2019年07月24日

文明800年周期説 : 東洋ルネッサンスにおける日本の役割

800年周期説: 西から東にシフトする800年に1度の大動乱
これから800年に1度の大動乱がやってくる!
2009/1/25(日) 午後 5:09
文明800年周期説,村山節
現在、「100年に1度の大不況」といわれていますが、マクロ的にみれば
「東洋と西洋の文明が800年周期で入れ替わり、これからアジアの時代がやってくる」
為の転換期のようです。
「世界遺産」が地球の記憶なら、「800年周期説」は地球の波動ともいえます。
800年周期説の詳細については『文明の興亡』の書庫を最初からご覧いただけますと理解しやすいかと思いますが、改めてダイジェスト版としてご紹介させていただきます。
アナログのサインウェーブ(正弦波)のように世界文明図では、上下部の半円がそれぞれ800年の期間を、その
上部が「興隆期」、
下部が「衰退期」
を表しています。
太い線がアジア地域、細い線がヨーロッパ・アメリカ地域ですが、800年ごとに線が波打っているのがわかります。
つまり、これは必ず東洋と西洋の文明が逆転しているのです。
この逆転が始まる、太い線と細い線が交差する箇所は世界的な転換期で、民族大移動や巨大帝国滅亡などの「世界動乱」が起きているのです。東洋の文化が良好なときには西洋の文化が悪化するというわけです。
始まりから終わりまで、衰退期と興隆期を合わせた1600年を1つとして考えるなら、世界は1600年の周期で動いているといえます。更に、
下部の衰退期を「冬と春」、
上部の興隆期を「夏と秋」
に4等分にして考えます。
例えば、秋は果実を収穫する時期ですから、秋の時代には高度な文明が発生しているのがわかります。
また興隆期の半円の頂点では巨大な思想や巨大宗教やその後の世界に影響を与える産業の革命が出現します。キリストが生まれたのは世界文明図で明らかなように、ちょうどローマ帝国全盛期に当たる頃です。
では、日本はどうでしょうか。
日本はアジアですから、アジアの線を見れば日本が現在、春から夏になるところだとわかります。
すると、800年前は秋から冬にかけての期間ということになります。
その秋の頃には約390年に及ぶ平安時代(794年〜1185年)があり、その中期には日本文学の最高峰と賞賛された長編小説「源氏物語」や随筆「枕草子」が生まれました。しかし、秋から冬へ向かう過程で、1192年に鎌倉幕府が樹立されています。
その直前には源平の合戦(1180年〜1185年)の最後の戦い、いわゆる「壇ノ浦の戦い」が九州と本州を隔てた関門海峡の壇ノ浦で行われています。
この戦いで平氏は滅亡し、平安時代が終わります。
そして源氏支配の時代が来るわけですが、実は「源平の合戦」は「800年周期の歴史的」に大きな意味を持っています。
平氏は元々は武士でしたが、宮中や貴族内部で起きていた政治の権力闘争が従来の話し合いで決着がつかず、軍事力で解決されるようになったときに、多大な貢献をした平氏は武士の身分でありながら異例の栄達を遂げます。
しかし、その平氏は前の時代の権力者である貴族になろうとしたのです。
だから、戦いが終わった後も京都に居ついたのです。他方、源氏は根っからの武士です。
つまり、源平の合戦は、前の時代の覇者(貴族政治家)になろうとした平氏を、次の時代(武家社会)の主体の武士である源氏が滅ばしたという意味合いを持っており、要するに800年前の日本では、前の時代の覇権を握った文明が滅んだということになるのです。
それまで栄華を極めた文明が1度滅びて、そして動乱の後に新しい時代の周期に入ったのです。
この次の鎌倉時代は、とても凄まじい時代です。
平氏を倒して鎌倉幕府を樹立した源氏の頭領の源頼朝でさえ、正室であった政子の実家である北条氏に滅ぼされています。
「執権職」自体は世襲制ではないのにも拘わらず、鎌倉幕府の執権職を平氏一族でもある北条氏が独占し、贅沢と我が世の春を謳歌していました。
しかし、それも長くは続きませんでした。
北条氏の独裁政治に天皇や公家、家来であるはずの御家人までも不満が募り、その上2度にわたる「元寇」の到来で幕府の財政は逼迫し鎌倉幕府は危機に陥ります。
源氏一族である足利尊氏や新田義貞などによる倒幕運動は勢いを増し、最終的に鎌倉幕府は15代で終わりを迎えて崩壊します。
これによって北条氏側はほとんど根絶やしにされたといわれています。
その後、覇者である足利尊氏が京都に室町幕府を樹立しますが、その室町幕府も足利尊氏の子孫が贅沢と独裁政治など北条氏と同様な政策により、守護や地頭の不満と幕府権限の衰退で「応仁の乱」が起き、本格的に室町幕府が統治能力を失って戦国時代が始まるのです。このときは冬の時代の後半にあたります。その室町幕府も15代で終わりを迎え崩壊します。
そして覇者は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と続き、最後は関が原の合戦(1600年9月15日)で天下統一が果たされます。
400年位前の出来事ですが、この家康の天下統一で日本の冬の時代が終わります。
そして江戸時代は「春」です。春が260年続きます。このように、冬と春の時代は武士が支配していました。
特に「冬」の時代の武士は人を殺すのが仕事ですから、暗い時代です。
その前の貴族の時代は女性中心で華やかな時代ですが、武士の時代は猛々しく男性中心の暗い時代です。
そして江戸時代末期には、朱子学や陽明学が盛んに取り入れられ、それが今や日本が世界に誇る「武士道」の精神へと昇華された訳ですが、戦国時代には武士道などは存在しません。
戦国時代とは、数々の陰謀と騙し合いや殺し合いの渦巻く時代であって、強くて狡賢い悪知恵のはたらく者が勝つ、弱肉強食が支配した冬の時代なのです。
司馬遼太郎など多くの歴史作家や大河ドラマや時代劇などのテレビ番組が、戦国時代を非常に魅力あるものとして作っていますし、生死をかけた武将たちの生き様は人々の興味を大いにそそるものですから、多くの人は「戦国時代華やかなりし」と思っているかもしれませんが、実際には明日の命もわからない、今日1日生き抜くのも困難な超サバイバル時代だったのです。
それを江戸幕府の出現により統一され、春の時代の武士道へと徐々に昇華させていったのです。その強い精神性を維持しながら江戸幕府は15代で終わりを迎え、明治政府によって本格的に開国し、アジアに先駆けて欧米の文化や技術を取り入れる「脱亜入欧」政策を打ち出しました。
そして急速に西欧列強と肩を並べるまでの基盤を作り上げ、後にその優秀な民族性を最大限に発揮して物作りに特化し世界の経済大国といわれるまでになりました。
現在では、その日本も成熟し停滞期にありますが、それを横目にやはりアジアの大国である中国が世界の桧舞台に登場し始め、だんだんと台頭し存在感を大きくしています。
これは800年周期説の通りで、今後はアジアつまりは東洋の時代を本格的に迎え、西洋は文化的にも衰退し武力が支配する戦乱の世に向かって没落していきます。
西洋のサイクルについても考察してみましょう。
特に「ギリシャ文明・ローマ帝国文明」のところですが、その頃、ヨーロッパや地中海沿岸のアフリカ地域をローマ帝国が支配していました。
その前には「夏」の時代であるギリシャ文明がありました。
その次のローマ文明のほうが最も成熟していましたから「秋」の時代にあたります。この時期の頂点でキリストが誕生しています。これで西暦の紀元が始まりました。
キリスト教は最初は弾圧されますが、熱心な信者たちによって「大ローマ帝国」に広がっていきました。そして最後は世界中に広がりました。その後、気候変動で飢えたゲルマン民族が大ローマ帝国領内へ大移動したことで、西ローマ帝国は一気に滅亡します。あれほど栄華を誇った都市や宮殿も破壊されていきました。
そのあたりからヨーロッパは「暗黒の中世」に入ります。
しばらくして東ローマ帝国も滅亡します。最初は民族大移動の影響でヨーロッパ中に散らばった武装化したゲルマン民族から武将が生まれました。侵略行為は更に激化していき、ヨーロッパ全体がメチャクチャで無秩序状態になりました。
それら武将たちが群雄割拠し戦国時代へと移行して行き、各武将を頂点として小さな国家が誕生していきました。城というのは戦国時代や封建時代特有の建物ですから、ヨーロッパにも戦乱渦巻く中世期が存在したのです。彼らは隣国との戦争を繰り返し、勝ち組がどんどん大きくなり、勢力を拡大していきました。
このゲルマン民族の大移動による玉突き状態で、中近東から世界中に散らばった人達の子孫が中央アジアやモンゴルの民族と融合していましたが、中国地域でも匈奴や様々な異民族の流入で発生した「五胡十六国」の大乱などが原因で中近東系を祖先とする中央アジアの騎馬民族が朝鮮半島経由で日本に渡ってきたようです。日ユ同祖論もここに関係しているのだと思います。
これらの騎馬異民族が後に日本で古墳時代を生み出し、皇族も含めて奈良・平安時代の基礎をつくった現在の大多数を占める日本人のルーツです。
元々の原住民である平和主義だったインディアン系の先住弥生人たちは服従した者たち以外は駆逐されて追いやられ、東へは出雲や大和地方に住んでいた人々も逃げ・南は熊襲や隼人という民族に分断されました。
実は日本神話や古事記と日本書紀は侵略者の立場で後に美化して書かれています。
いつの時代も勝者が正義になってしまうのですね。
話は戻ります。
ようやく紀元800年頃になって欧州は戦国時代に終止符が打たれて落ち着きを取り戻し、フランスの元となる大きな国家などが形成されています。
つまり、ヨーロッパが「春」の時代に入ります。
その後、急激に勢力を増すヨーロッパは、特にヨーロッパに近いアラビア地域に目をつけ侵略していきます。
当時は野蛮なキリスト教徒が豊かで進んだ文明であったイスラム教徒の世界へ襲い掛かり、略奪の限りを尽くしました。
これが今から800年前の文明転換期に起きた「十字軍の遠征」の真の姿です。
その略奪によって、アラビアの高度な先進文明に触れたヨーロッパ人たちは、様々な発見をします。
例えば略奪品の中に複式簿記の本がありました。
それで彼らは資本主義の基盤をつくるのです。
アラビアからの略奪品などを確実に運搬するために地中海航路が出来上がった当時、主として陸揚げ港はベネチアでした。
そこから近いフィレンツェでメディチ家が複式簿記を使って資本主義の源流である「銀行の仕組み」の大本をつくったのです。
つまり、「資本主義」は東洋であるアラビアに起源があるものなのです。
ヨーロッパ調の略奪品を見て、彼らヨーロッパ人は気がつきます。
かつてヨーロッパにも高度な文明が存在したということを。
そしてその後、ルネッサンスが起きていきます。
ルネッサンスの意味は再生であり、かつて繁栄したギリシャ・ローマ文明の復興でした。
中世のキリスト教会が支配する世界観は暗いものばかりであり、芸術的な絵画は特にそうでした。
絵なども許されていたのはキリスト教に関する絵ばかりで、しかも人間は死んだような顔でうつむきがちな暗い絵だったのです。
封建時代特有の暗さからの脱却、人間性の解放こそがルネッサンスであり、ギリシャ・ローマの裸体がそのまま絵に描けるような明るい時代への回帰がルネッサンスの真の意味です。そしてその後、ポルトガルやスペインなどの大国が出てきて大航海時代が始まり、世界の植民地支配が幕を開けます。
更には大英帝国、アメリカに覇権が引き継がれます。
この大英帝国とアメリカの登場によって西洋文明は「秋」の時代を迎えますが、それも西暦2000年を境に衰退して終わりを告げようとしています。
そして、欧米人には信じられないでしょうが、既に欧米では武力が支配する「冬」の時代に入っています。
この説を裏付ける大事件が2001年にあったことが、世界中で大勢の人々に記憶されました。
この「800年周期説」の転換期である21世紀の始まりに何が起きたのか、誰でも思い出されるでしょう。
そうです、2001年9月11日のアメリカのニューヨークで発生した同時多発テロです。
政官財が癒着し、この事件を計画し捏造したようです。
そこまでしなければアメリカ経済はもっと早くに破綻していたことでしょう。
この事件によってアフガン・イラクに侵略し戦争するための大義名分を取る事に成功しました。
石油産業や軍需産業の軍産複合体が活性化する戦争経済によって、一時的にドル暴落を防衛出来ました。
これによって世界中の国々を巻き込んだ戦争時代の火蓋が切られました。
西洋にとって「冬」の時代の幕開けです。やはり一定の周期を伴って歴史は繰り返すのです。
800年周期説に関しては更に重要な点があります。それは東西の文明が入れ替わる時期には、どの時代であれ必ず転換期には「世界規模の気候変動」が起きるとハッキリと示されていることです。
現在に起きている地球温暖化もその1つであるような気がします。
この地球温暖化で怖いのは、急速に気温上昇が加速し北極やグリーンランドの氷が融けることで起きる、北大西洋の「海洋コンベアベルト」の弱体化なのです。
この「熱塩ポンプ」が止まることの無い、世界を巡る海流システムの原動力になっていることです。
これが弱まることにより今まで暖流の恩恵を受けていたヨーロッパや北アメリカの寒冷化が進み、温暖化から一転してヨーロッパと北アメリカから氷河期が始まる可能性があります。
それにより、1600年前のゲルマン民族の大移動のようなことが起き、北ヨーロッパ人が南ヨーロッパや北アフリカやアジアに移住したり、カナダやアメリカ北部の住人が南部の暖かいところに移住するようになりかねません。そのために支配層は、カナダ・アメリカ・メキシコの国境を撤廃することも含んだ「北米連合」をつくる計画のようです。
そして気候変動は深刻な食糧不足も伴います。食糧不足の問題は深刻な地球温暖化など様々な要因や諸問題が絡んでいますが、やはりこれは800年周期とも重なっています。これは21世紀は欧米諸国を中心とした戦争の頻発と天変地異の時代であるようです。
また、欧州はグルジア・オセチアなどのコーカサス地方やユーゴ・ボスニアやイスラエルなど民族問題が解決できずに噴出しています。
この民族問題が大戦争の火種になる可能性も大きいのです。
アメリカは今後10年程度は国体を維持できるかもしれませんが、その勢力や覇権力が衰えた時はどうなるのか。
アメリカは世界の警察官を自任してきた軍事大国です。その警察官の力が弱体化したとき世界はどうなるのか。
そして次に来る波である「混乱と混沌」に時代において懸念すべきことは、アメリカ国家の財政破綻やドルが大暴落すれば、世界でも米国債購入高がトップで多い日本と中国の財政も破綻し、痛手は日本や中国も凄まじい事になるだろうということです。
よって、日本や中国の貨幣価値は減少し経済はハイパーインフレが起きてグチャグチャになってしまいます。
その上、アメリカには「世界の警察」としての力はもうなくなっており、次の超覇権国の可能性が高い中国は経済力はあっても覇権国としての自覚はありませんから、そうなるとロシアを始め軍事国家や他の世界の国々が自分勝手な行動をとるようになりかねません。
また、欧米の中枢に巣食うネオコンやシオニストが彼らの願望を達成させるために中東の「メギドの丘」(ハル・メギド)を舞台とした大戦争を起こすことも予想されます。それに気候変動による食料危機が重なった場合、これは主としてコーカサスとアラブ両民族の大移動を引き起こす引き金になる可能性もあります。
そして移動した彼らが玉突き状態で周辺国家に流入し、その国の民族も移動せざるを得なくなり、ヨーロッパを始めユーラシア大陸全体に広がっていくと予想されます。またそれらの人々に押し出されたアジア人が日本に渡ってくるかもしれません。再び歴史は繰り返すようです。
そのスタートの年が2010年から本格的に幕を開けそうです。
この「混沌と混乱」の時代を乗り越えることが出来たなら、21世紀半ばから私たちは人類の新しい文明に光を見つけることが出来るかもしれません。
でも、それを乗り越える過程で、今までの常識が覆されるような信じられないことが多く起きることを覚悟していなくてはならないでしょう。
偉大なる西洋文明が生み出した、ほとんどの文化と経済が次々と崩壊していくのを、あなたは目の当たりにするでしょう。
あのバチカンでさえも信者の減少と内部の権力闘争で基盤がぐらついています。
仮説としては1600年の8倍の1万2800年を1周期とする文明波動が存在する可能性もあります。
現在は、その超長周期の大激動期でもあるようですので、今回の転換期が太陽系も含む惑星規模の大転換期で人類や動植物にとっても重大事態になる可能性も含んでいるようです。
これが巷でいわれている太陽活動の異変やアセンション現象と関係があるのかもしれません。

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文明800年周期説 : 東洋ルネッサンスにおける日本の役割
2008/12/30(火) 午後 7:08
文明800年周期説 歴史
今までの西洋思想では自然は征服する対象でした。
これに対して東洋哲学では人間は自然と一体であり、自然に生かされている存在です。
西洋合理主義思想を突き詰め傲慢化した結果、行き着いた先が現在の金儲け第一主義の拝金思想一辺倒による環境破壊です。
地球にとって深刻な問題になっている環境問題と人口問題は、西洋的資本主義では解決できない可能性があります。つまり、日本が先頭に立って導かなくてはならないわけです。
東洋哲学では「直観」を大事にします。西洋資本主義的にみれば直観は非科学的で曖昧なものですが、21世紀中ごろから始まる東洋ルネッサンスでは、この直観や今まで超常現象と言われたものが大きな位置を占めてくるのではないかと思います。
東洋哲学を極めた人々が残した経典に中には、現代の西洋科学の最先端技術がようやく到達した科学知識の真髄が多く詰まっています。
例えば老子・荘子・孔子・仏教の原典・チベット密教などが説いているものは「宇宙の原理」であり、現代科学の最先端である量子物理学やプラズマ宇宙論と共通しているのです。宇宙の原理とか物質の根源を、彼ら先人は知っていたように思います。欧米の科学者は今になってそのことに気がついて驚愕しています。
明治維新以降、日本人は西洋文明を貪欲に吸収して西洋主義中心でやってきました。
この100年余り日本人は欧米だけを見て追って来たのです。
しかし、今こそ日本人は東洋思想を見直す必要があると思います。
そして、今後は確実に起きると予想される東西文明の交代に対して大問題になるのは、東洋と西洋が大きく対立するか、融合・友愛の道をたどるのかということだと感じています。
あまり物事を細分化しすぎると視野が狭くなり危険です。ユーゴ・ボスニア内戦やチェチェンやグルジア・オセチア紛争などを見ればわかります。多民族国家でタブーとされる民族や人種を細分化すれば「アイツは何人だ!」と言い、最終的には隣に住んでいる人とも戦わなければならなくなります。文明波動的に言えば、日本もいずれ嫌でも多民族国家となるでしょうね。
そして現在、アメリカが日本に対して市場が閉鎖的だと指摘して批判し、経済構造をアメリカ並みに要求する「年次改革要望書」を送りつけたり、アジア諸国の人権・民族問題について非難していることなどは、東洋と西洋の考え方がぶつかり合っているように感じます。
また、これまで覇権を握ってきた西洋の白人国家やユダヤ国際金融資本は、今回の東西文明交代や覇権の移行を歓迎するわけがありません。むしろ認めずに妨害をしています。
現在のアジア諸国の経済発展を彼らは東洋が西洋文化を真似しパクった結果だとして代金として国債を売りつけているように思います。西洋文明は永遠に不滅だと彼らは思っているようです。
西洋の覇権を温存させるために「911同時多発テロ」をでっち上げ、戦争経済によってドル崩壊を防衛しました。東洋が覇権を引き継ぐことを妨害する為に、捏造テロを仕掛けてインドとパキスタンを戦争させようと画策しています。
その上、イランとイスラエルとの間も緊迫しています。また、イスラエルの内戦が勃発しました。こうした状況を背景に東洋と西洋の激しい対立という形で戦争になれば世界は大混乱に陥ります。
この場合、西洋の没落に足を引っ張られてアジアルネッサンスも遅れてしまいます。
そこで、東洋と西洋の橋渡しが出来る国は世界広しといえども日本しかありません。
今後、日本の責任は重大だと思います。
中国問題としては、1989年の天安門事件以降、中国経済は爆発的に成長してきました。
アメリカや日本以外にも香港や東南アジアやオセアニアからの投資も増えました。
アメリカ民主党政権もウイグルやチベット問題などの人権外交を黙認してでも中国への接近を加速していくでしょう。特に中国は日本を抜いて米国債購入高が世界一になりました。世界中で中国投資ブームです。
この中で日本は中国投資に少し遅れを取ったといわれていますが、しかし、文明法則史学では、中国はこれから激しい動乱に襲われると予測されています。既に共産党一党支配の限界が来ています。近い将来、中華人民共和国が地方農民の反乱が頻発することで崩壊し地域分裂する可能性もあります。最近の中国では、社会不安を示す動向が顕著に現れています。
経済格差の急速な拡大も問題は深刻です。それが原因で様々な軋轢が起こっています。
貧困に喘ぐ奥地の農民は土地がやせていて作物があまり収穫出来ずにいます。
制度上は、農民が作物を地方政府の役所に納めて「白条」という手形を役人から受け取ります。
農民は、その手形を郵便局などで現金に換えることが出来て生活を維持しています。
しかし、最近は各地で現金に換えられない事態が起きています。役人たちが農民の財産を広東や上海の企業に勝手に投資して私腹を肥やしています。投資がうまくいっていれば農民たちにも現金が渡ったのですが、大体はスッテしまい白条の担保である農民に渡す資金が消えているのです。
これでは農民が怒るのは無理もありません。また工場の垂れ流しで環境汚染が深刻化し人体に重篤な症状をもたらす病気も発生しており、村単位で暴動を起こした農民たちが役所を包囲して訴えていますが、公安警察や軍隊が出動して射殺されたりして鎮圧しています。
根本の原因は役人の多くが腐敗していることが原因なのに酷い仕打ちです。農民の暴動と占領下にあるチベットや新疆ウイグルなどの民族問題がリンクしてどんどん増長しています。
また武装匪賊化した農民が軍用車列を襲い、資材や武器を奪う事件も続発しています。これは中国が新時代を迎えるための最後の陣痛の時代に突入しているようです。
その背景には闇社会と地下宗教の関与も噂されています。よほど中国を知った人を参謀として採用しないと、安易に中国に進出を図る時代ではないように思います。
一方、日本はヨーロッパの第2文明サイクルでギリシャが占めた役割を演じることになりそうです。かつてギリシャ人が古代地中海文明で果たした役割を我々日本人が新アジア文明で果たすことを期待しています。
これは日本が東洋のギリシャになるというイメージです。ヨーロッパの第2文明サイクルに夏の時代をもたらしたのはギリシャ文明でした。
そのギリシャ文明がローマに引き継がれ、そこでローマ帝国として秋の時代を迎えたのです。新アジア文明でローマの役割をするのは中国でしょう。日本は来るべき東洋のローマ帝国の基盤をつくるために、豊かな文化と環境技術を提供し継承させる役割を果たせば良いと思います。
その当時のギリシャも東のアケメネス朝ペルシャなどの文化的影響を絶えず受けながら、独自の文化を発達させました。西洋よりも優位に優位にあった東洋文明を、地中海を中心とした西洋世界に引き継いだにはギリシャでした。
その点でも明治維新以降、日本が欧米から学び続けていたことと同様です。考えれば考えるほど日本は東洋のギリシャになる資格を持っていると思います。
この60年以上、アメリカに追随しながら、西洋文明の最後の覇者であるアメリカから日本が徹底的に吸収したことは、西洋文明を東洋に受け継ぐプロセスだったと考えれば大きな意味があったように感じています。
アメリカも西洋文明を日本を通じて東洋に譲り渡す宿命を負った国だと理解すればよいでしょう。アメリカはまさに西洋第2文明サイクルでローマ文明を東のササン朝ペルシャやサラセン帝国に伝えた東ローマ帝国に当たる国なのです。
アレキサンダー大王の死後、ギリシャの経済・政治的覇権は失われましたがギリシャ人はローマの支配するその後の地中海一帯を勢力としたローマ帝国の中でも最も尊敬される民族となりました。ギリシャ人こそがローマの文化・科学・経済・思想の基礎をつくり上げた民族であることを多くの人々が知っていました。
今後は東洋文明になっても日本が世界を支配するような大覇権国になることは恐らく無いと思います。その代わりに日本はギリシャのように優れた文化・科学技術・平和思想で世界に貢献すればよいのです。東洋ルネッサンスにおける日本の役割はこの点にこそあるのです。

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