2019年02月23日

[予言譚]未来を映し出す暖炉

[予言譚]未来を映し出す暖炉
アメリカ・テネシー州のナッシュビルから車で1時間ほどの郊外にあるF・パスモアの別荘の暖炉は,火を燃やすとその炎の中にこれから起こる出来事を映し出す。
はじめは1本の木が幅の広い道の上に倒れる幻が何度か現れた。
数週間後に暴風の夜にその近くを通りかかった男女は,倒れた木の下敷になって,この別荘に担ぎ込まれてきた。それきり木の倒れる幻は炎には現れなくなった。
次にパスモア夫妻は,
海〜豪華定期旅客船〜大波〜沈んでいくボート
の幻を炎の中に見るようになった。
その幻が10回ほど続いた後に,アメリカ有数の豪華客船
フライング・エンタープライズ号の遭難ニュースが伝えられて,それきり幻が現れなくなった。
パスモアは医者であったが,今度は彼の患者の何人かの姿が炎の中に現れた。
そしてそのうち数名は現れた幻と同じ経過で病気が治ったり死んだりした。
赤ちゃんが生まれる幻の現れた女生は諦めていたにもかかわらず, 10ヶ月に元気な赤ちゃんを出産している。
この不思議な暖炉の話を耳にしたR・トッドという観光業者は強引にこの別荘を買い取って
「異次元世界へ窓の開かれた別荘」
という宣伝で観光名所にしようとした。
トッドは早速暖炉に薪をくべた。
メラメラと燃え上がった炎の中に林の中で銃を持った男がうかびあがった。
男が銃をかまえて湖に群飛ぶ鳥を狙っていた。
しかしこの時足元に犬がじゃれついて男は足をもつれさせて転んだ。
銃が暴発して男の胸を撃ち抜いた。
この幻は数週間,別荘が観光用に作り変えられていく間中続いた。
ある日トッドは狩猟に出て1人きり帰ってこなかった。
探しに行った人々は幻そっくりに死んでいるトッドを見つけたのであった。
ー廣済堂文庫,大予言者の書,1990年刊

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posted by datasea at 09:50| Comment(0) | % 暗示 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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