2019年08月13日

ウィルヘルム・ライヒ: 性経済論,オルゴン・エネルギー,気象操作

ウィルヘルム・ライヒ: 性経済論,オルゴン・エネルギー,気象操作
ウィルヘルム・ライヒ(1897-1957)はラジカルな性革命の活動家。
マルクスとフロイトを統合させようとした人物として知られる。
共産党を除名され,フロイトから破門,ナチの迫害をうけて亡命生活にはいったライヒを語る事は一種のタブーとされる。
1934年にノルウェーに亡命し,米ペンシルバニア州の刑務所で心臓発作で獄死するまでの20年以上もの間,ライヒは何をしていたのか。
多くの学者はライヒが提出した
「オルゴン・エネルギー」
という概念に誇大妄想狂のきざしを精神分析するのみでそれ以上の追求をしない。
「初期のライヒは素晴らしかった」
それだけだ。
しかしはたしてそれだけなのか?
ライヒはなぜ獄死したのか?
しかもなぜ投獄中に米国は文献をすべて没収・焼却しようとしたのか。
しかしいま,ライヒの後半生の研究が急速に評価されつつある。
カナダのヨーク大教授・W・エドワード・マンはライヒの研究を根本的に見直すべきであるとするライヒ論
「オルゴン・ライヒ・エロス」
を著している。
機関誌「ジャーナル・オブ・オルゴノジー」
は14号を数える。
■ライヒの性経済論
ライヒの思想的自立は「性経済論」にはじまる。
この性経済論は,1920年頃に作られたフロイトの精神分析学の枠組みから生まれたものであるが,
一般には性器性欲の理論などに曲解される傾向にある。
しかしながら,その理論の根幹は
「精神の健康はオルガスムの体験能力にかかっている」
というところにある。
ライヒは
「オルガスムとは電気的放電現象である」
との確信を高めて,オルガスムの法則をうちだした。
1.機械的緊張による勃起。器官が流動体で満ちる。
2.強い興奮への発展。電気的性質をおびて荷電する。
3.電気的放出。オルガスムで筋肉は収縮,荷電は減少する。
4.機械的弛緩。
■オルゴン・エネルギーの発見
ライヒは生体エネルギーに関する実験から,生体電気エネルギーが従来知られていたエネルギーと異なる生体を持つ事を発見した。
生体電気は従来考えられている電気エネルギーの概念からあまりにかけはなれている。
そこでライヒは,電気とは別の,知られていないエネルギーがあると考え,これを「オルゴン」と呼んだ。
目をとじてみよう。
どこからともなく青紫色の小さな光点があらわれて,周期的ならせん運動をしながら漂う。
これは真っ暗な闇のなかでもあらわれる。
一般には眼内閃光とされるが,それが生じる仕組みは全く解明されていない。
これらの閃光はオルゴンなのではないかとライヒは考えた。
ライヒは長さ30cm/直径2.5cm〜5cmの内部を艶消し黒で塗った金属筒を製作して,晴れた夜に金属筒の中を覗いた。
円筒形の空間に点状と線状の光が見えた。
さて,これらの光は眼の中の光だろうか?筒の中の光だろうか?
ライヒはそれを明らかにするために,筒の眼をあてる部分にレンズをはめこんだ。
そうすると視界が拡がると同時に点状や線状の光もまた拡大して見えた。
光がもし眼の中の光だったらレンズで拡大される事はない。
こうしてライヒは大気中のいたるところにオルゴンがみなぎっている事を確信した。
金属筒を地面に向けると,アスファルトよりも土のほうがオルゴンは多い。
植物では葉の部分にオルゴンが多い。
つまりオルゴンの放射現象はいたるところで確認できたのだ。
この実験で自信を得たライヒは「オルゴン集積機」を製作する。
木材と鉄板で構成する集積機は大気中のオルゴンを吸入して集中する。
ここでオルゴン・エネルギーについてまとめる。
オルゴンの色は青なし青みがかった灰色で,以下のような集中状態がある。
1.青みがかった灰色で霧のようなかたち
2.深い青紫色で拡張したり集中したりする点状
3.白く急速にうごく点や線
青こそはオルゴン・エネルギーの色である。
その典型が空の青,海の青,湖の深い青だ。
セントエルモスの火,オーロラ,蛍の光の青もオルゴンによるものだ。
この壮大な「青のパノラマ」に幻想科学の興味をおぼえる人は多いが,この発見を積極的に評価してゆく人は少ない。
しかしながら,まず空の青についていえば,ライヒは物理学者が空の青色の原因を大気の拡散現象に帰してしまう事を知っており,そういった態度を古典的な考えとして批判している。
海の青についても同様である。
■オラナー実験
ライヒは米メイン州レインジェリーにオルゴン研究施設を・オルゴノトック・ロッジを拡大して一大研究施設を作る事を決め,1100m2の広大な敷地を購入する。
オルゴノン研究所における大きなテーマのひとつは,オルゴン・エネルギーにより病気を治療するオルゴン療法があった。
ライヒは1940年12月に最初の人体用オルゴン治療器を製作している。
これは木板で構成した低い電話ボックスのような構造で,内側に鉄板が貼られている。
またオルゴン療法とともに,放射線障害もまた大きなテーマであった。
放射能が生体に害を及ぼすのなら,がん細胞をも治療するオルゴンは,逆に放射能を中和する作用があるのではないかとライヒは考えた。
1950年12月,ライヒは原子力エネルギー委員会から放射性同位体を購入してオルゴン集積機の中に入れた。
この実験は「オラナー(ORANAR)実験」として知られる。
「オラナー(ORANAR)」とは反放射能オルゴンの略称だ。
実験そのものは簡単だ。
20層式オルゴン集積機の中に1gの放射性同位体を入れる。
しかしその結果は惨憺たるものであった。
実験の参加者全員が強度のめまい,絶望感におそわれ,持病を持つものはそれが悪化した。
またレインジェリーの実験施設が広域にわたり汚染された。
ライヒは,この効果について,放射能がオルゴンを励起して連鎖反応を誘発したと考えた。
実験は1951年2月に打ち切られたが,その後の1952年5月までの1年以上の間,奇妙な気候がレインジェリー一帯を支配する事になった。
上空に重苦しい暗雲が覆い,重苦しい空気が停滞する状態が続いた。
ライヒはこのような危険な状態のオルゴンをDOR(Dangerous Orgon,危険なオルゴン)と命名した。
■気象操作
1952年4月,荒廃したレインジェリーの施設に戻ったライヒは細い金属パイプを黒雲に向ける事にした。
このパイプはBXケーブルを通して地中深い井戸につながっていた。
水がオルゴンを吸収する性質がある事をライヒは知っていたが,DORもまた吸収するのではないかと考えたわけだ。
結果は思惑どおりで,パイプを黒雲にむけたとたん,DORの黒雲はみるみる小さくなった。
この成果に触発されたライヒは,雨雲の発生から竜巻,雷,台風などの気象現象がDORの流れの機能に水蒸気が付随したものであると考えるようになった。
そこでライヒは
「クラウド・バスター(Cloud Buster,雲破砕機,集雲励起装置)」
を製作,人工的に雨を降らせる事を立案した。
装置はスタンドに何本もの金属パイプが平行にとりつけられた構造で,多連装機関銃のような形だ。
パイプの下端はいずれもBXケーブルにつながっている。
パイプの先を雲の中心に照射すると,装置は雲からオルゴン・エネルギーを吸い取り,雲の結合力は奪われ雲が消える。
一方パイプの先を雲の外縁部に照射させると雲は大きくなっていく。さらに続けると雨になる。
要するにオルゴンの密度分布を変化させて,コントロールする。
この効果は大きく,レインジェリーでの実験が遠く離れたボストンの気候に影響を与えた事をライヒは記録している。
ライヒは1954年〜1955年にかけて,米アリゾナ州カーソンの砂漠地帯で降雨実験を試みている。
ライヒは砂漠ができる理由を単なる水分の不足とは見なさず,DORが過度に集中した状態と考えていた。
実験は成功し,アリゾナ州の砂漠に雨が降り,しばし砂漠地帯は生気をとりもどした。
−謎のカタカムナ文明,安基米得,徳間書店,

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posted by datasea at 12:30| Comment(0) | ◉ カタカムナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする