2018年10月16日

第2リーマンショックの始まり? 日経一時1000円安

経済情報第2リーマンショックの始まり? 日経一時1000円安
経済情報
2018.10.12
第2リーマンショックの始まり? 日経一時1000円安
さて、ワタスがこの記事を書いたのは先月の9月20日ですた。
米国長期金利が3%台まで来たので暴落来るか?
と書いたのですが案の定ですたね。
金利が上がってきたが・・第2リーマンショックは起きるのか?10人の専門家の予想
2018.09.20
明日ワタスと一緒にトークライブする元外交官の原田武夫さん。
前から10.15に暴落すると言ってましたね。
当たりましたね。
このような動画をしきりにアップされていました。
明日は絶対他言無用。
今後の世界はどうなるのか。
色々とぶっちゃけ話を聞いて見たいと思ってます。
これは今日の日経平均です。
かなり下がってます。
今日の朝のダウ。2日連続で下がってます。
アメリカの長期金利チャート。3.2%まで行ってますね。
ちなみに、株と金利の関係。
なぜ金利が上がると株が下がるのかというと。
どっかの投資ファンドとか大口投資家は、自己資金などで投資などしておらず、
大抵、どっかの銀行などから資金を借りて投資をしてるのですね。
金利が上がると株で儲かる分より、金利の利払いの方が増えてしまう。
こりゃたまらんということで、借りてたお金を返すために株を売り払うのです。
1929年の暗黒の木曜日が起きた理由も同じです。
当時、靴屋の少年でさえ投資話をしていた。
みなマージン取引と言って、借金して株を買ってたのです。
そして、銀行がマージン金利を上げたとたんに大暴落になった。
膨らんだ投資マネーが一気に収縮して弾けたのでした。
金利が上がると世界中に拡散していた投資マネーが一気に逆流し始める。
それはずっと前からワタスが言って来たことですた。
これは中国上海で有名なアイヤーおじさん
きっと今頃おじさんはアイヤーアイヤーと叫んでいるのでしょう。
中国株、人民元もかなり下がってる。
ブルームバーグニュース日本語版

@BloombergJapan
中国株急落、人民元と国債先物も値下がり https://bloom.bg/2OISyur
13:00 - 2018年10月8日
82
84人がこの話題について話しています
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意外やアジアでは台湾、中国が影響が強い。
日本の千円安はまだ可愛い方です。
Izumo_maru
@Izumo_maru
株安連鎖、世界を揺らす 日経平均915円安:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36387250R11C18A0MM8000/
10日にダウ工業株30種平均が前日比831ドル(3%)安と急落し、11日の日経平均株価も同915円(4%)安の2万2590円まで下げた。
下げ幅は日米とも今年3番目の大きさ。
株安はアジア全体に波及し、中国株が5%・下落した。
2:54 - 2018年10月12日
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日本はどうもまだ冷静。
昨日の東証Arrowsでの風景。
お父さん何見てるの?1000円も下がってるわ。
これはアメリカ版アイヤーおじさん?
さて、今回の金利の上昇。
アメリカの輸入品関税に対して、中国が米国債を売って報復したからという見方が強いようですが。
産経新聞 中国の米国債保有残高 半年ぶり低水準 貿易戦争で対抗して売却か
7月の中国による米国債の保有残高が1兆1710億ドルと、半年ぶりの低水準まで減少した。
7月といえば、トランプ米政権が中国に対し、知的財産権侵害を理由とした第1弾となる約340億ドルの追加関税を発動した月だ。
市場では、中国が“対抗措置”として米国債を手放し始めたのではないかとの見方も浮上する。
米中の貿易戦争が深刻化する中、今後、かりに中国が“対抗カード”として米国債売却を加速すれば、米長期金利が上昇に向かい、米国経済、ひいては世界経済が冷え込むことになりかねない。
貿易のみならず、どうも軍事的にもやりあってるように見えますが。
南シナ海での米艦と中国艦の異常接近写真 米ニュースサイトが公表
【ワシントン=黒瀬悦成】海洋問題を専門とする米ニュースサイト
「ジー・キャプテン」
は3日、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島周辺で9月30日に「航行の自由」作戦を実施していた米イージス駆逐艦「ディケイター」に中国海軍の駆逐艦が異常接近した様子を米海軍が撮影した画像を掲載した。
画像は上空から撮影されたもので、米艦が左舷前方から至近距離で割り込んできた中国艦との衝突を避けるため右方向に回頭する様子が連続写真で掲載されている。
この報復なのか、アメリカは、でかい爆撃機を飛ばしてます。
米B52爆撃機、南・東シナ海を飛行 中国との緊張高まる中,米国のB52が南シナ海と東シナ海を飛行/USAF/Getty Images
ワシントン(CNN) 米空軍が今週、南シナ海と東シナ海の上空で戦略爆撃機B52を飛行させたことが27日までに分かった。米国防総省の報道官らが明らかにした。米中間の緊張が高まる中での動きとなっている。・・B52は日本の戦闘機に伴われて尖閣諸島(中国名・釣魚島)近くや、中国軍が一方的に宣言した防空識別圏内を飛行したという。
うーん。
これは3.11当時流行った予言です。
そっくりになって来ますたね。これは今年の秋のことだったのか。
■「秋」の予言
「秋」は日本ではなく、中国とアメリカが原因でお金自体の価値、食べ物の価値が変わってしまうようなことが起こってくるみたいです。
混乱を招きたくないのでこれ以上は書けません。
日本は意外なことに影響がないのです。
中国が日本を攻めてくることもありません。
中国がアメリカに対して紙屑にするのかとケチをつけ、だったらこっちから紙屑だとアメリカが騒ぎ出して行きます。もうこれ以上は書けません。
まぁ、どうだか分かりませんが。
ワタスがずーっと前から言って来たことです。
今の経済は見せかけ。
偽のお金をジャブジャブ刷りまくって、景気が良いように見せかけてただけ。
これはリーマンショック以降の金融緩和で、各国の中央銀行がどれだけお金を刷りまくったかのグラフ。
日本の場合、日銀がバカスカお札を刷りまくって
21兆円でETFを買い、年金が54兆円分株を買ってた。
それで日経平均は上がってた。
何の実体もない偽のお金で株価を吊り上げてただけです。
以下も。
Monetary Base(マネタリーベース)とは、市中に出回るお金の総量のことです。
アメリカはリーマンショック以降、キチガイ沙汰に刷りまくってる。
こんなもんいつか弾けても不思議じゃないでしょう。
ちょっと下がると暴落など騒ぎますが、今までが全てヤラセのインチキ上げということです。
遅かれ早かれ、いつか弾けて元の更地に戻る時が来る。
本当にありがとうございますた。

黄金の金玉を知らないか?
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[動画] 「2018年10月15日瓦落」とその向こう側。何が起きるのか?(原田武夫の道中辻斬り Vol. 23)
原田武夫国際戦略情報研究所
チャンネル登録5627
視聴回数 27,656 回
2018/09/26 に公開
(※チャンネル登録をどうぞ⇒https://goo.gl/ztvBPU
[動画] 「10月15日ブラック・マンデー到来」とその真相。(原田武夫の道中辻斬り Vol. 24)
原田武夫国際戦略情報研究所
チャンネル登録5625
視聴回数 59,032 回
2018/10/02 に公開
(※チャンネル登録をどうぞ⇒https://goo.gl/ztvBPU
大好評の弊研究所代表・原田武夫によるフリー・トークでお送りする「道中辻斬り」の第24弾。
今回もいつもの”謎のホワイト・ルーム”よりお送り致します。

YouTube
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20100000 中国:GDPの総固定資本形成率が異常に大きい:リーマン危機>>人民銀行マネー増発>>国営企業に貸付>>住宅建設を増やし経済成長を続けた 吉田繁治
20100000 中国:個人消費はGDPの35%と異常に小さい
20100000 日本:個人消費はGDPの59%
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20100000 米Toys R Us,買収先の資産などを担保にして行うLBOで債務に苦しめられる
20100000 米国:個人消費はGDPの71%
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20100300 [水道民営化,日本] みなさんは、IMF(国際通貨基金)が日本に乗り込んできてもいいんですか 菅直人
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20100500 NYダウが日中最大の下げ額−998ドルを記録
20100500 P&G株誤発注事件
20100500 先ず中国、日本、ロシアと世界各国の中央銀行が今年の1月から米国債を買わなくなった。
20100512 今日の中国の株式指標は0.3%上がって終値で2655.71。
20100512 中国の株式指標2655.71は2010年11月のピーク時と比べると20%の下落。
20100527 米連銀のバーナンキ議長が「米連銀には資金がない」と白龍会のメンバーに告白
20100529 テキサス州、ニューメキシコ州の電力会社、スマートメーター導入か
20100600 アメリカの小売は6月は連続して2ヶ月落ちた。
20100600 全国産業審議会の消費者信頼感指数は6月52.9%の大幅な下落を示した。
20100600 殆どのエコノミストは7月の消費者信頼感指数は62ほどになると予想している
20100607 ビルダーバーガー、計画に失敗、プランBの実行にうつる
20100612 ★米軍事費1兆ドル削減!2010年6月12日 14:56
20100615 [予言]ジュセリーノ&ラビバトラ予言 6月15日資本主義崩壊。
20100624 バンクオブアメリカ、7760億ドル相当の5年債を発行。
20100726 “大失業時代”到来!? 日本から自動車工場が…
20100729 宮崎・東国原知事が経産相にファンド設立の支援要請 2010.7.29 17:17
20100800 2010年8月の消費者物価指数(CPI):214.019(前月比 +0.3%、前年同月比 +1.1%)。
20100800 ブルームバーグのデータによると、8月の米国の金相場連動の仕組み債の発行総額は3560億ドル。
20100800 米銀行は2010年の第2四半期で 269,962 件の住宅を回収した。
20100900 2010年第3四半期に出荷されたタブレット端末の台数は450万台だった。
20100900 9月の米国の金相場連動の仕組み債の発行総額は1億980万ドル。
20100900 尖閣沖で漁船衝突事件,
20100900 中国、尖閣諸島(沖縄県石垣市、中国名・釣魚島)に関し領有権主張。
20100900 米景気減速の兆候広がる FRB、判断やや下方修正
20110100 1月の日本を訪問した観光客数は約72万人。いくらか増加。
20110100 2011年1月、エストニア、ユーロ導入(旧ソ連圏では初)。
20110100 2011年1月の日本の完全失業者数は309万人。
20110100 2011年初旬、イカが豊漁だった。
20110100 Facebook社の企業評価額が500億ドル(約4兆円)に
20110109 砂糖をよこせ!! 世界中で巻き起こるインフレの嵐
20110111 機関投資家が日本株を再評価、1月設定の株式投信が注目集める ロイター
20110111 日本に投機マネーがあつまる!!
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20110228 米国政府、原油価格の調査をはじめる。
20110229 アメリカのスペースシャトル計画は2011年2月で終了する。
20110229 ウィキリークスがエジプト関連の米外交公電を公開 2011/1/29 00/29
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20110300 フジメディア(△6.9%)。3月期中間決済。
20110300 日テレ(▼22.5%)。3月期中間決済。
20110300 民放キー局3月期中間決済は好業績
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20121008 金融崩壊はかならず起こる,早ければ来月にも起こるはずだ,
20121026 「Windows 8」日本発売。
20121026 日中関係悪化で中で日本製品販売不振。
20130000 [仮想通貨市場] BitCoin:急騰した2013年の時期に不審な取り引きが発生していたと研究者は指摘
20130000 [国内回転寿司市場] くら寿司:サイドメニューを強化,2013年には天丼とうな丼を追加
20130000 [国内回転寿司市場] くら寿司:サイドメニューを強化,2016年にはカレーうどんや牛丼を追加
20130000 [水道民営化,日本] 竹中平蔵,国や地方などの公的部門がインフラの運営権を売却することを提案
20130000 [米国市場] Google:2010〜2013年,成長鈍化懸念から投資判断を引き下げ
20130000 [米国市場] Google:2010〜2013年,予想株価収益率(PER)は20倍を下回って推移
20130000 NECは2013年にスマホ事業から撤退
20130000 パナソニックも2013年にスマホ事業から撤退
20130000 西友:ウォルマート流から再び日本流経営へ軌道修正,一部店舗で直営売場を減らしテナントゾーン拡大
20130000 西友:ウォルマート流から再び日本流経営へ軌道修正,西友主導のプライベートブランド「みなさまのお墨付き」導入
20130000 富士通,2013年度はパソコンや携帯電話を扱うセグメントにおいて221億円の営業赤字(2012年同期は96億円の黒字)
20130301 3月1日から財政削減が強制的に発動,
20130301 ミシガン州知事がデトロイト市に財政上の「非常事態宣言」を発令,
20130301 今後デトロイト市はミシガン州の管理化,
20130308 WARNER,経営不振の雑誌TIME切離し,
20130308 ドルが紙切れまで後しばらく,さうさう
20130400 [水道民営化,日本] インフラの運営権を民間に売却してその運営を民間に任せる 竹中平/第6回産業競争力会議で
20130419 [水道民営化,日本] 水道は全て国営もしくは市営・町営でできていて,こういったものをすべて民営化します 麻生太郎副総理兼財務相
20130419 [水道民営化,日本] 麻生太郎財務大臣兼副総理,アメリカのシンクタンクCSIS(戦略国際問題研究所)で講演
20130500 米国,エネルギー革命や3Dプリンターを中心とした第3次産業革命,ヤス
20130500 米国,第3次産業革命によって将来は製造業大国になる方向,ヤス
20130500 米国の上位25行の総資産の合計は約8兆9000億ドル,
20130525 今の米市場を支配する限りない幸福感に1929年を重ねてしまう,Michael Synder
20130525 根本経済が良い状態なので,米国ダウは新記録を作り続ける,Michael Synder
20130525 世界のGDPの概算総額は約70兆ドル,Michael Synder
20130525 世界の負債の概算総額は約190兆ドル,Michael Synder
20130525 米国ダウが記録的高値を更新,Michael Synder
20130525 米国の負債マージンは急上昇している,Michael Synder
20130525 米国の負債額はこの10年間で6兆ドルから17兆ドルに膨張,Michael Synder
20130527 近い将来,金融危機は起こると筆者は思う,ヤス
20130527 世界経済危機はこの8年間ずっと続いている,John Williams
20130529 NZと中国は直接通貨を転換できるように交渉中,
20130530 ドルは世界の通貨として危険な状態にあり得ます CNBC
20130828 日本の人口、26万人減 進む少子高齢化
20130900 9月貿易統計〜赤字高水準続くも数量では徐々に改善(日本):三井住友
20130900 香川県内企業調査(平25年9月)〜景況感、改善傾向続く:百十四経済研究所
20130901 イルカ漁解禁 シーシェパードvs在特会in太地町
20130918 「半沢直樹」平均視聴率35・9% 22日最終回で「ミタ」超え見えた
20131000 中国における日本車の売り上げが回復。
20131002 「マッスルマン」と書かれた千円札が大量出現!! togech.jp
20131002 10月1日「天下一品の日」全国で行列がすごいことに! togech.jp
20131002 Siriがハイテク過ぎてメールの発信名が「平清盛」になっていた togech.jp
20131002 ネット民の過半数が陥る”俯瞰中毒”の症状とは? togech.jp
20131015 [米デフォルト回避]欧米系格付会社フィッチ:ウオッチ:格付け見直しに踏み切る切迫度がより高い
20131015 [米デフォルト回避]欧米系格付会社フィッチ:仮にデフォルトが発生すれば、米国債の格付けをRD/限定的なデフォルトに引き下げる見通し
20131015 [米デフォルト回避]欧米系格付会社フィッチ:米長期国債格付を最上AAAから格下する可能性のある「クレジットウオッチ」にすると発表
20131015 [米デフォルト回避]欧米系格付会社ムーディーズ:現時点では米国債のAAA格付を維持
20131015 [米デフォルト回避]債務不履行/デフォルト
20131016 [米デフォルト回避]いくら借金しようが自分でお金を刷ってその返済に当てればいいだけです tamatama
20131016 [米デフォルト回避]お金刷って返済>>他国から信頼を失う>>愛想つかされ米国債の信頼を失う>>売り払われる>>事実上のデフォルト tamatama
20131016 [米デフォルト回避]そもそもデフォルトするもしないも元々無尽蔵にお金を刷る権利を持ってる tamatama
20131016 [米デフォルト回避]通貨発行権さえあれば理論的にはいつまで経ってもデフォルトはしないのです tamatama
20131016 1929年の大恐慌時代の株価チャートと2012年から現在までのチャートがそっくりだという指摘 tamatama
20131016 1ヶ月物米短期国債:+20.8%
20131016 3ヶ月物 米短期国債は0.66%,昨日34bps上昇 tamatama
20131016 3ヶ月物米短期国債:+41.4%
20131016 6ヶ月物米短期国債:+23%
20131016 マーケットはあともう一度くらい高値を狙いに行くだろう トム・デマーク
20131016 高値の後は恐い展開になるかもしれない トム・デマーク
20131016 速報 米デフォルト回避!! tamatama
20131017 [米デフォルト回避]米与野党の財政協議は「米国債には債務不履行となるリスクの増す可能性がある」と判断
20131017 [米デフォルト回避]米与野党の財政協議は債務上限の引き上げ期限を前に難航
20131017 米短期国債:10年物は2.7%台で推移
20131017 米短期国債は利回りが急騰,金利が上がる=米国債が売り払われてる
20131017 米短期国債は利回りが急騰しています tamatama
20131028 これからアメリカは危機の時代を向かえる,ジョン・ホーグ
20131200 [仮想通貨市場] BitCoin:中国規制のせいで,あれよあれよと言う間にビットコインは大暴落
20131203 NHKを解体せよ,日本のために 三宅博(維新)衆議院 総務委員会
20131204 株価の反転が近い ソネットバブルについて
20131218 [仮想通貨市場] BitCoin:11月30日に付けた最高値7588元(約12万9800円)が18日午後には約70%安の2245元(約3万8000円)にまで下落
20140000 [国内回転寿司市場] くら寿司:サイドメニューを強化,2014年には豚丼を追加
20140000 BtoCの市場は,2006年から2014年の9年の間に,4.4兆円から12.8兆円の2.91倍に成長しています DirectMarketing
20140000 マクドナルドは2014〜2016年は絶不調,3期連続赤字
20140000 韓国GM:2014年以降,4年連続して最終損失を計上
20140000 韓国GM:2014年以降、業績が急速に悪化
20140000 韓国GM:2014年赤字額=3534億ウォン(1円=10ウォン)
20140000 公認会計士は,2000年には,16656人でしたが,2014年には,33977人と2倍以上に増えています
20140000 行政書士は,2005年〜2014年の間に37,607人から44,057人に増加 DirectMarketing
20140000 社会保険労務士は,10年で26,460人(2005年)から38,878人(2014年)と1.46倍に… DirectMarketing
20140000 税理士も,10年で69,243人(2005年)から74,501人(2014年) DirectMarketing

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2008.12.21
ホットバニラ、大根そうめん開発
ホットバニラは、熱湯+砂糖+バニラエッセンスで作る。熱湯+砂糖よりも甘い。バニラエッセンスは 1本150円ぐらいで、ホットバニラ1杯を作ってもほとんど減らないので、 清涼飲料水を買うのと比べると圧倒的に安い。
大根そうめんは、大根を道具で千切りにし、短時間茹でる。 マヨネーズやドレッシングをかけて大根サラダとして食べる。また、 インスタントラーメンの麺を食べた後に入れると、カロリーが少なく、腹の足しになる。
あの大根を千切りにする道具を何と呼べばいいのだろうか、料理の本を読むと「万能調理器」 と書いてあった。いきなり「万能調理器」と言われても、 何のことやら分からない。インターネットで調べると、「大根のせん切りおろしかね」というのもあった。
2008.12.7
小室哲哉逮捕のニュースを見て、誰かが替え歌を作ってインターネットに公開すると思った。
インターネットの世界には、時事問題をテーマにした替え歌を作るのが好きな人がいて、 アメリカ同時多発テロ事件や、ライブドアショックでも数々の替え歌が作られたからだ。 僕の予想は的中し、数日後、インターネットで替え歌を発見した。一部を引用すると、
どこまでも 限りなく 増えていく 小室哲哉氏の負債
となっている。
元歌が小室哲哉のヒット曲なのが特に面白い。
You Tubeへのリンクが張られていて、元歌が分かるようになっているのが親切だ。
2008.12.7
迷惑メール問題が新しい段階にきてしまった。
必要なメールまで勝手に迷惑メールに分類されるようになった。
外国製ゲームソフト
「The Operational Art of War 3」
を買おうとして、個人輸入代理業者に 見積もりを依頼したが、数日しても、見積もりのメールが来なかった。
不審に思って、個人輸入代理業者の ホームページを見ると、見積もりのメールが迷惑メールに分類されてしまうことがあると書いてあった。
迷惑メールを調べてみると、見積もりのメールが紛れ込んでいた。この問題の対策として、 迷惑メールに分類して欲しくない語句を登録するサービスがYahooメールにあった。
2008.11.23
個人的な金融危機・解決編
世界的な金融危機が少し落ち着いたので、TDアメリトレードに電話をかけた。日本語が分かる人に 電話を代るよう伝えたが、日本語が分かる人はいないとの答えが返ってきた。仕方がないので、 英語で話すことにした。やりとりの内容は詳しく書かないが、僕の話す英語は、テレビのお笑い番組に出てくるような 無茶苦茶な英語になっていたと思う。気が付いたら、額に汗がにじんでいた。ともかく、 セキュリティークエスチョンは解除され、再設定できるようになった。
セキュリティークエスチョンを設定すると、確認画面が出てきた。今度はトラブルが起こらないように、 確認画面のコピーをパソコンに保存した。その瞬間、かすかに、「前にも同じことをしたような」感じがした。パソコンを調べてみると、前のセキュリティークエスチョンの答えを保存したものが見つかった。
つまり、最初からパソコンを調べていれば、TDアメリトレードに電話をかける必要はなかった。外国の 証券会社に国際電話をかけて、英語で話したというと、格好良いが、そもそも最初からその必要が なかったとなると、馬鹿馬鹿しい。
最初のセキュリティークエスチョンが間違った原因も分かった。 「What is your favorite store?」に「Nishina」と設定したつもりが、「Nhishina」と設定していた。 ニシナのスペルミスを50通りぐらい試してみた(ニシナで買い物をしながら、ニシナのスペルミスを 何通りか考えた日もあった。)が、まさか「Nhishina」になっているとは思わなかった。
2008.11.23
珍しい食べ物飲み物追加
2008.11.9
実家から、いちじくジュースをもらった。四国旅行のおみやげのようだ。果汁15%と書いているが、 いちじくからどうやって果汁を搾るのか不思議でしょうがない。味は少し酸っぱかった。
2008.11.9
ニコニコ動画で、テルシオが出てくる動画を見つけた。テルシオは、16〜17世紀に主にスペイン軍が用いた陣形で、 槍兵で四角形の陣形を組み、その周りを鉄砲隊で囲み、さらにその四隅に鉄砲隊の小さい四角形を配置した ものを指す(参考)。以前から、テルシオが出てくる映画を見たいと思っていた。鉄砲が出てくる前の時代の 戦争を扱った映画と、銃剣を持った歩兵が活躍する戦争を扱った映画は見たことがあるが、 その中間の鉄砲と槍が混在する時代の映画は見たことがなかった(日本の戦国時代を除く)。
今回見つけた動画は、メディイーバル2・トータルウォーの ゲーム画面を編集して、ニューポールトの戦いを再現したものだが、ほとんど映画のようだった。鉄砲隊の前列が撃った後に、前列が 後ろに下がって、次の列が射撃するなど、細部が再現されていて素晴らしい。
2008.10.26
リデル・ハート『戦略論』
古代ギリシアからベトナム戦争までの全時代にわたる戦争を研究した本。
職場の先輩から借りた。 筆者はイギリス人なので、三国志や戦国時代は出てこない。
結論としては、間接的アプローチが良いと書いている。
間接的アプローチの意味は分かりにくいが、第一に、正面攻撃を 避けて、側面や背後を狙う、第二に、奇襲とか新兵器とか、相手が予期しないことをすることだと理解した。当たり前と言えば、当たり前のことだ。 逆に、相手が予期できる方法で正面から攻撃するのが良い とする考えが主流だった時代があるほうが不思議だ。第一次世界大戦の中盤は正面攻撃の応酬だったが、 それは、第一次世界大戦が極めて特殊な戦争だったという話になるのではないか。
個々の戦争の時代背景の説明が少なく、地図も少ないので、予備知識がないと訳が分からなくなってしまう。
見方を変えると、読者が特定の時代の知識がないことを分からせるような内容になっている。
僕は、清教徒革命やスペイン継承戦争の知識がないことが分かった。
そのうち、図書館の『世界の歴史』シリーズのその辺りの時代を扱ったものを読もうと思う。
2008.10.26
You Tubeやニコニコ動画から音声だけを取り出すソフトウェアと、その音声ファイルを編集する ソフトウェアがインターネット上に公開されていたので、ダウンロードした。相変わらず ゲーム音楽を聞いているが、「Marching Through Georgia」や「Yankee Doodle」もダウンロードした。 「Marching Through Georgia」は「東京音頭」の元歌だが、実はアメリカ南北戦争の歌だ。「Yankee Doodle」は「アルプス一万尺」の元歌だが、実はアメリカ独立戦争の歌だ。
「Marching Through Georgia」の記事を以前、書いたような気がしたので、探してみたら、「ヘティ・グリーン研究」の2005.8.15の記事にあった。(南北戦争研究のホームページが閉鎖されてしまって残念だ。)南北戦争時、北軍は、ジョージア州で、大都市から農村・田畑に至るまで進撃路の南部人資産をことごとく収奪・焼却したといわれる。そのため、現在でも「Marching Through Georgia」を 聞くと不快に感じる南部人がいるらしい。
2008.10.12
個人的な金融危機
TDアメリトレードの口座がアクセス不能になった。
TDアメリトレード側に問題があるわけではなく、僕がセキュリティークエスチョンの答えを 忘れたせいだ。
5月25日の記事に書いたが、TDアメリトレードはセキュリティ強化のために、 パスワード以外に、自分が設定した質問を使うようになった。
その質問に引っかかった。 自分が記憶している答えを書いているのに、答えが合わない。
TDアメリトレードにメールを送ったが、パスワードとセキュリティークエスチョン に関することはメールでは答えられない、電話をするようにとの返事が返ってきた。 英語の発音と聞き取りは自信が無いので、このような事態だけは避けたかったが、仕方が無い。 こうして、人生初の国際電話をかける羽目になった。
TDアメリトレードに電話をかけると、録音の音声ガイドにしたがって、ボタンを 押すことを求められた。
訳が分からないまま、適当に押していくと、人間が電話に出た。
「I am a Japanese. Plese change into a Japanese speaker.」
と僕は言った。インターネットの情報によると、TDアメリトレードには日本語が分かる職員が いるらしいので、最初からそれを当てにしていた。
しかし、
「Not available.」
と言われた。それに続く言葉はよく聞き取れないが、月曜日になると 日本語が分かる職員がいるらしい。
そして、月曜日、時差も考慮して日本時間の午後10時半に電話をかけると、録音の音声ガイド から先に進めない。
訳が分からないまま、金融商品を勧めるような録音のところに進んでしまう。 その日はあきらめて寝ることにした。
火曜日の朝、テレビを見ると、ニューヨークダウ1万ドル割れのニュースが流れていた。
多分、僕が電話をかけた時間は証券会社に問い合わせが殺到していたのだろう。
電話をかけるのは、世界的な金融危機が落ち着いてからにしようと思う。
2008.10.12
ニコニコ動画を見る(聴く)時間が長くなっている。 「提督の決断」や「タクティクスオウガ」など、昔のゲームの 音楽が公開されていたり、ゲーム画面の録画が公開されている。
「Hearts of Iron」や「Victoria」の動画もある。 なぜか別のゲーム「アイドルマスター」のキャラクターが多数出てくる。 ゲーム画面と登場人物の会話を組み合わせて、歴史小説風になっている。
株式投資の記録を 戦略ゲーム風に編集して公開したら面白いと思うのだが、 そういう動画は全く無い。僕には、それを作るほどの時間的余裕が無いのが 残念だ。
2008.9.28
次々とアメリカの金融機関が破綻しているが、今のところ無事だ。
僕が買っている アメリカ銀行上位5社は破綻しつつある金融機関を合併して、さらに強化されているようだ。
サブプライム問題が発生した段階では、証券会社の株を買うべきか、銀行の株を買うべきか 僕には分かっていなかった。
ひょっとしたら、証券会社上位5社を買ってしまった可能性も あるわけで、僕は、運が良かった。
それはいいのだが、個人的にパスワード関係でTDアメリトレードの口座に問題が起こっている。 そっちの方が金融危機だ。
2008.9.28
富田俊基『国債の歴史』(続き)
貸し出し期限が14日間で、延長もできないため、じっくり読めなかった。
作者の意図とは違うかもしれないが、外国投資の必要性がよく分かった。
本書には第二次世界大戦中のドイツと日本の国債についての研究があり、 外国との資本取引を規制すれば、金利上昇と インフレを抑えつつ国債を大量発行することができると書かれていた。 現代日本では、外国との資本取引は自由だが、 戦中戦後の長い間、外国との資本取引が規制されてきたので、外国との 資本取引が少なく、国債を大量に発行しても金利上昇もインフレも起こらないようだ。
筆者は、財政支出を減らす方向に世論を誘導する意図を持っているが、僕は、外国投資を 増やした方が良いと思う。
まず、日本の経済成長率はアメリカやBRICsやネクストイレブン よりも低いので、投資家は日本よりも、これらの国々に投資した 方が利益が出ると期待できる。 この本では、外国投資が増えれば、金利が上昇すると書いている(それ自体、本当かどうか疑わしいが)。 金利が上昇すれば、政府は金利負担を嫌って国債発行を抑制し、家計は消費を減らして、貯蓄に励むようになる。その結果、金利が低下する。金利が低いのに政府に国債発行の抑制を求めるよりも、投資家に もっと海外投資を増やすよう勧めるほうが、 市場原理に即していると思う。理由は、国債発行の抑制は、政治家にとって、選挙に落ちる可能性が 高くなるので、 自己利益の放棄になり、 投資家が海外投資を増やすのは、投資家の自己利益に適うからだ。
2008.9.14
富田俊基『国債の歴史』
県立図書館から取り寄せた。本屋で見つけ、読みたいと思っていたが、 6000円は高すぎるので、手が出せなかった。
インターネットの古本 屋で4800円で売っていたが、送料を考えるとやはり高い。
おおよそ、T、U、V、W章が、パソコンゲームの
「ヨーロッパユニバーサリス」、
「ヴィクトリア」、
「ヴィクトリア レボリューションズ」、
「ハーツオブアイアン」
に対応している。Paradox社の時代区分のセンスが良いのだろう。
まだ1章しか読んでいないが、1章は国債の起源から、ナポレオン戦争までが書かれている。
イギリス、 フランス(ナポレオンを除く)の戦時財政がかなり国債に依存していたことが分かった。イギリスは、 戦時に国債を増やして、平時に償還することを繰り返していた。フランスは、戦時に国債を 増やして、戦争が終わると踏み倒していた。一方、ゲームのヨーロッパユニバーサリスは、無借金 経営ができるし、借金をあえて使う利点が感じられないので、その意味ではリアルでない。
それにしても凄いのが、次の記述だ。
フランス革命政府は、フランスに居住する外国人の すべての財産を没収した。これに対して、1794年2月にイギリスは、フランス革命政府 の支配下にある個人が所有する在英財産を保護するために、それらをイギリスに凍結することにした。 具体的には、外国人の在英資産で3%コンソルを購入し、イングランド銀行がその口座を管理することになった。
そして、ナポレオン戦争中にはインフレが起こるが、戦後、旧平価で金本位制を復活させて物価を 元に戻す。私有財産の保護が徹底していて素晴らしい。第二次世界大戦中の日本に同じことができただろうか。たとえ、連合国の支配下にある個人が所有する在日財産で日本国債を買ったとしても、 戦争の結果、お金の価値が100分の1ぐらいになるので意味が無い。
(次回に続く)
2008.9.14
パソコンを分解して掃除してみた。近所迷惑になるのではないかと思うほどの騒音がしたからだ。 CPUを冷やすファンのところを見ると、ほこりがたまって、半分ふさがっていた。よく壊れなかった ものだと思う。 ほこりをピンセットで取ると、騒音が静まった。
2008.8.31
先週の水曜日、夏休みをとって、姫路の太陽公園に行った。 太陽公園は、万里の長城や、ピラミッドや、モアイ像などの世界遺産 の複製が脈絡無く展示されている公園だ。職場で回覧された普通の 観光雑誌に太陽公園が載っているのを見つけ、是非、行ってみたいと 思っていた。
笑いを求めて行ったのに、途中から感覚が慣れてきた。この場所に このようなものがあるのが当たり前のような感じがしてきた。 兵馬俑の複製を見たときは、当時の軍服や隊列をじっくり観察した。 一般兵士の背が低く 、指揮官の背が高いことが分かった。(一般兵士は平均的に僕より背が低い。)子供の頃から 違うものを食べて育ったのだろうか。隊列は右端と左端の列の 兵士だけ横を向いていた。側面からの攻撃に備えているのは分かるが、 前進するときにはどうするのだろうか、カニ歩きをするのだろうか。 笑いを求めてやって来たのに、違う楽しみ方をしていることに気付いた。
太陽公園の紹介
2008.8.31
職場に着ていく夏ズボンのポケットに穴が開いた。 ポケット以外の部分は無事で、見た目はなんともないのに捨てるのは もったいないと考え、直すことにした。最初、他の破れたズボンの ポケットをハサミで切って、つぎはぎをして直した。そのときはこれで 直ったと思ったが、数回、洗濯すると、端からほどけて、布がほころび始めた。 なぜ、ほころびるのか考えてみると、服やハンカチやタオルなど全ての繊維製品は 端を折り込んでミシンで縫っていることに改めて気付いた。普段当たり前だと思っていることに そのような手間がかかっていることに感心した。
さすがに服を修理するためにミシンを買おうとは思わないし、 手で端を縫うのも面倒なので、どうしようかと困っていたところ、 靴下の布を使うことを思いついた。靴下なら、今までに直したことがあるが、 布がほころんだ事はない。靴下の布をよく見ると、織り方が他の布と違うことが分かった。 靴下で直したポケットは、今のところ穴が開いていない。
2008.8.17
リデル・ハート『第一次世界大戦』ほぼ読み終えた。大戦中盤は、 敵の守りの堅い部分を正面から攻撃して、大損害を出しておいて、「敵の損害は自軍の損害よりも多い。 敵はもうすぐ戦い続けられなくなる。」と自画自賛する傾向が両軍にあった。要塞攻撃で、 攻める側の損害が、守る側よりも少ないことはまず無い。やはり、この戦争は、人命が軽すぎる。
大戦後期になると、浸透戦術、戦車の集中運用が考案され、塹壕陣地の突破ができるようになる。 読み進めるとともに、両軍の戦術が改善されるのは爽快な感じがした。そのようにして、1918年 初めのドイツ軍の大攻勢が始まる。ロシアが戦争から脱落して、兵力に余裕ができたが、一方で、 アメリカが参戦し、将来的には行き詰るので、今のうちに攻勢をかけなければならないという 緊張感があり、本書の中で最も盛り上がった部分だった。結局、ドイツ軍の大攻勢は失敗するのだが、 失敗の原因を「ドイツ軍は塹壕陣地を突破できても、戦車が無いため、突破口を広げることができなかった。」と筆者はまとめている。さらに、ルーデンドルフが終戦間際になって、戦車の重要性に気付く場面が ある。この本は第二次世界大戦前に書かれたが、第二次世界大戦の展開を連想してしまう。
力関係がイギリス+フランス=ドイツ>ロシア>オーストリア>イタリアと決まりきっているのが 面白い、それが全く戦略に生かされていない(ドイツも英仏もやたらと西部戦線で突破しようとする) のも面白い。
2008.8.17
ここ一週間ぐらい、オリンピック関係の映像を見るよりも、グルジア関係の映像を見る時間の方が長かった。テレビでは、それほど流されていないが、BBCやYou Tubeで見ることができる。 ニコニコ動画で、NHKスペシャル「映像の世紀」の音楽とロシア・グルジア戦争の動画を 組み合わせたものが公開されていた。途中で動画が終わり、黒い画面になり、一般視聴者の コメントがひたすら流れる演出が素晴らしかった(それを作者が意図していたかどうか不明)。 さらに、「映像の世紀」の音楽に興味を持ち、ジャムでCDを借りた。
2008.8.3
自衛隊見学と株主としての情報収集
瀬戸大橋20周年のイベントで、自衛隊の護衛艦「いなづま」に乗船するイベントに、父母と行った。
船から降りるときに異様に時間がかかった。
「この船はフェリーではないので、降りるのに時間がかかります。」
との艦内放送があったが、これほどとは思わなかった。一列でしか降りられない階段が一つ設置 され、そこに数百人の人が群がり大変なことになった。 熱中症になるかと思った。
艦上では、高性能20mm機関砲が動くところを見た。
「一分間に4500発、撃てる」
との 解説を聞いた少年が驚いていた。
高性能20mm機関砲の砲身はアメリカのGE社が、 射撃管制装置はアメリカのレイセオン社が製造している。僕はレイセオンの株を持っているので、 どこかにレイセオンの社名が載っていないかと思い、艦内を探し回ったが、なかった。パンフレット にも載っていなかった。
兵器は時とともに旧式化するので、高性能などと名前をつけるのは、いかがなものかと思う。 実際に高性能20mm機関砲は旧式化し、最近はミサイルでミサイルを打ち落とす(その種の兵器も レイセオンが作っている)ようだ。
2008.8.3
アメリカの銀行上位5社の株を買った。以前から、アメリカの金利が高いときはアメリカ国債 で運用し、金利が低いときにアメリカ株を買おうと思っていた。ちょうど、FRBの政策金利が 下げ止まったことを確認し、株を買った。 なぜアメリカの銀行株かというと、次の理由による。
・インフレのため、不良債権が目減りする。
・低金利のため、預金者に払う利息が少なくて済む。
・ドル安のため、アメリカの国際競争力が高くなる。

題名省略
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4449/sgt151.html
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4449/sgt161.html
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4449/index2.html



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2018年10月06日

ノストラダムス予言集第一序文全訳, 訳注/違訳意訳批判

予言集第一序文・全訳
PREFACE DE M. MICHEL NOSTRADAMVS à ses Propheties
1Ad Cæsarem Nostradamum filium,
VIE ET FELICITE.
予言集に寄せたるミシェル・ノストラダムスの序文
1555年3月1日
息子カエサル・ノストラダムスへ
生命と幸福を
1. わが息子セザール・ド・ノートルダムよ、おまえの遅い到来は、私をして夜通しでの作業に専念せしめた。
それは、神が星辰の転回を通じて私に知らせてくれた人類共通の利益となるものを、書き物によって明らかにすることをもって、お前の父祖の肉体的消滅の後の土産とすべく行ったものである。
2. お前は不死なる神に気に入られてこの広大な世界に光を享けたが、マルスの月が重なっただけの年齢を自分で語ることも出来ないのだから、その年齢の虚弱な理解力では、わが生涯の後に終わらせざるを得ない物事を受け止めることは出来ない。
3.(だが)時間が破壊し去ってしまうであろう物事を書き物によってお前に残してやることは可能であることに鑑みたのである。
4.(時間が破壊し去ってしまうというのは)父祖伝来の隠された予言の言葉が私の腹の中にとどめおかれるからだ。
5. 人間の終わりの到来は不確かなことであり、全ては不滅なる神の御力によって支配・統御されていることを考慮しつつ、私は、バッコス的恍惚によってでもなく、狂気によってでもなく、ただ星辰の断ずるところによってのみ霊感を享けているのである。「神の精髄と予言の息吹とにかき立てられた存在のみが、特別な物事を予言できるのである」。 
6. いつからのことになるだろうか、私は何度も神の御力や霊感が下ることで、特定の地域に起こることをかなり前もって予言していた。
その一方で、世界中で起こることになる幸福なことや不幸なことを、ことが起こるほんの少し前に予言していたこともある。
7. 現在の出来事の大部分だけでなく、未来の出来事の大部分もまた、何者をも傷つけることがないようにと、私は沈黙し放置したかった。
なぜなら体制も党派も宗教も、現在の視点で見れば正反対のものに変化するだろうから。
そしてまた、王国の人々や、党派、宗教、信仰の人々が、彼らの聞き及んでいた幻想に到底一致しえないと考えるであろう未来を私が語ったならば、今後数世紀にわたって人々が目撃するであろうものを打ち棄ててしまうのだろう。
8. そして真の救い主の次の句も考慮したのである。
「聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおってあなたがたにかみついてくるだろう」。
私が民衆に語り掛けることも、紙にペンを走らせることもやめたのは、このためである。
9. そして私は、未来の出来事も喫緊の出来事も私が見たものも(すべて)、曖昧模糊とした詩句によって共通の出来事のために語るべしと、自らに枷をはめることを企図したのである。繊細な耳を憤慨させる来るべきいくつかの変転をはじめとするあらゆる物事は、全くの予言的なるものよりも適した形態の下で書かれるのである。
10.「汝はこれらのことを賢者や慎重な者、つまりは権力者や王たちには隠し、小さき人々や貧しき人々」
そして預言者たち「に明らかにした」のだから。
11. (預言者たちは)不死なる神や善き天使たちを通じて予言の精髄を受け取り、それによって遠く離れた物事や未来の出来事を見たのである。
というのは、神なくしては何事も達しえないからである。
12. 臣民に対する神の御力と好意はきわめて大きいものであり、彼らが彼ら自身の内にとどまっているときには、ときには善き天使たちに由来する類似したもののために惹き起こされる別の効能もあるにしても、予言の熱と権能が我々に近づいてくるのである。
あたかも元素から成り立つものにも成り立たないものにもその影響を届けてくれる太陽の光が、我々のところに近づくように。
13. 我々人間についていえば、生来の知識や気質では、造物主たる神の難解な秘密は認識することが出来ないのである。
「時期も時間も我々の知るところではないのだから」。
14. そうは言っても、過去に関してと同様に未来に関しても、神が判断占星術に一致する幾許かの秘密を幻像によってお示しになりたいとお考えになった人物が現在にも現れるのかもしれないし、存在しているのかもしれない。
そして、神からのいくらかの能力や意志力は炎の揺らめきの形をとって現れるのだし、それ(炎)に触発されて、人は神の霊感と人の霊感を判断するに至るのである。
15. というのは、神が総じて絶対的なものである作品をお作りになったからである。
中庸のものは中間にあり、天使たちが作ったのである。
そして三番目(のもの)は悪魔たち(が作ったもの)である。
16. ところでわが息子よ、私はここで少々あいまいに語っている。
17. しかし、隠された予言についていえば、それは火の繊細なエスプリによって受け止められたものなのである。
その火は、時には星々の最も高いところを熟視することに没頭している理解力を揺さぶるので、私は先語りに驚かされるのである。
私は不敬な饒舌に侵されているわけでは全くないし、何も恐れることなく先語りしながら執筆しているのである。だが何を(先語りすると言うのか)? 
全ては永遠の大神の御力からと、全き恩寵が生み出すものとから生じているのである。
18.さらにわが息子よ、私は(今までの文章に)預言者の名称を挿入してきたが、自分をこの崇高な尊称に列したいとは今のところ考えていない。というのは、「今日『預言者』と呼ばれる者はかつては『先見者』としか呼ばれていなかった」(1)からである。
つまり我が息子よ、預言者とは正確には被造物そのものに生来備わっている認識で遠くの物事を見る者なのである。
19. そして預言者には、預言の完全な光によって、人のものごとのように神のものごとがはっきりと啓示されるということも起こるのである。それは遠くまで広がっている預言の効力に鑑みても、通常は起こりえないことである。
20. というのは神の秘密は理解できないものだからである。
そして、生来の認識の広がりに含まれていて自由意志にもっとも近い起源であるところの顕示力(1)は、それ自体の中では占いでも他の知識 ― つまりは空の窪みの下に含まれている隠秘の力 ― でも認識されることがない物事を出現させるのだ。同様にして、全き永遠が存在することは、その内で全ての時を見渡せるということなのである。
21.そして癲癇的な忘我の状態や星辰の運行によって、不可分の永遠性に通じることで、ものごとが認識されるのである。
22. お前によく分かってもらいたいのだが、私はお前の幼い脳にこの方法の認識を刷り込むことが出来ないとはいわないし、遠く離れた未来の出来事が理性ある被造物に知りえないとも言わない。
しかしながら、仮に知的な魂が知りうるのだとしても、現在の物事も未来の物事も、そのものに隠されすぎているということもなければ明らかになりすぎているということもないのだ。
23. しかし、予言的霊感そのものがまず何よりも造物主たる神の発動原理を受け止め、次いで幸運と自然(1)(のそれぞれの発動原理)を受け止めることに鑑みれば、ものごとの完全な認識は、神に由来する霊感なしには得られないものである。
24. それゆえに任意の物事が無差別に起ころうと起こるまいと、予兆は予言されたとおりに部分的に実現するのである。
25. というのは、知的に創られた理解力は、幽かな炎を通じて裾で生まれる声に拠らなければ、どのような部分からであれ、来るべき未来を神秘的に見ることが出来ないからである。
26. だから我が息子よ、肉体を干からびさせ、魂を失わせ、弱い感覚をかき乱す夢想や空虚なものに、お前の理解力を使うことは決してしないでほしい。
それはかつて聖書や神の規範によって排斥された忌まわしき魔術についても同じことである
27. ただし、判断占星術の判断は例外である。
我々はそれ(判断占星術)、霊感、神の啓示、継続的な徹夜、諸算定などによって、予言集をまとめ上げたのだから。
28. 隠秘哲学が排斥されている以上、たとえ長い間隠されていた何巻かの文献が私の手許にあったとしても、私はその度の外れた教えを提示したいとは思わなかった。しかし私はそれがもたらすものに憂えて、読んだ後にウルカヌスに捧げたのである。それらが燃え尽きるまでに、空気をなめる炎は自然の炎よりも明るく、あたかも稲妻の輝きのような異常な明るさを放ち、突然に家を照らし、まるで大火災が起こったかのごとくであった。
29. おまえがいずれ月や太陽の全き変化の研究であるとか、地中や伏流の朽ちない金属の研究などに惑わされないようにと、私はそれらの文献を灰にしたのである。
30. さて、天の判断が完成させる判断についても、お前に説明しておきたい。
人が未来の物事を認識できるのは天の判断による。その未来の出来事は、起こるべきことが遠くに幻想的な像として投影されているものである。
そして、超自然的な神から来る霊感によって、(それが起こる)場所の特徴を特定でき、さらには神の御威徳、御力、権能と隠された特性によって、天空の表徴と一致する範囲で、場所だけでなく一部の時までもが特定できるのである。そして、神にとっては、その永遠性の中に三つの時を包含しているのである。それは過去の物事、現在、未来を含む、時の転回である。
「すべての物事は裸であり、発見されているのである」
云々。
31. 以上によってわが息子よ、お前の脳は稚いけれども、起こるべき物事が夜天の自然の光と予言のエスプリとによって予言されうるということは、理解できるであろう。
32. 私は啓示された霊感によって(予言をして)いるが、自らを預言者の名前や役割に帰属させることは望まない。
33. さて、一週間を通じて時々予言に驚かされ、夜中の研究に甘美な香りを与えてくれる長い算定に没頭しつつ、私はこの百篇ごとの天文学(占星術)的な四行詩からなる予言の書を構成したのである。私はそれを少々曖昧な形でつなぎ合わせることを望んだが、それは現在から3797年までの永続的な予言なのである。
34. かくも長い(予言範囲の)拡張に眉をひそめる人々もいるだろう。
しかし、月の窪みの下の至る所で(予言した通りの)事件が起こって認識されるであろうし、それによって全地上であまねく理解されるのだ、わが息子よ。
35. もしおまえが成人まで生きていられるのなら、お前が生まれた固有の空での緯度のもとで、未来の事件が起こるのを見るだろう。
36. 唯一、永遠の神のみがご自身から発する光の永続性を認識しておられるのだ。
37. そして、私は(お前に)率直に言っておく。測り知れない無窮の偉大さから、長い憂鬱質の霊感によってこの人に啓示したいと思ってもらえた人々には、予言する霊感の理解力を形成する2つの原理のうちの1つが、神の力によって示された隠された物事を通じて注がれているのである。超自然的な光は、天体の学説(5)によって予言する人や、下った霊感によって予言する人を明るくするのである。
38. その霊感は神の永遠性から分け与えられたものである。
これによって預言者は、その神々しいエスプリが神に由来するものなのか、自然の直感に由来するものなのかを判断したのである。
39. つまりは予言した物事は真実であり、天上に起源を持つのである。
そして、この光や幽かな炎は全くもって有能にして崇高なのである。
このことは、自然の光や自然の明かりによって、哲学者たちが第一の原因の諸原理に関して推論を重ねつつ確信し、最も崇高な学説の最奥部に到達したことと同様である。
40.さてわが息子よ、(以上の話を)終えるに当たって、お前の知覚の将来の許容量のためにあまり深入りした寄り道はしないでおく。
(次に)私は文芸が非常に大きく比類のない損失に見舞われるであろうことを見出す。
41. 同様にして浸水の前後には、いくつかの国で雨が非常に少ないものとなり、空から多量の火や白熱した石が降ってくるだろう。
それらが焼き尽くすので何も残らないだろう。それは最後の大動乱に先立ち、短期的に起こるのである。
42.というのは、火星がその周期を完成するからであり、その直近の区切りの最後に、火星が再び巡ってくるだろう。
しかし、あるものたちは数年間宝瓶宮にとどまり、別のものたちは巨蟹宮に一層長く継続的にとどまるだろう。
43. そして現在、我々は永遠なる神の全き御力によって、月に支配されている。
その全周期が完成する前に太陽が来るであろうし、その次には土星が来るであろう。
44. というのは、天の徴に従えば、土星の支配は戻り来るからだ。
45. 私がこれを書いている現在は、その時点の177年3ヶ月11日前に当たるのだが、その時点(177年3ヶ月11日後)と予め定めた時との間で前後に何度も起こるペスト、長期の飢餓、戦争、さらには浸水によって、人々は非常に減少するだろう。そして、耕地を耕したいと望む人を見ることもなくなるであろうほどに人がほとんどいなくなり、田野は人々が使役してきたのと同じくらいに長い間、自由になるだろう(4)。
46. そして天の目に見える判断では、我々は全てを完成する第7千年紀にいるのであるが、第8(千年紀)に近づいているのである。
それは、高さの次元でいうと第8天であり、永遠の大神が変革しに来るであろう時期であり、天空のイメージが動きに戻る時期である。その超越的な動きは我々を安定した堅い大地に戻すだろう(5)。「いつの時代にも傾くことはない」(6)のである。神がそれを望まない限りは。
47.(以上は)あらゆる自然の理性を超えた曖昧な意見やムハンマド的な夢想によるものではあるけれども。
48. 同様に、時として、造物主たる神は使者である火を介して伝道的な炎の中で、我々の眼と同様に外部の感覚に向けて、未来の予言の諸原因をお示しになったのである。その諸原因は、未来の出来事の徴となるものであり、予言をする人に示されなければならないものである。
49. というのは、外部の光から生み出される予兆は、内部の光によってまたそれとともに、分かちがたく結びついているのである。
50. 理解力の目によって本当に(未来を)見通せるらしい(魂の)一部分は、想像力豊かな感覚の病変によってそれが可能になる以上、理由は極めて明白である。神から来る霊感や、預言と結びついて予言を行う人に霊感を下す天使によって、全ては予言されるからである。それらのものは、彼(予言をする人)を輝かせに来て、夜の様々な出現や昼の確信によって、彼の想像力を掻き立てるのである。そして彼は自由な真情としか結びついていない神聖な未来の予言と結びついて、天文学的管理によって予言を行うのである。
51. わが息子よ、今このときに理解しに来たれ。
啓示された霊感に一致する我が転回によって見出した物事、つまりは死の剣が我々に今このときに迫ってくることを。
それは、ペストや、(過去)3世代にあったものよりも酷い戦争や、飢饉の形をとるのである。この剣が地上に振り下ろされるだろうし、しばしば戻り来るだろう。
52. というのは、星々が変革に一致しているからである。
さらに(神は)宣う。
「私は彼らの不正に鉄の鞭を持って訪れ、そしてそれら(彼らの不正)を私自らの打擲でもって打ち据えるであろう」。
というのは、私の予言の大部分が成就し実現していくであろう時には、主の御慈悲は全く広がらないであろうから。
53. そして、不吉な嵐の中で主は宣うだろう。
「私は彼らを痛めつけ、砕き、憐れみは持たない」
54.そして、洪水や継続的な雨によって他の千の(=無数の)事件が起こるだろう。
このことは、私が場所、時期、予め定められた期限を区切って、「拘束のない文体で」詳しく私の他の予言の中に書いた通りである。
(その期限のときに)人類は、私が他の予言の中でより明解に示したとおりの出来事が誤りなく起こることを認識しつつ、我々の後に起こることを見るであろう。その理解は雲に包まれてはいるけれども「無知が啓蒙されたときに」物事は明白になるのである。
「わたしはそれらのことについても長々と、"その間に啓示がつけ加えられるたびに"一〇〇篇の詩で場所を正確に示し、日付や時刻まで定めて叙述してきた」(ルゾー[1986]p.274)。この完全な誤訳を元に改悪したのが加治木氏である。彼の訳ではこうなっている。「私は月日と時まで決定して〔サンチュリ〕で述べておく」(加治木[1990]p.41)。既に述べたが原文を見渡せば明らかな通り、ノストラダムスは第一序文の中で一度として「サンチュリ」という言葉を使っていない。加治木氏はこの捏造した部分を大義名分に掲げ、百詩篇の中には時を表す暗号が隠されていると解釈したが、誤訳を飛躍させただけの妄想にすぎない。
55. 我が息子よ、終わりに当たって、お前の父 M. ノストラダムスのこの贈り物を受け取ってほしい。
ここに含まれているそれぞれの予言四行詩をお前に明かしてやれる(日が来る)ことを望みつつ。
そして不死なる神にどうかお前が素晴らしく栄えた幸福の内にその長い人生を送れますように、と祈りつつ。
サロン、1555年3月1日。

ノストラダムス雑記帳
http://www.geocities.jp/nostradamuszakkicho/sonota/preface.htm
http://www.geocities.jp/nostradamuszakkicho/biblio/autrebiblio.htm
http://www.geocities.jp/nostradamuszakkicho/




第8千年紀に近づいている現在(その時点の177年3ヶ月11日前)
v
その時点との間で前後に何度も起こるペスト,長期の飢餓,戦争,浸水によって人々は非常に減少
v
その時点(1732年,177年3ヶ月11日後)
全周期が完成する前に太陽が来るであろうし,その次には土星が来る
あるものたちは数年間宝瓶宮にとどまり,別のものたちは巨蟹宮に一層長く継続的にとどまる
火星が再び巡る
過去3世代にあったものよりも酷い戦争や、飢饉の形をとる
v
浸水,浸水の前後には、いくつかの国で雨が非常に少ないものとなり、空から多量の火や白熱した石が降ってくる
v
それらが焼き尽くすので何も残らないだろう。それは最後の大動乱に先立ち、短期的に起こる


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予言集第一序文・全訳
*【異文・語注】欄は原文の上付き数字に、【訳注】欄は訳文の上付き数字に、それぞれ対応している。
PREFACE DE M. MICHEL NOSTRADAMVS à ses Propheties
1Ad Cæsarem Nostradamum filium,
VIE ET FELICITE.
予言集に寄せたるミシェル・ノストラダムスの序文
息子カエサル・ノストラダムスへ
生命と幸福を(1)
【訳注】(1)一般には「長寿と幸福(を)」と意訳される。この意訳は、序文の締めくくり(第55節)にも適合している。
【コメント】この部分はタイトルに当たるものであり、バレスト版などはわざわざ節番号を当てていないが、ルペルチエ版はここから番号付けをはじめている。念のために申し添えておくと、二行目のセザールの綴りが「カエサレム・ノストラダムム」となっているのは格変化を起こしているためであって、ラテン語としては何の変哲もない綴りである。
1. 21TON TARD advenement, CESAR NOSTRADAME mon filz, m'a faict mettre mon long temps par continuelles vigilations nocturnes reserer(1)par escipt, toy delaisser memoire, apres la corporelle extinction de ton progeniteur, au commun profit des humains de ce que la Divine essence par Astronomiques revolutions m'ont donné congnoissance.
わが息子セザール・ド・ノートルダムよ、おまえの遅い到来(1)は、私をして夜通しでの作業に専念せしめた。それは、神が星辰の転回を通じて私に知らせてくれた人類共通の利益となるものを、書き物によって明らかにすることをもって、お前の父祖の肉体的消滅(2)の後の土産とすべく行ったものである。
【異文・語注】(1)reserer (1555, 1557U, 1557B) : referer (1568, 1589, 1610, 1627, 1653). reserer はラテン語の reserare に由来し、開く、開示するの意。
【訳注】(1)セザールの誕生が自分の晩年に当たること。(2)ノストラダムス自身の死を回りくどく表現したもの。
【コメント】ノストラダムスの誕生日は1503年12月14日、セザールの誕生日は1553年12月18日である。つまりセザールはノストラダムスが50歳のときの子であり、(30代でもうけた子は早世したと伝えられるので)待ち望んでやっと恵まれた男児であった。当時の平均寿命や世情を勘案すれば、早々と自分が死んだときのことを想定した行為に出ることはそうおかしなものではない。
2. 3 2Et depuis qu'il a pleu au Dieu immortel que tu ne sois venu en naturelle lumiere dans cette terrene plaige, & ne veulx dire tes ans, qui ne sont encores accompaignés, mais tes mois Martiaulx incapables à recepvoir dans ton debile entendement ce que ie seray contrainct apres mes jours definer:
お前は不死なる神に気に入られてこの広大な世界に光を享けたが、マルスの月が重なっただけの年齢を自分で語ることも出来ないのだから(1)、その年齢の虚弱な理解力では、わが生涯の後に終わらせざるを得ない物事を受け止めることは出来ない。
【訳注】(1)この書簡の日付は1555年3月1日であり、その時点でセザールが生まれてから迎えたマルスの月(3月)は「1554年3月」と「1555年3月」の2回だけである。「マルスの月が重なった」はそのことを表している。
【コメント】内容については4節で併せてコメントする。
3. 4veu qu'il n'est possible te laisser par escript ce que seroit par l'injure du temps obliteré:
(だが)時間が破壊し去ってしまうであろう物事を書き物によってお前に残してやることは可能であることに鑑みたのである。
4. car la parolle hereditaire de l'occulte prediction sera dans mon estomach intercluse:
(時間が破壊し去ってしまうというのは)父祖伝来の隠された予言の言葉(1)が私の腹の中にとどめおかれるからだ。
【訳注】(1)ここではとりあえず直訳したが、ブランダムールは「父祖伝来の予言の天賦」と釈義している。
【コメント】2節から4節まではひとまとめにした方が分かりやすいと思われるが、要するに「セザールはまだ幼く、おまけに予言の才能が自分の代で消えるから、書き物として伝えられることは遺しておく」といっているのである。ちなみに、エドガール・ルロワらの実証的な研究によって、ノストラダムスが何らかの密義を伝えてきた一族であるといった伝説は否定されている。
ここでノストラダムス自身がそうしたものを受け継いでいるかのように主張しているのは、彼なりのミスチフィカシオン(他人を煙に巻くこと)の一環であろう。後の顧客あての私信などでも同様の主張は見られる。興味深いのは、それがセザールとは無関係であると明言していることだ。これはおそらく自身のミスチフィカシオンによって、セザールにも何らかの秘密の口伝が受け継がれていると誤解された場合、セザールに異端の疑いがかかることを恐れたのではないだろうか。
5. 53considerant aussi les adventures de l'humain definement estre incertaines : & que le tout est regi & gouverné(1)par la puissance de Dieu inextimable, nous inspirant non par bacchante fureur, ne par lymphatique mouvement, mais par astronomiques assertions, 6Soli numine diuino afflari præsagiunt, & spiritu prophetico particularia.
人間の終わりの到来(1)は不確かなことであり、全ては不滅なる神の御力によって支配・統御されていることを考慮しつつ、私は、バッコス的恍惚(2)によってでもなく、狂気によってでもなく、ただ星辰の断ずるところによってのみ霊感を享けているのである。「神の精髄と予言の息吹とにかき立てられた存在のみが、特別な物事を予言できるのである」。(3)
【異文】(1)gouverné(ほとんどの版): guberné (1555), gouverne (1589). 後代の版やブランダムールの釈義を踏まえて校訂。
【訳注】(1)ブランダムールの釈義では「人生がいつ終わるかということ」。(2)バッコスは酒の神。バッコス的恍惚は、預言的な意味に捉えることも可能ではあるが、この場合は「酩酊状態」の隠喩であろう。(3)プトレマイオスの"Centiloque"からの引用。なお、この著書の実際の著者は10世紀イスラム世界の学者アフマド・イブン・ユスフであるという。
6. 74Combien que de longs temps par plusieurs fois j'aye predict long temps au-paravant ce que depuis est advenu & en particulieres regions, attribuant le tout estre faict par la vertu & inspiration divine & aultres felices & sinistres adventures de accelerée promptitude prenoncées, que despuis sont advenues par les climats du monde
いつからのことになるだろうか、私は何度も神の御力や霊感が下ることで、特定の地域に起こることをかなり前もって予言していた。その一方で、世界中で起こることになる幸福なことや不幸なことを、ことが起こるほんの少し前に予言していたこともある。
【コメント】要するに「いろいろ予言したが、かなり先を見通したこともあれば、ほんの少し先しか見通せなかったこともある」ということ。この節は、ノストラダムスのオリジナルではなく、ジロラモ・サヴォナローラ(1452年〜1498年)のラテン語文献『天啓大要(Compendium revelationum)』の初めの方の一節をフランス語に直して借用したもの。
以下、サヴォナローラからの借用というときは、全てこの文献を指す。なお、ノストラダムスが『天啓大要』を直接参照したかは分かっていない。この文献は1520年ころにまとめられた編者未詳の予言集
『ミラビリス・リベル』
に再録されており、ノストラダムスはそれを参照していたとも指摘されている。
7. 8aiant voulu taire & delaisser
(1) pour cause de l'injure, & non tant seulement du temps present, mais aussi de la plus grande part du futur, de mettre par escrit, 5pource que les regnes, sectes, & religions feront changes si opposites, voire au respect du present diametralement, 9que si je venois à reserer ce qu'à l'advenir sera, ceux de regne, secte, religion, & foy trouveroient si mal accordant à leur fantasie auriculaire, qu'ils viendroyent
(2) à damner ce que par les siecles advenir on cognoistra estre veu & apperceu :
現在の出来事の大部分だけでなく、未来の出来事の大部分もまた、何者をも傷つけることがないようにと、私は沈黙し放置したかった。
なぜなら体制も党派も宗教も、現在の視点で見れば正反対のものに変化するだろうから。
そしてまた、王国の人々や、党派、宗教、信仰の人々が、彼らの聞き及んでいた幻想に到底一致しえないと考えるであろう未来を私が語ったならば、今後数世紀にわたって人々が目撃するであろうものを打ち棄ててしまうのだろう。
【異文】
(1)delaisser (1589, 1610, 1627, 1653) : delaissé (1555, 1557U, 1557B, 1568). ブランダムールの校訂に従った。
(2)ils viendroient(ほとんどの版): il viendroent (1555)
【コメント】
この節を根拠にノストラダムスは未来の激変を的確に予言していた、と紹介されることがしばしばあるが、
この箇所は第6節に引き続いてサヴォナローラからそのまま借用されたものである。
8. 10Considerant aussi la sentence du vray Sauveur, Nolite sanctum dare canibus, nec mittatis margaritas ante porcos ne conculcent pedibus & conuersi dirumpant vos. Qui a esté la cause de faire retirer ma langue au populaire, & la plume au papier :
そして真の救い主(1)の次の句も考慮したのである。
「聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおってあなたがたにかみついてくるだろう」(2)。
私が民衆に語り掛けることも、紙にペンを走らせることもやめたのは、このためである。
【訳注】
(1)いうまでもなくイエスのこと。
(2)新約聖書「マタイによる福音書」第7章6節。他の引用句と違い、ほぼ正確に引用されているため、上記訳文でもあえて聖書からそのまま引用させていただいた。
【コメント】
聖書からの引用句も含めて、この節もまたサヴォナローラからの借用である。
9. 116 puis me suis voulu extendre declarant pour le commun advenement par obstruses & perplexes sentences les causes(1) futures, mesmes les plus urgentes, & celles que j'ay apperceu, quelque humaine mutation que advienne(2) scandalizer l'auriculaire fragilité, & le tout escrit sous figure nubileuse, plus que du tout prophetique :
そして私は、未来の出来事も喫緊の出来事も私が見たものも(すべて)、曖昧模糊とした詩句によって共通の出来事のために(1)語るべしと、自らに枷をはめることを企図したのである。繊細な耳を憤慨させる(2)来るべきいくつかの変転をはじめとするあらゆる物事は、全くの予言的なるものよりも適した形態(3)の下で書かれるのである。
【異文・語注】
(1)ここでのcause(原因)は chose(物事)の意味。
この箇所に限らず、この序文中には同様の意味の cause が頻出し、いくつかは後の版で chose に書き換えられている。
ブランダムールは、ノストラダムスのこのような用例がイタリア語の còsa に由来すると推測している。
イタリア人サヴォナローラのイタリア語の影響の強いラテン語を翻訳・移入したことによるようである。
(2)advienne (1589, 1653) : advienne ne (1555, 1557U, 1557B, 1568, 1610, 1627). ブランダムールの校訂に従った。
【訳注】
(1)pour le commun advennement は高田訳(『ノストラダムスとルネサンス』所収)に従って「共通の出来事」と訳したが、ブランダムールの釈義はこの箇所を「全世界に向けて」と意訳している。そちらの方が文意の把握はしやすいと思われる。(2)第7節に登場した「彼らの聞き及んでいた〜」に対応すると思われる。要するに、「(当時の)人々には受け入れられない」ということ。(3)上に出てくる「曖昧模糊とした詩句」のこと。
【コメント】この節の冒頭までがサヴォナローラからの借用であり、これにつなげる形で詩で書くことについての釈明が展開されている。結果として、前節の「私が民衆に語り掛けることも、紙にペンを走らせることもやめた」と矛盾してしまっている。ゆえに前節には、「そのままの形で」といった言葉を補った方がよいように思う。なお、ルゾー本の訳ではこの部分の訳はこうなっている。
さらに人間の耳からの情報の頼りなさを暴露するという危険を冒したいわけではないが、いくばくかの変更がわたしの心のなかで起こり、わたしは短い詩篇のなかで自分のいいたいことをいうことにしたのである。それぞれが、ほかの詩篇とからみ合うように、そして、その意味を理解することは、ある一定の法則による厳格な障害によってはばまれることもあるであろう。全体は難解な表現のもとに編集され、あらゆることがひとつひとつこれらの予言にふさわしいものになっていくのである。
加治木氏はこの
「ほかの詩篇とからみ合うように」や「一定の法則」を重視したが(加治木[1990]p.82)、
上記の原文や拙訳を見て頂けば分かるように、それらの言葉は原文には全くなく、ルゾー本の訳者が勝手に付け加えたものに過ぎない。
10. 127combien que, Abscondisti haec à sapientibus, & prudentibus, id est potentibus & regibus, & enucleasti ea exiguis & tenuibus, & aux Prophetes:
「汝はこれらのことを賢者や慎重な者、つまりは権力者や王たちには隠し、小さき人々や貧しき人々」
そして預言者たち「に明らかにした」のだから(1)。
【訳注】
(1)「そのときイエスは声をあげて言われた、
『天地の主なる父よ。あなたをほめたたえます。これらの事を知恵のある者や賢い者に隠して、幼な子にあらわしてくださいました」
(新約聖書「マタイによる福音書」第11章25節)。
【コメント】この引用句はサヴォナローラも引用している。
11. par le moyen de Dieu immortel, & des bons anges ont receu l'esprit de vaticination, par lequel ilz voyent les causes(1) loingtaines, & viennent à prevoir les futurs advenementz, 13car rien ne se peult parachever sans luy,
(預言者たちは)不死なる神や善き天使たちを通じて予言の精髄を受け取り、それによって遠く離れた物事や未来の出来事を見たのである。というのは、神なくしては何事も達しえないからである。
【異文】(1)causes (1555, 1557U, 1557B, 1589): choses (1568, 1610, 1627, 1653).
【コメント】ペトルス・クリニトゥス(1465年〜1507年)のラテン語文献
『栄えある学識について(De honesta disciplina)』(1504年)
をほぼそのまま訳出して借用している。
ただし、クリニトゥスの原著では「神々」となっているところを「(唯一の)神」に直すなどの修正を施している。
12. ausquelz si grande est la puissance & la bonté aux subjects que pendant qu'ilz demeurent en eulx, toutesfois aux autres effectz subjectz pour la similitude de la cause du bon genius, celle challeur & puissance vaticinatrice s'approche de nous: comme il nous advient des rayons du soleil, qui viennent getans leur influence aux corps elementaires, & non elementaires.
臣民に対する神の御力と好意はきわめて大きいものであり、彼らが彼ら自身の内にとどまっているときには(1)、ときには善き天使たちに由来する類似したもののために惹き起こされる別の効能もあるにしても、予言の熱と権能が我々に近づいてくるのである。
あたかも元素から成り立つものにも成り立たないものにもその影響を届けてくれる太陽の光が、我々のところに近づくように。
【訳注】
(1)高田・伊藤訳では2箇所の「彼ら」をともに臣民ととり、
「予言者が瞑想に沈潜しているあいだに」
と意訳している。ブランダムールは神が単数に直されたのに人称代名詞は複数のままであるとわざわざ注記しているので、
「神々が自らの内にとどまっている」または
「臣民が神々自身の内にとどまっている」と訳しているようである(?)。
【コメント】少々文意がつかみづらいが、予言に必要な霊感は基本的に神から下されることと、その中には天使から下されるものが混じっている場合があることが語られている。この節も引き続きクリニトゥスからの借用である。
13. 148Quant à nous qui sommes humains ne pouvons rien de nostre naturelle cognoissance, & inclination d'engin cognoistre des secets obstruses de Dieu le createur, Quia non est nostrum noscere tempora, nec momenta &c.
我々人間についていえば、生来の知識や気質では、造物主たる神の難解な秘密は認識することが出来ないのである。「時期も時間も我々の知るところではないのだから」(1)。
【訳注】(1)「彼らに言われた、『時期や場合は、父がご自分の権威によって定めておられるのであって、あなたがたの知る限りではない。」(新約聖書「使徒行伝」第1章7節)
【コメント】この節と次の節は、クリニトゥスからの借用を膨らませている。聖書からの引用句はクリニトゥスにはないものだが、『ミラビリス・リベル』の中では同じ箇所が引用されている。
14. 159Combien que aussi de present peuvent advenir & estre personnaiges que Dieu le createur aye voulu reveler par imaginatives impressions, quelques secretz de l'advenir accordes à l'astrologie judicielle, comme du passé, que certaine puissance & voluntaire faculté venoit par eulx, comme flambe de feu apparoir, que luy inspirant on venoit à juger les divines & humaines inspirations.
そうは言っても、過去に関してと同様に未来に関しても、神が判断占星術に一致する幾許かの秘密を幻像によってお示しになりたいとお考えになった人物が現在にも現れるのかもしれないし、存在しているのかもしれない。
そして、神からのいくらかの能力や意志力は炎の揺らめきの形をとって現れるのだし、それ(炎)に触発されて、人は神の霊感と人の霊感を判断するに至るのである。
【コメント】前節とこの節はクリニトゥスの以下の記述を膨らませている。
「神々のものと人々のものを判断できるようになる霊感のもとで、神々からの何らかの力が届き、炎の形をとって彼らに辿り着いてくれない限り、人は固有の知性では神々のものをなんら認識しえないのである」(ここではブランダムールが仏訳したものを訳出した)。
15. 16Car les œuvres divines, que totalement sont absoluës, Dieu les vient parachever: la moyenne qui est au milieu, les anges : la troisiesme, les mauvais.
というのは、神が総じて絶対的なものである作品をお作りになったからである。
中庸のものは中間にあり、天使たちが作ったのである。
そして三番目(のもの)は悪魔たち(が作ったもの)である。
【コメント】クリニトゥスからほぼそのまま借用されている。
例によって「神々」が「神」に変えられているが、他方で仏訳に当たり複数形にすべきla moyenne , la troisiesme がそれぞれ単数形なのは、ノストラダムスが構文をきちんと把握しないままにラテン語から直訳したためであると、ブランダムールは指摘している。そのためかどうか、文章自体は平易なのだが、私には前段との関連がよく分からない。
16. 1710Mais mon filz je te parle icy un peu trop obstrusement:
ところでわが息子よ、私はここで少々あいまいに語っている。
【コメント】ここでクリニトゥスからの借用が一段落する。
17. 18mais quant aux occultes vaticinations que lon vient à recevoir par le subtil esperit du feu, qui quelque foys par l'entendement agité contemplant le plus hault des astres, comme estant vigilant, mesmes que aux prononciations estant surprins escrits prononceant sans crainte moins attainct d'inverecunde loquacité : mais quoy ? tout procedoit de la puissance divine du grand Dieu eternel, de qui toute bonté procede.
しかし、隠された予言(1)についていえば、それは火の繊細なエスプリによって受け止められたものなのである。
その火は、時には星々の最も高いところを熟視すること(2)に没頭している理解力を揺さぶるので、私は先語り(3)に驚かされるのである。
私は不敬な饒舌(4)に侵されているわけでは全くないし、何も恐れることなく先語りしながら執筆しているのである。だが何を(先語りすると言うのか)? 
全ては永遠の大神の御力からと、全き恩寵が生み出すものとから生じているのである。
【訳注】(1)ブランダムールの釈義では「隠された予言(les occultes vaticinations)」は単なる「預言(les Prophéties)」となっている。(2)星が最も高いところまでのぼるのを見る、つまり夜通しで星を観察すること。(3)prononciation は現代フランス語の直訳では「発音」だが、ブランダムールはラテン語の語源に遡って「前もって告げること」の意味に解しているので、ここではそれに従い「先語り」の訳語を充てた(ブランダムールの釈義では「予言」と訳されている)。(4)よく分からない。悪魔憑きのことか。
【コメント】「隠された予言」はルゾー本の訳ではノストラダムスの予言の中の隠された意味にとっているが、文脈からしてもそうはとれない。この一文は要するに「火を通じて予言が下されるが、天体観測中にも自分に下って勝手に自分の口が予言を語るので、そのことに自分でも驚く」ということであろう。実際、そう捉えると次の文の「悪魔憑き(?)」でないことを釈明するくだりにすっきりとつながる。
この節は、加治木義博氏がノストラダムスの予言の発音に注意しろと書いてあると主張し、ダジャレとも評される氏の特異な解釈法の誕生に結びついたものであるので、その点について少し触れておきたい。加治木氏は明らかにルゾー本の訳に従っている。そこにはこうある。
わたしのいいたい主題に立ちもどるために、わたしはおまえにさらにもうひとつの種類の隠された予言があることを伝えておこう。
これはわれわれに直接やってきて、《炎の精神的実体》という詩的形態をとっているものである。
このときおりやってくることがらというものは天体の真実のより高度な思考に助けられて、この炎の精神的実体をわれわれが理解できるようになるのである。つまりそのとき、われわれの注意力はより細心のものとなり、とくに聴覚の知覚においては細心のものとなって、詩の文章に隠されているものを悟り、あらゆるつながりを知って驚くのである。
このルゾー本の訳と上記の原文・拙訳を見比べていただけば、ルゾー本はいくつかの単語だけをもとに訳者が勝手にそれらしい文章を捏造したに過ぎないことが明らかである(そもそも「聴覚」に当たる語が存在しない。おそらく"entendement"を誤訳したのだろう)。こんな珍訳をもとに解読法を導き出した加治木氏には御愁傷様というほかはない。もっとも氏の場合、古代日本史分析にしても現代国際政治分析にしてもダジャレを多用しているので(ブッシュは「武主」だとかパウエルは「派・植える」だとか主張している!)、遅かれ早かれダジャレ式ノストラダムス解読にたどり着いたのだろうという気はする
(予言解読をロールシャッハテストになぞらえた山本弘氏の指摘はここでも有効であろう)。
18. 1911Encores mon filz que j'aye inseré le nom de prophete, je ne me veux attribuer tiltre de si haulte sublimité pour le temps present : car qui propheta dicitur hodie, olim vocabatur videns : car prophete proprement mon fils est celuy qui voit choses loingtaines de la cognoissance naturelle de toute creature.
さらにわが息子よ、私は(今までの文章に)預言者の名称を挿入してきたが、自分をこの崇高な尊称に列したいとは今のところ考えていない。というのは、「今日『預言者』と呼ばれる者はかつては『先見者』としか呼ばれていなかった」(1)からである。
つまり我が息子よ、預言者とは正確には被造物そのものに生来備わっている認識で遠くの物事を見る者なのである。
【訳注】(1)「――昔イスラエルでは、神に問うために行く時には、こう言った、『さあ、われわれは先見者のところへ行こう』。今の預言者は、昔は先見者といわれていたのである」(旧約聖書「サムエル記・上」第9章9節)。
【コメント】サムエル記に登場する預言者観を敷衍したものであるが、この節全体はサヴォナローラによる敷衍をそのまま借用したものである。
19. 20Et cas advenant que le prophete moyennant la parfaicte lumiere de la prophetie luy appaire manifestement des choses divines, comme humaines : que ne se peult(1) faire, veu les effects de la future prediction s'estendant loing.
そして預言者には、預言の完全な光によって、人のものごとのように神のものごとがはっきりと啓示されるということも起こるのである。それは遠くまで広がっている預言の効力に鑑みても、通常は起こりえないことである。
【異文】(1)que ne se peut(ブランダムールの校訂): que ne ce peult (1555), que ce ne peut faire (1557U, 1557B, 1589), que ce ne se peut faire (1568, 1610, 1627, 1653)
【コメント】前節に引き続いてサヴォナローラからの借用。
20. 2112Car les secretz de Dieu sont incomprehensibles, & la vertu effectrice contingent de longue estendue de la cognoissance naturelle prenent son(1) plus prochain origine du liberal arbitre, faict aparoir les causes qui d'elles mesmes ne peuvent aquerir celle notice pour estre cognuës, ne par les humains augures, ne par aultre cognoissance ou vertu occulte comprinse soubz la concauité du ciel, mesme du faict present de la totale eternité, que vient en soy embrasser tout le temps.
というのは神の秘密は理解できないものだからである。
そして、生来の認識の広がりに含まれていて自由意志にもっとも近い起源であるところの顕示力(1)は、それ自体の中では占いでも他の知識 ― つまりは空の窪みの下に含まれている隠秘の力(2) ― でも認識されることがない物事を出現させるのだ。同様にして、全き永遠が存在することは、その内で全ての時を見渡せるということなのである。
【異文】(1)prenent son (1555) : prennent leur (1557U, 1557B, 1589), prenant leur (1568, 1610, 1627, 1653)
【訳注】(1)La vertu effectrice は何のことか分からない。とりあえずラメジャラーの英訳"manifesting power"に従って「顕示力」と訳した。
結果としてこの一文が示すものが私には理解できない。(2)「下界で認識できるオカルト」の意。
【コメント】この節までがサヴォナローラからの借用。
最後の一文は、永遠の存在である神は時制に縛られないので、現在、過去、未来のどの時点も見ることが出来る、ということ。
21. 22Mais moyennant quelque indivisible eternité par comitiale agitation Hiraclienne, les causes par le celeste mouvement sont cognuës.
そして癲癇的な忘我の状態や星辰の運行によって、不可分の永遠性に通じることで、ものごとが認識されるのである。
【コメント】癲癇の症状と予言を結びつける言説は、コルネリウス・アグリッパの『隠秘哲学』(1553年)にも登場する。
前節で述べた神の永遠性にアクセスする方法として、癲癇と占星術を挙げているのである(なお、癲癇とオカルトを結びつけることに不快感をもたれる方もいるかもしれないが、訳者には癲癇患者を差別する意図は全くない。時代状況等を斟酌した上で何卒御理解いただければ幸いである)。
22. 2313Je ne dis pas mon fils, affin que bien l'entendes, que la cognoissance de ceste matiere ne se peult encores imprimer dans ton debile cerveau, que les causes futures bien loingtaines ne soient à la cognoissance de la creature raisonnable : si sont nonobstant bonement la creature de l'ame intellectuelle des causes(1) presentes loingtaines, ne luy sont du tout ne trop occultes ne trop reserées :
お前によく分かってもらいたいのだが、私はお前の幼い脳にこの方法の認識を刷り込むことが出来ないとはいわないし、遠く離れた未来の出来事が理性ある被造物に知りえないとも言わない。
しかしながら、仮に知的な魂が知りうるのだとしても、現在の物事も未来の物事も、そのものに隠されすぎているということもなければ明らかになりすぎているということもないのだ。
【異文】causes (1555, 1557U, 1557B, 1589) : choses (1568, 1610, 1627, 1653)
【コメント】「知的な魂」といった認識にはスコラ学派の認識が投影されていると、ブランダムールは指摘している。
参考までに述べておくと、ノストラダムスの蔵書には、スコラ学派の大家ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスの著書が含まれていたことが既に明らかになっている。
23. 2414mais la parfaicte des causes notices ne se peult acquerir sans celle divine inspiration : veu que toute inspiration prophetique reçoit prenant son principal principe mouvant de Dieu le createur, puis de l'heur, & de nature.
しかし、予言的霊感そのものがまず何よりも造物主たる神の発動原理を受け止め、次いで幸運と自然(1)(のそれぞれの発動原理)を受け止めることに鑑みれば、ものごとの完全な認識は、神に由来する霊感なしには得られないものである。
【訳注】
ブランダムールの釈義では「特質(caractère)のと本質(nature)の」
【コメント】この節と次の節はルゾー本ではこうなっている。
しかし神聖な霊感を用いる以外に決して獲得できないものが、その未来の要因についての知識である。
これは絶対的に霊感を必要とし、天地創造をした神の原則となっている最初の動因であり、占いの才能や学問的知識はのちになってから付加されるものなのである。しかしこの占いの才能や学問的知識というものは、いろいろな未来の要因を予知することに関して効果のないものというのではない。それらは先に述べた、三つのものを区別するために必要なのである。いつの場合も前兆は、規則的に予測された場所で起きているが、それはまたある全体の部分的なものにすぎないからである。(ルゾー[1986]p.267)
これを加治木氏は
「占星術やカバラなどの占いの知識や、科学的データ等を付け加えて作り上げた解釈はインチキで、私が隠した暗号を解く邪魔になる」
という意味だと拡大解釈した(加治木[1990]p.82)。
私には、「幸運(heur)」(「特質」)と「自然・性質(nature)」がどうやったら「占いの才能」と「学問的知識」と訳せるのかさっぱり分からないし、ルゾー本の訳に出てくる三つの要素云々に至っては原文にないものを大幅に付け加えているようにしか見えない。加治木氏はこの節を根拠にノストラダムスは占星術解釈を排除したと主張しているが、当然にして的外れな理解というべきであろう。
24. 25Parquoy estans les causes indifferentes, indifferetement produictes, & non produictes, le presaige partie advient, où a esté predit.
それゆえに任意の物事が無差別に起ころうと起こるまいと、予兆は予言されたとおりに部分的に実現するのである。
【コメント】この節はサヴォナローラからの要約的な借用。
25. 26Car l'entendement créé intellectuellement ne peult voir occultement, sinon par la voix faicte au lymbe moyennant la exigue flamme en quelle(1) partie les causes futures se viendront à incliner.
というのは、知的に創られた理解力は、幽かな炎を通じて裾で生まれる声に拠らなければ、どのような部分からであれ、来るべき未来を神秘的に見る(1)ことが出来ないからである。
【異文】
(1)quelle (1555, 1557U, 1589) : laquelle (1557B, 1568, 1610, 1627, 1653)
【訳注】
(1)「神秘的に見る」は直訳。高田・伊藤訳では「予知する」、ブランダムールの釈義でも同じ。
【コメント】
予言には「幽かな炎」「裾で生まれる声」の2つが必要だ、と述べている。このキーワードが百詩篇第1巻の冒頭の2篇に登場することはつとに知られている。
その出典はヤンブリコスの『エジプト秘儀論』であるが、ノストラダムスはむしろコルネリウス・アグリッパの『隠秘哲学』から孫引きした可能性が指摘されている。
26. 2715Et aussi mon filz je te supplie que jamais tu ne vueilles employer ton entendement à telles resveries & vanités qui seichent le corps & mettent à perdition l'ame, donnant trouble au foible sens : mesmes la vanité de la plus que execrable magie reprouvée jadis par les sacrées escriptures, & par les divins canons :
だから我が息子よ、肉体を干からびさせ、魂を失わせ、弱い感覚をかき乱す夢想や空虚なものに、お前の理解力を使うことは決してしないでほしい。それはかつて聖書や神の規範によって排斥された忌まわしき魔術についても同じことである
27. 2816au chef du-quel est exepté le jugement de l'astrologie judicielle : par laquelle & moyennant inspiration & revelation divine par continuelles supputations, avons nos propheties redigé par escript.
ただし、判断占星術の判断は例外である。我々はそれ(判断占星術)、霊感、神の啓示、継続的な徹夜、諸算定などによって、予言集をまとめ上げたのだから。
【コメント】ノストラダムスの重要な出典であるサヴォナローラは、占星術を未来予知に用いるべきではないと拒絶していた。この点については、ノストラダムスはむしろコルネリウス・アグリッパから影響されたのではないか、とブランダムールは指摘している。
なお、前述した加治木氏による
「ノストラダムスが占星術を使っていなかった」
という主張は、明らかにこの節の主張と矛盾する。
ノストラダムスは占星術を「判断占星術」と「俗流の占星術」に二分し、前者を評価する一方で後者を斥けていたというだけの話である。
28. 29Et combien que celle occulte Philosophie ne fusse reprouvée, n'ay onques volu presenter leurs effrenées persuasions: combien que plusieurs volumes qui ont estés cachés par longs siecles me sont estés manifestés. 30Mais doutant ce qui adviendroit en ay faict, apres la lecture, present à Vulcan, que pendant qu'il les venoit à devorer, la flamme leschant l'air rendoit une clarté insolite, plus claire que naturelle flamme, comme lumiere de feu d'eclystre(1) fulgurant, illuminant subit la maison, comme si elle fust esté en subite conflagration.
隠秘哲学が排斥されている以上(1)、たとえ長い間隠されていた何巻かの文献が私の手許にあったとしても、私はその度の外れた教えを提示したいとは思わなかった。しかし私はそれがもたらすものに憂えて、読んだ後にウルカヌスに捧げたのである(2)。それらが燃え尽きるまでに、空気をなめる炎は自然の炎よりも明るく、あたかも稲妻の輝きのような異常な明るさを放ち、突然に家を照らし、まるで大火災が起こったかのごとくであった。
【異文】
(1)d'eclystre(ブランダムールの校訂): de clystre (1555, 1557U, 1557B, 1568, 1610, 1627), clystre (1589), de clystere (1653)
【訳注】
(1)ne を虚辞と見るブランダムールの読みに従った。
フランス語をご存知ない方のために一応説明しておくと、虚辞とは心理的な否定を表す語で、客観的事実自体は肯定文として訳すべき文に挿入されるものである。そのニュアンスを含めて訳すと「自分としては排斥したくはないのだが(教会などからは)排斥されている以上」となる。他方でレオニやラメジャラーは普通に否定文として訳し
「隠秘哲学は排斥されるものではないけれども」
の意味にとっている。判断は難しいが、前者の訳の方がより適切なように思える。
(2)ウルカヌスは火と鍛冶の神。要するに「燃やした」ということを象徴的に語っている。
【コメント】ノストラダムスが何らかの参考文献を燃やしたと証言している興味深い箇所であり、比較的よく知られている。
29. 31Parquoy affin que à l'advenir ni feusses abusé, perscrutant la parfaicte transformation tant seline que solaire(1), & soubz terre metaulx incorruptibles, & aux undes occultes, les ay en cendres convertis.
おまえがいずれ月や太陽の全き変化(1)の研究であるとか、地中や伏流の朽ちない金属の研究などに惑わされないようにと、私はそれらの文献を灰にしたのである。
【異文】
(1)seline que solaire (1555) : seline que solitaire (1557U, 1568, 1589, 1610, 1653), seline solaire (1557B), soliue, que solitaire (1627)
【訳注】
(1)錬金術では月は銀を、太陽は金をそれぞれ表す。
ここではその意味で用いられている。
【コメント】
第26節で魔術に没頭しないように戒めたのと同じで、今度は錬金術の下らなさを採り上げている。
ただし、百詩篇第四巻のいくつかの詩に、錬金術思想の影響が強いことはつとに指摘されている。
余談だが、池田邦吉氏は前の節とこの節をこう訳している。
神秘哲学はかつて一度も拒絶されたことがなかった。
しかし、固い信念をもってこれを推薦し強く望まれることもなかった。
本預言書のどれほど多くの分冊が、長い世紀にわたって隠され、日の目を見なかったことだろう。
しかし、この本を読んだ後に、まだ疑いを持つ人々は、火山という存在とそれが引き起こす事態、すなわち人々を焼き尽くしていく様子を見るはめになる。
大自然の炎は空気をなめ、奇怪なる明かりを生み、非常にまぶしく輝く。さながらそれは館の内部を照らす照明装置、閃光を放つクリスタルガラスの火のようである。しかもそれは国際紛争の大元凶でもあるのだ。打ち上げ花火の誤用などではなく、月も太陽も完全に変形させんばかりの衝撃である。それは灰に変わり、まさに我が預言を成就せんと到来するものである。
(池田[1997]p.60. 注釈番号は省略した)
何というか、自分の予言解釈を信じない奴なんか火山に焼かれて死んでしまえ、という意志だけが強く感じられる訳である。
それでも出てくる単語を最大限に訳へ反映させようとしているだけ、ルゾー本よりもましともいえるのだが。
30. 3217Mais quant au jugement qui se vient parachever moyennant le jugement celeste cela te veulx je manifester : parquoy avoir cognoissance des causes futures rejectant loing les phantastiques imaginations qui adviendront, limitant la particularité des lieux par divine inspiration supernaturelle 33accordant aux celestes figures, les lieux, & une partie du temps de proprieté occulte par vertu, puissance & faculté divine, en presence de laquelle les trois temps sont comprins par eternité, revolution tenant à la cause passée, presente, & future : quia omnia sunt nuda & aperta &c.
さて、天の判断が完成させる判断(1)についても、お前に説明しておきたい。
人が未来の物事を認識できるのは天の判断による。その未来の出来事は、起こるべきことが遠くに幻想的な像として投影されているものである。
そして、超自然的な神から来る霊感によって、(それが起こる)場所の特徴を特定でき、さらには神の御威徳、御力、権能と隠された特性(2)によって、天空の表徴と一致する範囲で、場所だけでなく一部の時までもが特定できるのである。そして、神にとっては、その永遠性の中に三つの時を包含しているのである。それは過去の物事、現在、未来を含む、時の転回である(3)。
「すべての物事は裸であり、発見されているのである」
云々(4)。
【訳注】
(1)「神から来る霊感が完成させる予言的判断」(ブランダムールの釈義)
(2)この「隠された特性」がどこに掛るのかが分かりづらい。ここではブランダムールの釈義を踏まえた。
(3)revolution(転回)を、ブランダムールは語源まで遡った上でこの場合は「熟慮」と訳している。
彼の釈義ではこの一文は「その思考は過去、現在、未来を含んでいる」となっている。(4)「そして、神のみまえには、あらわでない被造物はひとつもなく、すべてのものは、神の目には裸であり、あらわにされているのである。
この神に対して、わたしたちは言い開きをしなくてはならない」
(新約聖書「ヘブル人の手紙」第4章13節)。
見比べて明らかなようにかなり大雑把な引用だが、サヴォナローラの簡略な引用を更に縮めたためである。
【コメント】この節はサヴォナローラの主題をノストラダムスなりに消化したもの。
31. 3418Parquoy mon filz, tu peulx facilement nonobstant ton tendre cerveau, comprendre que les choses qui doivent avenir se peuvent prophetizer par les nocturnes & celestes lumieres, qui sont naturelles, & par l'esprit de prophetie :
以上によってわが息子よ、お前の脳は稚いけれども、起こるべき物事が夜天の自然の光(1)と予言のエスプリとによって予言されうるということは、理解できるであろう。
【訳注】
(1)星々のこと。「自然の」とわざわざ断っているのは、神から下された光などの象徴的な表現でないことを強調したものであろう。
【コメント】この節はロバーツ本では、「それゆえ息子よ、お前の感じやすさにもかかわらず、後に起こった事柄を理解し、天の光や予言の霊によって語ってほしいのだ。」と訳されている。それを踏まえて浅利氏はこう解釈した。「ここでノストラダムスは息子セザールに対して懇願、あるいは要求している。しかし、本当は、『私、ノストラダムスはお前、セザールに対して、しかるべき時になったら、宇宙から"霊"(テレパシー)を送って予言の真意を教える。そして、それをお前は自分自身の力で世間に発表しなさい』という計画に基づいた指令をしているのである」(浅利[1999]p.274)。よくもここまで飛躍した読み方ができるものだと呆れるが、上記の拙訳を見て頂けば分かるように、セザールに予言解釈をしてくれだの発表してくれだのとは一言もいっていない。そう読むためには se peuvent prophetizer の主語が「お前(tu)」でなければならないが、活用語尾からしてそう読むことはできない。実際、ロバーツ本の原書ではこう英訳されている。"Therefore, my son, thou mayst, notwithstanding thy tender brain, comprehend things that shall happen hereafter, and may be foretold by celestial natural lights, and by the spirit of prophecy"(Henry C. Roberts, The Complete Prophecies of Nostradamus, 1949, p.5). この場合の may be foretold の主語が何なのかは中学生にも分かる話であって、日本語版の訳は完全に誤りである。
ゆえにそんな誤訳に立脚した浅利氏の解釈もまた完全に的外れである。
32. 35non que je me vueille attribuer nomination ni effect prophetique, mais par revelée inspiration, comme homme mortel esloigné non moins de sens au ciel, que des piedz en terre, 36Possum errare, falli, decipi(1) : suis pecheur plus grand que nul de ce monde, subject à toutes humaines afflictions.
私は啓示された霊感によって(予言をして)いるが、自らを預言者の名前や役割に帰属させることは望まない。
それは、足が大地に埋もれていて感覚が天から遠く隔たっている、死すべき人間として(の立場)である。
「私は誤るかも知れない、間違うかもしれない、騙されるかもしれない」(1)。
私は人類のあらゆる苦悩に苛まれる、世界の誰よりも罪深い者の一人である。
【語注】(1)Possum errare, falli, decipi(ブランダムールの校訂): Possum non errare, falli, decipi(全ての版).校訂の根拠はノストラダムスの私信等で同じ銘句が何度か出てくるが、それらには non がついていないためである。
【訳注】(1)出典の不明なラテン語の銘句。
【コメント】再び「預言者」の称号を固辞している。
なお、ロバーツ本ではこの節がこう訳されている。
しかし、わたしは自分に予言者としての名称は望まない。
私は死すべき人間にしかすぎないのだ。
ただ私は自力で、地球からというより感覚的に天から遠くない存在者だといえる。
「私は正しいことをなし、失敗することのないように仕向けられている」。
私は全ての人類の苦悩を背負っている世界で最も偉大な罪人であるけれども、しかし時には、予言的な気分で、あまりにも長期の予想に驚くことがある。
(ロバーツ[1975]p.5. この訳の最後の部分には次の節の冒頭の訳が含まれている)
この中の特に
「世界でもっとも偉大な罪人」
を踏まえて、浅利氏は、ノストラダムスが自身をイエスと同格に置いていると曲解した(浅利[1999]pp.25-27)。
実際には単に過剰にへりくだっているだけにすぎない。
また、氏の主張が正しいのなら、ノストラダムスは
「預言者の称号は自分のような小物にはふさわしくない。だって私は救い主だから」
という支離滅裂なことを語ったことになってしまう。
浅利氏は
「この告白は、息子に宛てた手紙という個人的な書簡に象徴的な表現で書かれていたから、かろうじて見逃されたのだ」(同上p.28)
と言うが、これも的外れというほかはない。
同時代の占星術師ローラン・ヴィデルはこの節をこう批判している。
「おお、傲岸不遜な愚か者よ。預言者に列してもらうだけでは物足りないのか?神から来る霊感などと、自分は預言者以上だとでも言いたいのか?」
(『ノストラダムスの告発』1558年)。
こうして噛み付いたヴィデルにしても、「世界の誰よりも罪深い」の部分を全く問題視していなかったことは明らかであろう。浅利氏が言うような「手紙の形だったから見過ごしてもらえた」のではなく、浅利氏が解釈したような意味ではないから気にされなかったというだけのことである。参考までに述べておくと、古代ユダヤ教の中にも、自分たちがいかに罪深いかを強調することによって神の偉大さへの崇敬を表すという立場は存在していたし、また福音書のなかにも罪深さを認めてへりくだることの重要性が指摘されている箇所はある(ex. 「ルカによる福音書」第18章14節)。
33. 3719Mais estant surprins par fois la semaine lympatiquant, & par longue calculation rendant les estudes nocturnes de soueve odeur, j'ay composé livres de propheties contenant chacun cent quatrains astronomiques de propheties, lesquelles j'ay un peu voulu rabouter(1) obscurement : & sont perpetuelles vaticinations, pour d'icy à l'an 3797(2).
さて、一週間を通じて時々予言に驚かされ(1)、夜中の研究に甘美な香り(2)を与えてくれる長い算定に没頭しつつ、私はこの百篇ごとの天文学(占星術)的な四行詩からなる予言の書を構成したのである。私はそれを少々曖昧な形でつなぎ合わせることを望んだが、それは現在から3797年(3)までの永続的な予言なのである。
【異文・語注】
(1)rabouter(ブランダムールの校訂): raboter (1555 etc.). "rabouter"は「両端をつなぎ合わせる」の意。
この場合は別に raboter(仕上げる)でも意味は通じるように思えるが。
(2)l'an 3797 (1555) : l'année 3797 (1557U, 1557B, 1568), l'annee 3767 (1589, 1653), l'annee 3192 (1627).
1690年頃のアントワーヌ・ベッソン版では"es années 1767"となっている
(この版は省略や要約が多いので網羅的に異文を採取することはしていない)。
【訳注】
(1)第17節で自分が予言を口走ることに驚くと述べていたことに対応。
(2)ブランダムールは、ランプの油の香気に喩えたものと見ている。
(3)ブランダムールは、ノストラダムスが天地創造を紀元前5204年と見たうえでそこから9000年後を想定したのではないかと推測している。
ラメジャラーは、西暦2242年(後述)にこの書簡が書かれた年1555年を加算した数字と見ている。
【コメント】
高木彬光氏の指摘によって、日本でも比較的早い段階でこの節の後半部分は知られていた。
余談ではあるが、ノストラダムスがこの書簡を通じて一度も自分の詩のまとまりを"Centurie (s)"と呼んでいないのは興味深い。
34. 3820Que possible fera retirer le front à quelques uns en voyant si longue extension(1),
& par soubs toute concavité de la lune aura lieu & intelligence : & ce entendent universellement par toute la terre, les causes mon filz.
かくも長い(予言範囲の)拡張に眉をひそめる人々もいるだろう。
しかし、月の窪みの下(1)の至る所で(予言した通りの)事件が起こって認識されるであろうし、それによって全地上であまねく理解されるのだ、わが息子よ。
【異文】
(1)extension (1555, 1557B, 1610, 1627, 1653) : entension (1557U, 1568, 1589)
【訳注】
(1)月下の世界、つまり地上界のこと。
【コメント】
前半は、3797年までという予言の範囲指定が反発を引き起こすことを憂えたものだが、案の定、ヴィデルもクイヤールもこの年代について反発した。
「お前に対してそんなに世界が続くと保証したのは何者なのか? かつがれたのではないのか? 天使たちでさえその時を知らないというのに」
(ヴィデル『ノストラダムスの告発』1558年)、
「私は3797年までの永続的な予言などは語りたくない。何故ならば悪魔が私に対して世界はもっと前に終わると教えてくれたからだ」
(クイヤール『領主殿の予言集』1556年)。
なお、クイヤールの本はノストラダムスの予言集のパロディであって、悪魔云々は単にノストラダムスをおちょくったものである。
この節の後半は、実際に的中することによって自分の予言の正当性が証明されると釈明している。
35. Que si tu vis l'aage(1) naturel & humain(2), tu verras devers ton climat au propre ciel de ta nativité les futures aventures prevoir.
もしおまえが成人まで生きていられるのなら、お前が生まれた固有の空での緯度のもとで(1)、未来の事件が起こるのを見るだろう。
【異文】
(1)vis l'aage : is l'vaage (1555) (2)humain : humani (1555)
【訳注】
(1)回りくどい表現だが、「お前が生まれた場所で」ということ。
36. 3921Combien que le seul Dieu eternel, soit celuy seul qui cognoist l'eternité de sa lumiere, procedant de luy mesmes :
唯一、永遠の神のみがご自身から発する光の永続性を認識しておられるのだ。
37. 40& je dis franchement que à ceux à qui sa magnitude immense, qui est sans mesure & incomprehensible, ha voulu par longue inspiration melancolique reveler, que moyennant icelle cause occulte manifestée divinement, principalement de deux causes principales qui sont comprinses à l'entendement de celuy inspiré qui prophetise 22l'une est que vient à infuser, esclarcissant la lumiere supernaturelle au personnage qui predit par la doctrine des astres, & prophetise par inspirée revelation :
そして、私は(お前に)(1)率直に言っておく。測り知れない無窮の偉大さ(2)から、長い憂鬱質の霊感(3)によってこの人に啓示したいと思ってもらえた人々には、予言する霊感(4)の理解力を形成する2つの原理のうちの1つが、神の力によって示された隠された物事を通じて注がれているのである。超自然的な光は、天体の学説(5)によって予言する人や、下った霊感によって予言する人を明るくするのである。
【訳注】
(1)「言う」に対応する目的語を何と見るかは論者によって異なる。
ここではラメジャラーに従い、「お前」が略されていると考えた。
(2)神のこと。
(3)霊感を「憂鬱質の(mélancolique)」と形容しているのは、コルネリウス・アグリッパの影響を受けたもののようである。
(4)ブランダムールの釈義では「霊感を受けた預言者」。
ゆえに、直後の「理解力」は一般的な意味ではなく「未来の出来事についての理解力」と見るべきであろう。
(5)ブランダムールの釈義では「占星術的な基盤」。
実際のところ、これは天文学というよりも占星術と見るべきであろう。
【コメント】予言をするうえで神から霊感が下されることの重要さが繰り返し説かれている。
この節から第39節までは、サヴォナローラに触発されたもののようであり、特に第39節は事実上の翻案である。
38. laquelle est une certe(1) participation de la divine eternité : moyennant le prophete vient à juger de cela que son divin esprit luy ha donné par le moyen de Dieu le createur, & par une naturelle instigation :
その霊感は神の永遠性から分け与えられたものである。
これによって預言者は、その神々しいエスプリ(1)が神に由来するものなのか、自然の直感に由来するものなのかを判断したのである。
【異文】(1)certe (1555) : certaine(1555以外の版)
【訳注】(1)文脈からして、預言者の脳裏にひらめいたものを指すと思われる。
39. 4123cest assavoir que ce que predict, est vray, & a prins son origine etheréement : & telle lumiere & flambe exigue est de toute efficace, & de telle altitude non moins que la naturelle clarté & naturelle lumiere rend les Philosophes si asseurés que moyennant les principes de la premiere cause ont attainct à plus profondes abysmes de plus haute doctrine.
つまりは予言した物事は真実であり、天上に起源を持つのである。
そして、この光や幽かな炎は全くもって有能にして崇高なのである。
このことは、自然の光や自然の明かりによって、哲学者たちが第一の原因の諸原理に関して推論を重ねつつ確信し、最も崇高な学説の最奥部に到達したことと同様である。
【コメント】
後半の哲学者(あるいは科学者)の喩えが何を意味するのかについては、ブランダムールらも特に何も注記していないので私には何のことか分からない。
ただし、あくまでも喩えなので、この部分を省いても前後の理解には差し支えないと思われる。
既に述べたように、この節は、サヴォナローラの翻案である。
40. 42Mais à celle fin, mon filz, que je ne vague trop profondement pour la capacité future de ton sens, 24& aussi que je trouve que les lettres feront si grande & incomparable jacture, je(1) treuve le monde avant l'universelle conflagration advenir tant de deluges & si hautes inundations, qu'il sera guieres terroir qui ne soit couvert d'eau : & sera par si long temps que hors mis enographies & topographies, que le tout ne soit peri :
さてわが息子よ、(以上の話を)終えるに当たって、お前の知覚の将来の許容量のためにあまり深入りした寄り道はしないでおく。
(次に)私は文芸が非常に大きく比類のない損失に見舞われるであろうことを見出す(1)。
であるので、世界的な大変動に先立って大洪水や高水位の大浸水が起こり、水で覆われない土地がほとんどなくなるであろうこと、そしてそれが長く続き、エノグラフィとトポグラフィを除けば(2)全てが失われるであろうことを見出すのである。
【異文】
(1)je(ブランダムールの校訂): que je(全ての版)
【訳注】
(1)trouver(見つける)はこの構文では「思う」と訳すのが一般的である。
高田・伊藤訳でもそうなっている。ただし、ここでは単なる推論ではなく、未来の情景を「見た」というニュアンスがあったほうがよいように思われたので、「見出す」と訳した。(2)トポグラフィは「地図、地形図」のことだが、問題となるのは「エノグラフィ」である。ブランダムールは"œnographie"(葡萄栽培地を描いた図)と見なし、それに基づいてこの部分を
「葡萄栽培地やさまざまな地としてリスト化されている場所で、氾濫が古代遺跡を現出させることを除けば、氾濫はほとんどすべてを破壊するだろう」
と理解した(Brind'Amour[1996]p.30.
ただし、訳は高田・伊藤訳[1999]p.69 を引用した)。
これに対し、レオニやラメジャラーは"ethnographie"(「民族誌」)の誤記と見ている。
こちらの読みに従えば、
「記録のうえでの地形や民族は残るが、現実の地形や民族は全て失われる」
といった意味になる。
個人的には後者のほうが文脈に適合しているようにも思える。
【コメント】前半の文芸の受難はノストラダムスの百詩篇の中にも何度か登場するモチーフである。
ブランダムールは特に百詩篇第1巻62番(下掲)との類似性を指摘している。
この直後の節に「火の雨」が登場することを考えるなら、確かにモチーフの酷似は明白である
ああ、文芸に大いなる損失があるだろう。
ラトニアの周期が完了するまえに。
火、大洪水、それにもまして無知な王笏によって。
長い時代にわたり元には戻らないだろう。
41. 43aussy avant telles & apres inundations, en plusieurs contrées les pluies seront si exigues, & tombera du ciel si grande abondance de feu, & de pierres candentes, que ni demourra rien qu'il ne soit consummé : & ceci advenir, & en brief, & avant la derniere conflagration.
同様にして浸水の前後には、いくつかの国で雨が非常に少ないものとなり、空から多量の火や白熱した石が降ってくるだろう。それらが焼き尽くすので何も残らないだろう。それは最後の大動乱に先立ち、短期的に起こるのである。
42. 4425Car encores que la planette de Mars paracheve son cycle(1) & à la fin de son dernier periode, si le reprendra il : mais assemblés les uns en Aquarius par plusieurs années, les autres en Cancer par plus longues & continues.
というのは、火星がその周期を完成するからであり、その直近の区切りの最後に、火星が再び巡ってくるだろう。
しかし、あるものたちは数年間宝瓶宮にとどまり、別のものたちは巨蟹宮に一層長く継続的にとどまるだろう。
【異文】
(1)cycle(ブランダムールの校訂): siecle(全ての版)
【コメント】この節はすぐ後の節と密接に結びついているのだろうが、星位の意味がよく分からない。
43. 45Et maintenant que sommes conduicts par la lune, moyennant la totale puissance de Dieu eternel, que avant qu'elle aye parachevé son total circuit, le soleil viendra, & puis Saturne.
そして現在、我々は永遠なる神の全き御力によって、月に支配されている。
その全周期が完成する前に太陽が来るであろうし、その次には土星が来るであろう。
【コメント】
次の節でまとめて解説する。
44. 46Car selon les signes celestes le regne de Saturne sera de retour, que le tout calculé, le monde s'approche, d'une anaragonique revolution :
というのは、天の徴に従えば、土星の支配は戻り来るからだ。
そして、あらゆる算定で、世界は断交の変革(1)に近づいている。
【訳注】(1)ブランダムールの釈義では「過去と断絶する変革」
【コメント】
ここまででいわれている星の支配の話は、リシャール・ルーサ『諸時代の状態と転変の書』(1550年)に登場する。
これはもともと12世紀のユダヤ教学者アブラハム・イブン・エズラの"Liber rationum"で展開された説のようである。
それによると、7天使に導かれた7つの星、つまり土星、金星、木星、水星、火星、月、太陽が曜日と逆の順に世界を支配しているのだといい、一つの星の支配期間は354年4ヶ月であるという。ルーサはこう述べる。
「3巡目の火星が(天地創造から)6732年と4か月(西暦1533年)まで導いた後、その終わりからは現在支配している月が支配を始めたのであり、それは354年4ヶ月に亘る持ち分を完成するために導いていくに違いないのである。そのあとに太陽が7441年(西暦2242年)まで支配して、もしも世界が終わっていないのなら、土星が四順目の支配を始めるに違いないのである。さて、前記のことにより、我々が現在最後の停留点を形成する第7千年紀にいることは明らかである。その後で驚くべき変転が起こるのである。そして今年1548年は、ジャック・ド・ブルゴーニュたちに従えば、火星が13年8ヶ月前に支配を終えたことになるのである。一方でカイサリアのエウセビオスの書"De temporibus"とその追従者たちによれば、それは15年8ヶ月前のことになのだという。現在は月が天使ガブリエルと、つまりは神のお力とともに、支配をしているのである」。
この月の支配と太陽の支配は、有名な百詩篇第1巻48番にも明瞭に表れている
(以下はブランダムールの読み方に従った)。
月の支配の20年が過ぎた。
7000年をこえて(7086年まで月が)支配するだろう
太陽がその残された日々を受け取るとき、
わが予言は成就し、終わる。
この詩において太陽の支配で話が終わっているのは、ルーサの
「太陽が7441年まで支配して、もしも世界が終わっていないのなら」
を意識したのではないかと思う。
第44節でノストラダムスが(3巡目のラストである)太陽の支配と(4巡目の最初である)土星の支配の切り替わり目に、「断交の変革」を想定していることも、このことと関連があるのではないだろうか。
そうであるのなら、ノストラダムスの予言の範囲は西暦2242年までということになる。
既に出てきている3797年との整合性の問題があるが、ラメジャラーは3797年は本来の範囲である2242年に、この序文が書かれた1555年を足して導き出した年数であると見ている。
この読みが適切なものであるかどうかには、なおも議論の余地があるだろう。
45. 4726& que de present que ceci j'escriptz avant cent & septante sept ans trois mois unze jours, par pestilence, longue famine, & guerres, & plus par les inundations le monde entre cy & ce terme prefix, avant & apres par plusieurs fois, sera si diminué, & si peu de monde sera, que lon ne trouvera qui vueille prendre les champs, qui deviendront liberes aussi longuement, qu'ils sont estez en servitude :
私がこれを書いている現在は、その時点の177年3ヶ月11日前(1)に当たるのだが、その時点(177年3ヶ月11日後)と予め定めた時(2)との間で前後に何度も起こるペスト、長期の飢餓、戦争、さらには浸水によって、人々(3)は非常に減少するだろう。そして、耕地を耕したいと望む人を見ることもなくなるであろうほどに人がほとんどいなくなり、田野は人々が使役してきたのと同じくらいに長い間、自由になるだろう(4)。
【訳注】
(1)ブランダムールは、354年4ヶ月の半分とみている。
実際の半分(177年2ヶ月)との誤差はよく分からない。
(2)断交の変革のことか?あるいは3797年のことか?
(3)人々の原語は monde で、「世界は非常に衰える」とも訳せる。
しかし、直後の peu de monde は明らかに「人々」で訳さないと意味が通らないため、こちらも「人々」で揃えた。
(4)人類の耕作の歴史と同じくらいの期間、今度は誰も耕す人のいない時代が続く、ということ。
【コメント】
この書簡が書かれたのは1555年3月1日(後述)なので、その177年3ヶ月11日先は1732年6月12日(グレゴリオ暦の同年6月23日)となり、その時から現在までにはここに書かれているような世界的破局はなかったのだから予言は外れた、と理解されるのが一般的である。
46. 4827& ce quant au visible jugement celeste, que encores que nous soyons au septiesme nombre de mille qui paracheve le tout, nous approchant du huictiesme, où est le firmament de la huictiesme sphere, que est en la dimension altitudinaire(1), où le grand Dieu eternel viendra parachever la revolution : où les images celestes retourneront à se mouvoir, & le mouvement superieur qui nous rend la terre stable & ferme, non inclinabitur in sæculum sæculi : hors mis que quand son vouloir sera accompli, ce sera, mais non point aultrement :
そして天の目に見える判断(1)では、我々は全てを完成する第7千年紀(2)にいるのであるが、第8(千年紀)に近づいているのである。それは、高さの次元でいうと第8天(3)であり、永遠の大神が変革しに来るであろう時期であり、天空のイメージが動きに戻る(4)時期である。その超越的な動きは我々を安定した堅い大地に戻すだろう(5)。「いつの時代にも傾くことはない」(6)のである。神がそれを望まない限りは。
【異文】(1)altitudinaire(ブランダムールの校訂): latitudinaire(全ての版)
【訳注】
(1)ブランダムールの釈義では「星々を観測している人たちの意見」。
(2)千年紀は千年をひとまとまりとする単位だが、ここではルーサの年代観に沿っている。
既に見たように彼が採用した年代観では、西暦1500年代は(天地創造から見て)6700年代の時期に当たり、まさにこれは第7千年紀(6001年〜7000年)に含まれている。
(3)いわゆる天動説的な発想である。
かつては地球の周りにはそれぞれの惑星が配置された同心円状の天球がいくつも重なっていると考えられていた。
そして、太陽や月、その他の五惑星があるのは第7天までであり、第8天には12宮を含む恒星が配置されているものとして描かれていた。
(4)ブランダムールの釈義では、「黄道12星座が自分の位置に戻る」。
直前で第8天に言及されているのだから、ここでの「天空のイメージ」を12宮と捉えるのは妥当であると思われる。
(5)ブランダムールに拠れば、これは大地そのものへの言及というよりも、春分点の移動に関して述べたものであるという。
(6)「あなたは地をその基(もとい)の上にすえて、とこしえに動くことのないようにされた」(
旧約聖書「詩篇」第104篇5節)。
【コメント】この節はルーサの次の句の翻案であろう。
「ゆえに親愛なる読者たちよ、以下のことを知りなさい。神の御国は近いのだ。我々は今既に第7千年紀にいるのである。そして第8天 ―それは崇高なる天であり神の美である― において変革が完遂するのである。そして諸天体はそこで自ら(の場所)へと動き始めて戻り、停止するのである」。
ブランダムールは、ここでふたつの主題が述べられていると指摘している。
ひとつ目は7千年紀の問題で、8千年紀への切り替わり目に世界が終わるかもしれないことが語られている
(ちなみにルーサの年代観では、これは西暦1800年頃のことになる)。もう一つが春分点の移動である。
47. 4928combien que par ambigues opinions excedants toutes raisons naturelles par songes Machometiques(1),
(以上は)あらゆる自然の理性を超えた曖昧な意見やムハンマド的な夢想(1)によるものではあるけれども。
【異文】
(1)Machometiques ou Mahometiques (1555, 1557B, 1557U, 1568, 1589) : Mathometiques (1610), Mathematiques (1627, 1653).
伝言ゲームの要領で原文が変化していった好例。
なお、Mathematiques は「数学的な」以外に、当時の用法としては「占星術的な」の意味もあった。
【訳注】
(1)ブランダムールの釈義では「霊感を受けた夢想」。
48. aussi aucune fois Dieu le createur par les ministres de ses messagiers de feu en flamme missive vient à proposer aux sens exterieurs, mesmement à nos yeulx, les causes de future prediction significatrices du cas futur, 29qui se doibt à cellui qui presaige manifester.
同様に、時として、造物主たる神は使者である火を介して伝道的な炎の中で、我々の眼と同様に外部の感覚に向けて、未来の予言の諸原因をお示しになったのである。その諸原因は、未来の出来事の徴となるものであり、予言をする人に示されなければならないものである。
49. 50Car le presaige qui se faict de la lumiere exterieure vient infalliblement à juger partie avecques & moyennant le lume interieur(1) :
というのは、外部の光から生み出される予兆は、内部の光によってまたそれとともに、分かちがたく結びついているのである。
【異文】
(1)interieur(ブランダムールの校訂): exterieur(1589以外の版), exrieur (1589)
50. combien vrayement que la partie qui semble voir(1) par l'oeil de l'entendement, ce que n'est par la lesion du sens imaginatif, 5130la raison est par trop evidente, le tout estre predict par afflation de divinité, & par le moyen de l'esprit angelique inspiré à l'homme prophetisant, rendant joinctes(2) de vaticinations le venant à illuminer, lui esmouvant le devant de la phantasie par diverses nocturnes apparitions, que par diurne certitude prophetise par administration astronomicque, conjoincte de la sanctissime future prediction, ne consistant(3) ailleurs qu'au courage libre.
理解力の目によって本当に(未来を)見通せるらしい(魂の)一部分(1)は、想像力豊かな感覚の病変によってそれが可能になる以上、理由は極めて明白である。神から来る霊感や、預言と結びついて予言を行う人に霊感を下す天使によって、全ては予言されるからである。それらのものは、彼(予言をする人)を輝かせに来て、夜の様々な出現や昼の確信によって、彼の想像力を掻き立てるのである。そして彼は自由な真情(2)としか結びついていない神聖な未来の予言と結びついて、天文学的管理によって(3)予言を行うのである。
【異文】
(1)voir(ブランダムールの校訂): avoir(全ての版).
(2)joinctes (1557B) : oinctes (1555, 1557U, 1568, 1610, 1627, 1653), oings (1589). ブランダムールの校訂に従った。
(3)consistant (1555) : considerant(1555以外の版)
【訳注】
(1)カッコ内はブランダムールの釈義によって補ったもの。
2)ブランダムールは疑問符つきながら「自由な調停者」(=神)を意味している可能性を示唆している。
(3)ブランダムールの釈義では「占星術的な土台の上で」。
実際、今まで述べてきた内容からは判断占星術以外の意味に理解することは出来ない。
51. 5231Viens(1) asture(2) entendre mon filz, que je trouve par mes revolutions que sont accordantes à revellée inspiration, que le mortel glaive s'aproche de nous pour asture(3) par peste, guerre plus horrible que à vie de trois hommes n'a esté, & famine, lequel tombera en terre, & y retournera souvent,
わが息子よ、今このときに理解しに来たれ。
啓示された霊感に一致する我が転回によって見出した物事、つまりは死の剣が我々に今このときに迫ってくることを。
それは、ペストや、(過去)3世代にあったものよりも酷い戦争や、飢饉の形をとるのである。この剣が地上に振り下ろされるだろうし、しばしば戻り来るだろう。
【異文・語注】
(1)viens(多くの版): vient (1555, 1557U, 1557B).
(2)asture (1555, 1557U, 1557B) : à cette heure (1568, 1589, 1610, 1627, 1653). asture は
「今、この時、すぐに」
などの意味なので、意味自体はどちらでも変わらない。
(3)pour asture (1555) : maintenant(1555以外の版). これも意味自体はどちらでも変わらない。
【コメント】
サヴォナローラからの翻案。
彼が1492年の待降節に見たという剣の幻を下敷きにしている。
52. 53car les astres s'accordent à la revolution : & aussi a dit Visitabo in virga ferrea iniquitates eorum, & in verberibus percutiam eos. 5432Car la misericorde du seigneur ne sera point dispergée un temps mon filz que la plus part de mes Propheties seront accomplies, & viendront estre par accompliment revoluës.
というのは、星々が変革に一致しているからである。
さらに(神は)宣う。
「私は彼らの不正に鉄の鞭を持って訪れ、そしてそれら(彼らの不正)を私自らの打擲でもって打ち据えるであろう」(1)。
というのは、私の予言の大部分が成就し実現していくであろう時には、主の御慈悲は全く広がらないであろうから(2)。
【訳注】
(1)「わたしはつえをもって彼らのとがを罰し、むちをもって彼らの不義を罰する」(旧約聖書「詩篇」第89篇32節)。
(2)ブランダムールの釈義を踏まえた高田・伊藤訳では、
「なぜなら主の慈悲は、わが子よ、私の予言の大部分が成就され、その実現をもって満たされるまでは、その効力を発揮される暇はなかっただろうゆえに」。
【コメント】
これもサヴォナローラの幻視に基づいている。
ここで引用されている聖書の句は、サヴォナローラが光の中で聴いたものであるという。
53. 55Alors par plusieurs fois durant les sinistres tempestes, Conteram ergo, dira le Seigneur, & confringam, & non miserebor :
そして、不吉な嵐の中で主は宣うだろう。
「私は彼らを痛めつけ、砕き、憐れみは持たない」(1)
と。
【訳注】
(1)「彼らを互に打ち当てて砕く。
父と子もそのようにすると、主は言われる。わたしは彼らをあわれまず、惜しまず、かわいそうとも思わずに滅ぼす』と」
(旧約聖書「エレミヤ書」第13章14節):ブランダムールの指摘。
「わたしはひとりで酒ぶねを踏んだ。もろもろの民になかに、わたしと事を共にする者はなかった。
わたしは怒りによって彼らを踏み、憤りによって彼らを踏みにじったので、彼らの血がわが衣にふりかかり、わが装いをことごとく汚した」
(旧約聖書「イザヤ書」第63章3節):レオニやラメジャラーの指摘。
【コメント】
これまたサヴォナローラの幻視に基づいている。
前節同様に、聖書の引用句はサヴォナローラが光の中で聴いたものを孫引きしているため、オリジナルの句に比べてアレンジがされている
(ブランダムールやラメジャラーの推定する出典にばらつきがあるのはそのためである)。
54. 5633& mille autres adventures qui aviendront par eaux & continuelles pluies, comme plus à plain j'ay redigé par escript aux miennes autres propheties qui sont composées tout au long, in soluta oratione, limitant les lieux, temps, & le terme prefix que les humains apresvenus, verront, cognoissants les aventures avenues infailliblement, 57comme avons noté par les autres, parlans plus clairement : nonobstant que sous nuée seront comprinses les intelligences : sed quando sub mouenda erit ignorantia, le cas sera plus esclarci.
そして、洪水や継続的な雨によって他の千の(=無数の)事件が起こるだろう。このことは、私が場所、時期、予め定められた期限を区切って、「拘束のない文体で」(1)詳しく私の他の予言の中に書いた通りである。(その期限のときに)人類は、私が他の予言の中でより明解に示したとおりの出来事が誤りなく起こることを認識しつつ、我々の後に起こることを見るであろう。その理解は雲に包まれてはいるけれども「無知が啓蒙されたときに」(2)物事は明白になるのである。
【訳注】(1)「散文で」ということ。この表現はセネカなどからの借用らしい。(2)アンドレーア・アルチャーティの『エンブレマタ』第188番の銘句。この本は16世紀から17世紀のヨーロッパで大ベストセラーとなったもので、マセ・ボノムらリヨンの出版業者たちも数多くの版を手掛けていた。
【コメント】
ノストラダムスは詩で書いた『予言集』とは別に散文で予言を書き、そこでは時期や場所まで明示したと述べている。
ラメジャラーはこれを占筮のことと見ている。
ノストラダムスは毎年、翌年一年について、時期や場所を示す形の散文による予言を出版していたからである
(当サイト「『暦書』書誌」参照)。
私も同じ意見であるが、ブランダムールは「失われた予言」を想定している。
『日食の意味』(1558年ころ)の中で、ノストラダムス自身が「より多くは我が予言集の第二巻(la seconde centurie de mes Propheties)の解釈で明らかにした通り」と述べているからである。ここでいわれるようなノストラダムス自身による百詩篇の解釈書などは発見されていないため、ブランダムールはこの解釈書こそがノストラダムスの言う散文で書かれた別の予言であるとした。興味深い説であるが、この『日食の意味』には偽書の疑いもかけている論者もいることを申し添えておく。
ちなみにルゾー本ではこの部分の訳がこうなっている。
「わたしはそれらのことについても長々と、"その間に啓示がつけ加えられるたびに"一〇〇篇の詩で場所を正確に示し、日付や時刻まで定めて叙述してきた」(ルゾー[1986]p.274)。この完全な誤訳を元に改悪したのが加治木氏である。彼の訳ではこうなっている。「私は月日と時まで決定して〔サンチュリ〕で述べておく」(加治木[1990]p.41)。既に述べたが原文を見渡せば明らかな通り、ノストラダムスは第一序文の中で一度として「サンチュリ」という言葉を使っていない。加治木氏はこの捏造した部分を大義名分に掲げ、百詩篇の中には時を表す暗号が隠されていると解釈したが、誤訳を飛躍させただけの妄想にすぎない。
55. 5834Faisant fin mon filz, prens donc ce don de ton pere M.(1) Nostradamus, esperant toy declarer une chacune prophetie des quatrains ici mis. Priant au Dieu immortel qui te vueille prester vie longue, en bonne & prospere felicité. 59De Salon ce j. de Mars 1555(2).
我が息子よ、終わりに当たって、お前の父 M. ノストラダムスのこの贈り物を受け取ってほしい。
ここに含まれているそれぞれの予言四行詩をお前に明かしてやれる(日が来る)ことを望みつつ。
そして不死なる神にどうかお前が素晴らしく栄えた幸福の内にその長い人生を送れますように、と祈りつつ。
サロン(1)、1555年3月1日。

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【異文】(1)M. (1555, 1557U, 1589) : Michel (1568, 1627, 1653).
なお、1557Bは前の節の parlans plus clairement のあとにこの節の Priant au Dieu が繋がっているため、該当箇所が存在しない。
(2)ce j. de Mars 1555 (1555) : ce premier de Mars, 1555 (1557U), ce premier jour de Mars, 1555 (1557B), ce I. de Mars 1555 (1568), ce premier jour de Mars, mil cinq cens cinquante sept (1589), ce I. de Mars, 15551 (1627), ce 1. de Mars (1653)
【訳注】(1)プロヴァンス州サロン・ド・クロー(現サロン・ド・プロヴァンス)
【コメント】息子の幸せを祈る心情が強くあらわれた結句。
息子に対して自分が「予言を明かしてやれる」ことを望んでいる点に注目。
「息子が予言を解読してくれること」などは全く期待していないのである。
この点は、未来を知るには神から霊感が下る必要があることを至る所で繰り返し語りつつも、息子にはその素質がないことを明示している
(第4節)こととも整合している。
信奉者たちの中には
「セザールは未来の予言を解読する者のことであり、それは自分なのだ」
ということを言いたがる者もいる。
一例を挙げよう。
ロバーツ本ではこの節の前半はこう訳されている。
息子よ、この手紙を、父ミカエル・ノストラダムスの贈物として受けよ。
四行連句になっている予言を、不死なる神に祈りながら、ひもとくことを私は望むのだ。(ロバーツ[1975]p.9)
この部分を浅利氏は
「息子よ、この父の作品『諸世紀』を私からの贈り物として受け取りなさい。カトラン(四行詩)の真意を永遠に生きている天使に助けてもらいながら研究しなさい」
と釈義して自分へのメッセージと受け止めた(浅利[1999]p.264)。
しかし、ロバーツ本の訳はまたしても日本語訳の際に生じた単なる誤訳なのである。
原書にはこうある。
"Making an end here, my son, accept this gift of thy father, Michael Nostradamus,
hoping to expound to thee every prophecy of these quatrains, praying to the Immortal God that he will grant thee a long life in felicity."
(Roberts, op.cit., p.8)
いたって平易な英文である。
to expound to thee (=you)… を「(お前が)ひもとくこと」と訳せないのは中学生でも分かる話であろう。
なお、フォンブリュヌ本の高田訳でも「願わくは、ここに収められた四行詩から成るそれぞれの予言を世に知らしめんことを。」
(フォンブリュヌ[1982]p.30)
という不適切な訳になっているが、これは原書でフォンブリュヌがこの部分を勝手に
"en souhaitant que tu fasses connaître chaque prophétie mise ici dans chaque quatrain."
(Fontbrune, Nostradamus Historien et Prophète, Poche, 1982, p.25)
と書き換えたことが原因であって、高田氏が誤訳したわけではない。
このように、ノストラダムスがセザールを解読者と位置づけているという「設定」が通用するのは、あくまでも誤訳に基づいたり、都合のよいところだけを拾い読みして拡大解釈したからに過ぎない。そのような「設定」をこの序文は一貫して拒絶している。

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2006.11.25 公開
2006.11.27 微調整
2009.07.03 微調整
2015.01.18 第45節の訳を微調整し、関連する注を追加。

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ノストラダムス雑記帳: 予言集と暦書以外の書誌
ノストラダムスの予言集・暦書以外の著作および手稿の書誌
<出版物>
【1554頃】3月10日ユーディカ(主の受難日)の7時から8時の間に、フランス・サロンの町で多くの人に目撃された恐るべき驚異の光景 
Ein Erschrecklich und Wunderbarlich zeychen, so am Sambstag fur Jüdica den zehenden tag
Martij zwischen siben und acht uhrn in der Stadt Schalon in Franckreych, von vielen leuten geseehen worden
[出版地]ニュルンベルク Nüremberg  
[出版社]ヨアヒム・ヘラー Joachim Heller
[書誌]BN3/RCNなし 
[ページ数](1)pp.<瓦版> 
[所蔵館]大英図書館 British Library、Bamberg SB、Nüremberg GM、Zürich ZB
[備考]タンド伯にあてられた書簡のドイツ語訳と称する瓦版(末尾の日付は1554年3月19日)。
対応するオリジナルのフランス語書簡は今のところ未発見だが、本物であるのならノストラダムスの公刊された作品としては最古のものである
(ギナールはより後の時期に出されたものである可能性を示唆しているが)。
Walter L. Strauss, The German Single-Leaf Woodcut 1550-1600, Vol. I, p.416などに再録されており、
『ノストラダムス予言集』(岩波書店、1999年)の中でも見ることができる。
【1557】ガレノスの釈義。メノドトゥスによる人文科学研究の医学への応用の勧告に関して。
ミシェル・ノストラダムスによりラテン語からフランス語へ訳された版 
Paraphrase de C. Galen, sus L'exortation de Menodote, aux eftudes des bonnes Artz, mefmement Medicine
: Traduict de Latin en Francoys, par Michel Noftradamus.
[出版地]リヨン  
[出版社]アントワーヌ・デュ・ローヌ Antoine du Rosne
[書誌]BN21/RCN25−27  [ページ数]69,(1bl.)pp.
[所蔵館]リヨン市立図書館(不完全な標本)、マザラン図書館
[備考]ノストラダムスによる自由訳。原文(マザラン図書館の標本のコピー)はCURAのこの記事 で公開されている。
【1558】ガレノスの釈義  Paraphrase de C. Galen…
[出版地]リヨン  [出版社]アントワーヌ・デュ・ローヌ
[書誌]BN28/RCN34−35  
[ページ数]69,(1bl.)pp.
[所蔵館]ブザンソン市立図書館
[備考]前年に出されたものの再版
【1566】プロヴァンス州サロン・ド・クローの医師ミシェル・ノストラダムス師から王太后へ宛てられた書簡 
Letre[sic.] de Maistre Michel Nostradamus,
Docteur en medicine, de Salon de Craux en Provence. A La Royne Mere du Roy
[出版地]リヨン  
[出版社]ブノワ・リゴー Benoist Rigaud
[書誌]BN72/RCN78−79  
[ページ数]6,(1bl.),(1)pp.
[所蔵館]アルボー博物館
[備考]ノストラダムスが顧問占星術師の立場から王太后カトリーヌ・ド・メディシスに助言する内容の書簡。
ブノワ・リゴーが刊行したノストラダムス本人の著作としては、最初のもの
(リゴーはこれ以前に偽ノストラダムスの著作なら手がけている)。
1996年にファクシミリ復刻版が刊行された。
原文はファクシミリコピーも含めてProphecies on Line で公開されている。
日本語による対訳は ノストラダムスサロン で公開されている。
<手稿>
【1545頃?】オシリスの息子にしてナイル・エジプトの王オルス(ホルス)・アポロの神聖文字二巻本。
そのエピグラム(格言的短詩)による韻文での注解。
信じられないほどすばらしき博識の古代文明の作品
Orvs Apollo fils de Osiris Roy de Aegipte Niliacqve des notes Hieroglyphiqves.
Livres deus mis en rithme par Epigrames oevre[sic.] de increedible et admirable ervoition et antiqvite.
[書誌]BNなし/RCN1−3  
[ページ数]84pp.
[所蔵先]フランス国立図書館
[初めて公刊された年]1968年
[公刊されたときの書名]ノストラダムス・ホラポロの神聖文字の解釈。
ピエール・ロレによって校注された未公刊のテクスト
Nostradamus: Interprétation des Hyéroglyphes de Horapollo, texte inédit établi et commenté par Pierre Rollet
[出版地]バルセロナ  
[出版社]ラモウン・ベレンギエ Eds. Ramoun Berenguié
[所蔵先]カンヌ市立図書館、リヨン市立図書館、カルカッソンヌ市立図書館、RAMKAT、hayato、新戦法
[書誌]RCN541−542 (その後、1993年に再版された)
[解説]
 ホラポロの『ヒエログリュピカ』を韻文訳した全部で約2000行にわたる182のエピグラムからなる文書である。
執筆された時期はハッキリしないが、いくつかの点から1545年前後であると推測されている。
執筆年代についての根拠や内容紹介、ホラポロ研究上の意義などについては、
日本語版ウィキペディアの記事(私が起稿した)と、そこに掲げられている参考文献を参照してほしい。
公刊された版についてだが、ルソ Daniel Ruzo は20世紀はじめにアンリ・ドゥーシェ Henri Douchet によって刊行されたと述べており、事実ならばそれが最初の公刊された文書ということになる。ドゥーシェはノストラダムス関連の稀少な本の復刻を何種類も手がけたが、私家版の形で広く世には出さなかったため、その復刻版自体が現在では極めて稀少である。ゆえに、事実だったとしても何らおかしくはないが、少なくとも現時点では未確認であるので、上記の最初に公刊された本の書誌としては扱わなかった。
【1561頃】医学博士ミシェル・ド・ノートルダム師による1562、1563、1564年向けの暦書の予言。
プロヴァンス州サロンのノストラダムスが1561年4月20日に完成させた  
Les Praedictions de l'almanach de l'an 1562, 1563 et 1564 par M. Michel de nostre Dame, Docteur en medecine.
Faciebat M. Nostradamus Salonae petrae provinciae XX Aprilis 1561.
[書誌]BNなし/RCN52−54  
[ページ数]222pp.
[所蔵先]行方不明(解説欄参照)
[初めて公刊された年]1906年
[公刊されたときの書名]ローマ教皇ピウス4世に捧げられたノストラダムスの未公刊の手稿の忠実な再版 
Réproduction très fidèle d'un Manuscrit inédit de M. de Nostredame. Dédié à S. S. le Pape Pie IV
[出版地]マリブール Mariebourg  
[出版社]アンリ・ドゥーシェ Henri Douchet
[所蔵先]私蔵(解説欄参照)
[書誌]ショマラもブナズラも言及していないが、P. Brind'Amour, Les Premières Centuries ou Prophéties, Droz,1996に詳しい書誌が載っている。手稿のフォトコピーではなく、その忠実な転記(欄外注記なども再現されている)。
[解説]
この手稿は18世紀にはドイツのマッティオイ・シュモール Matthieu Schmoll という人物が所蔵しており、
20世紀はじめにはリゴー師 l'abbé Hector Rigaux が所蔵していたらしい(これは1931年に売られた)。
そのリゴー師の手許にあったときに上記のフォトコピーによる復刻版が作成された。
リゴー師が所蔵していたオリジナルはその後「ある人文主義者(un humaniste)」の手に渡り、その人物の死後である1966年に、書庫の一斉処分に際して売られたのを最後に所在が分からなくなっている。上記の復刻版にしても非常に稀少で、ブランダムールは、エリック・カランドリエ Eric Calendrierという私人から借り受けて参照したという(現在では、そのコピーがリヨン市立図書館ショマラ文庫 Fonds Chomarat に収められている)。
この手稿のうち、ピウス4世に宛てられた献呈文のみは、エリック・ヴィジエがまとめた資料集(Eric Visier, Nostradamus au XVIe siècle (recueil de 10 fac-similés), Eds. Michel Chomarat, 1995)にファクシミリ復刻版が収められている。実際に刊行された『1562年向けの暦』の献辞もピウス4世に宛てられたものだが(その原文のフォトコピーはこのページで公開されており、日本語による対訳と分析はノストラダムスサロンで公開されている)、それらの原文を見比べてみると、基本的なモチーフは共通していることが分かるが、日付は一ヶ月以上ずれている(印刷版は1561年3月17日、手稿は1561年4月20日)。アルブロンは、これについて、ブロトーとの私信などからはノストラダムスが毎年似たような内容の複数の手稿を作成していた可能性が高く、現存する手稿はそうした印刷されることのなかった異本のひとつであろうと推測している。
なお、手稿のタイトルには「1562、1563、1564年向け」とあるが、実際には1562年向けの月ごとの散文しか収録されていない。
タイトルと矛盾するようであるが、1931年の古書販売目録に掲載されたフォトコピーを見る限りでは、
タイトルと本文で筆跡が違うようにも見えるため、タイトルはノストラダムス自身がつけたものではないのかもしれない。

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015/11/14
以下、10篇の詩を事例にそれを具体的に検証する。
第1巻65番
Enfants sans mains jamais veu si grand foudre,
L'enfant royal au jeu d'oesteuf blessé:
Au puy brisé fulgures allant mouldre,
Trois souz les chaines par le milieu
手なき子供、すさまじき雷電に仰天す
王子はテニスの競技で負傷
活発でありし稲妻に山岳打ち砕かれ
三人は柏木に鎖でつながれん
一目でわかる、「テニスの王子様」の内容に関する予言である。
第2巻62番
Mabus puis tost alors mourra, viendra,
De gens et bestes une horrible defaite:
Puis tout à coup la vengeance on verra,
Sans main, soif, faim, quand courra la comete.
マビュは死んだ後、すぐ訪れ
人と動物が恐ろしい破壊をし
復讐が突然目に明らかとなる
百の手、渇き、飢え、彗星の駆ける時に
「Mabus」なる意味不明の単語が登場する詩である。
解釈者はなぜか期日がどこにも書かれていないにもかかわらず、勝手に現代の世界の出来事を示していると思い込み(予言集の刊行された中世のこととは思わないらしい)、アナグラムや抜き取りで「USA」、「サダム・フセイン」、「核ミサイル」等と、湾岸戦争や核兵器などが話題になっていた当時の世相に合わせた予言だと解釈している。
中には、『北斗の拳』の悪党の叫び声と北斗百烈拳を予言したとする説[1]や、
「Mabus」を「私のバス(My bus)」
だと解釈し、四行目は故障に駆けつけた修理屋を示しているという説[2]も存在する。
第6巻5番
Si grand famine par vnde pestifere.
Par pluye longue le long du polle arctiques
Samatobryn cent lieux de l'hemisphere,
Viuront sans loy exempt de pollitique.
疫病、未曾有の飢饉が来る
長い雨は北極にまで及ぶサマロブリンは半球から100リーグに及び政治や法抜きの生活を送るであろう
「Samatobryn」
なる意味不明の単語があるが、内容を素直に見れば当時のヨーロッパで頻発していた天候不順、飢饉や疫病により、秩序が壊れて農民の反乱が起こるような予言と捉えられる。なお現代の研究では、「Samarobriva」というフランス北部の都市、アミアンの旧称を指しているといわれている。
しかし、
「arom-brysan」(atom brisant、核分裂)
と並べ替えて核兵器の爆発と解釈した五島勉を始め、何故か英語の
「Submarine」(潜水艦)
だとしたり、上記第2巻62番の「Mabus」と関連付けてそれを何故か日本語読みで抜き取り、松本サリン(sarin)事件を予言していた[3]なんて説が20世紀末の日本では披露された。いかに世間を怖がらせるため、当時の人々が悪戦苦闘したかがよくうかがえるものである。
第6巻82番
Par les deserts de lieu libre & farouche,
Viendra errer nepueu du grand Pontife:
Assomme' a` sept auecques lourde souche,
Par ceux qu'apres occuperont le Cyphe.
無法で荒れた不毛の地より
大司教の甥がさまよい来る
なんとも重い棍棒を持つ七人に打ちのめされる
のちに聖杯を独り占めにする人々に
七人のマスターが「聖杯を独り占めにする」ために戦うとの内容から、「Fate/stay night」のゲーム内容に関する予言とされる。1行目の「無法で荒れた不毛の地」は第四回聖杯戦争で焼き尽くされた公園、2行目の「大司教」とは衛宮切嗣、その甥とは主人公の衛宮士郎のことである。「棍棒」とは七人のマスターに仕えるサーヴァントのこととされる。また七人ということで、七英雄の出現を予言したという少数意見もある。
第8巻45番
La main escharpe & la iambe bandee,
Longs puis n'ay de Calais portera
Au mot du guet la mort sera tardee,
Puis dans le temple a` Pasque saignera.
片手を包帯で吊って片足を包帯で巻いた
ルイは宮廷より発つ
見張りの言葉はその死を伸ばし
寺院の復活祭で血をたらすだろう
「ルイ」が負傷した「綾波レイ」のことであると分かれば、「新世紀エヴァンゲリオン」に関する予言であると判明する。「その死を伸ばし」とは角川書店社長の角川歴彦が、劇場版の公開日延期を発表したことを示し、復活祭とは「使徒の復活」を指していると考えられる。
第9巻44番
Migre's, migre's de Geneue trestous.
Saturne d'or en fer se changera,
Le contre RAYPOZ exterminera tous,
Auant l'aduent le ciel signes fera.
去れ ジュネーブを去れ 諸人よ
土星は金から鉄に変貌するだろう
レイポにそむく者ども 皆殺しの目にあうだろう
突撃の前 天がしるしを示すだろう
「Saturne」を「セガサターン」、「RAYPOZ」をプレイすなわち「プレイステーション」と解釈し、反プレイステーション陣営が壊滅するとの予言と見ることもできる。ジュネーブとはセガサターンをはじめとする、3DO、PC-FX等の反プレイステーション陣営のハードことであり、「ジュネーブを去れ」とは「これらのハードは買うな」とのノストラダムスからゲーマーへの警告とみることができる。むろんノストラダムスがゲーム業界について予言していないとの証拠はなく、むしろ今日のゲーム業界の規模を考えればノストラダムスが予言を残しても何もおかしくはない。
また、2008年8月現在ではプレイステーション3とWiiのどちらを買うべきかが問題となるが、これは4行目の「天がしるしを示す」すなわち「任天堂のハードが初動で勝つならそれを買え」とのことである。この予言に従うならば、Wiiを買うべきだろう。
第10巻31番
Le sainct Empire, viendra en Germanie
Ismaelites trouueront lieux ouuerts,
Asnes voudront aussi la Carmanie
Les soustenans de terre tous couuerts.
聖なる帝国がドイツに生まれ
イスマリエットは開けた場所を発見する
愚か者はカルマニアの地を求め
その地の支持者は地を覆う
「カルマニア」はペルシャ湾北部の民―すなわち中東の辺りの民族を示しており、「イスマリエット」はイスラエルの末裔ではないかといわれている。
しかし、
「Germanie」と「Carmanie」
を一緒くたに中央アジアのアフガニスタンであるとし、1977年のソビエト連邦侵攻を示しているという説[4]や、
「Carmanie」は「Car mania」
すなわち「クルマ気違い(カーマニア)」のことだと言う説[5]が、1970〜90年代の研究本には真面目に記されていた。
第10巻72番
L'an mil neuf cens nonante neuf sept mois,
Du ciel viendra un grand Roi d'effrayeur:
Resusciter le grand Roi d'Angolmois,
Avant apres Mars regner par bon-heur.
1999年の7か月
空より恐怖の大王が至るであろう
アンゴルモアの大王を蘇らせるため
その前後、幸福な統治が火星(ないしは軍神・火星は戦争と暴力の支配者)によりなされる
日本においては最もよく知られた詩であるが、諸外国ではそれほど注目されていない詩である。なぜならば文章を通してみれば、不幸な感じがするのは
「恐怖」
の部分だけ(しかも本来は「人々を嫌悪させる、脅えさせる」の意)であり、「幸福な統治」と平和が強調されているからである。
「アンゴルモア」はフランスのアングーモア地方を指しており、そこ出身の国王フランソワ1世(ルネサンス振興に尽力する一方、イスラムと手を結びキリスト教徒の反発を買う)を示しているという説が、フランスでは有力視されている。そのため、フランスで戦争好きの国王(軍神)の善政がなされているころに、フランソワ1世のような偉大な王(アンゴルモアの大王の再来を思わせる、キリスト教徒などを脅えさせる大王)が再び生まれるのではないか・・・という意味ではなかったかと推測されている。
詳しくは恐怖の大王とアンゴルモアの項目を参照のこと。
しかし日本では1970年代以降のブームに便乗し、以下のような珍解釈が現れたりした。
1999年9月23日以降、
空に火山噴火の大噴煙が立ち昇る。
これは来るべき地球規模の地殻変動の前兆。
その前後、国連PKO軍は活動を展開中。
池田邦吉の訳。イタリアのベスビオ火山噴火を示しているといい、七の月は「天秤座」の時期(9月23日〜10月23日)と解釈している。
見ての通り、原型を全くとどめていない。意訳とさえいえない。
ほとんど創作といえるものである。
その他の人の説にも見ていて苦笑するものが多かったことから、1999年7月前後のバラエティ番組では視聴者に受けると思われ、いろいろな意味で好意的に取り上げられた。
件の池田などはそれらを通じ、解釈者からコメディアンに転じたほどである。
なお野村克也と野村沙知代を指し、「阪神タイガースの優勝」を示しているという説もあったことをお忘れなく[6]。
実際に達成したのはこの4年後だが。
第10巻75番
Tant attendu ne reuiendra iamais,
Dedans l'Europe en Asie apparoistra:
Vn de la ligue yssu du grand Hermes,
Et sur tous Roys des Orients croistra.
非常に切望されつつも
ヨーロッパの中に戻らず、登場するのはアジアだろう
偉大なるヘルメスで結束し送られ
東洋の他の王の権力をことごとく越える力を持つだろう
「Fate/stay night」のセイバールートに関する予言とされる。
アーサー王であるセイバーはヨーロッパに戻ることを切望されたが、日本の冬木市に召喚された。
また3行目の「ヘルメス」とは魔術師のことであり、召喚儀式のために遠坂、マキリ、アインツベルンの3家が結束するさまが示されている。
セイバーが「東洋の他の王の権力をことごとく越える力を持つ」のは周知の通りである。
第10巻86番
Comme vn gryphon viendra le Roy d'Europe,
Accompagne' de ceux d'Aquilon,
De rouges & blancs conduira grand troupe,
Et iront contre le Roy de Babylon.
ヨーロッパの王がグリフォンのいでたちにて立つ
北に住む強者たち
彼は赤と白との軍を従えて
やがてバビロン王に立ち向かわんとす
まず目に付くのは「ヨーロッパの王」と「バビロン王」であるが、両者が戦うとなるとアーサー王とギルガメッシュ、つまりセイバーと金アーチャーしかありえない。
やはりこれも「Fate/stay night」に関する予言である。
「北」というのはゲームの舞台である冬木市、そこに「住む強者」とはマスターとサーヴァント達、「彼」とは主人公の衛宮士郎、「赤と白との軍」とは遠坂凛とセイバーのことである。
また1行目でセイバーについて予言しておきながら、あえて3行目で主人公が凛とセイバーを連れて行くと予言していることから「両手に花」の凛Goodendの予言とされる。
なお、文脈からはアレクサンドロス大王とダレイオス3世とのガウガメラの戦いを示しているとも考えられるが、それはノストラダムスが生まれるよりもさらに2000年も前の出来事であり、これでは予言でなく伝記になってしまうとの批判がある。
ノストラダムスの「予言集」は「壮大なギャグ性」を有していて、彼に芸人およびコメディ作家としての才能があることが明らかになった。
彼は死後数百年後にヨーロッパから遠く離れた極東の地で、思っても見なかった形でその才能を見出されたといえよう。
なおノストラダムスはこの「予言集」の中で、日本を始めとする諸国にこのような珍解釈をする人が現れ、大恥をかくことも予言していたといわれる。第2巻36番の詩がそれである。
Du grand Prophete les lettres seront prinses.
Entre les mains du tyrant deviendront:
Frauder son roi seront les entreprinses,
Mais ses rapines bien tost le troubleront.
偉大な預言者の書が横取りされ
暴君の手にそれが渡る
彼らは国王を騙そうとしたが
その盗みのために窮地に追い込まれる
* ウラジーミル・プーチン(恐怖の大王?)』アンサイクロペディアWikiより
この大王がプーチンであればロシアということになり整合性がとれてくる。三つ考えられる。

ハムレットの水車小屋
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/1074.html
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/1057.html
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タマちゃん
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posted by datasea at 22:11| Comment(0) | ) ノストラダムス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月04日

モンロー研

モンロー研
ゲートウェイ・ヴォエッジ・プログラム(2001年4月7日〜4月13日)
「生き霊」に会った!
何だかおどろおどろしい題名になったが、今回のモンロー研訪問での一番の収穫はこの体験であった。
拙著「体外離脱体験」で述べたが、夢の中や、「体脱前段階」で、「得体の知れない存在」に遭遇することがある。これらの「存在」は、性的にこちらを誘惑してきたり、暴力的であったりする。それらは何なのか。この物質世界と夢の世界、あるいは非物質界との狭間を徘徊する哀れな存在なのか。浮かばれない霊なのか。昔の人が「物の怪」と呼んだもの、魑魅魍魎、はたまた生き霊、幽霊なのか。
今回の体験によりこの疑問の一部が解けた。
2001年4月7日午後4時、20時間の長旅の末、米国バージニア州にあるモンロー研究所に到着した。八角形の尖塔を有する特異な建物を目の当たりにし、以前から何度も写真で見てはいたが、小さな感動が胸に湧き起こるのを感じた。
ここは以前牧場だったところに建てられただけに、あたりは緩やかな草原の丘陵が続く。春の牧草の緑が目に優しい。遥か遠く牛が草を食んでいるのが見える。
参加者は23名。アメリカ以外からは、イギリス、フランス、ドイツ、スイス、マレーシアからの参加者があった。
このうち体脱を体験したことがある者が三名で、そのうちの一名(キャサリンという30歳ぐらいのグラマーな女性)は相当なサイキック(超能力者)だった。彼女はオーラが見え、予言、予知が当たると言う。見るからに神経質そうで、かなりの精神的問題を抱えていることが見てとれた。この精神的なストレスが彼女にサイキック能力を与えているようだ。子供の時に性的虐待を受けているように私には思えた。この女性が今回のことの成り行きに重大な役割を演ずることになる。
さて、参加者には二人に一部屋があてがわれた。各部屋にはCHEC Unitと呼ばれるベッド一個分の小部屋が二つある。中はカーテンを閉めると真っ暗になる。参加者はここでヘッドフォンを付けて横になりヘミシンクと呼ばれる音響パターンを聞く。夜の睡眠もこの中でとる。
今回参加したゲートウェイ・ヴォエッジというコースでは、フォーカス21までの各意識状態に慣れ親しみ、最終的にはヘミシンクの助けなしでも、フォーカス21までの各状態に自分で行けるようにすることを目的としている。
今回このコースに参加してわかったことは次のことだ。意識が完全に体から抜け出すという過程を伴う本当の意味での体脱を行わなくても、つまり意識はいまだ体の中に残っていると思える状態でも、意識の一部あるいは大部分を別の状態にあるいは場所に持っていくことが可能だということである。これはバイ・ロケーションと呼ばれている現象で、意識が一度に二つの場所または状態をとることを言う。
私は今までこういったことが可能だとは考えていなかったが、今回このコースに参加して認識を新たにした。バイ・ロケーションは本物の体脱よりも簡単に行える。
前置きが長くなったが、実際の体験の説明に入りたい。ヘミシンクを聞くセッションは各30分から45分で、午前2回、午後3回、夕食後一回。各セッションの後、全員でのデブリーフィングがあり、体験内容を皆で共有する。もちろん何も話したくない人は話す必要はない。
各セッションについて順に書いていくのが本当だろうが、かなり冗長になるので、「生き霊」に会ったという切り口でまず書く。
香水の香り
セッションが始まって二日目の4月9日、月曜日のことだ。
午後二回目のセッションはフォーカス12 フリー フローといってフォーカス12に達したらその後、自由にその状態を楽しむというものだった。
私は何をしようか迷ったが、ともかく何でも入ってくる情報なりをそのまま受け入れようと思った。
しばらくそのままでいると、突然強烈な女性の香水のにおいがした。
それはわずか一秒ほどの間だったが、キャサリンの香水だとすぐにわかった。
彼女は香水のにおいをぷんぷんさせているので覚えていたのだ。
彼女が体脱でここにやって来たのか。
その日の晩、キャサリンと話す機会があった。
「さっきのセッション中におれの部屋に来た?」
彼女はちょっと困ったような顔をした。
「あんまり暇だったので、皆が何しているか一人一人の部屋をチェックしたのよ(体脱して)」
やっぱりそうだった。彼女は来ていたのだ。
フォーカス12の状態では通常では見えないものが見え、聞こえない音が聞こえるという。私は彼女を嗅覚で感じたのだ。
生き霊
さて、ここからいよいよ生き霊の話になる。次の日の晩、つまり4月10日、火曜日、セッション開始から三日目も無事終了した夜のことである。これだけ毎日セッション詰めに合っていると、かなり霊感が研ぎ澄まされてきたという感じがしていた。さらに夜には両側の壁に置かれたスピーカーからデルタ波に相当する音が聞こえてくる。デルタ波とは深い眠りのときに発生する脳波である。
私は夢を見ていた。夢はレム睡眠中に見るものだが、眠りとしてはデルタ睡眠よりも浅いものである。
夢に美しい日本人女性が現れた。私は彼女が誘惑してくるのを感じた。あるいはこちらの感情に彼女が反応したのかもしれない。
いつものことであるが、夢の中では心の底にあるものが出てきやすい。理性的なものは希薄になる。ただ今回は、こういった存在は邪悪な者だという意識が働いていた。
彼女は私の右手を引っ張りだした。私は無理矢理目を覚ました。彼女は消え去り、私の右手の指先には痛みが残った。
暗闇の中、女性の顔をもう一度思い出してみた。日本人だと思っていたが、顔の作りはキャサリンだった。
次の日、ミーティングで体脱の話になった。誰かが発言した。
「参加した当初は体脱しようと必死だったけど、今は体脱できなくてもいろいろすごい体験ができるんで満足している」
皆も同感だった。
と、キャサリンが不満気に言った。
「みんなが体脱したいって言ってたので、夜みんなの部屋に行って、腕を引っ張ってあげてたのに」
やっぱりそうだったんだ。私は夢のことを皆の前で言おうか迷った。ちょっと二人の間の秘め事のようにも思えたからだ。
ミーティングの後でキャサリンのところに行き聞いた。
「昨日の晩、おれのところに来た?」
彼女は下を向いたまま答えた。
「はい」
「おれの右腕をひっぱった?」
「はい」
彼女ははにかんでいるように見えた。
夢の中に女性が出てくることがある。特に、性的に魅惑的だったり、誘惑してきたり、抱き付いてくるもの。これらは体脱前段階と言える状態に意識と体があると、その次元で実在する。ルーシッド・ドリームの中でも実在する。肉感は本物との差がない。私はこれらが何物であるのか以前から興味があった。
死後浮かばれないでいる霊なのか。あるいは生きている人の魂が、夜な夜な体から抜け出てそこらを徘徊しているのか。つまり俗に言うところの生き霊である。
今回の体験は少なくとも後者がありうるということを私の中で実証した。キャサリンの場合には意図的に体脱していたのだから、生き霊というのはあまりに生々しくて適切ではないと思うが。
後でキャサリンに聞いた話だが、彼女がやるのは純粋な体脱ではなく、バイ・ロケーションだという。つまり、意識の一部を体の中に残したまま、一部を別のところへ持って行くのである。
私にとってこの体験はさらに二つの点で重要な意味を持っていた。
まず一つはバイロケーションということが可能であることを実証した点。実際、モンロー研でヘミシンクを聞いて私が体験したのもこれであった。つまり意識は体の中にありながら(つまり体の感触が十分残ったまま)目だけ別のところに行ってるような体験である。
二つ目は、これが別の人が意図的に体脱しているのを見た私としては初めての体験であるという点である。個人的に体脱体験の実証がさらに一つ増えた。これは万人に提示できるという意味での客観的な証拠とはならないまでも、自分自身にとっては確実な実証であった。
ガイドとの会話
4月12日(木)早朝、夢うつつのときCHEC UNITにキャサリンが来た(もちろん体脱で)。においがする。たばこのにおい。本人か? 出ていったのを追いかけた。屋根の上にいる。その後、見失った。
しばらく起きている。全身にエネルギーが感じられ、このまま体脱できそうな感じがする。スピーカーから流れてくる音(Super Sleepというテープ)のエネルギーがすごい。そういえば、音が大きくなり部屋(CHEC)の右足の奥が振動してキャサリンが来たのだ。またキャサリンが来そうな感じ。フォーカス12に行き、キャサリンはどこにいるか、屋根の上をスキャンする。
・自分のへその少し下のところから上向きに白い煙がらせん状に回転しながら立ち上っているのが見える。
・この晩はエネルギーが強くてずっと起きていた。どこの段階だったか覚えていないが、ボルテックスが胸のあたりに降りてきてぐるぐる回りながら左から右へ移動した。
そしてガイドが話しかけてきた。
ガイド やっとコミュニケートできるようになってうれしい。
MAS(著者のこと) ??? (これって本当?)
ガイド 今までも存在を示そうとしたことがあった。
MAS $600儲かったときか(以前レーク・タホでスキーをした際、夜ギャンブルで$600儲かったことがあった。スロットマシーンをやっていて、まったく儲からないので、「仏が存在するなら証拠を見せてくれ」なんて言ったら、突然どんどん出だしてマシーンの上のランプが光りだした。次にマシーンを代えてやったらまたランプがついた)。
ガイド そうだ。.
MAS  でもあのときは仏かと思った。
ガイド 仏? ガイドと同じだと思う。
MAS 違うはず。
ガイド $600はガイドがやったことだ。
ガイド  コンタクトは夜が簡単だ。Directにできる。今みたいに。昼間はF12に行かないとだめ。精神集中が必要。
ガイド  ガイドがF12まで降りてきて、MASがF12まで上がってきて初めてコンタクトできる(これはどっちかというと言葉ではなくイメージで情報を得た)。
MAS  この会話は本物か。
ガイド そうだ。
MAS  確信が持てない。
ガイド 腰が痛いところ治してほしいか。
MAS もちろん。
すると、上から二羽の白く輝く(背景は黒)小さな鳥(ハトみたい)が降りてきて体内に入った。次々に二羽づつ入ってくる。5センチくらいの大きさ。
ガイド  すぐに治してあげよう。
MAS 本当か。治れば確信が持てる。
ガイド ちょっと時間がかかるかもしれない。
MAS なんだ、初めからわからなかったのか。
ガイド  入ってみないとわからない。
MAS (ユーモアを感じる)
MAS 第三の目が開いたか
ガイド まだだ。
MAS いつ開く。
ガイド You'll see.(そのうちに)
MAS それ以外のチャクラも開くのか。全部開いてほしい。
ガイド 順番にゆっくりと。そのうち。
MAS もう起きて記録を取っていいか。
ガイド  まだやることがある。
MAS 何だ。
ガイド キャサリンを癒しに行こう。
MAS そんなことできるのか。
ガイド できる。これは自分自身を癒すことにもなる。ついてきなさい。
MAS (F12に上がる。そのままキャサリンにズームイン。キャサリンは座禅のポーズで寝ている。おれはキャサリンの上の方に浮いている。ガイドは見えない。)
ガイド どこが悪いと思う。
MAS 子供のときにセクシュアル アビューズ(性的虐待)を受けている。
MAS キャサリン。あなたは愛されているんだよ(あなたの言葉で言えばGodに)。自分を許しなさい。自分を愛しなさい。…
キャサリン (目を上げてこちらを見る)ありがとう。
ガイド  うまくできたじゃないか。
MAS 本当かな。もう起きて記録を取っていいか。
ガイド  OK.
記録を取り終わりCHEC Unitに戻る。
ガイド  これで良く眠れるだろう。
今までエネルギーが強すぎて眠れなかったのがうそのように、その後は朝まで熟睡した。
ただ、次の日は疲れてフォーカスできなかった。
フォーカス15と過去世記憶
時間が前後するが、フォーカス15でいくつか興味深い体験をした。
4月10日(火) 第一回目のセッション(F15 State of No Time)
セッション前のミーティングでフォーカス15についての説明があった。以前、モンロー研にアジアから二人の高僧が来たことがあるという。一人は90歳ぐらいでもう一人の若い方は60前後。黒いネクタイを締め厳粛な態度でセッションに臨んだという。ところがフォーカス15のテープを聞くや、ネクタイを乱し興奮して部屋から転がり出てきて曰く、
You Americans have done it!
彼らが何十年も厳しい修行をしてやっとたどりついた境地を、この数十分のテープはいとも簡単に達成させてしまったと驚いたのだ。
第二回目(Free Flow Focus15)
セッション前の説明でフォーカス15は無地間の状態でいつの時間ともつながっていると説明された。それなら過去世に行けるはずと思う。
ガイドにPast Life(以前体験したことのあるポリネシアンの)に連れてってくれと頼む。黒人の女性(30 -40歳)が現れていっしょに飛んでいく。
彼女は向こう向きで、私は右斜め後ろから彼女を見ている。何か羽が生えているようにも、何かの機械に乗って飛んでいるようにも見える。彼女は微笑んでいる。ガイドが黒人なのにちょっと驚く。
森の上を越え、トロピカルのビーチに着いた。その後、ビーチそばの洞穴内にいる。またビーチ。大勢の褐色の肌の人が見える。上半身が裸で、腰にアシのようなものでつくったものをまとっている(ハワイアンが付けているもの)男性。
何かの儀式なのか、大勢人がいる。海の中に入っている人もいる。皆同じ方向を見ている(こちらのちょっと右方向)。いくつもいくつもイメージが見える。
とくに感情は伴わない。映画を見ているようだ。色鮮やか。茶色の岩肌。青い海。自分は5歳ぐらいの子供の感じがする。
結婚式のようなところに行くように頼む。別のイメージが現れたが何だかよくわからない。
別のLifeに行くように頼む。
草原が見える。戦場のよう。よくわからない物体がたくさん見える。人のようで、何かの物のようでもある。
別のLifeに行くように頼む。
大勢の人がこちらのちょっと右手に向かって歩いてくる。女性、男性。姿服装ははっきりしない。何十人も次ぎから次に。
イメージが次々に現れる。セッションはあっという間に終わった。
ガイドからのメッセージ
11日(水)第二回目のセッション(Five Messages)
自分にとって五つの重要なメッセージを重要度の低い方から順にガイドに示してもらうというセッション。
次のイメージが浮かんだ。
5番目に重要なメッセージ。輪になったコイル。Gregの姿。
4番目に重要なメッセージ。雪のスロープ。人が一人スキーで滑り降りている。雪のスロープが白いピラミッドの斜面になる。
3番目に重要なメッセージ。入り江と青い海。材木みたいなものが浮いている。
2番目に重要なメッセージ。海のわきの洞窟。青い海と青い空。人が一人いたのがだんだん増えてくる。
イメージが洞窟から外の市場のようなところに変わる。最重要メッセージ。恐竜の目の部分かサメの骨のような大きく穴の開いた形の茶色の岩。
そこを通して見える青い海。岩がごつごつしている。視点は右の方へ移動していく。(基本的に2、3と同じ形)
このときには意味が不明だったが、ライフライン・プログラムとX27・プログラムを取り、これらのメッセージが重要な意味を持っていたことがわかった。
フォーカス21
第五回目のセッション(Free Flow F21)
フォーカス21で自由行動のセッション。
白いモヤモヤの中。ちょっとフォーカスをはずすと眠ってしまい夢の世界に入ってしまう。いろいろなものが見えた。巨大なキリンみたいな構造物(コンクリート製)がゆっくり歩いている。それをずっと上空から見ている。巨大なアーチ状の橋を見つける。中が線路になっていてジェットコースターのコースのように見える。横には中華風のデコレーションがある。橋をどんどん登り(列車で?)、途中から反対側へ降りていく。
向こう側に行ったらFocus 21よりもずっと上に行ってしまうんじゃないかと思い、途中から引き返す。

第六回目のセッション(WaveVII Tape 6、F21 Free Flow)
フォーカス21へ。白い雲海の上に出た。ちょうどジェット機で高空を飛んでいるときの景色みたい。
自分が乗っている乗り物が見え、その行く手に雲海と空の境界が青く見える。
上空は暗い。
ちょうど太陽が金色に輝きながら出てきたところだ。静かで安らか。
モンロー研で学んだこと
1) モンロー研でいうところのFocus10、12、15、21という意識状態は真性体外離脱をしなくても体験できる。
どちらかというと、意識の状態としてはBi-locationのような状態と思われる。
つまり意識の一部はまだCHEC Unit内の体の中にありながら、意識の一部が別の場所、次元に行く。
体の感覚は残っているし、体を動かすこともできる。
意識としてはまだ体にしっかりつながっている。こんなに体のことが感じられながらでいいのというのが正直な感想。
それでも、Focus12ではキャサリンの香水のにおいを感じられたのだ。真性体脱では体から一度抜け出すと、もう体のことは忘れている。
キャサリンの存在を感じた(においで)とき、キャサリンがやっていたのはBi-locationという手段。
2) モンローのテープを実践する場合、眠気があるとかえってじゃまになる。
意識はむしろはっきりしているときの方が良い結果が得られる。
眠いとFocus Levelに集中できなくなり、どこかへ意識がドリフトしたり、別のことを考え出すからだ。

Taidatsu
http://www.geocities.jp/taidatsu/monroe1.htm
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