2019年10月11日

[健康メモ] 春ウコンと秋ウコン

[健康メモ] 春ウコンと秋ウコン
INYAKU Tomoya
投稿日:2013/01/15
沖縄と東電福島原発事故−その2 春ウコン
放射能被曝対策としてヨモギの可能性を考えている時に那覇近郊で薬草園を経営される方のお話を聞いた。それは家族が沖縄に避難した後、初めて沖縄を訪問した時だっただろうか(2011年)。
東電原発事故の影響による放射能被曝から起きる健康被害について話したら、その方からすぐに勧められたのは春ウコンだった。その時はヨモギで頭がいっぱいだったこともあるが、どこか春ウコンは高価に違いないと決めつけていたため、すぐには春ウコンの可能性を追求しようという気になれなかった。
サプリメントのたぐいは高価なものが多い。でも、今回のケースでは避難したり、経済的に厳しい状況にある人も少なくない。そのような人たちに勧めるものとしては無理せず続けることができることができる価格で入手できるものであってほしい。継続できなければ効果も続かない。ヨモギはその点でも格別高価ではなく、最適だと思われたのだ。
その後、ヨモギエキスの挫折の後、薬草を探す作業は中断していたが、沖縄行くたびに、春ウコンの効能は何度も耳にする。どんなものか試してみようという気持ちになったのがずいぶん年月がたって2012年の夏のことだった。那覇市の国際通りの薬草を売る店で200gで1000円ほどで購入した。
高いと決めつけていたのはまったくの勘違いで、決して高くない。大人の場合、体重にもよるが一日5gから7gで十分(体重が70kgであれば7g、60kgであれば6gを目安に)。これを料理に入れたり、水に溶かして飲めばよい(1リットルくらいの水に溶かして毎時間少しずつ飲むような形が一番望ましいのだろう)。200g、1000円であれば1g5円だから一日わずか25円から35円。今年の年末に買った時は100gで800円だった。冬場は若干高くなるのかもしれない。しかし、これであっても一日50円程度ですむ。まだ春ウコンの栽培農家の人たちの状況がどうなっているか、まだ調べられていない。この値段が彼らにとってどうなのか(果たして正当な価格なのか)、まだわからない。
日本でウコンというと「ウコンの力」のように二日酔いの薬のように思われているかもしれない。
よく使われているのは春ウコンではなく、秋ウコンの方。秋ウコンには春ウコンのような苦みはないものの、摂取の仕方によっては肝臓に悪影響を与える副作用があるという。
春ウコンの効能は…と書き出して薬事法違反と言われると困るので、その意義に関しては今度時間のある時に学術論文を翻訳するなどの形で表現できればと思う(”apoptosis wild turmeric”で検索すればさまざまな学術論文のありかも探すことができる。日本語になっている情報でも「春ウコン、効能」で検索すればだいたいつかめるだろう)。医学的な証明を元にその価値を知ることを妨げることはさすがに日本の悪法も妨げられないだろうから。一言書いておくと、春ウコンはガン化した細胞のアポトーシス、細胞自然死を促し、細胞の再生を促す、という研究が出ている。もちろん体質に合うかどうかにもよるだろうし、摂取の方法なども慎重に考える必要はあるだろう。インターネットを通じてもほぼ沖縄の薬草店と同じ価格(+送料)で売っている。漢方薬の医師が近くにいれば相談してみるのも手だろう。
しかし、ヨモギも春ウコンも同じ問題がある。もっとも守らなければならない子どもたちにとって、どちらも必ずしも摂取しやすいものではない、ということだ。ヨモギは沖縄ではさまざまな料理で使われるため、子どもでも自然に摂取できる。だけど沖縄以外ではヨモギはそう頻繁に摂取する食材ではない。
春ウコンは苦いため、カレーにちょっと入れただけでも感づかれてしまう。沖縄では炒め物や味噌汁などの料理にほんのちょびっとずつ入れて食べさせているという話を薬草店のおばあさんは話してくれた。かつて長寿日本一の県だけある。しかし、やはり沖縄の子どもたちにとっても春ウコンは苦いらしい。わが息子にもなんとか摂取させたいのだが、苦い薬は全然苦にしないのに春ウコンはなかなか受け付けてくれない。料理の腕の発揮しどころだろうか…(ちなみに子どもの場合の適量に関しては裏付けとなる学術的な情報はまだ得られていないが微量であれば特殊な体質でない限り、問題が出るとは考えにくいだろう。いずれにしてもわずかであれ苦くなるのでほんのわずかしかいれられない)。
春ウコンはすでに実績も多くあり、その効果を知る人は沖縄には少なくない。オンラインでも購入可能であり、その価格が十分正当であることを祈るが、関心がある方はご自分でお調べになることをお薦めする。
本土の企業に利益を搾り取られるのではない形で、沖縄の自然の恵みをわけていただくことが可能であれば、いいのだが、この件については継続的に調べてみたいと思っている。
子どもの体をどう守るか、そして沖縄への恩をどう返すかは継続課題のまま、探求は続く。

印鑰 智哉のブログ
http://blog.rederio.jp/archives/1478






参考になるページをいくつかあげておく(いずれも英語)
GreenMedInfoによるTurmericによる症状改善のエビデンスデータベース
栄養の摂取によって再生可能な6つの器官…ウコンの成分の1つ、Curcuminがさまざまな細胞の再生に関わっていることがわかる。同上GreenMedInfoによる記事
米国医学図書館、米国国立衛生研究所:ウコンの成分の1つ(Curcumin)の抗ガンポテンシャル:前臨床および臨床試験
米国医学図書館、米国国立衛生研究所:ウコンから抽出したクルクミンは薬の効かない肺腺がん細胞の細胞自然死を促す
英国大学の画期的研究:チョークベリーとCurcuminの抽出物は脳のガン細胞株を破壊する力がある
Curcumin vs. cancer: The scientific evidence continues to flow in

印鑰 智哉のブログ
http://blog.rederio.jp/archives/1478








 春ウコンと秋ウコンの違いって?
精油成分豊富な春ウコン、
クルクミン豊富な秋ウコン
■春ウコンと秋ウコン
お酒を飲まれる方、また日々の健康生活に長く根強いウコン。ウコンは、以前まで沖縄以外ではあまり知られていない植物でした。
今でこそ名の通ったウコンですが、世界には実に様々な種類があり、中国では約20種類、インドネシアでも20〜30種類ほど見つかっていると言われます。その中で、主に用いられていたウコンは2種類です。それは、春に咲く ”春ウコン” と、 秋に咲く ”秋ウコン ”春ウコンを「ワイルドターメリック」、秋ウコンを単に「ターメリック」とも呼びます。
■秋ウコン
秋ウコンは、クルクミンが豊富です。7月から8月に花を咲かせ、正式名称は「ウコン(鬱金)」です。健康維持に役立つとされるクルクミンが豊富に含まれていますが、クルクミン含有は春ウコンの約10倍以上となっています。お酒を飲まれる方には「秋ウコン」、ということも言われますが、それはこのクルクミンが豊富だからです。
■春ウコン
春ウコンは、精油成分、ミネラルが豊富です。4月から5月にピンク色の花を咲かせ、その正式名称を「キョウオウ」といいます。漢字で書くと「姜黄」これは、そのまま口に入れると、舌が強い苦味と辛さがある為、食用には不向きなので主に健康食品などに使われていて、その検証結果等が多く報告されていると言われます。実際に使われるのは根茎部分で、外側が白っぽく、切ると、切り口は黄色をしています。
春ウコンは秋ウコンに比べてクルクミンの量は少ないですが、ターメロン・シネオール・アズレン・カンファーなどの100種類以上の精油成分が豊富に含まれ、また、カルシウム・カリウム・鉄・マグネシウム・リンなどのミネラルが豊富です。
■クルクミン(Curcumin)とは?
カレーなどに使用される香辛料ターメリックに含まれる黄色色素で、ポリフェノールに分類されます。サビつきを防ぐということもでも知られています。日本では「お酒を飲むときに」ということだけで広く知られていますが、日本を含むアジアや、またアメリカ等でもクルクミンに関する研究がすすめられています。
食用(カレー粉やたくあんなどの着色料の原料)として使われるほか、鮮やかな黄色を持つことから天然の食用色素としても利用され、また布や紙を染色するためにも利用てきました。根茎は外見上、春ウコンとほとんど変わりませんが、中身は濃いダイダイ色で、苦味もほとんどありません。クルクミンは脂溶性なので水で摂取しても溶けにくく、そのまま摂取してもあまり体内に吸収されず排出されますので、お腹にご飯が入っている状態(食後または飲食中)にお召しあがりいただくと良いです。
ちなみに、カレー約5杯分にクルクミン30r程が含まれるといわれます。
1日に摂取しても良いと言われるクルクミンの量ですが、国連の食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)の合同会議により、体重1sに対して、0mg〜3mgを推奨しているようです。
例えば体重60kgの人の場合、1日の上限目安摂取量は180mgが限度ということです。
ただ、一度にまとめて摂られても意味はございません。一度に身体が摂取できる成分の量には限りがございますので、例えば一回に180mgを摂っても全て摂取できるものではなく、過剰な分は体外へ排出されてしまいます。
ですので1日数回に分けて摂られるほうが、クルクミンをしっかり摂取できます。
■精油成分とは?
植物の葉や茎、根等に含まれる成分で、様々な働きを持つと言われます。
この精油成分が動脈硬化予防やコレステロールの分解、またガンの抑制になるとも言われています。
これは秋ウコンにはない働きです。食物繊維も春ウコンには豊富に含まれています。現在も、春ウコンに関する研究はさらに進められいます。
また、ウコンに含まれる成分は適量を摂取すれば良い成分となりますが、摂り過ぎてしまうと逆効果となる場合がございます。
ウコンを摂取される場合は、担当のお医者様とご相談をする、またはインターネットや書籍等でいろいろお調べいただくことをおすすめいたします。
上手に摂り入れることによって、日々の健康、そして将来の健康をサポートしてくれます。ウコンがお役に立てますことを願っております。
クルクミンや精油成分はともに、様々な働きがあると言われますが、薬事法により具体的な効能効果の記載は控えさせていただきます。何卒ご了承ください。
・ウコンとは?
・春ウコンと秋ウコン
・ウコン健康健康食品一覧
農薬不使用栽培、沖縄県産ウコンを使用した健康食品をお届けしています。
粉末タイプ、錠剤タイプ、お茶タイプ等、ウコンサプリメントをどうぞお役立てください.。

沖縄情報市場
https://www.okinawajoho.jp/smartphone/page2.html
 







酒飲み・脂肪肝の人
「ウコンのとり過ぎ」に注意
日経Gooday
2017/5/31
多くの左党が頼りにするウコンだが、肝機能が悪い人にはお勧めできないという
(c)Olga Popova-123rf
ウコンといえば、左党の大切なパートナー。私もそうだが、飲み会前にウコンのサプリを飲んでいる人は多いだろう。だが、このウコン、肝機能に問題がある人は控えたほうがいいという話がある。脂肪肝の人などは悪影響が出る可能性があるという。これは本当だろうか。酒ジャーナリストの葉石かおりが、その真偽を専門家に直撃した。
◇  ◇  ◇
飲み会の前はウコン入りのサプリやドリンク剤を飲む――。
多くの左党にとっては「常識」、いわば「飲み会前の儀式」のひとつと言ってもいいだろう。私自身もウコン入りのドリンク剤を飲んでから酒を飲むのと、飲まずに酒を飲んだときでは酔いのまわり方が違うと感じるし、事前に飲んだ後の翌朝は、いつもよりスッキリしているように思う。「ああ、やっぱりウコンのおかげだな」と改めてウコンのすごさに感心したりする。
ところが、今年初めに、そんな悪酔いレスキューの助っ人・ウコンに効果がないという情報がネットをかけめぐった。単に噂レベルではなく、ネタ元が「Journal of Medicinal Chemistry」というアメリカの権威ある雑誌で発表された論文なだけに、ちょっとした騒動にもなったのだろう。こちらの論文はウコンに含まれるクルクミンという成分の効果について検証したもので、論文の中身は薬効を否定しているわけではない[注1]。ネットのニュースはその後、記事に補足がなされ、騒動は沈静化した。
[注1]The Essential Medicinal Chemistry of Curcumin. J.Med.Chem. 2017;60:1620-1637.
さて、話題になったこのウコン、実は、肝機能に問題がある人は控えたほうがいいという話を聞いた。脂肪肝の人などは悪影響が出る可能性があるという。日本人の成人の3人に1人は脂肪肝といわれているのだから、決して他人事ではない。
ウコンといえば、冒頭で触れたように、多くの左党が頼りにする存在なのに控えたほうがいいとは……。ここは真偽を確かめなければなるまい。自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科准教授で、肝臓障害に詳しい浅部伸一さんにウコンの肝臓への影響について話をうかがった。
■ウコンによる肝障害が数多く報告されている
肝機能に異常がある人が「ウコン」を摂取することには問題があるとはどういうことか、浅部さんに直撃してみた。
浅部さんは、「肝機能に異常がある人にウコンを勧めない理由は大きく2つあります。1つは、ウコンによる肝障害が報告されているからです。数ある健康食品や民間薬の中でもウコンについての報告が多いのです」と説明してくれた。

日経Gooday
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO16793050U7A520C1000000/







一言に「ウコン」と言っても種類があり(学名が異なり)、含有成分が全く違うため、それぞれ別物と考えた方がよいでしょう。
日本では一般に、アキウコン(Curcuma longa Linne)のことを言い、カレーなどの香辛料などにも用いられます。他にも、ハルウコン、ムラサキウコン(ガジュツ)、ジャワウコンなど同じショウガ科のものなどがありますが、アキウコンとは学名も成分的も異なります。
安全性について
・通常、食事中に含まれる量の摂取であれば、おそらく安全と思われますが、過剰摂取や長期摂取では消化管障害を起こすことがあります。
・アキウコンは胃潰瘍、胃酸過多、胆道閉鎖症の人には禁忌とされます。
・胆石の人は医師に相談してください。
・歴史的な食品として摂取する程度の量から、今日のように健康食品として濃度の高いものを、多量に長期連用する場合の量では、健康被害の出現の度合いが違ってくる可能性があります。また、健康被害の原因は学名の異なるものを摂取した場合やサプリメント製造元の品質管理の悪さによるとの指摘もあります。

日本医師会
https://www.med.or.jp/people/knkshoku/ukon.html






posted by datasea at 00:23| Comment(0) | H 医師健康オタク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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