2019年10月05日

[古代文字] ケルト・オガム文字

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■ケルトの遺産,ドルイド
ケルト人については,知っている人はやたらに詳しいけれど一般にはほとんど馴染みがなさそうだ。
パッチワークの織物,キルト,スコットランドのスカート。。
まあそんなところだろうけれど,ケルト人はローマ人やゲルマン人よりも早くヨーロッパ全域に住みついていた先住民族のことである。日本でいえば弥生人の前の縄文人のようなものだ。西はアイルランドから東はトルコあたりまで,イベリア半島からロシア平原にまたがる広大な地域にケルト系の諸民族が住んでいた。
ケルト人はまずローマに征服されてローマ化された。カエサルのガリア戦記でガリアと呼ばれているのは現在のフランス地域に先住していたケルト人のことだった。
■稀な魔法民族
フランス語では「ゴーロア」という。フランス人には言ってみればご先祖の原始人。 先祖の「ゴロアーズ」に少なからず愛着を持っているようである。「ゴーロアーズ」という両切の香りの強い紙巻きタバコもあるし,ケルト人をモデルにした「アステリスクとオベリスク」というコミックも人気があってアニメーションにもなっている。いってみればおかしな原始人というイメージで,ケルト民族の兵士がかぶる羽根つきの兜がトレードマークになっている。タバコのパッケージにも同じカブトがデザインされている。
ローマ民族の次にはゲルマン民族が残されていたケルト人が土地を征服してやはり同化していった。
そうしてケルト人はヨーロッパ大陸から姿を消してわずかに残る今日のアイルランドに残像を残すだけとなった。当然ケルト人の文化や宗教も失われてしまった。
ではなぜケルト人を問題にするのかというと,彼らができる上稀に見る魔法民族であったからである。
ケルト人は生まれ変わりの信仰を持って魔法を操るドルイドと呼ばれる 僧侶に指導されていた。
ドルイドは「樫の木の賢者」という意味であるという説もあるが,魔術師であって,神官,占い師,政治家,詩人,裁判官という社会の重要な地位を併せ持つケルト民族の精神的柱であった。
ー不思議な魔法にかかる本,天沼春樹,王様文庫,

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縄文文化と同じく無文字文化だとされているケルトにも存在する、オガム文字(神聖ルーン文字の原型)。そしてまた偶然にも日本の三つ巴紋に似る、古代ケルトのシンボル。
古代日本人にとっても文字は神聖な力を宿すものであり、神官にのみ使用を許されたものだったのやもしれませんね・・・((( ´_`)
↓↓
『 「オガム文字」は主に神官であるドゥルイド達が使用していた文字だ。 元来、彼等は口伝によって秘技・一族の歴史と系図・王家年代記・神々や英雄や自然などを讃える伝説を語り継いできた。
ウァテス(予言者)とバルド(吟遊詩人)の階級に分かれるドゥルイド(樫の木の賢者)にとって、その膨大な量の聖なる歌を暗記する事そのものが辛く厳しい修行の一つだった。そして本当に需要な事については、魔力を持つと信じられていた「オガム文字」という媒体でしか残されなかった。それは主に占いや神事など通常の記述以外の目的で使用されていた。石碑として残存するものには家系図を記したものが多くみられる。
オガムの語源は、神話に登場するトゥアハ・デ・ダナーン(ダーナ神族)の雄弁の神オグマに由来している。ドゥルイド信仰は樹木に関わりが深く「オガム文字」も聖なる樹木と関連付けられており、全ての文字が樹木や植物の呼び名に対応している。ケルトにとって言葉と樹木の持つ意味とその重要性は同等に近いものであったのだろう。
その後キリスト教とともにラテン文字が導入され、ドゥルイド達の膨大な記憶の財産は、修道士達の手を経て一般的な書物として後世に残される事となる。 』
→ ケルトのオガム文字:ルーツ判明前に消え去るか http://mystery-hunter.net/?p=1366
→ 忘れ去られた神秘の文字「ルーン文字」と「オガム文字」とは? http://www.el-aura.com/post_shinpinomoji/
→ 「竹内文書」の謎を解く: 封印された超古代史 https://books.google.co.jp/books?id=uFgM48vRpGEC&pg=PA179&lpg=PA179&dq=%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88+%E3%82%AA%E3%82%AC%E3%83%A0%E6%96%87%E5%AD%97&source=bl&ots=pYt65pMUHh&sig=gq8Wc_JNhmEZmRRavkLCWmlBDfs&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwjr7J_UyovVAhUCVbwKHTL6CHQ4ChDoAQgrMAI#v=onepage&q=%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88%20%E3%82%AA%E3%82%AC%E3%83%A0%E6%96%87%E5%AD%97&f=false

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■ドルイドの教義
ドルイドの教えとはこうである。
「この世で物質と霊魂は不滅のものであって人間の魂は死んでも転生して蘇る。
しかし罪を犯した人間は来世では人間ではないものに生まれ変わることもあり得る。
そして魂が安らぐあの世も存在する。
従って死ぬことはただ住処が変わるだけに他ならない」
またケルト人の戦士は成人の際にゲッシュという誓いの自分を自らにかけることになっていた。
「天が落ちて我を潰さない限り,誓いが破られることなし 」
という言葉と共に誓いを立てるとその誓いを破らぬ限り無敵であると信じられていた。
こういう信仰がどのような結果に結びつくかといえば,人々は死を恐れないから戦士は勇猛になり無謀な戦いも死を厭わなくなる。また人生にあまり執着がなくなる。これはどうかと思うが,あの世に入ってから返済してもらうのを前提に金銭の貸し借りの契約をすることもあったといわれる。二世代ローンというのはあるが,死んでまでも借金に追いかけられてはたまらない気がする。
ドルイドはその魔力の自然の力から得ていた。
特にヤドリギと呼ばれる寄生植物には特別な力があるとされ,入念な儀式を経てヤドリギを刈り取ったという。月齢6日の晩に白衣をまとったドルイドは黄金の鎌を用いてヤドリギを刈り取らなければならなかった。その時白い牡牛座が殺され生贄として捧げられる。
ヤドリギはパナケアと呼ばれる万能の魔法薬として使用され毒消や不妊にも使われた。
■ヨーロッパの木
森の賢者といわれるドルイドにちなんでヨーロッパの森に茂る樹木の代表的なものを挙げておこう。
モミ
樹高30mから60mになることもある。北欧系のマツ。他のマツと違ってまっすぐに伸びて樹形は円錐形かピラミッド型になる。一般に誕生の木として伝えられてキリストの誕生の頭でも知られている。
そこからクリスマスツリーとして用いられるようになった。
カシ
オークとも呼ばれヨーロッパでは一般に木の王者とされている。紋章としては誇り・美・森の所有を表してオークの葉は軍人としての名誉を表す。
ボダイジュ
菩提樹。蜜は滋養分が高い 。その材木は虫がつかないことから木彫に珍重されてきた。内皮は繊維に富み製紙に向いて,また繊維から作った布は傷口が化膿するのを防ぐ膿抗生剤として用いられた。普通男性的なオークに対して女性的な木とされて大母神にささげられる。
ニワトコ
落葉樹の低木で水辺のような水を含む水はけの良い土壌を好む。キリストの磔刑にされた時の十字架の木だとされる。ユダが12月12日に首を吊った木でもある。
魔女はニワトコに姿を変えるとかニワトコの丸太を燃やすと悪魔が現れるという民間伝承がある。
スイカズラ
芳香性があるツタの一種。昔から崇拝の対象で 神の酒ネクタルの成分の一つ。愛を表し恋人の象徴でもある。
ハシバミ
グリム童話の灰かぶりで父親から贈物に灰かぶりはハシバミの木をもらう。ハシバミの木はゲルマンでは相続権を表す木とされていて,グリム兄弟はその木を灰かぶりに与えることによって父親からの祝福を感じさせようとしたのかもしれない。
知恵知識を表す。民間伝承では魔女や悪霊を追い払うために使われた。
ブナ
船黒王子大文字はブナの木の板に書かれたのでこの日は本の象徴とされている森ばかりではなく民間の屋敷に出して 今出ていたまたその葉を冠にしてもいいよ大勝利を表すものとされる。
ネズ
その実はスピリッツの神の香料にする。芳香を持っている。グリム童話のネズの木の話では継母に殺された少年の骨がその木の根元に捨てられ再生するという魔法の木の役割を果たしている 。
ー不思議な魔法にかかる本,天沼春樹,王様文庫,

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posted by datasea at 02:10| Comment(0) | ◉ ミトラ教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする