2019年06月05日

バミューダ・トライアングルとドラゴン・トライアングル

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バミューダ・トライアングルとドラゴン・トライアングル
■バミューダ・トライアングルの発見
1964年,ビンセント・ガディスというジャーナリストがバミューダ海域に関する論文を発表した。
今では一般的になっている
「バミューダ・トライアングル(BERMUDA TRIANGLE)」
の名前が初めて登場した論文である。
さらに翌年に発表した
「死の三角海域」
という記事には, 1840年から1916年までにこの海域で失踪した膨大な数の船舶や飛行機の一覧が載せられている。
米空軍は,事故はいくつかの悪条件の積み重ねによるものだとしていた。
つまり悪天候,コンパスに対する電気干渉,経験不足などが事故を引き起こしたというわけである。
しかしこの記事の中でガディスは行方不明になった船舶や航空機では4次元の穴に落ち込んだのではないかという解析をしている。
多発する失踪事件を偶然の出来事してとして処理する空軍当局よりはマシかもしれないが,ガディスのこの推測は科学的根拠にかけている。
ガディスの友人で地球の謎について研究しているイワン・サンダーソンという人物も,そう考えていた。
そこで彼は,船や飛行機が失踪した場所を世界地図上にプロットするという検証を行った。
その検証によれば,謎の失踪事件はバミューダ海域だけではないという。
サンダーソンは,世界中に10カ所もの失踪多発海域があることを明らかにした。
しかもそれらの「魔の海域」は,南半球と北半球にあり,赤道を挟んでほぼ対象に位置しているというのである。
ではなぜその海域で失踪事件が多発するのか。その回答としてサンダーソンは,地震学者のジョージ・ラウズの説を引き合いに出して説明している。
ラウズは地震は地球の表面下にある特定の層を震源にしていると考え,地震帯の地図を作成した。
この地図に表されている地震帯は,サンダーソンが挙げる「魔の海域」とほぼ一致している。
このことから彼は地震活動によって起こる何らかの現象が,船舶や飛行機の計器を狂わせたり,異常気象を引き起こしているのではないかと結論づけたのである。
■ドラゴン・トライアングル
サンダーソンは,バミューダ海域から北極を挟んで正反対の位置にも「魔の三角海域」があると指摘している。
野島崎の南沖,
伊豆七島の西南西,
グアム島
の3点を結ぶ海域だ。
この海域には,船乗り達が恐れる事件が多発していた。
船乗りたちの言伝では,海に住むドラゴンが船を海底に沈めるなどと言われている。
1949年〜1954年の間には10隻の船が, 1969年〜1984年には,26隻の船が行方不明になっている。
もちろん船だけではなく飛行機の失踪事件も起こっている。
ひどいときには10日間に3機の飛行機が姿を消したこともあった。
日本近海のこの海域が人々に知られるようになったのは1976年のことである。
1976年1月17日,日本の各紙は一斉に
「鉱石運搬船が蒸発した」
と報じた。
22万トンの鉱石運搬船ベルゲ・イストラ号は南米で鉱石を積み,日本へ向かっていた。
しかしフィリピンのミンダナオ島沖で突然姿を消してしまった。
その付近の大捜索が行われたが,何の手がかりも得られず,捜索は打ち切りとなった。
この事件の後で,関係者の間で
「船は魔の海域の犠牲になった」
という噂が少しずつ広まり始めた。そしていつしかこの海域は
「ドラゴン・トライアングル」と呼ばれるようになったのである。
バミューダトライアングルの名前が世界に広まる以前から,こういった失踪事件にまつわる牡蠣の伝説が成員たちの間で語られていた。
日本近海の魔法の三角地帯に伝えられるドラゴン伝説と同じように,人々は理解しがたい3時に隣接と言う形を与えたのである。
バミューダ・トライアングルとドラゴン・トライアングル。
この2つは地球の中で磁石のプラスとマイナスのようにつながっているのだろうか?
2つの海域の失踪事件には,何らかの関係があるのだろうか?
真実が科学の力で解き明かされるまで,まだまだ時間がかかりそうだ。
ー青春文庫,未だ解けざる歴史ミステリー〜20世紀の迷宮, 1998年,

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「魔の海域」からの生還者たちによる証言
いったい「魔の海域」で何が起きているのだろうか?
海域で不思議な体験をして生還した人たちからその一端を伺い知ることができる。
1952年4月,ジェラルド・ホークスの操縦する飛行機は,アイルドワイド空港(現在のケネディー空港から出三枝に向けて飛び立った。
途中で飛行機はエレベータが落下するように60メートル下降した。
しかし次の瞬間にはまた元の状態に戻っていた。
ホークスの証言によれば,それはまるで
「巨人が飛行機をつかんで,上下に一振りしたような感じだった」
と言う。
その後バミューダとも米国とも連絡が取れずに,飛行機は一時的にパニック状態に陥った。
約1時間後, 無線船と連絡が取れた同機は,無事にバミューダへと到着することができたのである。
船乗りのドン・へンリーの体験はこうである。
1996年のある晴れた日,彼の率いる船はプエルトリコを出発して,フォートローダーデールに向かっていた。
突然の叫び声を聞いて,ブリッジに駆けつけた彼の目に入ったのは,羅針盤の針が時計方向にぐるぐる回っているといった奇怪な現象であった。
あたりは暗くて,地平線も見えない。
波があらゆる方向から迫ってくるような感覚にとらわれた。
電力が途切れて,霧が船を包んでいた。
しかし次の瞬間に,船は突然霧から脱出した。
後には霧が固体のように集中してそこだけが荒れ狂う不思議な光景があった。
ー青春文庫,未だ解けざる歴史ミステリー〜20世紀の迷宮, 1998年,

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posted by datasea at 21:28| Comment(0) | % エドガーケーシー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする