2019年02月10日

富山で深海魚リュウグウノツカイ

深海魚リュウグウノツカイ なぜ 捕獲相次ぐ?/富山
2019/2/7(木) 21:21配信
今週のココがキニナルは、富山湾で相次ぐ幻の深海魚・リュウグウノツカイです。
人魚伝説のモデルともいわれる謎に包まれた深海魚が、なぜ、いま富山湾で相次いでみつかっているのでしょうか?
生態解明に向けた研究はどこまで進んでいるのか、取材しました。
今年に入って富山湾で相次いでみつかっている幻の深海魚・リュウグウノツカイ。先週は生きたまま港に運び込まれ、関係者を驚かせました。
「3メートルあまりのやつでひれ動かして息してるのは始めて。海の神秘を感じるね」(見学者)
富山湾では、研究を始めた2009年から16匹しか捕獲さていませんでしたが、去年10月からすでに7匹と異例のペースでみつかっています。
なぜ、今これほどまで増えているのでしょうか?理由を探るため、7日朝、リュウグウノツカイを生きたまま捕獲した漁師たちと現場に向かいました。
「網にかかってたんですけど、神秘的でした」「いつもどおりの作業中に長いのが見えてなんだろうなと。リュウグウノツカイと写真撮ったんですよ。ツイッターですごい反響ありました」
「生きているのを見るのは初めてだった。漁師暦は20年」(漁師)
毎日漁に出ている漁師たちでもなかなか出会うことはないようです。
出航からおよそ20分。
「沖合いからおよそ2〜3キロの地点に到着しました。こちらの定置網に先月、リュウグウノツカイがかかったということです」(記者)
漁師たちが海底に固定した網を引き上げていきます。
「かかっているのでしょうか?」(記者)
残念ながらリュウグウノツカイの姿はありませんでした。しかし、漁師たちは今年の富山湾の異変を感じていました。
「こういうの本当は冬にはとれないけど毎日少しずつとれている。ヤガラという魚。(いつとれる?)秋です。(秋の魚がとれているというのは何を意味する?)海が暖かいってことやね」「これ(アオリイカ)は秋やね。2月にとれることはあまりない」(漁師)
冬に取れないはずの魚が数多くかかっているというのです。こうした海の異変がリュウグウノツカイの相次ぐ発見と関係しているのでしょうか?2009年からリュウグウノツカイの調査をしている魚津水族館の稲村館長は…
「リュウグウノツカイは2009年からとれているから、その数年前から南の海(太平洋)が変わってきているとしか考えられない」。
「対馬海流の変化や太平洋の変化があると思う」(魚津水族館稲村館長)
 本来、リュウグウノツカイは水温が比較的暖かい太平洋側に生息しています。
 それが何らかの理由で対馬暖流に乗って日本海側を移動。
 冬になって沖の水温が低下したため湾内に入り込んでいるというのです。
 「富山湾に現れた幻の深海魚は、今こちらの冷蔵庫に保管されています。どうなっているかといいますと…」(記者)
研究のため、頭部や内臓だけとなっています。
生態も不明で幻の深海魚といわれてきましたが、およそ10年にわたる研究で、こんなことが新たにわかってきました。
「ツノナシオキアミという小さなアミえびの仲間も食べています。これは富山湾にはたくさんいます。おそらくリュウグウノツカイもそれと同じ動きをしているんでしょう」(魚津水族館・稲村館長)
リュウグウノツカイの胃の中から出てきた『ツノナシオキアミ』。
この『ツノナシオキアミ』は、日中は深さ300メートルほどの所にいて夕方になると100メートルほどの浅いところに移動します。
それを追い求めていっしょに深海を動いていることがわかってきたのです。
「そういう中で、近くにきて定置網にかかったり、海岸に打ち上げられたりしていると思います」(魚津水族館稲村館長)
ところで、リュウグウノツカイの捕獲が相次ぐ異常事態に、漁師たちは…
「地震が起きるときに見られるとか言うので怖い気はしますけど」
「地震とか災害が起きるという噂もある。昔から言う」(漁師)
昔から深海魚の出現は地震の前触れとして恐れられてきましたが、地震の前兆を研究している専門家はー。
「地震後に生物が異常行動を起こすことはあるが」 
「リュウグウノツカイが捕獲されたから地震があるとはとてもいえない」(阪大教授)
週末に行われた一般公開では、ゴールデンウィーク並みのおよそ2500人が訪れたという謎多き深海魚リュウグウノツカイ。
今後その謎を解き明かせる日がくるのでしょうか?

チューリップテレビ/Yahoo!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00010001-tuliptv-l16
posted by datasea at 00:00| Comment(0) | 牛 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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