2019年08月15日

幽霊飛行場に迷い込んだ小型飛行機

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幽霊飛行場に迷い込んだ小型飛行機
異次元空間に迷い込んだ事件
2009/5/7(木) 午後 4:42
異次元・亜空間 その他自然科学
次に上げる事例は、ハンギング・ロック事件と共に『異次元空間』を理解する上で参考になるだろう。
1976年(昭和51年)8月のことだった。
これはアメリカのケネス・ベーコン氏の体験である。オクラホマ州タルサにある飛行場から、1機の小型飛行機が離陸した。
タルサ高等裁判所判事であったベーコン氏は、この日いつものように操縦かんを握ると一人大空の遊覧飛行へと出かけた。
超常現象やUFOの目撃などの事件に懐疑的な者は、事件に巻き込まれた人々が、でっち上げたホラ話だと決め付けたり、学歴や教養の無い下層の人間が売名行為でやっているサギ話だと、決め付けて取り合わないことが多い。
だが、実際に不可解な事件に巻き込まれた者の中には、かなりの数で社会的地位のある高学歴の教養人が存在する。
そして、体験前までは、こうした現象に懐疑的であった者が非常に多いのである。
今まで懐疑的で取り合わなかった者が自らの信念を覆して、自分の体験した不可解な事件を言い表そうとする困難さは筆舌に尽くしがたいものがある。
話を戻します。この日のコースは、タルサから隣のカンザス州のウィチタまでで、約3時間の飛行予定だった。タルサのフライトサービスに天候を確認すると、今日は雲ひとつない快晴で飛行には最高だという。これ以上は望めないといった青空の下で、ベーコン氏は楽しい飛行を続けていた。
離陸してから1時間が過ぎようとしていた頃だった。
突然、ベーコンは背中に冷たいものを感じて何とも言いようの無い嫌な気分に陥った。
慌てて機内を見渡したが何もない。
「そうだ、ここは空だ。誰かが後ろにいるはずが無い…冷たいのは温度のせいだ」離陸前は摂氏29℃あった室温が今は15℃になっている。
ベーコンは自分に言い聞かせた(超常現象が発生する直前には、室温や体温が急激に下がることは研究者にはよく知られている)
落ち着きを取り戻したベーコンは、窓の外を見て絶句した。
いったい何時の間にか湧いたのだろう…雲ひとつなかった青空が、今やおびただしい量の雲に覆われている。それも普通の雲ではないようだった。白と黒の雲が奇妙な状態で渦を巻いているのだった。
しかもその雲の渦はぐんぐんこちら迫ってきていて機体を包み始めた。
不気味な雲から逃れようと、地上を見たベーコンは絶望した。なんと地表には激しい砂嵐が吹き荒れていて、とても不時着は出来ない。だが、奇跡は不意にやって来た。
機体の左前方に一筋の雲の切れ間が口を開けたように光が差し込んでいる。
しかも切れ目の向こうに側には明るい太陽に照らされた、大きな飛行場が見えるではないか。ベーコンは、その雲の切れ間に突っ込んだ。
悪魔のような雲海を乗り切ったベーコンは、早速地図を取り出して、眼下に見える飛行場の名前を確かめた。地図を見たところ位置的には「ハビット飛行場」と記載されていたが、おかしなことに、飛行場の管制塔が使用している航空無線の周波数が記されていない。
印刷ミスだろうか?いずれにせよ、これでは地上と連絡が取れない。
仕方なくベーコンは、緊急用の周波数を使って地上に呼びかけた…が、応答が無い!地上からはこちらの機影は良く見えているはずだ。高度を下げたベーコンは、その飛行場を見てゾッとした。
良く目で確認すると、飛行場には人気が全く無かったのだ。
こんなに大きな飛行場なのに、人がいないということなどあり得るのだろうか。ベーコンは何だか嫌な予感がしたが、今はそんなことを言っていられない。FAA(連邦航空局)と一悶着あるのを覚悟で、だだっ広い飛行場に強行着陸した。
無事に着陸したベーコンは、機体を係留区へと移動させると、直ぐに辺りを見渡した。滑走路の隙間という隙間には雑草が伸び放題に伸びていた。このときベーコンは、何故か理由も無く「根無し草」という言葉を思い浮かべた。
管制塔に目をやると、ベーコンに気がついた様子も無い。
やむなくベーコンは、重い腰を挙げて飛行場に降り立った。
人気の無い管制塔を見上げると、窓は割れて中は荒れ放題になっている。
まるで時間が完全に止まってしまったかのようだ。
生命感が完全に欠如した世界に、ベーコンは全身に寒気を覚えてゾッとした。
彼はこのときの異様な様子をこう語っている。
『人の気配は全くありません。これは一体現実なのだろうかと私は気になり始めました。
まともなものは何もなく、全てが狂っている感じです。
…イメージではなく、その只中に自分が飛び込んでしまったという思いです』
(M・ケイディン他、空の上の超常現象)
足を進めたベーコンは更に不思議な光景に出会った。
『私は数ブロック離れた所に芝刈り機があるのに気が付きました。その傍らには蓋の開いたままの工具箱が1つ置かれたままになっていました。
まるでたった今まで誰かが仕事をしていたような感じです。
更にその傍らには魔法瓶と半分コーヒーの入ったカップが埃をかぶっていました。
ごく普通に忙しくみんなが立ち働いていたこの飛行場が、突然として何らかの理由で全く出し抜けに運用を止めてしまった…という感じでした』
突然、ベーコンは、自分は「あの世」と「この世」の中間にある、中途半端な宙ぶらりんの世界に迷い込んでしまったのだという、説明の出来ない確信に取り憑かれた。
今や自分は「根無し草」なのだ。一刻も早く脱出しないと、2度と帰れなくなるという予感が全身に走った。
ふと地平線に目を向けたベーコンは恐怖した。
なんと、向こうで激しい嵐が巻き起こっていて、どしゃぶりの雨が降っているのに、良く見ると地表はカラカラに乾いたままだだった!
「狂っている!!」ベーコンは飛行機に駆け寄って飛び乗ると、エンジンを全開にして離陸した。
元の世界に戻るには、今来たコースを逆に進むしかない…あの雲の切れ間が消えてしまったら還れなくなるのだ。
ためらうことなく雲の切れ間に突っ込んだ。
雲海を抜けるとパッと視界が開けた。見れば地表には見慣れたカンザス州のライオンズ飛行場が見える。
今度は正真正銘の「生きた飛行場」だ。しかも無線も通じる。生きた人間の声に安堵しつつ、ベーコンは管制塔の指示通りに着陸した。
着陸すると、いつもどおりに整備員がやってきて、飛行機を誘導し始めた。
今しがたの異様な体験に興奮していたベーコンは操縦席から降りるなり自分の体験を整備員に話した。
だが、整備員の顔からはみるみる血の気が失せていく。
整備員はベーコンから逃げるように後ずさりを始めて
「旦那…あそこには誰も降りないんです。何かとてつもなくおかしなことがおきているんです…」
というと、一目散に逃げ出してしまった。
整備員は明らかに何かを知っているようだったが、誰かに口止めをされているのか、話をすることさえ恐れているようだった。
その後、ベーコンは何度か車を使って、あの幽霊飛行場に行こうとしたが、どういうわけかその度に偶発的な用事が入ったり、トラブルに巻き込まれたりして、どうしても行くことが出来なかった。
彼が自分の体験を、地元タルサの新聞記者に話したところ、これに興味を示した記者は、早速に問題のハビット飛行場に電話を入れてみた。すると意外にも、生きた人間と思しき男が電話に出るではないか!だが男の話は異様なものだった。
名前も明かさない電話の男は
「そうよなぁ、俺は根無し草みたいなものさ…」
という話を繰り返すだけだったが、電話の切り際に
「ここは軍の古い基地なんだ…おもてに出せないんだよ。それしかいえない…」
と謎めいた言葉を残したのである。
その男が「根無し草」という言葉を口にしたことを知ったベーコンは、全身に鳥肌を立てて恐怖に震えた。
それはあれを体験した者だけがわかる恐怖であった。
幽霊飛行場に迷い込んだベーコンは、そこが生命のあふれる人間の世界と時間が止まった死の世界との中間にある「宙ぶらりんの世界」であると直感していた。肉体を持った人間と、肉体を持たない異次元の存在が出会う場所だ。
物質世界の次元と非物質世界の次元が重なりあった奇妙な世界。
霊能者スウェデンボルグは、こうした中間世界を「精霊界」と呼んでいるが、世界的に有名な体外離脱者であり「ヘミシンク」の開発者であるアメリカのロバート・モンロー(1915〜1995)は、自らの体外離脱体験を通して、我々の物質世界に平行して存在している異次元空間であるパラレルワールドを発見し、中間世界について報告している。
モンローの体外離脱体験は、ある日突然始まった。横たわっている体から意識体(霊体)がスルリと抜け出してしまう体験をしたモンローは、抜け出した自分が天井から空っぽの肉体を見下ろしていることに気がついた。
そして何度も体外離脱を繰り返すうちに、次第に自分の自由意志で離脱できるようになったモンローは、物質世界に重なるように存在している、もう1つの世界(平行世界=パラレルワールド)があることを発見した。
モンローによれば、この平行世界は肉体の死後間もない魂が「死」というものを理解して、それに慣れるまでの間に滞在する仮の居場所であるという。つまりスウェデンボルグの言うところの「精霊界(中間世界)」にあたる世界だ。
中間世界では死者達は生前の好みや考え方を反映した環境を作り出していた。
同じような考えを持つ者たちは集団で生活していたが、1人で暮らしている研究者のような者もいて様々だったという。
モンローが最近亡くなった友人の消息を追って中間世界を探してみると、彼らは物質世界にいたときと何ら変わりの無い様子で、
普通に生活を送っていたという。
だが、暫くして再び訪れてみると、彼らは忽然と姿を消しており、住んでいた家や部屋は物抜けの殻となっていた。
そのときの様子をモンローはこう語る。
『私はチャーリーが自分で創り出した非物質の海辺の小屋に来ていた。
まるで静止画の中に居る様だった。
砂浜は普通に見えたが小屋は空っぽだ。
雲は空に張りついているかのように動かず、太陽も止まったまま。潮風も無い。
チャーリーが居なくなったせいだ。
彼が居たら、全ては動いていたはずだ。…それから何週間もの間、チャーリーが何処に行ったか探し続けた。
いくら頑張って探しても手がかりは何処にも見出せなかった』(R・モンロー著、究極の旅)
心臓発作で死んだチャーリーは、海辺の小屋で倒れて息を引き取ったのであるが、中間世界でも自分の想念で海小屋を作り出していて、そこで普通に生活していたのであった。
モンローの霊体(意識体)が最初に訪れたときにはチャーリーは出迎えてくれたが、どうやら自らの死を自覚したのか、チャーリーの霊体は次の進歩に向けて、より上位の次元世界へと消えていたのである。
人気のなくなった海小屋に立つモンローの描写は、何処かでみた光景のようだ。
そう、奇妙な雲の切れ間に入り込み謎の幽霊飛行場に着陸した、あのベーコンの体験だ。
草ぼうぼうの滑走路に飛行機を停めたベーコンは、ガラスの割れた人気の無い管制塔を眺めるうちに、時間の止まった飛行場の異様な気配に戦慄していた。

徒然ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/beautyhappinesshide/57870018.html

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