2020年04月05日

ASTROLOGIA: 外惑星による変化と時間的スパン〜災害と外惑星

ASTROLOGIA: 外惑星による変化と時間的スパン〜災害と外惑星
外惑星による変化と時間的スパン
POSTED BY ASTROLOGIA ON  02 2020 
世界中を巻き込んで猛威を振るっている新型コロナウイルス。多くの感染者・死者を出し、その勢いは止まらない。人的被害だけでなく、経済活動にも影響を及ぼし、今後世界的な不況の到来が予想されている。日本も対岸の火事では済まなくなり、パニックに陥っている。
3.11の時もそうだったが、こういうパニック時には占星術を始め、スピリチュアル界隈もいろいろ情報を発信してくる。そのほとんどが「前もってこの出来事を予想していた!」とか「これから大変なことになる!」とか「古い秩序が壊れ、新しい世界がやってくる!」的な、いい加減なものばかり。
占星術の予言など、毎年毎年それっぽそうなトランジットやアスペクトを見つけては「今年(こそ)は重要な年だ!」と言っているのだから、いつかは当たる。そういう占い的な話をするのではなく、占星家らしくもっと洞察に富んだ話をするべきではないだろうか。
こういう時こそ、占星学がどういう物の見方をするのか、どういう考え方で成り立っているかを知ってもらう絶好の機会だと捉え、占星家も襟を正して情報発信すべきだろう。そういう気持ちで私も思うことを書いてみたい。テーマは「外惑星の影響による、変化と時間的スパン」について。
占星術を学んでいる者なら誰もが知っているが、外惑星のような大きなエネルギーが発揮されるとき、それが社会的出来事として現れたりする。具体的な形は様々だが、今回のように感染症(ウイルス)のこともあれば、経済危機・政治動乱・自然災害のこともあったりする。その出来事自体を前もって予想することは不可能だが、その出来事によって起こる「変化の流れ・意味」を追うことはできる。占星術の役割はそこにあって、「○月○日になにが起こる!」とか「この状況をどうやって回避したらいいか?」といったことではない。
外惑星による変化は、私たち個人&社会が持つ深層的なものを刺激し、それを呼び起こす(不安・恐怖・期待・願望など)によって、社会構造や価値観などを変革する。だから、それを避けることはできないし、避けたところで意味がない。その出来事によって、私たちの社会がどう影響を受け、どう考え方が変わり、どう変化していくのか―その流れを読み解くことに意味がある。
出来事というのは、そこから始まる変化を促す役割、あるいは象徴する役割にすぎない。だからその出来事自体に目を向けるのではなく、その出来事を含んだ前後の流れ(全体の流れ)の方に目を向ける必要がある。
例えば、今回の新型コロナウイルスは多くの人が解説しているように「トランジット土星と冥王星の0度」が大きく影響している。過去に起こったこのトランジットを見ると、
1995年1月17日 阪神大震災(トランジット土星と冥王星の90度)
2011年3月11日 東日本大震災(トランジット土星と冥王星の90度)
があるが、ホロスコープ配置を見れば分かるように、正確なアスペクトの時期とはズレがある。
阪神大震災の時はそれより1年前に起こり、東日本大震災の時もそれより1年前に起こっている。
1年前に始まったことが、時間をかけ、大地震という形で現象化した。@外惑星の影響とはこういう大きな時間的スパンで起こる―というのが1点。
※今回の新型コロナウイルスはそれほど大きくズレなかった。
阪神大震災のあと、日本で起こった大きな動きが「耐震性強化(インフラ強化)」「防災意識」「ボランティア活動」「がんばろう○○!運動」などであったと思うが、それも震災の直後すぐに広がったわけではなく、その後の大きな災害を経て徐々に広まっていった。そうして今では自主的なボランティア活動・被災地の人たちを応援するのが当たり前になった。
東日本大震災のあとも、あの原発事故ですぐに原子力発電が終わって、日本のエネルギー改革が行われたわけではなかった。一時は1%近くまで落ちたが、その後徐々に再稼働し、今は3%程度。計画では2030年までに20%程度に戻すことになっている。だが、既存発電所の4割は廃炉決定になったので、いずれ徐々に原子力発電の割合は小さくなっていく。
電力システムについても、2013年法改正(電力広域的運営推進機関の設立)→2014年法改正(小売全面自由化)→2015年法改正(送配電部門の法的分離)と徐々に進み、今年4/1から発送電分離がスタートして、いよいよ本格的な改革が始まった。
つまり、外惑星エネルギーを発端に始まる社会変革(私たちの価値観の変化)は、10年20年あるいはそれ以上の時間をかけて行われる、息の長い変化だということ。その間には一気に進むように見えることもあれば、少し後退したりもして、「全体としてみれば確実に変わっていっている」といったA漸進的なもの―であること。
そういう視点で、今起こっている新型コロナウイルスを考えると、まだこの出来事が社会にどんな影響を与えるかは未知数。その影響は今後10年20年かけて徐々に現れてくる。阪神大震災やリーマンショックや東日本大震災でも世界が崩壊しなかったように、人類の終わりなど来ない。
占星術として大切な視点は、こういった星の影響がB社会にどんな影響(変化)を与えていくかを、長いスパンで、現実の社会動向を見ながら、予想していくこと。予言者ぶる必要はまったくない。そしてその流れを読むことで、C一般の人たちにどう変化に対応していけばいいかを伝えること。

占星学と心の探求
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posted by datasea at 17:52| Comment(0) | ) 占星術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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