・米国が言っていた「文明の衝突」と正反対の「文明の協調」をめざす非米側。
・最近欧米で作られている過激に変異したリベラル思想(米国発の覚醒運動。人種や性差に関する対立や相互攻撃を誘発するばかりの超愚策・自滅策)は,リベラル派が主張するような世界普遍思想などでなく,欧米文明に特有のものだと認識されるべきだ。
■米経済覇権あと3年未満か?
前回に続き,ロシアでもらった論文「Russia's Policy Towards World Majority」を読み込んで分析する。私がこの論文を読んで感銘を受けた話の一つは,7.3.にある,中国に関するロシアの専門家たちの分析だ。露中は,きたるべき多極型世界の主導役なので,ロシアと中国が相互に相手をどう見ているかはとても重要だ。
中国は長期的に,米経済覇権の傘下から出て,ロシアと一緒に非米型経済システムの主役になる。だが,その転換を急いでやると経済が悪化して不安定化するので,中国は時間稼ぎしつつゆっくりやりたい。
ロシアが世界を早く多極化したいのと対照的だ。中国は米国から攻撃されても受け流してきたが,それは時間稼ぎのためだ。ロシアはそう見ている。
https://tanakanews.com/231201majority2.htm
Russia's Policy Towards World Majority
7.3.では「中国は内部的な再構築を現在進めており,これがしばらく続くので,中国はロシアと異なり米国との対立を激化しないようにしている」と書いてある。再構築とは,中国経済が米国の傘下を出て非米型に転換することを指す。
7.3.2.「中国は(1980年代以来,米国の)経済グローバル化の流れ(米経済覇権)の中に深く組み込まれ(米国の下請けにな)ることで繁栄してきた。だから中国は,今後も少なくとも中期的に,従来の経済構造を急いで(非米型と)入れ替えず,円滑に変換していきたい。中国製品の主な輸出先は米欧だ」。
「とはいえ,米国は中国への敵視を強めている。中国は,米国に敵視されるほどロシア(が提唱する非米型システム)の方に寄ってくる」。
本論文は,中国が中期的(3-5年?)もしくは長期的(5-10年?)に,経済構造を米国の下請けから非米型に円滑に転換していくと予測している。だが,それまで米国の金融バブルが崩壊せず延命するのかどうか。
3.5.2.では「(非米側が)既存の米覇権型でない非米的な経済政治システム(alternative platforms)を作らず,既存システムを使い続けていると,いずれ起きる米覇権の崩壊(coming collapse of Western hegemony)に巻き込まれ,非米側も大打撃を受ける」と書いている。
ノアの方舟として非米システムを作っておけという話だ。米覇権がいつ崩壊するのか,中国の準備ができるまで米金融が延命するのかどうか,本論文は予測してない。
HSEは経済大学院もあるはずなのに,今回の会議では通貨や金融のシステム分析が皆無だった。だから不肖ながら私自身が分析する。
最近,米銀行界からの預金流出が止まらず連銀資金注入の植物人間化がひどくなったり,ドルのライバルである金地金や仮想通貨の相場が高騰したりして,ドル(米経済覇権)の末法感が増している。あと3年ももつのか心もとない。ドルが崩壊したら中国も非米型経済に急いで転換せざるを得なくなる。
習近平の中共は,転換をゆっくり進めるかのように見せかけて,中国の従来型金融システムをバブル崩壊に誘導したり,救済するふりをして放置する策を続けている。中国をバブル崩壊させると,習近平は「崩壊したのだから仕方がない」と言って非米型に転換できる。私の見立てはHSEと異なり,意外と早く中国経済が非米型に転換する,というものだ。
同じ3.5.2.には「中国など多くの非米諸国のエリートが,いまだに,米国は単独覇権に固執せず,非米側の要求も受け入れる協調姿勢に転じるはずだと(楽観的に)考える傾向にあるが,それは間違っている。米欧エリートは,自分らの存在基盤である単独覇権を絶対手放さない」とも書いてある。
中国で,米国を軽信する楽観論を持ち続けてきたのは,昨年権力掌握を完了した習近平でなく,習近平に権力を奪われたトウ小平派(江沢民や胡錦涛の配下)である。
トウ小平派は,1978年の米中国交正常化後,中国が米経済の下請けとして機能することで,高度成長を実現した。だが,2008年のリーマン危機(ドル崩壊)後,米覇権は崩壊過程に入った。それで,2013年に一帯一路やBRICSなど非米型の経済戦略を持った習近平が出てきた。
30年間中国の主役だったトウ小平派は共産党の裾野まで存在し,習近平が最上層の権力を握った後も,抵抗し続けている。本論文は書いていないが,本論文が指摘する「中国が取り組んでいる再構築」とは,習近平(非米)がトウ小平派(親米)に完全に取って代わる政治転換でもある。
米覇権の永続を期待しているトウ小平派は,中国が,米国の仇敵であるロシアと組んで米覇権を壊す(というより見限る)ことを望んでいない。習近平は親露,トウ小平派は反露の傾向だ。
中共の上層部には,非米派と親米派の暗闘が残っている。そのため非米派は,主流を握った今も,世界の非米化についての議論を非米派の内部だけで行い,親米派に知られぬよう機密にしている。
私が参加したモスクワでのHSE大学の会議では,中国人が全く参加していなかった。習近平の非米化策はロシアにとって最重要だ。中国の協力なしには,ロシアの世界非米化構想も空論に終わる。それなのに国際会議で中国人がいない。これは,とてもおかしい。
中国人はいないのでなく,多分別のところでロシア側と2国間で会議している。私が参加したのは,世界中の非米諸国(や日本のような米国側)の分析者らを集めた「その他大勢」の会議だった。露中は,その他大勢を入れず,露中だけで会議している。
その他大勢を入れた会議に中国勢が参加すると,非米化に関する中国の戦略が世界(米国など)と国内親米派に伝わってしまい,妨害されやすくなる。だから中国の非米派は,個別に非公開でロシア側と話をしている。これは私の推測。
ロシアは,経済超大国である中国をとても重視している。だから本論文の7.3.4.では「いずれ(世界が十分に非米化したら,資源を非米側の各所から広範に得られるようになり)中国は戦略的に満足し,ロシアに興味を失うのでないか」と心配している。
恋人に飽きられるのを心配するロシア君。私から見ると,ここに日露関係を改善する糸口もある。中国ちゃんと付き合わないで私と付き合ってよ。ロシアくーん。
米国が過激に稚拙に覇権を振り回す昨今は,米国の無法な乱暴に対抗するため露中が結束している。ロシアは資源国,中国は製造業と消費市場の国なので,うまく経済補完もできる。
だが,米覇権の衰退が進んで露中の結束がさほど必要でなくなり,中国が他の非米諸国からも資源確保できるようになると,露中が疎遠になり,昔の相互警戒がぶり返しうる。
ロシアは近代初頭,古来の中華帝国の北側の人の少ない極寒地帯シベリアをぐるりと太平洋まで領土にした。中国はロシアの南下を恐れた。ロシアは中世にタタールのくびき(モンゴル支配)も経験した。歴史的な相互警戒が露中間にある。
7.3.4.「(中国が離反したときに備えて)ロシアは他の非米諸国とも親密にして関係を多様化し,いずれは米国側の諸国とも関係正常化していかねばならない」。個人関係なら浮気だが,国家間だから良いのね。ロシア君。
「しばらくはダメだが,米国とも(核兵器削減交渉をやり直したりして)関係改善するのが良い」(だから最近米露が核削減の枠組みをリセットしたんだ)。
7.4. 「(世界が非米化する)新たな条件下で,印度との戦略関係はロシアにとってとても重要だ。できれば,露印関係を,露中関係に近い高水準まで引き上げるべきだ」
「(印度は米国側とも親しくしており)難しさはある。印中の緊張緩和をロシアが助けるのが,露印関係改善の良い策だ」
7.4.1. 「(印度の立場を考えて)ロシアは,インド太平洋の共同体構想に強く反対しない方が良いという考えもある。インド太平洋はロシアの国益に反しない。ロシアがインド太平洋を悪く言うことを印度はとても嫌がる」
ロシアも中国も印度も米国も,多極型世界で「極」の諸国だ。多極型世界では,大国間の関係が重要だ。すべての大国が対立をやめて,ある程度の安定した良い関係を構築できた時点で,多極型世界が政治面で完成する。具体的には,米露が和解した時に多極化が完成する。米国は,覇権崩壊後までロシアと和解しない。
多極型世界において,中小の国々は,まず自分の地域の大国=極の国と話をせねばならない。日本は極=大国になるのか,それとも中国傘下の中規模国になるのか。日本は,国連安保理常任理事国になりたがるぐらいだから,極になりたいだろう。
日本は,早めに動き出せば極になれる。今のように多極化を無視して対米従属のみに固執し続け,極になる準備開始が遅れると,確定した体制下に入っていくのが難しく,日本は中国極の傘下(中国の属国)になる。
日本では,中国を嫌う人ほど多極化を無視して対米従属に固執する傾向だ。中国を嫌う人ほど,日本を中国の属国へと引きずり込んでいる。対中和解派を売国奴呼ばわるする人こそ,日本を中国の属国にする売国奴。無自覚は最大の失策だ。
日本が極になるなら,それは東アジアの海洋地域としての極だ。日本から米領グアム,フィリピン,東南アジア,インドネシア,豪州,NZへと続く西太平洋。それから,ロシア,北朝鮮,韓国,中国の環日本海圏。日本は,これらの地域と特に親しくして,経済や地域安定の策をいろいろ考えるようになると,極になる。
極の策は政治支配でなく,経済と安定化だ。「安保」が持つ意味も,今の米覇権下での「脅威誇張・戦争・敵視・制裁・不安定化」から,「現実直視・交渉・和解・相互繁栄・安定化」へと大転換していく。それが多極化の良いところだ。
東南アジアはASEANとして極だし,豪州NZも,米覇権崩壊後に南太平洋として極になる。
韓国も,日中に両属する中規模国でなく,日中露とは別の極になり,朝鮮半島を中心に環日本海(環東海),ロシア極東,延辺など中国東北3省,モンゴル,朝鮮系住民もいるカザフスタンなどとつながりを深める極になりたいはず。まず最初に韓国と北朝鮮の和解が必須だが。
https://tanakanews.com/170731abe.htm
中国と和解して日豪亜を進める安倍の日本
極とは何か,多極型とは何か。これ自体,明確でなく,議論の途上だ。本論文やHSEの会議では,多極型(multipolarity/polycentricity)という言葉が多用されている。だが議論は不十分だ。
日本など米国側が無視しているだけで,世界が多極型になるのは確実だ。ロシア政府と田中宇が偶然同じ妄想をしているのではない。だが,議論がないので定義も不透明で,私としては洞察・想像するしかない(それが妄想扱いされている)。
強国が弱い国に対して一方的に影響力を持つのが覇権(隠然)や支配(顕然)だが,多極型世界の極の国の行動は,他の国々との合意に基づく相互のものなので覇権でない(傀儡政権を作って合意させることがあり得るので覇権の要素は残る)。支配でなく,他国に対して経済や安保での貢献をする国が極だ。
この定義で考えると,極になる国は世界に30ぐらいありそうだ。日本に国際貢献してもらったと思っている国はけっこうあり,この点で日本は極だ。
多極型世界において,敵視や経済制裁は禁止だ。しかし人間なのでときどき喧嘩する。国家間で敵視や戦争があり得る。その場合,他の国々が仲裁して喧嘩=戦闘をやめさせ,和解にもっていく。
仲裁者は,力がある方が頼りにされるので,地域の大国が仲裁者になる。それが極の国だ。多極型は,安全保障の概念である。経済は国家がなくても回るが,安保は国家の仕事だ。
戦後の米覇権体制は当初,米国が世界の紛争を仲裁して安定化する役目だった。だが,この四半世紀,米国は敵視や制裁や戦争を多発し,世界を不安定化するばかりだ。米国側のマスコミは善悪歪曲の意図的な誤報を流布し,米国側の人々に「米国は良いことをしている」という大間違いな妄想を軽信させている。
この事態は,放置すると永久に続く。それはまずいので,露中など米国に傀儡化されていない国々が集まって,別の国際安保システムを作ることにした。それが多極型世界だ。
私自身の見立てで言うと,(英国系に牛耳られているのを嫌がる)米国自身が単独覇権を壊して多極化したいので,わざと敵視制裁戦争を多発して露中に多極型世界を作らせた,という話だ。どちらにしても多極化は,世界の安全確保のための「世直し」である。
「独裁国の中国に,世界を良くする策ができるはずない」。民主主義国しか良いことをやれないと考えている日本など米国側の人々はそう考えがちだ。だが実のところ,極悪な戦争を繰り返しているのは民主主義の米国だ。欧日の民主諸国は,米国の極悪な戦争を支持し続けている。
国内体制の民主性と,その国の政府が国際的に何をするかという話は別物だ。中国人は資質的に政治絶倫(政治で儲けたがる天才)で,民主化すると混乱するので選挙をやれない(台湾は植民地時代に日本化されたから民主主義をやれている)。
冷戦後のロシアは立派な民主国だが,米国側から極悪視されている。ウクライナ戦争を誘発したのは米国で,ロシアは被害者だ。米国側の(というより,あらゆる)民主理論は詐欺・インチキである。理想主義者は騙されやすい。政治家や運動家は,理想主義をかたって人々を騙す。
米覇権に替わる世界体制を作れそうなのは中露BRICSなど非米的な諸大国の集合体だけだから,今の多極化になっている。独裁とか民主とか,どうでも良い。独裁vs民主にこだわる人の方が間違っている。
中共は,国内体制を強化して中国が世界を主導できるようにするために習近平の独裁体制を作った。中共内部には米国好きのトウ小平派がたくさん残っているが,トウ小平派の最重鎮である江沢民が習近平の独裁強化を支持したので,今の中国がある。中共は,世界をきちんと見ている(共産主義は詐欺なので嫌いだが)。
話がそれた。HSE論文の話に戻す。ロシアは,中国とだけ親密である状態が不安なので,印度など他の大国=極とも親密になりたい。イランやサウジやトルコとの関係も,親密化している。露中関係を皮切りに,そのあたりの話が7章に書いてある。
日本との関係についても,北東アジアについての 7.8. に少し書いてある。それは「残念ながら,日本のナショナリズムは,日本の対米従属を終わらせる試みにつながっていない」という一文だけだ。
ロシアは,欧州各国の反EUナショナリズム・いわゆる極右が,欧州を米傀儡から離脱させて非米側に入れてくれると期待している( 3.3. )。だが日本のナショナリズムは反米でなく,逆に米傀儡の中露敵視屋なので期待できない。この一文はそういう意味だ。(日本には真のナショナリストがほとんどいない。反米親露派も不必要に反中国)
日欧とも,世界を不安定化するばかりの米国に従属する傀儡である限り,世界を安全にするための非米側の動きに参加できない。
日本については,あらためて書きたい。今回の連続記事は,すべての人にとって重要と思われるので無料配信し続ける。
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https://tanakanews.com/231208china.htm
コメント
1. 愛[-1158] iKQ 2023年12月09日 12:03:34 : jMrxyyBaao : ZVA5aFpKL1BzdjY=[81] 報告
う〜〜ん
世界は大きいのでいきなりBRICS通貨に代われるほど単純ではない
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一番大きいのはアンダーグラウンドの世界だろうね〜〜
世界中に隠し金をファンドにしている
そしてそれをアメリカ(イギリス)は把握している
中国の共産党の高官の裏金は100兆円になっているらしいぞ〜〜
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何か事あればアメリカは「勝手に」その金を没収する
ウクライナの戦争でアメリカはロシアの外貨を40兆円没収した
アメリカは盗賊なのでね〜〜
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中国は色仕掛けのピンク攻撃をするけど
アメリカは裏金の脅迫システムを稼働させているわけだ〜〜
2. 愛[-1157] iKQ 2023年12月09日 12:10:09 : jMrxyyBaao : ZVA5aFpKL1BzdjY=[82] 報告
20年位前だったか
アメリカはIMFで韓国を攻撃して韓国の主要な企業の株式を取得したので
韓国はアメリカ様のために必死で働かされている
サムスンで韓国の頭脳が作り出す富はアメリカに流れるわけで。韓国人は良い奴隷の働きをしたことで少しばかりの報酬を得て,それが日本人よりも高くなった様だが〜〜
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それでも子供の出生率は極端に低いのは生活に余裕がない証拠だ〜〜
日本の少子化だってアメリカ様に搾取されているのが主因だよね〜〜〜
3. 第n次嫌々期(仮)[27] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2023年12月09日 13:03:20 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[11440] 報告
3年未満……その間に世界大戦を引き起こして借金を踏み倒す,ないしはガザの油田をかっぱらって石油を売りまくる,ってのがダメリカの目的なわけで……。
ダメリカ連邦政府の金庫はスッカラカンってのは周知の事実だ。
個人の破産を促すように,素直にダメリカ連邦を国家破産させるべきだよ。
4. 愛[-1156] iKQ 2023年12月09日 16:54:57 : jMrxyyBaao : ZVA5aFpKL1BzdjY=[83] 報告
<△24行くらい>
>ダメリカ連邦政府の金庫はスッカラカンってのは周知の事実だ。
う〜〜んそれは事実だね〜〜
だから永遠にアメリカが続くと言うことはない
確かに今回のガザ攻撃は沖合の石油・ガスが目的だろうけど〜〜
掘削には2,3年かかるのではないか??
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アメリカは2008年からQEを続けていたのにインフレ対策でQTになった
予想を言うとアメリカはQTー>QEに再度移行して(MMT)をやるわけで
評論家の意見ではMMTはまやかしだからアメリカは行き詰ると言ってるのだが
MMTは単にドルを印刷するだけだから印刷されたドルが世界中に滞留して
ドルでじゃぶじゃぶになるところまで行かなければアメリカの崩壊にはならない
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まだQEにもなっていないしじゃぶじゃぶにもなっていないので
アメリカの崩壊はもう少し先の話だろう
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トルコなども国家的には破産してトルコの通貨は下がりっぱなしで
4分の1になったけど〜〜まだトルコ政府がデフォルトしたわけではなく
いまだにトルコはお札を刷りまくっている
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アメリカが崩壊するにしても今即その予兆が表れているわけでもなく
アメリカがドルを刷りまくってドルの価値が低下し始めているわけでもない
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そのようなアメリカは必死で世界中からとれるものは取ろうと
様々な悪事を計画してジタバタしているのだ〜〜
こうしたアメリカの苦境が世界中を不幸にしているのは情けないことだよね〜〜
5. 愛[-1154] iKQ 2023年12月09日 18:32:06 : jMrxyyBaao : ZVA5aFpKL1BzdjY=[85] 報告
日本だって100年前から1円の単位を使っていたさ〜〜〜
1円=1g金だったのが
いまや
10000円=1g金になっちゃってる
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日本が戦争に負けた時に円の価値は100分の1になっちゃったのだけど
戦前の日本政府と戦後の日本政府は同じものだよね〜〜
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昔は1000円で家が建ったのだが〜〜今では昼飯を食ったら終わってしまう
昔の大金持ちが1万円の貯金をしていたとしてもある時突然その価値がなくなった
6. モブキャラ[15] g4KDdYNMg4ODiQ 2023年12月11日 00:22:10 : GDZwiyo7iU : Nm10R3ZMUHRTcVU=[1678] 報告
先頃死去したキッシンジャー氏は,以前5極構造を提唱してた。アメリカ,ソヴィエト,中国,西欧,日本が周辺国を支配するというもの。
今は10極か。EU,ロシア東欧,中国東アジア,イスラム諸国,中南部アフリカ,大英連邦,中南米,インド南アジア,東南アジア沿海オセアニア島嶼国,アメリカイスラエル連合。
★阿修羅♪
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/776.html
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