2018年12月13日

天体情報:ふたご座流星群



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天体情報:ふたご座流星群
1999.12
ついに20世紀最後の月がやってきた。師走である。
そうは言っても師走は本来陰暦12月の呼称であり、現在のグレゴリオ暦による12月とはおよそ1ヶ月のずれがある。
江戸時代泰平の世を騒がせた、赤穂浪士の吉良邸討ち入りは元禄15年12月14日であるが、現行の暦に直すと
1703年1月30日
となる。とは言っても忠臣蔵のこのエピソードは年の終わりの月に起こったこととして定着してしまっている。
いまさら年明けに忠君の行為を偲ぶわけにも行くまい。
さて12月の天文現象といったら、何もさておきふたご座流星群であろう。
夏のペルセウス、正月のしぶんぎと並ぶ三大流星群にかぞえあげられている。
流星が最も見られる極大夜は、
13日夜から14日未明にかけて,及び
14日夜から15日未明にかけて
と予報されている。
ふたご座は冬の星座なので、日没後しばらくしてから放射点のあるふたご座が昇って来て、夜が明けてもふたご座は沈まない。
また冬至にも近く夜の長さが長いことから長時間にわたって流星群の観測をすることができる。
空の暗いところであれば、1時間辺り数十個の流れ星が見られるであろう。
ただ惜しいのは14,15日の夜とも満月後の明るい月が煌々と輝いていることだ。
暗い流れ星は月の明るさにかき消されてしまう。
しかしそれでも明るい流れ星が飛んでくれたら充分に肉眼でも見ることができる。
冬の星座を眺めながら、流れ星の飛ぶのを待つのもいいのではないだろうか。
ただし初冬の夜であるので、そうとう冷え込む。
長時間観測される方は防寒対策は充分行った方がいい。
今年は一昨年、昨年と話題になったしし座流星群も程々の活動が予報されていた。
しかし、極大夜となる11月17日夜から18日未明は天候が悪く、日本ではほとんど観測できなかった。
来年は日本でしし座流星群の大出現が起こると言う説もある。
その準備として今年のふたご座流星群を観測するのもいいと思う。
本格的な観測は、音声のでる時計とテープレコーダを用意し、流れ星が飛んだ時刻と場所、明るさなどを記録し、1時間辺りに飛んだ流れ星の数(HR)を求める。
一人で観測するのもいいが、グループを作って、記録係や観測係と分担を決めて観測するのもよいだろう。
(向井千秋記念子ども科学館 天文担当 栗田和実) 

麦星の部屋
http://www.geocities.jp/whhxj855/








木枯らしが吹く季節になった。いよいよ冬本番である。
冬は晴天率が高く空気が澄み渡り、星空観察には絶好の季節である。
寒さが辛いのなら室内の灯りを消して窓辺で冬の星座を眺めるのもよい。
ところで冬の星座の一つとして有名なふたご座に放射点を持つ流星群が師走の夜空を彩る。
ふたご座流星群である。
ふたご座流星群の活動は12月5日頃から始まり12月20日頃まで続く。
その期間で一番活発な活動を見せるのが12月14日夜から15日にかけてである。
予報では14日20時頃がピークとされている。
この時間帯を中心に前後数時間、夜空を眺めれば1時間当たり数十個の流れ星を見ることができよう。
できれば外に出て地面にシートを敷き、シュラフニにくるまって天頂付近を眺めたい。
特にしし座流星群を見そこなった人には、是非この機会に流れ星の彩る師走の空を眺めていただきたい。
ところで、流れ星にはその素となる流星物質をばらまく母天体というものがある。
例えばしし座流星群はテンペル・タットル彗星が母天体であるように・・・。
そして大概の流星群の母天体は彗星である。
ところがふたご座流星群の母天体は小惑星のパエトンが母天体と考えられている。
実はこのパエトンはもともとは彗星であったのが、太陽に回帰するたびにチリや氷の粒子を吐き出しきってしまい、
枯れた彗星の核だけが残ったのではないだろうかとも考えられている。
また小惑星名パエトンというのはギリシア神話の太陽神ヘリオスの息子の名前に由来する。
パエトンは自分の父親が太陽神だということを知ると、父親に願い出て1日だけ太陽神の黄金作りの四頭立ての二輪馬車に乗ることを許された。
ところが、いつもとは違う御者に気づいた馬達は暴走を始め、炎をたなびかせながら大空や大地を駆け巡り、山や森や都市までの焼き尽くしていった。
みかねた大神ゼウスはパエトンめがけて雷電を投げ下ろした。
馬車は砕かれパエトンは髪を燃やしながら長い炎を引いて流れ星のようにエリダヌスの川に落ちて死んだという神話が伝わっている。
ふたご座流星群の流れ星はそんなパエトンの火の粉なのであろうか。
(向井千秋記念子ども科学館 天文担当 栗田和実) 

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ふたご座
Gemini
属格形 Geminorum
略符 Gem
発音 英語発音: [ˈdʒɛmɨnaɪ]、属格:/ˌdʒɛmɨˈnɒrəm/
象徴 the Twins, Castor & Pollux
概略位置:赤経 7
概略位置:赤緯 +20
正中 2月20日21時
広さ 514平方度 (30位)
主要恒星数 8, 17
バイエル符号/フラムスティード番号を持つ恒星数 80
系外惑星が確認されている恒星数 3
3.0等より明るい恒星数 5
10パーセク以内にある恒星数 1
最輝星 ポルックス(β Gem)(1.14等)
最も近い星 GJ 251;(18.2光年)
メシエ天体数 1
流星群 ふたご座流星群
Rho Geminids
隣接する星座 やまねこ座,ぎょしゃ座,おうし座,オリオン座
いっかくじゅう座,こいぬ座,かに座
ふたご座(双子座、Gemini)は、黄道十二星座の1つ。トレミーの48星座の1つでもある。
β星は、全天21の1等星の1つであり、ポルックスと呼ばれる。
α星カストルは、ポルックスに準じる明るさである。
ポルックスの近く(北西)に位置する。β星(ポルックス)とα星(カストル)と、それにγ星とμ星で、星座はほぼ長方形を形作る。
ふたご座と向かい合う極はいて座である。
冥王星は、δ星のそばで1930年に発見された。

ウィキペディア(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%9F%E3%81%94%E5%BA%A7





1等星のβ星(ポルックス)以外に、α星(カストル)[1]、γ星[2]の2つの2等星がある。
以下の恒星には、国際天文学連合によって正式な固有名が定められている。
α星:カストル[3] (Castor[4]) は、ふたご座で2番目に明るい恒星。
カストルAとカストルB、カストルCの三重連星で、これら3つの星すべてが2つの星から成る連星である。
従って、カストルは6重連星ということになる。カストルBまでは簡易な望遠鏡で見ることができるが、3つめ以上の星を見分けるのは難しい。
通常は3つ(6つ)合わせて2等星として扱われる。
β星:ポルックス[3] (Pollux[4]) は、ふたご座で最も明るい恒星で、全天21の1等星の1つ[5]。
γ星:アルヘナ[3] (Alhena[4]) は、ふたご座で3番目に明るい恒星。
δ星:ワサト[3] (Wasat[4]) は、黄道からわずか0.2度に位置しており、黄道の位置を知る目安となる。
ε星:メブスタ[3] (Mebsuta[4])
ζ星:メクブダ[3] (Mekbuda[4])
η星:プロプス[3] (Propus[4])
μ星:Tejat[4]
ξ星:Alzirr[4]
ο星:積水 (Jishui[4])
星団・星雲・銀河[編集]
M35:散開星団。ふたご座で最も明るい星団・星雲類であり、全天で5番目の大きさの散開星団である。
地球からの距離2,800光年。この星団はふたご座の星座の西の端の近く、η星の北西に位置する。
その他[編集]
ゲミンガ:中性子星と考えられている地球に近いガンマ線源。
流星群[編集]
ふたご座流星群:三大流星群の一つ。カストル付近を放射点とする。
神話[編集]
Sidney Hall - Urania's Mirror - Gemini.jpg
「ディオスクーロイ」、「はくちょう座」、および「アルゴー船」も参照
ギリシア神話の双子ディオスクーロイ(Dioskouroi、ラテン語形:ディオスクリ Dioscuri)が星座になったといわれる。この双子はスパルタ王妃レーダーの息子で、兄のカストールの父はスパルタ王テュンダレオース、弟のポリュデウケース(ラテン語名ポルクス Pollux、一般に、ポルックス)の父は大神ゼウスであったとされる[6]。そのため、ポリュデウケースは不死であった[6]。メッセーネー王アパレウスの双子の息子イーダースとリュンケウスとの争いでカストールが死ぬと、ポリュデウケースはゼウスに二人で不死を分かち合いたいと願った[6]。ゼウスはその願いを受け入れ、二人を天に上げて星座とした[6]。
この2つの星は、ギリシャだけではなく、バビロニア、エジプト、フェニキア、日本でも兄弟として扱われている[7]。
呼称と方言[編集]
日本では、カストルとポルックスをアステリズムと捉える方言が伝わっている。
ガニノメ(蟹の目)のように、この2星を眼に見立てているものが多い。
「ふたご座の方言」も参照

ウィキペディア(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%9F%E3%81%94%E5%BA%A7







冬の星座のラストバッター
ふたご座は冬の星座のラストバッターで、冬の星座としては最後に登場します。
ふたご座を見つけるには冬の星座が出そろった頃、明るい2つの星、カストルとポルックスを目標にすれば簡単に見つけることができます。
この2星を兄弟それぞれの頭とし、胴から足まで星をたどると、仲の良い双子の兄弟の姿がすぐに浮かび上がります。
ふたご座は古い星座で、紀元前1400年頃の古代バビロニア時代には、知恵の神ナブーと最高神マルドゥクの姿とされていました。
またローマ時代には船乗りたちの守り神と考えられていました。
ふたご座はもちろん、トレミーの48星座の一つで、黄道十二星座の一つです。

つるちゃんのプラネタリウム
http://turupura.com/season/winter/gem.htm





双子の兄弟
ふたご座は双子の兄弟、カストルとポルックスを描いたものです。
ふたりは大神ゼウスとスパルタ王妃レダとの間にできた卵から生まれました。
ある時ふたりはアルゴ船に乗り込んで、コルキスへ金毛の牡羊の皮(おひつじ座)を奪え返しに行き、活躍したと伝えられています。
最後には、別の冒険でカストルは弓矢に当たって殺されてしまいます。
仲の良かった兄弟だけに、不死身の体を持つ弟のポルックスは、大神ゼウスに頼んで2人を星座にしてもらったのだそうです。
カストルとポルックス
兄のカストルは2等星のα星です。そして弟のポルックスは1等星のβ星です。
しかし両者の光度差は0.4等ほどですから、さほど違いがあるわけではありません。
しかしよく見ると、カストルの方が少しだけ暗いようです。両星は冬のダイヤモンドを構成する一員となっています。
カストルへ天体望遠鏡を向けると、2.0等星と2.9等星がピッタリとひっついた2重星だとわかります。
ところが、これら2つの星もそれぞれが2重星であることがわかっています。
さらに少し離れたところには、これまた2重星があり、これが先の4重星のまわりを15000年の周期でまわっているそうです。
つまりカストルは6重星だということです。ややこしい星ですね。

つるちゃんのプラネタリウム
http://turupura.com/season/winter/gem.htm




M35散開星団 M35
カストルの足元付近には大きな散開星団のM35があります。
双眼鏡でも星粒が見えるほど大型の散開星団です。
天体望遠鏡では100個くらいの星が見え、散開星団らしさが味わえて迫力満点です。
ふたご座流星群
12月中旬頃に極大をむかえるのはふたご座流星群です。
ふたご座流星群の後には、こぐま座流星群という流星群がありますが、一般の人が流星観測の楽しさを満喫できる流星群としては、
ふたご座流星群が年間を通して最後の流星群となりす。
ふたご座流星群は3大流星群のひとつで、ひと晩に数えることができる流星数ならこの群が一番でしょう。
出現数は1時間あたり50〜60個と多い上に、輻射点がひと晩中見えているので、観測できる流星数が多くなるのも当然です。
この流星群の流星は特徴がないのが特徴かもしれません。
流星が飛ぶ速さは普通ぐらいです。
明るさも平均的ですが、近年は明るい流星が増えているようです。
12月5日頃から活動を始め、12月14日または15日に極大となります。
そして12月20日頃に活動を終えます。
冥王星が発見された星座
1930年にふたご座δ星の近くでトンボーによって冥王星が発見されました。
当時は太陽系で第9番目の惑星発見となりましたが、2006年に冥王星は準惑星の分類に変更されています。

つるちゃんのプラネタリウム
http://turupura.com/season/winter/gem.htm







■第5惑星
フェイトン、ティアマト
火星と木星の間には現在小惑星が無数に存在し、この空域を小惑星帯(アステロイドベルト)とよびます。
小惑星の発見にいたる過程にボーデの法則(法則については尽数関係をご覧下さい)があります。
ボーデの法則は正確にはチチウス・ボーデの法則といい、惑星の平均距離を経験的に示すものです。
ボーデの法則によると太陽系の惑星配置は
1水星、
2金星、
3地球、
4火星、
6木星、
7土星
となっていて、5に相当する位置に空白があります。
単なる数字合わせと考えられていた法則ですが8に相当する位置に天王星が発見され信憑性が高まりました。
1801年5に相当する位置に小惑星ケレスが発見され、さらに続々と小惑星が発見されるにつれ、火星と木星の間にはかつて惑星が存在しなんらかの原因で破壊されたものが破片となっているのだと考える学者があらわれました。この破壊された惑星を「フェイトン」あるいは「ティアマト」とよびます。
現在ある小惑星すべてを集めても月程度の質量しかなく、とても惑星とよべるようなものにはなりません。
小惑星のうち比較的大きなものはすべて発見されていて未発見のものの質量の最大値は予測できています。
本来惑星に成長するはずの微惑星が木星の重力によって惑星になりきれず現在にいたっていると考える学者が多いのですが別の見方も存在します。
地球で見つかる隕石の大部分は小惑星帯を起源にしますが、そのなかに隕鉄があります。
隕鉄は惑星級の天体が一旦溶けて中心部の鉄がゆっくり冷えて固まったものと考えられますが、現在の小惑星では最大のものでも全体が溶けるほどの発熱は考えられず、もっと大きな天体の破片だと考えられるのです。また小惑星ベスタは地球からの観測で表面が破壊されて内部の鉄部分が露出している天体だと考えられています。つまりもっと大きな天体であったものの中心部分である可能性が捨てきれないのです。過去には小惑星帯には複数の原始惑星があり、互いの衝突で破壊され大きな破片は太陽や木星に落ちた可能性は否定できないということになります。
ただし惑星が破壊されたとしても、それは数十億年前の太陽系誕生の頃で、インチキ科学者が指摘するような人類の歴史に影響するような最近の事件であったはずはありません。
■長円軌道惑星
惑星X、アクエリアス、ニビル、ラーメタル
高橋実氏が1975年に「灼熱の氷惑星」(原書房1975)という本を出版しました。
この本では地球には水が多すぎる、水は長円軌道を描く惑星Xからもたらされたと書かれています。
神話や伝説の出来事を惑星Xが地球に接近したことで説明しようとしています。この手の話は
「神話や伝説のなかには事実を記したものがある」
「科学の発達していない古代人は見たものを神や悪魔の仕業と考え子孫に伝承した」
という考えに基づいています。
19世紀ドイツのシュリーマンがギリシャ叙事詩の「イーリアス」や「オデッセイア」を事実と考えトロイ遺跡を発掘したことで、神話や伝承には真実が含まれることは確かになりましたが、逆に神話・伝承の都合の良い部分だけを事実と考え現代風に解釈しようとする人々が増えたのも事実です。
ヴェリコフスキーの「衝突する宇宙」、デニケンの「未来の記憶」、ハンコックの「神々の指紋」などがベストセラーになりましたが、SFとしては面白いのですがどれも科学的説得力はありません。ムーやアトランティスの超古代文明も同様ですし聖書やマハバーラタの記述を科学的?に解釈しようとするものなどこの手のネタには困りません。
惑星X(=アクエリアス(アニメ宇宙戦艦ヤマトに登場する水惑星))
は地球軌道まで侵入してくる長円軌道をもつ惑星で、ニビルは小惑星帯まで侵入する惑星とされていて、いずれも公転周期は数千年です。
あまり長いと歴史上の奇跡や災厄を説明できませんし、近未来に回帰すると言って不安をあおることもできません。
もちろんそのような惑星があれば太陽系を飛び出すボイジャーやパイオニアの軌道に影響し発見されているはずですが、そのような事実はありません。
■超冥王星
ケツァルコアトル、キュピッド、魔王星、霊王星、雷王星
どれも暗く陰気な名前の惑星ですがエセ天文学者やSF作家が勝手につけた名前です。冥王星の外側でほぼ円軌道を描いていると考えられる惑星です。存在するとして1個であるのか複数であるのかはわかりません。現在では超冥王星は存在しないと考える学者が大多数ですが、たった1個の発見がそれまでの常識をくつがえした例は過去に山ほどありますから、超冥王星が存在しないとは言い切れません。
超冥王星が存在するとすれば、エッジワース・カイパーベルト(略してカイパーベルト)とよばれる太陽系外周にある小惑星群に存在するはずです。
カイパーベルト天体はアステロイドベルト天体とは成因が異なり、水を主成分とする天体だと考えられています。
太陽に近づけば彗星になる天体です。
これらの小天体の軌道を調べることによって超冥王星が発見される可能性はありますが、たとえ発見されてもそれは天王星や海王星のようなガス惑星ではなく、氷の星であることでしょう。
1970年代から80年代にかけて軌道傾斜角が90°以上の逆行惑星が想定されたこともありましたが、現在ではパイオニアやボイジャーの軌道からそのような惑星の存在は否定されています。またそのような不安定軌道の惑星級天体があれば内部太陽系の惑星軌道に影響し太陽系が50億年近くも安定して存在できないことが証明されています。
2003年 フランスのグラッドマンらが、100天文単位あたりに火星程度の質量の惑星があると仮定すればカイパーベルト天体の軌道変化を説明できるという説を述べています。
また2008年2月 神戸大学のパトリック・リカフィカ(Patryk Lykawka)博士研究員と向井正教授が、カイパーベルト天体の軌道を説明するためには150億〜260億キロメートルの楕円(だえん)軌道を回る、質量が地球の3〜7割 軌道傾斜角20〜40度の惑星級天体が存在するはずだと発表しました。前述のグラッドマンの説に似ています。
■太陽の伴星
ネメシス
1980年 アメリカのアルヴァレス親子(父ルイスはノーベル賞学者)は、6500万年前の恐竜絶滅は、小惑星か彗星が地球に衝突した結果であるという考えを発表しました。当時は珍説の一つであっただけですが、6500万年前のK−T境界とよばれる地層から高濃度イリジウムが検出されるに及んで天体衝突は事実であることがわかってきました。また偶然、石油探査チームがユカタン半島に6500万年前の巨大クレータ(チチュルブクレーター)を発見しました。
さらに調査をするとK−T境界だけでなくおよそ2600万年周期で大絶滅がおこること、これらの原因が天体衝突によるものだという説が受け入れられるようになりました。2600万年周期を説明するために、考えられたのが太陽の伴星「ネメシス」です。ネメシスは長半径数光年で楕円軌道を描き、2600万年周期で太陽に近づくというものです。太陽に近づいたときでも1光年程度で地球からは観測できない暗さですが、彗星の巣であるオールト雲を乱し、内部太陽系に彗星が無数に飛来し惑星に衝突するというシナリオです。日本に紹介されたのはリチャード・ミューラーの「恐竜はネメシスを見たか」(集英社1987)です。
残念ながらネメシスは太陽から遠く、他の恒星の影響を受け力学的に長期間存在できないことが明らかになっていますので存在しないようです。
セプコフスキーはネメシスではなく、太陽系の銀河面横断周期を2600万年としていますが、彗星の爆撃という点では同様な説をとっています。
2600万年周期自体が存在するのか?(絶滅の記録が正確かどうか、統計上の見かけの周期ということは否定できない) 周期が存在したしても原因が彗星か? と問われれば苦しいのが現状です。
■占星術の惑星
ドラゴンヘッド(ラーフ・羅喉星) ドラゴンテイル(ケートゥ・計都星)
占星術では肉眼で見える5惑星と太陽、月を加えた7個の天体を惑星といいますが、これ以外に2個の惑星を加えて9惑星とするものがあります。
ドラゴンヘッドは黄道と白道(天球上の月の通り道)の交点のうち、白道が南から北へよぎる点、ドラゴンテイルは北から南へよぎる点のことで、両者は天球上の正反対に位置します。月の軌道面と黄道面は約19年周期で交点が東から西へ移動します。つまりドラゴンヘッドやドラゴンテイルは黄道上を移動するので見えない惑星と考えられたのです。
太陽と月がドラゴンヘッドやドラコンテイルを同時に通過すると日食がおこり、180度離れていると月食が起こります。
古代人は日食を月ではなくドラゴンヘッドという見えない惑星が太陽の前を通るのだと考えたのでしょう。
2003.11.20
2008.03.03追補

暦と星のお話
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http://www.geocities.jp/planetnekonta2/index.html








存在しない惑星
太陽系には惑星が9個あります。
しかしそのすべてが有史以前から知られていたわけではなく、天王星、海王星、冥王星は望遠鏡の発達によって発見されたものです。
また火星と木星の間には小惑星帯(アステロイドベルト)、土星以遠にはエッジワース・カイパーベルト天体が多数発見されるようになってきました。冥王星の地位も惑星とこれらの小天体の間で揺れ動いています。したがって今後も新しく惑星が発見される可能性は残されています。
太陽系の主なものは現在の観測技術でとうに発見されているので、未発見の天体は太陽に近いか太陽の裏側、あるいは超遠方にしかないということになります。
ここでは、過去において存在を仮定された惑星、擬似科学のネタや占星術で登場した惑星、現在もなお探査されている未発見の惑星について調べてみました。
水星より内側の惑星
バルカン
18世紀ハーシェルによって天王星が発見されました。
天王星はおよそ6等級ですから、夜空の暗いところでは肉眼でも存在を確認できるそうです。
その後天王星はガリレオらによって17世紀にも惑星と気づかず観測されていたことがわかり、その軌道が正確に分かりました。
19世紀になり、天王星はその外側に未知の新惑星を仮定しないと運動のズレを説明できなくなり、フランスのルヴェリエとイギリスのアダムズによって新惑星の位置が計算されました。
これが海王星の発見につながったのです。
このようにしてルヴェリエの名声は高まったのですが、彼は水星の近日点が惑星の摂動以上にズレることにも気づき、水星の内側にも未発見の惑星があると考えるようになりました。
この未知の惑星に「バルカン」と名前を付けたのです。
バルカンは太陽に近すぎるため夕方や明け方には観測できないため、内合を待って日面通過を観測しようとする者、皆既日食のとき太陽周辺を捜索しようとする者があとをたちませんでした。
1859年には日面通過、1878年には皆既日食中にバルカンを発見したという報告がありましたが、後に誤報だとわかったりしました。
しかし19世紀中には水星の内側には直径50km以上の天体は存在しないことが明らかになりましたが、水星の軌道変化については説明がついていませんでした。20世紀になりアインシュタインの相対性理論が近日点の移動を説明して一件落着となりました。
1859 レカルボーが日面通過観測
1862 ルミスが日面通過観測
1878 ワトソン、スウィフトが皆既日食中に発見
1880 ニューカムがバルカンの存在を否定
1904 アインシュタイン 相対性理論により水星の近日点移動を説明
反地球
クラリオン、ヤハウェ
惑星は太陽を公転していますが、似たような軌道を描くもう一つの惑星があれば、長い年月の間には両者は衝突するか、どちらもが大きく軌道を変えてしまうことがわかっています。
ところがラグランジュポイントとよばれる軌道は、その位置にある惑星を安定させることができます。
ラグランジュポイントは5個ありますが、そのうち地球と太陽を挟んで正反対のラグランジュポイント(L3)に位置するのが反地球というわけです。
飛鳥あきお氏の本「太陽系第12番惑星ヤハウェ」(学研1996)によれば、NASAは反地球の存在を知っていて隠しているのだそうです。
この惑星を「ヤハウェ」とか「クラリオン」と言うそうです。
NASAの金星探査機は金星探査にかこつけてこの惑星を探査したのだそうです。
飛鳥氏の本の表紙になっているヤハウェとされる写真は、1980年に出版されたカール・セーガン構成の
「コスモス」(TVシリーズ「コスモス」のあと発行された解説本)
で土星の衛星タイタンの模型とされる写真の色を変えたもので明らかに捏造されたものです。
いずれにせよ、反地球が存在すれば、たとえ太陽が邪魔で見えなくとも必ず観測することはできます。
地球軌道は楕円なので反地球が完全に太陽の正反対側に存在することはできませんから、皆既日食があれば見つかるはずです。
また地球近傍を通過する小惑星や彗星の軌道にも重力によって影響を与えますから、見えなくとも存在を知ることは可能で、
そのような観測や計算はアマチュアでもできます。もし反地球が存在すればしし座流星群の軌道も乱され流星は出現しないでしょう。
つまりNASAが存在を隠すようなことはできないのです。当然そのような惑星は存在しません。

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valcan.gif
第5惑星



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長円軌道惑星



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太陽の伴星






2015/5/11(月) 午後 10:39
マルデクは木星と火星の間にあった大きい惑星でした。
今はセレスとヴェスタを含む小惑星帯になっています。
マルデクに対する核攻撃で、二つの都市がお互いに繰り返し攻撃され三日後に核爆発によってマルデクの中心核は破壊されました。
この大規模な破壊の中で反物質の力が風の神のように広がり、火星の表面を吹き飛ばしました。
火星の海と川の水は重力によって地球軌道に引き付けられ、地球に蓄えられました。
これが始まって終わるまで一年かかりました。
地球の第二の結晶性の月だった月は地球の重力圏から離脱しました。
サナンダ

徹底検索、堀進
http://blogs.yahoo.co.jp/horisusumu8/






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