2019年06月18日

百瀬直也; ニュージーランドM7.4地震>>南海トラフ大地震の連鎖に注意

百瀬直也; ニュージーランドM7.4地震>>南海トラフ大地震の連鎖に注意
2019-06-16
【地震予測】ニュージーランドM7.4〜南太平洋が揺れると南海トラフが揺れる?〜17日満月トリガーで地震に注意
地震予測
今日はまた新たな発見をしたかもしれず,それは簡単にいうと
「南太平洋で大きな地震があると,その後に南海トラフでも大地震が起きる」
傾向にあること。
そのことを過去データによる事例とともに紹介したい。
新たな発見
私が発見と言った場合,それは必ずしも大それた発見(誰も思ってないか)とは限らない。
何とかの法則とかぶち上げても,後になってみると,「やっぱりないのかな?」と迷いが出たりすることも。
大地震とか巨大地震というのは本当にあまり頻繁に起きてくれないので(その方がもちろん良いが),自分が見つけた傾向が,本当に統計的に有意かの判断を行うにはデータ数が少ないことが多い。
なので,私が例えば「環太平洋対角線の法則」と名付けても,「またか…」と思われても困るけれど,一つの解釈パターンぐらいに思っていただければ良いだろう。
今日は家族と外出して18時頃に帰宅して,ごく短時間の間に,調べたいことがあった。
今日1本目の記事で書いた(というか自動投稿された)
ニュージーランド北部,ケルマデック諸島のM7.4の地震の件。
トンガM6.1,ケルマデック諸島M7.4
今日1本目の記事は,ニュージーランド北沖のケルマデック諸島でM7.4の地震が発生したことで自動投稿されたもの。
現在のブログの設定では,国内震度4以上,または海外M7.0以上の地震が発生した時に,その情報を自動で入手して,
はてなブログで自動投稿する仕組みになっている。
自動投稿された内容だけではSEO的などで問題があるため,投稿を知った直後に,手動で内容を追記することにしている。
まず,このM7.4の地震の直前,2019-06-15 21:56 (UTC),日本時間6/16 6:56に,トンガ諸島でM6.1の地震があった。
その直後,6/16 7:56(日本時間)に,ケルマデック諸島でM7.4の地震が発生した。
日本への影響
今朝の記事では,M7.4の地震が太平洋プレート境界付近で起きたために,その後に日本付近(特に東日本の太平洋側)でも地震に注意が必要と書いておいた。
この後で,インドネシア東部やフィリピンあたりで地震が連鎖するようだと,例の時計回りの法則のパターンになって日本あたりにも波及する可能性もある。
今日の場合,2つの地震がほぼ同時に揺れたので,今後どちら回りに波及していくか,または対角線上に揺れたりするパターンもあるので,予測は難しい。
だが,それで終わりではあまりにも不親切なので,過去データを洗ってみた。
ニュージーランドやトンガ,ソロモン諸島など南太平洋で大きな地震が起きた後で,日本付近でも大地震が起きた事例を抽出した。
南太平洋→南海トラフの連鎖パターン
以下に,その日本のある地域との地震の対応データを挙げるが,これは南太平洋で大地震が発生した後の数カ月以内に,南海トラフ(日向灘を含む)や他の地域で歴史に残る大地震が起きていたことが目立った。

1854年12月23日:安政東海地震,M8.4,犠牲者2,000-3,000人。
1854年12月24日:安政南海地震 - M8.4,犠牲者1,000-3,000人。

1855年1月23日:ニュージーランド,ワイララパ地震 - M8.0
1855年9月13日:陸前 - M7.2。
1855年11月7日:遠州灘 - M7.0-7.5,津波。
1855年11月11日:安政江戸地震 - M7.0 - 7.1,犠牲者4,700 - 1万1,000人。
1856年8月23日:安政八戸沖地震 - M7.5 - 8.0 (Mw8.3)

1899年9月30日:インドネシア - M7.4,犠牲者3,800人。
1899年11月25日:日向灘 - M7.1。

1917年年5月1日:ニュージーランド - M8.0。
1917年5月18日:静岡付近 - M6.0,犠牲者2人。

1931年2月2日:ニュージーランド - M7.7,犠牲者250人。
1931年9月21日:西埼玉地震 - M6.9,犠牲者16人。
1931年11月2日:日向灘,- M7.1,犠牲者2人。
1939年4月30日:ソロモン諸島地震 - M8.0,犠牲者10人。
1939年12月21日:スラウェシ島 - M8.6。
1939年3月20日:日向灘 - M6.5。
1941年6月26日:ミャンマー,アンダマン諸島 - M8.3。(参考)
1941年7月15日:長野地震 - M6.1。犠牲者5人。
1941年11月19日:日向灘 - M7.2,津波1m。犠牲者2人。

1943年7月23日:インドネシア - M7.6,犠牲者212人。
1944年12月7日:昭和東南海地震 - M7.9,犠牲者・行方不明者1,223人。
1946年12月21日:昭和南海地震 - M8.0,犠牲者・行方不明者1,443人。
1986年10月20日:ニュージーランド - M8.3。
1987年3月18日:日向灘 - M6.6,宮崎県宮崎市で最大震度5。犠牲者1人。

2010年1月12日:ハイチ地震 - Mw7.0,犠牲者22万人以上
2010年2月27日:沖縄本島近海 - M7.2。10cmの津波。
2010年2月27日:チリ・マウレ地震 - Mw8.8,犠牲者452人
2010年4月6日:スマトラ島沖地震 - Mw8.0。
2010年10月25日:スマトラ島沖地震 - Mw7.9(M7.7)
2010年11月30日:小笠原諸島西方沖 - M7.1。
2010年12月22日:父島近海 - M7.4。最大60cmの津波。
2011年2月22日:カンタベリー地震 - ニュージーランド南島のカンタベリー地方で Mw6.1
2011年3月11日:東北地方太平洋沖地震 - Mw9.0-9.1。犠牲者・行方不明者約2万2000人。

2018年2月26日:パプアニューギニア地震 - Mw7.5,犠牲者160人
2018年6月18日:大阪府北部 - M6.1,犠牲者5人
2018年8月5日:ロンボク島地震 - Mw6.9,犠牲者381人)。犠牲者は550人以上。
2018年8月19日:フィジー近海 - Mw8.2
2018年9月6日:北海道胆振東部地震 - M6.7。犠牲者41人。
2018年9月28日:スラウェシ島地震 - インドネシア・中部スラウェシ州 - Mw7.5,犠牲者2113人。
2019年3月16日:カムチャツカ・ベズイミアニ山噴火。
2019年4月10日:カムチャツカ・シベルチ山噴火。
2019年4月23日:フィリピン中部,M6.4
2019年4月28日:千島列島・エベコ山が爆発的噴火。
2019年5月6日:パプアアニューギニア,M7.1
2019年5月10日:日向灘,M6.3
2019年5月14日:パプアアニューギニア,M7.5
2019年5月24日:伊豆諸島,M6.3
2019年5月25日:バリ島アグン山噴火。
2019年5月26日:ペルー,M8.0
2019年6月9日:シナブン山噴火。
2019年6月11日:桜島噴火。
2019年6月12日:カムチャツカ・クリュチェフスカヤ山噴火。
2019年6月16日:ケルマデック諸島,M7.4
2019年6月16日:トンガ,M6.3
南海トラフにつながるか?
2018年以降は,参考になるかもしれない情報,たとえば火山噴火なども加えている。
以上のように,南太平洋→南海トラフ(日向灘)と連鎖したケースが目立つ。
もっとも,中には逆に南海トラフ→南太平洋と揺れたパターンもあるが。
Wikipediaなど過去の地震データを見ていただければわかるが,日向灘では歴史に残る大地震は,そう頻繁に起きているわけではない。
特に,1941年11月19日の日向灘M6.6の地震は非常に重要で,3年後に起きた昭和東南海地震の伏線だったのだろうかと思えてくる。
以上はあくまでもパターンであって,南太平洋で大地震が起きると必ず南海トラフ巨大地震や日向灘大地震が起きるわけでは勿論ない。
ごく短時間での作業の結果なので,あまりまとまりがないが,後日また続きの作業を行うことにしたい。
まだ黒潮大蛇行の終息が見えてこないが,それが今年のいつかに終わるとすれば,「いよいよ」の感がある。
そうなれば富士山噴火もかなりの確率でありそうで,それよりは可能性として低くなるが,首都直下地震も続くとなれば,日本は存続できるのだろうか。

探求三昧
https://www.tankyu3.com/entry/2019/06/16/nankai
https://www.tankyu3.com/entry/2018/09/01/risiru









pp6520110914120.jpg
2011.9, NZ,JP,US,Puruの大地震連環







20190615 トンガ諸島M6.1地震 2019-06-15 21:56UTC,日本時間6/16 6:56
20190616 ケルマデック諸島M7.4地震 6/16 7:56(日本時間),太平洋プレート境界付近
20190616 [分析,百瀬] トンガ諸島M6.1地震>>ケルマデック諸島M7.4地震>>日本付近で大地震
20190616 [分析,百瀬] 2019年6月トンガ諸島M6.1,ケルマデック諸島M7.4>>南海トラフ大地震
20190616 [分析,datasea] 2019年6月トンガM6.1,ケルマデックM7.4>>2019年6月〜12月南海トラフ大地震の危険

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18541223 1854年12月23日安政東海地震,M8.4,犠牲者2,000-3,000人。
18541224 1854年12月24日,安政南海地震,M8.4,犠牲者1,000-3,000人。
18550123 1855年1月23日,ニュージーランド,ワイララパ地震 - M8.0
18550913 1855年9月13日,陸前M7.2
18551107 1855年11月7日,遠州灘M7.0-7.5,津波。
18551111 1855年11月11日,安政江戸地震,M7.0 - 7.1,犠牲者4,700 - 1万1,000人。
18560823 1856年8月23日,安政八戸沖地震,M7.5,8.0 (Mw8.3)
18560823 [分析,百瀬] 1855年1月ニュージーランドM8.0>>1855年9月陸前M7.2,1855年11月安政江戸地震,M7.0
18560823 [分析,百瀬] 南太平洋大地震>>南海トラフ大地震
18990930 1899年9月30日,インドネシア,M7.4,犠牲者3,800人
18991125 1899年11月25日,日向灘,M7.1
18991125 [分析,百瀬] 1899年9月インドネシアM7.4>>1899年11月日向灘M7.1
18991125 [分析,百瀬] 南太平洋大地震>>南海トラフ大地震
19170501 1917年年5月1日,ニュージーランド,M8.0。
19170518 1917年5月18日,静岡付近M6.0,犠牲者2人。
19170518 [分析,百瀬] 1917年年5月ニュージーランドM8.0>>1917年5月静岡付近M6.0
20100112 2010年1月12日,ハイチ地震,Mw7.0,犠牲者22万人以上
20100227 2010年2月27日,沖縄本島近海,M7.2。10cmの津波。
20100227 2010年2月27日,チリ・マウレ地震,Mw8.8,犠牲者452人
20100406 2010年4月6日,スマトラ島沖地震,Mw8.0。
20101025 2010年10月25日,スマトラ島沖地震,Mw7.9(M7.7)
20101130 2010年11月30日,小笠原諸島西方沖,M7.1。
20101222 2010年12月22日,父島近海,M7.4。最大60cmの津波。
20110222 2011年2月22日,カンタベリー地震,ニュージーランド南島のカンタベリー地方で Mw6.1
20110311 2011年3月11日:東北地方太平洋沖地震,Mw9.0-9.1。犠牲者・行方不明者約2万2000人。
20110311 [分析,百瀬] 2010年1月ハイチ地震M7.0>>2010年4月スマトラ島沖地震M8.0>>2011年3月東北地方太平洋沖地震M9.0
20110311 [分析,百瀬] 南太平洋大地震>>南海トラフ大地震

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posted by datasea at 08:40| Comment(0) | ∞ 自然現象 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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