2019年01月15日

スウエーデンボルグ:未来予知はあなたにもできる

未来予知はあなたにもできる
私はこの記録の最後に1772年3月29日にこの世を捨て霊界へと住処を変えることになっている。
人々は私はこのように自分が死ぬ日(私から言えば単にこの世の肉体を捨てて霊の世界へ移ることに過ぎないが)それを何年も前から知っている事は不思議で仕方が無いだろうし,中には私の言うことを信じない人々も少なくないだろう。
私は, 人には誰にでも本当は自分の一生の運命をあらかじめ知ることができるのだと言うことを記録しよう。
私は例によって自分の生涯を20歳の時に予言していたある男の例を挙げてこのことを説明してみよう。
彼はフランスの農夫であった。
彼は20歳の時すでに次のように自分の将来の運命を語っていた。
彼には1年後の7月20日,ある友人が西から現れて,そのものは彼の52歳の6月まで彼と一緒にいるだろう。小さな友人がこれに続いて3人現れるが,そのうち1人は彼の35歳の半ば彼に涙を与えるであろう。また彼は29歳の秋に水の底に彼の家が沈むのを見るに違いない。彼は32歳の春には南十字星がよく光るのを見ることになるであろう。
彼は自分自身の予言通り22歳の7月に彼の村から西にある村の同じ農村の娘を妻にして,妻は彼の52歳の時に死ぬまで一緒に暮らした。子供(小さい友人)が3人生まれて,そのうち1人は彼の35歳のときに病気で死んで彼に涙を与えた。彼の村は彼の29歳のときに大きな洪水に見舞われた。彼の家は予言通り水の底に沈む事はなかったが農作物は水の底に沈んで全滅の被害を受けた。また,彼はこの洪水の3年後の32歳の時,遺産相続人のない親類の土地を相続したが,この土地は小高い丘の南向きの傾斜の土地だったのだ。
私は彼も私のようにある程度の「死の技術」を持っていたのだと思う。
死ぬ技術によって彼も時には霊界に入ることができたのである。
霊界の霊同士の間では想念の交換中にその霊が人間だったときの一生やその後にその霊が霊界で送るべき永遠の未来の霊の一生のことが全て細かく描かれた絵巻として相手の目に見えることがあると言う事は,私はすでに前に記録した。
この絵巻には霊でも自分の絵巻を自分で見る事は不可能なのであるが,相手の霊が見た絵巻の内容を言葉で教えてもらうとか,あるいはその霊に目に見える形の表像によって教えてもらう事はいたって簡単にできる。
そこでもし人がある程度の「死の技術」を身に付けて霊界に入り他の霊と自由に想念の交換を行えるとすれば,死んで霊となる以前に自分の人間としての一生の未来を知る事は,たやすくできることになるわけである。
私は彼もこの方法で自分の未来を知って,それを予言として人々に語っていたのだと思う。
ー私は霊界を見てきた,エマニュエル・スウェーデンボルグ,今村幸一訳,業文社,

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posted by datasea at 13:32| Comment(0) | + 墓地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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