2011年09月06日

ユーロ金融市場崩壊の危機

2011-09-06 14:43:39
ユーロ金融市場崩壊の危機
いよいよ欧州の金融市場がリーマンショック以来の事態に見舞われそうです。
欧州の金融株には売り圧力が強まり、銀行の債券保証コストは過去最高水準に達しています。また、銀行の貸し渋りの度合いを示す指標も09年4月以来の高水準に上昇。ドイツ銀行のヨゼフ・アッカーマンCEOは足元の市況は08年後半を想起させるとし、大恐慌以来最悪の世界的なリセッショの引き金となった金融危機の再発防止に向け、措置を講じるよう政治家に強く求めているようです。
今週は、さらにネガティブイベントが控えており、今月中旬にもユーロ市場は崩壊の危機に瀕することになるでしょう・・・。
(参照 ブルームバーグ 9月6日)

超・国家破産研究リポート
http://ameblo.jp/kokkahasan/









<懸念される金融危機から実体経済への波及>
リーマンショックの教訓は日本にとっても重い。サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)の焦げ付きが表面化し出した時から、政府や金融機関は「日本の金融機関はサブプライムローンの残高は欧米に比べ小さく、影響は小さくて済むだろう」と言い続けてきた。その後、リーマンブラザーズが 2008年9月に破たん。当時の与謝野馨経済財政担当相は、日本経済への影響について「ハチの一刺し」と表現した。
しかし、危機的な状況は世界的な金融恐慌一歩手前まで進行。ショックは実体経済に波及し、貿易量が急減した。結果として日本の実質国内総生産(GDP)は 08年10─12月期が前期比マイナス13.5%、09年1─3月期が同マイナス14.2%と、G7諸国の中で最も打撃を受けた。
民間企業も、ソブリン危機は実体経済から距離があると油断していると、リーマンショック後のように狼狽するところが続出するだろう。今から需要減退シナリオの実現可能性を引き上げ、綿密な危機対応計画を練っておくべきだ。
今回の欧州をめぐる危機への緊張度の高まりは、地震のように前触れなく突然やってくるパターンではなく、台風のように予め進路や被害が予見できる。仮に大きな打撃が出そうになった場合、被害を最小に抑制できるかどうかは、政府や企業のトップによる入念な危機対応計画の立案と果断な判断だと思う。
その前に、ドイツをはじめ欧州各国が、危機を拡大させるようなトリガーを引かないよう最善を尽くす展開になることを切望する。

相場のネタ&儲けのタネ
http://blogs.yahoo.co.jp/kabushikisobatenbo/21176025.html







posted by datasea at 17:53| Comment(0) | $ 経済アナリスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: